モンゴルというより、ウランバートルはどんどん変わってきています。
店は、日本の銀座並みの物が出現して、超高級品がならべられ、それだけ首都に住むモンゴル人の生活水準が上がってきたのでしょう。
街を走る車も、ランドクルーザーやベンツのジープといった高級車で、しかも新車がじゃんじゃん走るようになりました。
あいかわらず、その隣をぼこぼこにへこんだり、ガムテープでミラーを取り付けたり、果ては、馬も一緒に走っていたりはするのですが。
レストランは、町を歩くたびにあちこちに新築開店です。
新築と言っても、アパートの1階の歩道に張り出して、レンガや材木でちょいと作るのですが。
しかし、昨日見たビルは本格的に建設されたものでした。
郊外には、どんどん、マンションが建ち、その回りにさまざまな生活用品を扱う店や食堂、レストランが開店するのです。
恐ろしいくらいの、発展の様子です。
すこしずつ、首都の物価はあがりつつあり、地方との格差がどんどん広がっているように思えます。
テレビでの宣伝も日本と変わらない高級品や生活様式が展開されています。
ウランバートルはモンゴルではない、別の生き物のように、成長しいろんなものを取り込んでいます。
去年からの1年間のかわりようをみて、更に、今も激しい変化を遂げているのを見ていると、来年がどのようになっているのか想像もできません。
私はこちらでは、何も生産しない消費だけの生活です。
このままの生活でいいのかなぁ。と、ふと、気がついてしまったのです。
まだ、気がつきたくなかったなぁ。
帰国まで、76日、お気楽生活のままで居たかったなぁ。
とことん、楽しむだけのつもりで来たのだから、そのままでもよかったのになぁ。
何で、今気がついたんだろう。
気がつかなかったふりをしようか。
それも、まだ、今ならできるなぁ。。。う~~~ん。