新緑の深い素晴らしい季節になりましたね、窓の外には雀達が巣作りりやひっきりなしに雛にえさを運んで行き来する様子がそこかしこに観察できて、眼も心も楽しませてくれています。命が躍動しているのを見るのは心地よいものです。若い飼い主さんが、元気一杯でぴちぴちしたフレブルを連れて意気揚々と散歩しているのを見ると嬉しくなります。20年近く前は自分もあんな感じだったかな、とも思ったり。その頃、自分は老犬にはあまり興味がなかったように覚えますが、今では、犬種問わずお年寄り犬が背中を丸めてひょこひょこ歩いているのに出くわすと、眼を奪われます。そしてその傍らを飼い主さんがゆっくりゆっくり歩を進めていく様子をじっと見送ってしまいます。いつも見かけるその子達の姿を一日見ないだけで、気になってその都度家人に報告し、翌日また姿をとらえて、ほっとして「大丈夫、いたよー」とまた報告します。家から犬猫たちがいなくなってもう2年以上経ちますが、やっぱりずっと彼ら人間以外の生き物が気になってしようがありません。
去年12月末に発生し今年世界を浸食しつつある疫病 COVID19、新型コロナは私たち人間の生活に影を落としていますが、人間社会で飼われている動物達にはどんな影響が及んでいるのでしょう。
人間にとって災厄と言えるこのウイルス伝搬とそれに伴う人間社会への作用が、せめて動物達にとっては大きく負の方向に働かないことを願います。
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