今週の金曜日からRO-DOKU音戯草子 2012『99のなみだ~涙がこころを癒す~』朗読会 が始まります。
6/1から6/3まで/会場:ニッポン放送イマジンスタジオ(有楽町駅、日比谷口3分/千代田区有楽町1‐9‐3)【料金】前売4千円/私が出演するのは6/1(金)19時~開演の部/作品は金広賢介さんという方の作品で「縁切り」・・・・・・「縁切り神社」というのが出てくるのですよ。いまどきそんなところがあるのだろうかと思いましたが、…たくさんありましたよ!! 京都の「安井金比羅宮」というところが有名なようです。主祭神の崇徳天皇は戦により寵妃烏丸殿と別れてしまったため、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶ちきってくれるのだとか。同じく京都の「鉄輪の井戸」謡曲『鉄輪(かなわ)』に出てくる井戸で、嫉妬深さから男に捨てられた女性が貴船へ「丑の刻詣り」をし、鬼と化して夫と後妻を呪い殺そうとしたが陰陽師安倍晴明に阻まれ、女はこの井戸に身を投げた。都内にも板橋区に「縁切榎」が…。この木の下を婚礼の行列が通るとその縁組みは不縁になると言われ、皇女和宮が14代将軍徳川家茂に嫁いだ際には、迂回路を新たに造ってまで避けて通ったという榎の木です。悪縁は切ってくれるが良縁は結んでくれるのだそうです。
願い事が書き込まれたお札と絵馬・・・。 管理人の方が各地で収集してきた絵馬の写真を公開している「絵馬の殿堂」なるページも見つけてしまいました。どこか愉快な願いごともあるものです。
「縁切り」というのは本来、男女の縁だけでなく、酒、病気、その他いろいろ縁を断ちたいものすべてなのだそうです。現在の私には、断ち切りたい悪縁は今のところないようなのですけれど、この公演を通じて新しい良縁に恵まれますように…と願っております。
◆6/1(金)のプログラム◆1.『我慢 』 日栄洋祐・丸山千珠子・会田未来・川地純平 2.『縁切り』山崎勢津子 3.『今年のレタス』市井沙耶香・瀧川英次 4.『旅立ち』松井一憲・鶴巻尚子・高山京子・井戸陽・三浦聡美 5.『理想の家族』天宮良・清水優子
ご来場をお待ち申し上げております!!