FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

20201222

2020-12-22 06:00:00 | 映画

遊戯シリーズ 最終作
処刑遊戯です。

本作はお笑い要素一切なし
製作者は”サムライ”で行こう
ということらしいんだけど
まあ、そこは日本映画です
前作までのいい加減な銃器の考証
というほどかね
アドバイザーを入れたらしいんだけど
多分、ねらわれる役のトビー門口氏がそれだと思うのよ
最も危険な遊戯の よくわからないM1 カービンの改造銃から一転

ボルトアクションの狙撃銃を使います。
ボルトアクションといえば、大都会Part2で
松田優作さん演じる徳吉刑事はよく犯人逮捕のシーンで
メーカー不明のスコープ付きボルトアクション銃を使っていたんですが
Part3では徳吉刑事が出てこなくて
団長がソウドオフショットガンを持ち出してくるので
このボルトアクションは使われなくなるというか
出てこなくなります。
もったいないよね、のちの西部警察でも特殊部隊の狙撃銃
MGCのM16E1をいじったものが多かったりして
あれ使えばいいのに
と思いました。

狙撃の様子

ヒロインは歌手のリリィさん
きれい

狙う相手は組織の中で”知りすぎた男”
特務機関の知りすぎた男を雇われ殺し屋が狙う
まあ凡庸といえば凡庸
でもね、かっこいいのよ(笑)

使うはM1911
ちゃんとBLKしてカートが出ます
さすがに殺人遊戯のラスト近く立ち回りで
7発撃って7回スライドさせるってのはねぇわな
それでトビーさん呼ばれたのかしら
まあトビーさんもいろいろとうわさのある人で
昔ガンショーで同業者らしい人が
すごい悪口いってのを聞いたことがあります
”一回勝負しろっていったんだよ。だけどあいつねげてばっかでさ”
なんか似たようなにおいにする人でした
当時、トビーさんは、カスタムモデルガンやパーツ売って
ソレが結構な金額だったからねぇ
その、カスタムガンというのがまた問題で
ステージガンであるような触れ込みで
ほぼノーマルなモデルガンを売っていたという
まあ別に悪いことでもないんですが
それは1丁10万円となれば話は別でしょう
いまなら10万円のモデルガンもありますが
1980年代半ばですからね


これはワルサーPPKかな
リリィにバーであるウイスキーを教えられる

それがオールドクロウ
これいま、ジム・ビームの傘下らしいんですが
ジム・ビームって今サントリーが持ってんだよな
このオールドクロウ
大沢在昌先生の佐久間公シリーズにワンシーンだけ出てきます
多分時代からはんだんして標的走路だとおもうんですが
主人公の友人の沢木がバーで頼むんですよ。そしてバーテンに
”今、オールドクロウよく出るだろ”と言わせています
主人公の佐久間公はそれをいぶかしがるんですが
大沢先生は沢木に
”優作が映画の中飲んでんだよ。ボンクラどもがまねしてんのさ”
と言わせています。
この沢木という男、バラクーダクーダにのっていたり
職業不詳の遊び人だったりするんですが
モデルは時代を考えると、自動車評論家の福野礼一郎氏ではないかと
冒頭で今まで使っていた時計(懐中時計)を修理に出すのですが
そこの主人が森下愛子さん
すげえかわいいです
あろうことか、鳴海を時計好きと知ってナンパします(笑)

ラストは時計を取りに来るんですが、まだ修理が上がっていなくて
詫びる、主人に対して
代替で借りていた、時計との交換を申し出ます。
続編を望む声もあったようですが
この時計の交換こそが、スタッフのこれが完結編でsることの表れなんですね
最後のセリフがしゃれているというか
メタフィクションというか


ソフトはこれが入手しやすく安いですかね

まあ何はともあれ楽しい映画でした。


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