この映画、ついつい繰り返してみてしまう。
今日も民放での放送を見てしまった(別に悪いことじゃないけど)
ガリレオ先生が犯人?の数学者と山に登って暖をとってるシーン「この事件を解いても誰も幸せにはなれない」と数学者が言う。
終盤、ガリレオ先生が女刑事に同じことを言う。
実験中、観察することで検体に影響が出るって話を聞いた事がある。
先の台詞は、ガリレオ先生がこの事件に係ったことで最悪の結果に変わってしまったのではないかと感じているっぽい。
数学者石神は事件に係った当初、誰も逮捕されないシナリオを描いていたのかもしれない。そこにガリレオ先生が登場し、石神本人が逮捕されることで、この事件を幕引きさせるというように書き換えた可能性も考えられる。
そうなればガリレオ先生は、まさに物理学者のジレンマに陥ったことになる。
物語後半、ガリレオ先生の苦悩の表情中には、この要因もあったのかもしれない。
映画っていろんな見方ができるもんだな~と、繰り返し観てしまう要因はまさにこんなことを無意識に求めている?感じていることを探っているのかもしれない。
エンディングで石神が泣き崩れるシーン。まさに名優が演じる泣ける最高のシーンになっている。
容疑者Xの献身 ★★★★☆
オープニングの実験で先のジレンマを見せてくれたら・・・★5つ♬ w
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