FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

20191207

2019-12-07 06:00:35 | 今日の一枚
防衛省発表
新小銃決定



小銃決定というより
拳銃もきまったから新装備決定ですかね
予想通りのHOWAです
競合したのはこの2機種

ドイツのH&K

ベルギーのFN
H&Kはねぇ なんというかドイツ軍がバックについているので
経営は万全なんだけど、作るものが・・・
今回候補になったHK416、H&Kではもう開発が止まっているっぽいんですよ
ドイツも新小銃の選定が始まってんですが
これがまたよくわからない
G36という樹脂をたくさん使った銃を採用したんですが
中東で熱問題を起こしているんでそれを解決できなかったからじゃないかと思うんですが
「通常」の銃は金属なんで発射熱は銃全体に伝わって逃げていくんですが
樹脂の場合は銃身のほかは少ししか逃げ道がない
そこらへんに問題があったんじゃないかと思うんですよ
そんなんでドイツ軍の評価テストで銃に問題ありと結論付けられて
裁判起こしたりしてね
そんな中で、金属フレームに回帰してできたのがこのHK416
米軍のM16/M4を近代改修したって触れ込みで
トイガンしか触らない層には意味不明でひいきしている人も多い
でH&Kがドイツの新小銃のトライアルにこのHK416を提出していないんです
H&Kは2017年に
「当社は、当社が独自に設けた3つの分類に該当しない国がおこなう新たな入札には参加していない」
1.NATO加盟国
2. 「NATO加盟に相当」である日本、オーストラリア、ニュージーランド、スイスや国際的に透明性の高い国
3.イギリスの国際経済誌であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットによる民主主義指数から判断された国
こういう指針を出していて日本への売り込みに意欲を見せているんですが
こんな

HK416のいろんな悪評に対応するようなデザインの銃を出してます
既存の供給先に対してはいいのかな
旧式をあてがわれているというイメージをもたれるのを
銃のメーカーというのはすごく嫌うんだけど
小銃は供給の安定性の問題からどうしても
国内生産をせざるを得ない
そうするとなるべき大規模な設備のいらない方式にしたいと思う
HK416はアルミダイカストの工場が必要になるし
まあそれをHOWAが持つか外注でやらせるかの選択になるわけですが
アルミダイカストって結構大変よ
そうなるとS-CARかHOWAか
FNは、まあこれもなんだな
S=CARは5.56mmと7.62mmをコンバージョンできるようになっているので
柄が大きい
そうなると候補の時点ですでにHOWAに決まっていたようなものです。
HOWAと防衛省の癒着??
いえいえ、これが国内の複数メーカーのハナシならともかく
ウエのような理由で国産化は必須なので
消極的選択もしかたがないんですね



現行のロングストロークピストンを継承するか
ショートになるか
ダイレクトインピジメントということは無いですね
この、画部ブロックの図からは


拳銃はどうするんですかね
採用が決まったのは
一番下のH&K製
一番上は開発が1980年代でちと古い
ダイハード2でX線に写らないと
嘘こかれた銃ですな
開発が継続されているし
何よりアメリカで公的機関に多く採用されている
じゃあこれを・・・とならないのですが
たぶんね、これ、1980年代に作られたものが
樹脂の寿命が来てるのがあるらしいんですよ
アメリカで破損のニュースとかが出るとまたマスコミがうるさいでしょ
もしかしたらダイハード2あたりの記述をねたに
一時期ハイジャックスペシャルなんてあだ名を拝命していたりしたので
これもマスコミの騒ぐねたになりかねない
berettaは、最近米軍正式を降りているので
これもまたイメージの問題が付いて回る
まあH&Kが無難ですな
といったら SFP9に重大な欠陥があったらどうしよう
H&Kだしなぁ

どっとはらい


コメント (1)
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