みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

祭りの空気を求めて

2009年07月22日 15時50分53秒 | 気ままにお出かけ
yatai005.jpg: 綿菓子の屋台
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=3.3, SS=1/15s), +1.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

綿菓子の屋台。

真っ黒な夜の中に裸電球をつるして客を集める。

店の裏では発電機がうなりを上げる。

熱気が渦巻く。

浴衣の客が吸い寄せられる。祭りの空気を求めて。

花火に心洗われ

2009年07月21日 14時35分14秒 | 気ままにお出かけ
hanabi097A.jpg: みなと祭の花火
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1/8s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

今年も行ってきました、みなと祭の花火。

一点から光が放たれたかと思うと、巨大な光の筋が一帯を飲み込みます。

今年も花火を見に来たんだなぁ。しみじみ。

光の筋一本一本は無意識のうちに心の底まで深く届き、黒く濁った世界を少しずつ押し流します。気づけば、日々の時間とともに沈殿した黒い感情の残渣 (ざんさ) が波にさらわれるように引いていきます。

hanabi097B.jpg: みなと祭の花火
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.3, SS=1/8s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

目にゴミが……。砂ぼこりかな? 何だろ? 灰?

風向きの関係か、ときどき花火の燃えかすが顔に落ちてきます。それほど花火に近い場所です。

確保した場所は、花火に一番近い場所。これ以上は打ち上げ場所に近づけません。花火はすぐ頭上に打ち上がります。迫力ある花火を楽しめるはず。ただし、あまりに打ち上げ場所に近すぎて、この場所で撮影すると、花火と一緒に周囲の状況を写し込むことはできません。写真としてはイマイチですが、今回は撮影するより見て楽しもうと思っていました。カメラは、あくまでお祭りの情景を撮るためのもの。バッグには、標準ズームレンズを付けたカメラだけが放り込んであります。

でも、何度となく大輪の花火に飲み込まれているうちに他の人にも見せたくなって、結局カメラを引っ張り出すことに。だったらちゃんと機材を持ってきなよ、とひとり言。いいのいいの、一脚でも撮れるんだから。

hanabi097C.jpg: みなと祭の花火
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=3.3, SS=1/8s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=24mm (35mm-equivalent: 36mm)

右目はカメラのファインダーに当て、左目では実際の花火を見ています。

撮るなら、アングルファインダーを持ってくればよかった。花火がすぐ頭上に開くので、カメラも急角度で構えなければなりません。アングルファインダーがあれば楽に撮れたはず。おまけに焦点距離36mm (35mm判換算) なんかで構えるものだから、花火を追いかけきれずに、ときどきフレームアウトしちゃうのよ。



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夏の夜に舞った雪のかけら

2009年07月20日 16時04分52秒 | 日常のあれこれ
ふわり。

きめ細かくて なめらかな風が、窓からふわりと舞い込みました。

おやすみ前の、真っ暗な夜からのご挨拶 (あいさつ)。

夜が うちわで ひとかきしただけの風。

エアコンから吹き付ける風より柔らかくて、かき氷のように甘い風。

部屋に迷い込んだ風は、羽衣のように広がったかと思うと、とけてなくなりました。

さながら、手のひらに落ちた雪のかけら。

夏の夜に舞った雪のかけら。

ねぎま丼

2009年07月19日 14時34分21秒 | デイリーお気楽グルメ
お手軽、焼き鳥丼。我が家の定番メニューです。前にもこのブログで紹介してますね。

今回はねぎま丼です。

甘いタレがたっぷりとご飯に染み込んで、焼き鳥を100%堪能 (たんのう) できます。

私は串 (くし) を1本ずつ抜きながら食べます。まず串を1本取り上げて肉を抜き、その1本分を食べたら、次の串から肉を抜きます。

うちの母は、食卓に並べる前に串を全部抜いてしまいます。理由は、食べるときに手が汚れるから。まぁ、最初に抜いちゃえば手は汚れないけど、焼き鳥の雰囲気がなくなっちゃうじゃん。

パンプス、ごめん

2009年07月18日 15時56分58秒 | 日常のあれこれ
昨夜はすごい雨でした。会社から帰るタイミングが、運悪く雨の強い時間帯に当たったようでした。

滝から降り下りるかのような大粒の雨が風に乗ってビル街を水浸しにします。

数メートル歩いただけで靴が濡れるのが分かりました。足になじんでお気に入りのパンプスなのに。こんな局地的豪雨に見舞われると分かってたら、処分してもいいような靴を履いてきたのに。

後悔先に立たず。

ぐちぐち言っていても家には帰れないので、あきらめて歩き続けます。

幸い、信号は青です。

こんな雨の中、赤信号で待たされちゃたまんないよ。

つま先立ちになり、水たまりを避けながら、慎重に一歩一歩足を運びます。

横断歩道を渡り切る手前で、行く手をはばまれました。

足元に、大きな水たまりができていました。

水たまりと言うより、池と言うほうが分かりやすいでしょうか。金魚や鯉 (こい) でも泳いでいそうなほど立派な水たまりです。池になりきれない理由は、きっと“ししおどし”が置かれてないから。

左右を見渡しても、数メートルの範囲内に水たまりを避けて歩道に上がれる場所はありません。かと言って、池を避けて車道をさまようわけにもいきません。

覚悟を決めました。

ジャボ

水たまりに足を突っ込みました。あーあ、お気に入りのパンプスが……。本革で高かったのに。まだ数ヶ月しか履いてないのに。

足を突っ込むと、パンプスどころか、足首まで浸かりました。

ジャボ、ジャボ、ジャボ……

対岸に渡り終えた頃には、靴の中で水が泳いでいました。歩くたびに、靴の中で水がぐちょぐちょともだえ、声高に存在を訴えます。

ストッキングもべたべた。電車の中でもずっと気持ち悪かったよー。