原作名:魔法先生ネギま!
作者:子藤貝
最終更新日:2014年3月28日
評価:B
サイト:ハーメルン
http://novel.syosetu.org/5283/
[あらすじ]
両親を殺され、仇には死に逃げされ、父の残した刀と伝えられた剣術以外には何も残されず、鬼道に堕ちた少女。誰かに殺されるために生き、生きるために殺し続けてきた果てに出会ったのは、もう一人の鬼、吸血鬼エヴァンジェリン。
時は折しも1980年代に入ったばかり。魔法世界では、メガロメセンブリア連合とヘラス帝国間の緊張が高まっている最中。
自分達を打倒できる英雄を求め、二人の鬼の暗躍が始まる。
[文章]
三人称。誤字脱字の類は少な目。各話も文章量が多く読み応えあり。
[総評]
エヴァンジェリン悪堕ち系。
緩い言い方をすれば「私達を倒せる英雄を捜しに行く」な話なのだけれど、原作の温い展開はない。英雄になり得る候補がいれば見逃し、悪の素養を持つ者がいれば育つのを待つ。英雄だろうと悪だろうと、自分達に比肩できる実力を持った時に刈り取る。正統か邪道かはさて置き、ラスボスの貫録が溢れていてカッコイイ。
原作時期に入ってからやや失速した感があるのだけれど、これは仕方ない。原作開始前の大戦時に、終盤レベルの勇者と魔王の戦いをやってしまっては、レベル一桁(推定)のネギの行動が物足りなくなるのは必定。ネギの成長に期待。
しかしエヴァらの魔法世界の大戦時からの介入により、タカミチやクルトの心境に変化あり? ネギの生い立ちや木乃香の立場も微妙に変化。刹那の過去にも思わぬ落とし穴……。ネギパーティーそのものにも獅子身中の虫が紛れ込み、前途多難なのは確定。
エヴァの悪役ぶりが光る作品。
作者:子藤貝
最終更新日:2014年3月28日
評価:B
サイト:ハーメルン
http://novel.syosetu.org/5283/
[あらすじ]
両親を殺され、仇には死に逃げされ、父の残した刀と伝えられた剣術以外には何も残されず、鬼道に堕ちた少女。誰かに殺されるために生き、生きるために殺し続けてきた果てに出会ったのは、もう一人の鬼、吸血鬼エヴァンジェリン。
時は折しも1980年代に入ったばかり。魔法世界では、メガロメセンブリア連合とヘラス帝国間の緊張が高まっている最中。
自分達を打倒できる英雄を求め、二人の鬼の暗躍が始まる。
[文章]
三人称。誤字脱字の類は少な目。各話も文章量が多く読み応えあり。
[総評]
エヴァンジェリン悪堕ち系。
緩い言い方をすれば「私達を倒せる英雄を捜しに行く」な話なのだけれど、原作の温い展開はない。英雄になり得る候補がいれば見逃し、悪の素養を持つ者がいれば育つのを待つ。英雄だろうと悪だろうと、自分達に比肩できる実力を持った時に刈り取る。正統か邪道かはさて置き、ラスボスの貫録が溢れていてカッコイイ。
原作時期に入ってからやや失速した感があるのだけれど、これは仕方ない。原作開始前の大戦時に、終盤レベルの勇者と魔王の戦いをやってしまっては、レベル一桁(推定)のネギの行動が物足りなくなるのは必定。ネギの成長に期待。
しかしエヴァらの魔法世界の大戦時からの介入により、タカミチやクルトの心境に変化あり? ネギの生い立ちや木乃香の立場も微妙に変化。刹那の過去にも思わぬ落とし穴……。ネギパーティーそのものにも獅子身中の虫が紛れ込み、前途多難なのは確定。
エヴァの悪役ぶりが光る作品。