■映画：ブラッド・ダイヤモンド■2008.11.17

ブラッド・ピットならぬ、レオナルド・ディカプリオ主演のアフリカ内紛映画。



我々アジア人にとって、アフリカは未知の世界だ。
人種間による内戦の多い地域。
かつて「ブラック・ホーク・ダウン」で武器商人が発していた言葉を思い出す。


「これは私たちの戦争だ。歴史を作っている」


部外者になる国連やアメリカ軍はアフリカの地になにを見るのだろう。


世界のダイヤモンド市場には闇のルートがあり、供給源はアフリカだ。
採掘権奪取のため、国政軍と他軍との内戦。
巻き込まれる市民。
市民にとってもダイヤモンド採掘は大事な仕事の1つ。

消費する先進国。
生産するアフリカ。

まさに「ダーウィンの悪夢」を見ているようだ・・・




「ブラック・ホーク・ダウン」までの戦闘シーンはない。
「ダーウィンの悪夢」のようなリアリティもない。
ディカプリオ主演のため物語の厚みに欠けるところは否めない。

「ギルバート・グレイプ」のディカプリオは良かった・・・


この映画はダイヤモンド市場の裏側を知るための映画です。