このところ宵の明星として日没後の西天で目立っている金星を撮ってみました。
【内合3週間前の金星】
キヤノンEOS60Da + EF400mmF5.6L USM ISO100 F8 露出時間1/2000秒
AFでピント合せ 手持ち撮影 トリミングあり
肉眼ではとっても明るく見えるので丸い姿を想像してしまいますが、結構細くなっているんですよ。
3年前に200mm望遠レンズで撮影し、三日月形が何とか分かる画像を紹介しましたが、
400mm超望遠レンズでは比較的簡単に写し出すことができました。
強拡大した画像がこちら↓
大気の揺らぎで、部分的に若干歪んだイメージになっていました。低空なんで仕方ないです。
高度はこれから日毎にどんどん下がって、太陽に見掛け上近づいていきます。
で、3週間後の1月11日には内合(地球-太陽間で、太陽と同じ方向に位置する状態)となって、
一時的に見えなくなり、それ以降は明け方の東天に見えるようになります。
内合前後は地球に近いので大きく見えるということで、形が写しやすいんです。
金星は望遠鏡を使っても表面の模様は見えませんが、月のような満ち欠けが観察できます。
明るいため撮影では高速シャッターが切れるので、手持ちでも割と簡単に形が捉えられます。
宵の空に見つけられるのも、あと2週間ちょっとの間ですが、もう1回ぐらい狙おうかなぁ?
400ミリ望遠での撮影でみるとお月さんと同じように見えるんですねェ。
高度が時間ごとに下がりますが宵闇に輝く一番星は綺麗です。