今回のクリミナル・マインドはプロファイルを別の角度から見せています。
構成が、3本の出来事を1つにあわせたストーリーになっているので、番組の時間軸とは違う書き込みにしました。
1、シカゴ「アップワード・ユースセンター」
BAUのメンバー、デレク・モーガンはシカゴ出身。
デレクが10歳のとき、目の前で父親が強盗に襲われ殺された。
その後、デレクは荒れた時代を経験する。
地元には「アップワード・ユースセンター」というダウンタウンに住む恵まれない生活環境の子供たちや、いわゆる不良の子供たちをアメリカンフットボールを通じて構成させる施設がある。そのほとんどが黒人少年だ。
デレクもそこで更正の道を与えてもらっている。
施設の責任者でフットボール監督のカール・ビューフォードが、施設で更正した誰もがそうであるようにデレクの父親代わりとなる。
荒れた少年期、山小屋のキャンプなど、いろいろと父親の役目を子供たちに与えている。
10代の荒れた少年期に、加重暴行の罪でシカゴ警察スタン・ゴーデンスキーに逮捕される。
原因は、ギャング同士の喧嘩の仲裁に入ったデレクがその中の1人に怪我を負わせたというもの。
相手はストリートギャングのロドニー・ハリス。
この事件でロドニーは、頭に2~3針を縫う怪我をデレクから受けた。
起訴され有罪となるが、ビューフォードの嘆願書により記録から抹消され封印された。
デレクが15歳のとき、フットボールで遊んでいると、ボールがフェンスを越え空き地に入ってしまう。
破れたフェンスの隙間から、ボールと取るために空き地に入っていくとそこで同世代と思われる死体を発見する。
地元の家を回り、カンパして墓石を買い埋葬するデレク。
その死体は身元不明で、名前すらわからなかった。墓標には日付だけが刻まれている。
大学進学前に体の故障によりフットボールを断念することになったデレク。
その後、FBIに入り今に至る。
シカゴへ帰省するたびに、墓標の前にたち祈りを捧げている。
4年前、帰省したときに再び身元不明の少年の死体が発見された。
そして今年、母親の誕生日。
帰省したデレクは、墓標の前に立つ。
「アップワード・ユースセンター」に立ち寄り、フットボールの練習を見る。
ダミアン・ウォルターズとジェームズ・バーフィールドという少年と話しをするデレク。
その日の夕方、ダミアンが死体となって発見された。
2、スタン・ゴーデンスキー
スタン・ゴーデンスキーがまだ制服警官だった頃、一人の身元不明の黒人少年が死体となって発見される。
スタンは地元では人種差別主義者として見られている。
ダウンタウンの黒人居住区をパトロールする白人制服警官は皆、そういう目で見られる時代だっただろう。
そして10数年たったある日、同じような身元不明の黒人少年の死体が発見される。
プロファイリングの講演会に出席したスタンは、ジェイソン・ギデオン捜査官と出会う。
ギデオンにシカゴで起きた連続少年殺人事件の資料を渡し、プロファイルしてもらう。
その後、送られてきたプロファイルに書かれている犯人像を追い始めるスタン。
最初の犯行に罪悪感を持ち、その被害者に関する場所に度々現れるであろうと書かれている。
今夜、3人目の被害者が発見され、ギデオンのプロファイルにより犯人を特定し逮捕する。
3、シカゴ黒人少年連続殺人事件
母親の誕生日ケーキを囲んでささやかなパーティーを楽しむデレク。
2人の姉妹も一緒だ。
「早く孫の顔が見たい」という母親にデレクが切り返すと、玄関ドアがノックされる。
玄関先にはシカゴ警察スタン・ゴーデンスキーと相棒刑事、数人の制服警官が立っていた。
黒人連続少年殺人事件の容疑で逮捕され、連行されるデレク。
取調室に入ると「ホッチナーに電話しろ」と威圧的な態度でやり返す。
スタンがホッチナーに電話し、BAU全員がシカゴへと向かった(ガルシアは城で待機♪)
シカゴ警察に到着したBAU。
挨拶もそこそこにモーガンに会わせろと迫るホッチナー。
スタンがギデオンに挨拶に来る。
ここで、スタンがデレク逮捕に至った経緯を知るBAU。
プロファイリングによりプロファイラーが逮捕されるという非常事態に、しかも自身のプロファイリングによるものと知り、半ば意識不明wなギデオン。
「人は事実を理論に合わせず、理論を歪めて事実に合わせる」 by シャーロック・ホームズ
リードの膨大な知識も、スタンには通用しないw
ギデオンに突きつけられるデレクの過去。犯罪行為の履歴。
ホッチナーに見せると「容疑者の犯罪歴は関係ないということはない」という。
「容疑者と呼んだな」ギデオンはホッチナーを見やる。
JJはシカゴ警察で情報をまとめ、プレンティスとリードがスタンの相棒に案内されデレクの実家に話を聞きにいく。
犯罪歴のことで衝突するデレクとホッチナー。
まだ、なにか隠していることに気づくホッチナーに秘密はだれにでもあると拒む。
ギデオンにも何も話さないデレク。
この秘密が鍵を握ることになると、デレクを含むBAUは考えているだろう。
BAU本部のガルシアはJJとやり取りしながらデレクの過去を詮索していく。
封印された犯罪とともに、デレクの過去が開かれていく・・・
カール・ビューフォードがダミアンの母親を連れてシカゴ警察にやってくる。
カールとスタンは旧知の仲。ギデオンたちとも話をするカール。
ギデオンが初めて対面するカールに、確信に近い疑いを持つ。
忠告を一蹴するスタン。
その直後、デレクが逃亡したことを全員が知る・・・
ジェームズ・バーフィールドに声をかけるデレク。
「秘密」を体験したデレクはジェームズに山小屋の出来事を問いただす。
ジェームズが口に出せない「秘密」に、デレク自身の過去を見る。
そして、対話することで過去を「秘密」を払拭するために、カールの元へ行くデレク。
シカゴ黒人少年連続殺人事件は解決する。
・・・エンディング
墓標に「亡き子供たちに愛をこめて」と刻まれている。
この事件以降のデレク・モーガンはBAUの仲間たちとの距離をどうとるのか。
プロファイラーとしてのキャリアとチームとの関係に今後の展開が気になる。
(次回のエピは「最強の敵」との対決なのでうやむやになる気配濃厚ですがw)
悩みを聞くうちにガルシアと・・・いやプレンティスと?なんてことにはならないでしょうがw
#10でテロの標的に向かう車中で交わしたデレクとホッチナーの会話。
FBIで働く覚悟の認識の違いを、どこかに織り込んでいます。
ギデオンとホッチナーの考え方の違いも、このドラマをより人間臭くしている。
ゴーデンスキーが「サードウォッチ」のサニーじゃないの?と思わせ、「コールド・ケース」にも同じようなキャラがいたっけなぁ・・・そんなエピでした♪
クリミナル・マインド オフィシャルサイト
私も、今後のデレクが、如何他のメンバーと関っていくのか心配しました。
ゴーデンスキー、サニーでしたね。 タイトルは忘れましたが、劇場版の映画にも出てました。 先日は、相棒のデイビス(third watch)がCSIマイアミに出てましたね。
ブラッカイマーと聞くと見たくなりますが、パイレーツ・オブ・カリビアンは観てないのです。
韓流ドラマに、はまってた友人はいますが・・・w
サニーじゃなくサリーでしたね。失礼しましたw サードウォッチ キャスティング を見てたら、「24」のオードリーが出演していたってことに気づき今頃ビックリしましたw
デイビスのCSIマイアミですか。シーズン5の録画見まくる予定なんで楽しみです♪
そういえば「パイレーツ・オブ・カリビアン・シリーズ」がWOWOWで一時期ヘビロテでしたね。
私もまだ見ていませんでしたw