■ 劇団フライングステージ メールマガジン
■ 「ＦＳ通信」 vol.200 2024/03/15
■ http://www.flyingstage.com/
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春まだ浅いこのごろ、いかがおすごしですか。
劇団フライングステージの岸本啓孝です。
第49回本公演「こころ、心、ココロ －日本のゲイシーンをめぐる100年と少しの物語－」は、3月10日、おかげさまで千穐楽を迎えることができました。
気にかけてくださっていた方、劇場にお越しくださった方、みなさんに、あらためて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました！
劇団フライングステージのメールマガジン「ＦＳ通信」、3月号をお届けします。
■■■もくじ■■■
【01】石関 準 出演／百雀会
【02】劇団フライングステージ第50回公演「贋作・十二夜／贋作・冬物語」
【03】gaku-GAY-kai 2024
【04】劇団員の近況などなど
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【01】石関 準 出演／百雀会
石関 準が春謡妙左京として「百雀会」に出演します。
☆「百雀会」
□ 日程
2024年4月6日（土）
□ 会場
浅草公会堂
台東区浅草1-38-6
東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武鉄道浅草駅より徒歩約7分、雷門をくぐり浅草寺に向って左に入りすぐ
□ 料金
※ご招待券ございます。
劇団フライングステージ・石関 準までご用命下さい。
□ 石関 準こと春謡妙左京からのメッセージ
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桜の季節に浅草で百雀会。様々な流派の踊り好きが集まって催される会です。私、妙左京（みょうさきょう）は歌謡曲「蒼い月」「伏見十石舟」を踊らせて頂きます。水に映る月と愛しい人を思い重ね、心を焦らす恋模様を歌ったとても素敵な曲と、安土桃山時代と称される時代に桃山と呼ばれた土地が伏見です。豊臣のお城があり、各戦国大名が屋敷を構え、行き来する人と物で繁栄した時代の重要な運輸方法、水運。そのなかでも、伏見を経た水路を廻る十石舟は大変繁盛したそうです。その舟での男女の出会いの機微を踊りにした作品の二作を精一杯踊ります。師匠妙左先生は「山鹿恋灯り」と新作振り付け「ひとひらの桜」をご披露されます。春の麗らかな1日を是非浅草で。皆様のご来場をお待ちしてます。
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□ お問合せ（劇団フライングステージ）
stage@flyingstage.com
＊春謡流Facebookページ
＞＞https://www.facebook.com/shunyouryu/
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【02】劇団フライングステージ第50回公演「贋作・十二夜／贋作・冬物語」
☆劇団フライングステージ第50回公演
「贋作・十二夜／贋作・冬物語」
□ 原作
ウィリアム・シェイクスピア
□ 作・演出
関根信一
□ 日程
2024年10月30日（水）－ 11月3日（日・祝）
※詳細は確定次第、こちらのメールマガジンや、劇団フライングステージのHPでお知らせしていきます。
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【03】gaku-GAY-kai 2024
☆gaku-GAY-kai 2024
□ 日程
2024年12月29日（日）－ 30日（月）
□ 会場
シアター新宿スターフィールド
新宿区新宿2丁目13-6 光亜ビルB1F
※詳細は確定次第、こちらのメールマガジンや、劇団フライングステージのHPでお知らせしていきます。
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【04】劇団員の近況など
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・関根信一
「こころ、心、ココロ 日本のゲイシーンをめぐる100年と少しの物語」、無事終演することができました。
大変な2部作に取り組んでくれたキャスト、スタッフのみなさん、トークゲストにおいでいただいたお三方、ありがとうございました。
ご来場いただいたみなさん、公演を気に掛けてくださったみなさん、お礼を申し上げます。
朝日新聞の夕刊で取り上げていただいたこともあって、ひさしぶりに会う方に多く来場していただき、再会がうれしかったです。
劇中に登場する、1950年代に丸山明宏（現、美輪明宏）の追っかけをしていたという方や（第一部第三話）、1971年の浪漫劇場の三島由紀夫追悼公演「サロメ」を見たという話もうかがって（第一部第七話）、芝居が現実とつながったようでした。
昨日、公演が終わった報告の気持ちで、劇中に登場する、元夏目漱石邸の漱石山房記念館（第一部第一話）、バッシング殺人があった新木場公園（第二部第七話）、戦後、男娼たちがいた上野公園（第一部第三話）に行って来ました。新木場の公園では被害者が亡くなられた場所で手を合わせ、漱石山房記念館では、カフェで抹茶をいただいてきました。上野公園は桜が咲き始め、花見客でにぎわっていました。
昨日3月14日は「結婚の自由をすべての人に訴訟」の判決が東京と札幌でありました。
東京２次訴訟の地裁判決は「違憲状態」というもの。札幌高裁判決は、「婚姻の自由」を定めた憲法24条1項、「家族制度と個人の尊厳」を定めた2項、「法の下の平等」を定めた憲法14条1項の3つで明確な違憲判決。どちらも、一歩進んだ画期的なものでした。
「こころ、心、ココロ」のトークゲストに来ていただいた松岡宗嗣さんが、札幌の判決についてレポートしてくれているので、どうぞご覧下さい。
「婚姻の自由」同性カップルにも保障。シンプルで画期的な札幌高裁判決を傍聴(松岡宗嗣)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2e1965fc284c783a28030881eb5481a454810f64
「こころ、心、ココロ」の80名以上の登場人物の物語は、公演の幕が下りて軽くなり荷を下ろすことができたと思っていたのですが、今回の裁判のニュースを聞くと、まだまだ背負い続けていくんだなと気持ちを新たにしました。数年前には想像でしかなかったことが、現実になっていく。時代は変わるのではなく、変えていく努力を重ねている人達がいることを忘れずにいたいと思います。
フライングステージの次回公演は、gaku-GAY-kaiで上演した「贋作・十二夜」「贋作・冬物語」の再演です。
関根がお受けしている外部のお仕事もいくつかあるのですが、来月以降にご案内できるかと思います。
例年、苦しめられている花粉症、ここ数日がスギ花粉のピークと聞きました。これで一安心と思いきや、その後はヒノキがやってくるのですね。みなさんもどうぞお元気でお過ごしください。
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・石関 準
昨年はなかった本公演。今年最初の二本を無事に終えることが出来ました。ご来場下さった皆様、公演を一緒に作り上げて下さったスタッフ共演者の皆様、本当にありがとうございました。新作二本分は衣裳的にも大変でしたが、皆様のご協力で乗り切ることが出来ました。一息ついたら、4月百雀会です。その頃には花粉が治まってほしいものです。マスク必須の日々はまだまだ続きます。
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・水月アキラ
休暇を取って、水戸偕楽園の梅まつりへ。
平日の午前中は、それほど混み合っておらず、咲き誇る梅を堪能しました。
東京の蔵前神社では、ミモザと早咲きの桜が開花していて、混み合う境内で写真を撮ってから、座・高円寺へ。
週末だけ、受付とバラシの手伝いでしたが、公演も無事終了し、ほっと一息。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
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・岸本啓孝
第49回本公演「こころ、心、ココロ －日本のゲイシーンをめぐる100年と少しの物語－」。
あらためまして、本当にありがとうございました。
今回は久しぶりに終演後、お客様に直接ごあいさつすることができました！
ここ数年はかなわなかったことでしたので、とてもうれしかったです。
春とはいえ、まだまだ風は冷たい日もあるようです。
季節の変わり目、どうかお身体をたいせつに。
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発行 劇団フライングステージ
（関根信一 / 石関 準 / 水月アキラ / 岸本啓孝）
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