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1号機 水漏れなく注水増量へ

2011-04-26 20:10:23 | 東北関東大震災関連
1号機 水漏れなく注水増量へ NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉への注水量を増やすことで格納容器に水を満たし、原子炉の冷却を進める計画が示されています。26日は、ロボットを使って原子炉建屋の内部を調査した結果、格納容器からの目立った水漏れは確認されず、27日にも注水量が試験的に増やされる見通しです。

東京電力が事故の収束に向けて示した「工程表」では、1号機と3号機で、ことし7月中旬をめどに燃料の高さまで格納容器を水で満たすことで、原子炉の冷却を進める計画です。このうち、1号機では現在、原子炉を冷やすために1時間に6トンのペースで注入されている水の一部が蒸気となって配管を通り、圧力抑制室=サプレッションプールで冷やされて水に戻るなどして、格納容器の内部に水がたまっているとみられます。格納容器の底から水を満たす目標となる燃料の上部まではおよそ18メートルあり、東京電力は、現在の水位は6メートル程度と推定しています。この計画を着実に進めるには、原子炉への注水量を増やす必要がある一方で、格納容器から大量の水漏れがあると、汚染された水が原子炉建屋から外に流れ出るおそれもあります。このため、東京電力は26日午前11時半ごろからおよそ2時間にわたって、原子炉建屋の1階に無線で遠隔操作するロボットを入れて、格納容器や周辺の配管などから水漏れがないか確認する調査を行いました。その結果、格納容器からの目立った水漏れは確認されず、東京電力は、27日にも原子炉への注水量を1時間当たり最大で14トンのペースへと試験的に増やす方針です。東京電力は、原子炉や格納容器の温度や圧力などのデータを分析するとともに、原子炉建屋の内部に再びロボットを入れて水漏れの有無を調べ、格納容器に水を満たしても問題がないか確認を進めたいとしています。これについて、経済産業省の原子力安全・保安院は「格納容器に水を満たしても強い余震に耐えられるか確認しなければならず、試験の結果を見ながら水をどう増やしていくか判断していきたい」としています。


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