夏がすき…!! 7月生まれのせいか夏の日差しが好きです…♪

山崎勢津子です!ぐるーぷ・ふらいぱんは10年間活動しましたが解散しました。私は今後、朗読を中心に活動してまいります!

稽古・・・其の二

2008-04-26 | Weblog
 5月30日に上演されるVoice Collection 2008の演出家による稽古が4月16日にありました。私は藤沢周平氏の「桐畑に雨の降る日」を朗読します。
さて、私はフツーに朗読したつもりでしたが、何しろ早いと・・・25分で稽古していましたが、30分になるように!!との指示がでました。私はどうしても走ってしまうのですね。。。困ったものです!! これから約1ヶ月…楽しくも、辛い日々が始まります。課題は山盛り・・・できるかな・・・不安です。
物語はまたご紹介するとして、題名「桐畑…」の「桐」について調べてみました。

桐の名称の由来
桐は高さ15mにもなる落葉高木。桐という字は「木」編に「同」と書き、木と同じだがゴマノハグサ科の名からわかる通り草の仲間。桐が多くの木と異なる性質を持つことを表しているようです。また桐は始め伸びた葉よりも植栽2年後に一度根元から切ったほうが良く成長する性質があるため、「一度切る」ところから「キリ」の名がついたとも言われています。

花について
桐は5月ごろに紫色の花を咲かせます。

葉について
桐の葉は国内の広葉樹の中では最も大きいとされています。

成長について
桐の成長は大変早く10年から15年で製材出来るようになります。杉は80年、松は40年かかることから比べ木材の中での大変早いことがわかります。

柔らかく復元力がある
桐は柔軟性、弾力性に富み小さな傷なら回復させることも可能です。

湿気に強い
桐は水分を吸収し難く、桐板の表面から水が内部に浸透することがありません。

乾燥に強い
桐材は乾燥すると水分が少なくなるため空気の出入りが容易になります。

自己呼吸する
桐材は湿度の多い時は膨張し、湿度が少ない時は収縮するという性質をもっています。そのため、上記の他に腐りにくいという特徴もあります。

軽い
桐の比重は0.28~0.3と日本産で最も軽い木材です。

光沢があり暖かい
白木地に柾目、板目とも光沢があり、熱を反射するため触れると暖かく感じます。

燃えにくい
桐の熱伝導性は小さく、桐の発火点は425℃と言われており、杉が240℃程度であることからも発火し難いようです。

 “桐箪笥は燃えにくい”と言われていますよね。木と同じで桐!!なんて知りませんでした。女の子が生まれると桐を植えて、嫁に行くときに箪笥にするといいますね。15年もたてば箪笥が作れるほどに大きくなるところからも、普通の樹木とは違うのですね。
実家に母の桐の箪笥がまだあります。私が小さい頃一度「削りなおし」というのをしたときは、真っ白にきれいな箪笥になったのを覚えています。今はまた茶色になってしまいました。
題名の「桐畑」というのも、木なのに畑??と思ったのですが、箪笥などを作るために桐が栽培されていたのですね。この作品に出てくる桐の畑は、東京の溜池山王のあたりのようですよ。
4月30日は3回目の稽古です・・・あ~ぁ・・不安で一杯です!

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