劇団フライングステージメールマガジンFS通信

カミングアウトしているゲイの劇団
フライングステージのメールマガジン

劇団フライングステージ メールマガジン「FS通信」 vol.182 2022/09/15

2022年09月15日 | Weblog

「FS通信」vol.182 2022/09/15

■ 劇団フライングステージ メールマガジン
■ 「FS通信」 vol.182 2022/09/15
http://www.flyingstage.com/

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秋の夜を照らす月が美しく輝くようになりました。いかがおすごしですか。劇団フライングステージの岸本啓孝です。
劇団フライングステージのメールマガジン「FS通信」、9月号をお届けします。

■■■もくじ■■■
【01】劇団フライングステージ第48回公演「Four Seasons 四季 2022」
【02】関根信一 作・演出 劇団うりんこ「わたしとわたし、ぼくとぼく」(長岡京公演)
【03】gaku-GAY-kai 2022「贋作・テンペスト」
【04】劇団員の近況などなど
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【01】劇団フライングステージ第48回公演「Four Seasons 四季 2022」

☆劇団フライングステージ第48回公演
「Four Seasons 四季 2022」

ゲイばかりが住むアパートの2022年
住人の一人が亡くなった・・・
近くに住んでたのに孤独死?
どうしたらよかったんだろう?
どうすればいいんだろう?
人生の秋に向き合うゲイたちの物語

2003年に初演した「Four Seasons 四季」
20年近くの時を経た登場人物たちがどんなことになっているのか
ゲイをめぐる世の中の変化とともに描くコメディ

□ 作・演出
関根信一

□ 出演
石関 準、井手麻渡、岸本啓孝、関根信一、中嶌 聡

□ 日程
2022年11月2日(水)‐11月6日(日)
11月 2日(水)19:30
11月 3日(木・祝)15:00 / 19:00
11月 4日(金)15:00 / 19:30
11月 5日(土)15:00 / 19:30
11月 6日(日)15:00
*受付開始、開場は開演の30分前です。

□ 会場
下北沢 OFF・OFFシアター
京王井の頭線・小田急線「下北沢」駅東口徒歩1分
世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F

*開演時と終演後にはドアと窓を開放し、場内の換気につとめます。
*入場時の非接触型体温計による検温、手指のアルコール消毒にご協力ください。
*ご来場時および観劇中のマスクの着用をお願いいたします。
*会場のトイレが非常に狭いため、お手洗いはご来場前におすませいただけますようお願いいたします。

□ スタッフ
照明:伊藤 馨
音響:樋口亜弓
衣裳:石関 準
舞台監督:岸本啓孝、水月アキラ
フライヤーイラスト:ぢるぢる
フライヤーデザイン:石原 燃
制作:渡辺智也、三枝 黎
協力:M・M・P、OVER TONE、YagiRock、CoRich舞台芸術!
企画製作:劇団フライングステージ

□ チケット料金
≪全指定席≫
・前売
一般 4,000円 学生 2,500円 小中学生 1,500円 障がい者割引 3,200円
ペアチケット 7,500円 トリプルチケット 10,500円
・当日券
一般 4,500円 学生 3,000円 小中学生 2,000円 障がい者割引 3,600円

*ペアチケット(2名)、トリプルチケット(3名)は予約・前売のみのお取り扱いです。
*学生チケットは、当日、学生証の提示をお願いいたします(小中学生は不要です)。
*障害者手帳等をお持ちの方で、ご観劇当日に受付でご提示いただける場合、
 障がい者割引チケットをご利用いただけます(ご本人様のみ。介助者の方の割引はございません。
 また、ほかの割引チケットとの併用はできません。ご理解くださいますよう、お願い申し上げます)。
*車いすでご来場のお客様は、スムーズなご案内のため、前日までにご連絡をお願いいたします。
*客席の都合上、開演後のご入場はご予約いただいた席へのご案内が難しくなります。
 開演の3分前までにご来場いただけない場合は、座席の指定を解除させていただきます。
*当日券は開場と同時に発売いたします。
*37.5度以上の発熱がある方、体調がすぐれない方はご来場をご遠慮ください。
 ご予約のチケット代は払い戻しいたします。

□ チケット取り扱い

【WEB予約】
https://ticket.corich.jp/apply/176348/

【MAIL予約】
yoyaku@flyingstage.com

【TEL/FAX予約】
03-6265-9429(フライングステージ)
*日時、チケット種類、枚数、連絡先電話番号をお知らせ下さい。
*不在の場合は留守電に「お名前、連絡先電話番号」をお残し下さい。

<先行予約> 2022年9月24日(土)10:00 から 9月30日(金)22:00 まで
*先行予約のチケット代は、事前のお振り込みをお願いいたします(振込手数料はご負担ください)。
*先行予約をいただき、お振込みの確認がとれたお客様には、事前にチケットを郵送いたします。

<一般発売> 2022年10月1日(土)10:00 から 各公演日前日 まで
*チケット代は当日精算で承ります。
*チケットは受付預かりとさせていただきます。
 郵送をご希望の場合は、ご予約の際、お知らせください。その場合、チケット代は、事前のお振り込みをお願いいたします(振込手数料はご負担ください)。お振込みの確認がとれたお客様には、事前にチケットを郵送いたします。
*お席のご希望はうかがえません。ご了承ください。

・振込先口座
 みずほ銀行 世田谷支店(店番号212)
 普通 1445541 劇団フライングステージ(ゲキダンフライングステージ)

□ お問い合せ
劇団フライングステージ
Mail:stage@flyingstage.com

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【02】関根信一 作・演出 劇団うりんこ「わたしとわたし、ぼくとぼく」(長岡京公演)

大人のぼくへ 夢は叶っていますか?

保育園に勤める30歳の健人は、男性保育士に対する保護者の偏見に落ち込み、ゲイである秘密を打ち明けられず引きこもってしまった。ある日、鏡を見ていると、1人の少女が現れて、言った。『世界を救って欲しい』少女に導かれて1997年の教室へ。そこで10歳の自分と出会い・・・

□ 作・演出
関根信一(劇団フライングステージ)

□ 出演
児玉しし丸 小原ひろみ まきのかずひこ 藤本伸江 杉浦耶麻人 むらつばきはるな 
平野萩(客演) もげ(客演)

□ 日程
2022年9月19日(月)14:00
※開場は開演の30分前

□ 会場
京都府長岡京記念文化会館
京都府長岡京市天神4-1-1 TEL 075-955-5711
http://www.nagaokakyo-hall.jp
・阪急京都線長岡天神駅西へ徒歩6分
・JR京都線長岡京駅西口よりバス7分 開田、もしくは文化センター前バス停下車

□ スタッフ
美術:岡田保(演劇組織KIMYO/かすがい創造庫) 照明:四方あさお 衣裳:さくま晶子 音楽・音響:内田アダチ 宣伝美術:イラスト/伊藤ちづる デザイン/オフィスニーフェ 濱田邦彦・千寿 写真:清水ジロー

□ チケット
前売 一般:3,000円 U-18:2,500円
当日 一般:3,500円 U-18:3,000円
※全席自由
※U-18=7歳以上18歳以下、7歳未満入場不可

□ チケットご予約
●TEL・メールでお申し込み
劇団うりんこ
TEL 052-772-1882 Mail info@urinko.jp
●urinko's STOREでお申し込み
●urinko's STORE https://urinkojp.stores.jp/
※当日は、受付にて電子チケット画面をご提示ください。スタッフがチケット画面を確認致します。
※定員になり次第受付終了致します。

●ローソンチケットでお申し込み
ローソンチケットweb予約にて購入、またはローソン、ミニストップ店頭Loppiにて購入してください。
ローソンチケット https://l-tike.com/ [Lコード:54820]

□ 主催
劇団うりんこ、「わたしとわたし、ぼくとぼく」松本公演実行委員会

□ 共催
(公財)京都府長岡京記念文化事業団

□ 協力
おとくにパオ

*関連サイト(劇団うりんこ公式HP内)
http://www.urinko.jp/repertory/cn4/pg2378303.html

*劇団うりんこ公式HP
http://www.urinko.jp

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【03】gaku-GAY-kai 2022「贋作・テンペスト」

☆gaku-GAY-kai 2022「贋作・テンペスト」

【日程】
2022年12月29日(木)- 30日(金)

【会場】
歌舞伎町シアターミラクル

※詳細は確定次第、こちらのメールマガジンや、劇団フライングステージのHPでお知らせしていきます。

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【04】劇団員の近況など
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・関根信一
劇団うりんこ「わたしとわたし、ぼくとぼく」松本公演、無事終了しました。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。松本は十代の終わりに一度訪れたことがあります。町並みはずいぶん変わった印象でしたが松本城は変わらず。松本PARCOの1階のカフェ5HORNに立ち寄りました。コーヒーとシャインマスカットのタルトが美味でした。会場の上土劇場は元映画館。温かみのあるすてきな空間。今は松本在住の友人も見に来てくれて、二十数年ぶりの再会がとてもうれしかったです。
観劇や映画の記録はこんなひと月でした。東宝「ミスサイゴン」(帝国劇場)お話は相変わらずなんだかなあというかんじでも、アンサンブルのみごとさとエンジニア役の市村正親を堪能しました。
東京演劇アンサンブル「銀河鉄道の夜」(池袋西口公園野外劇場・グローバルリングシアター)ブレヒトの芝居小屋で見ていた作品を初めて野外で。夏の夜、一緒に銀河鉄道に乗っているような気持ちになりました。野外ならでは噴水を使った演出やタワーの上からの信号手のセリフ。宙に浮かぶリングもうまく取り込んで圧倒的でした。
くちびるの会「老獣のおたけび」(こまばアゴラ劇場)老いた父が象になってしまう話。老い=象になるという設定が絶妙。戸惑いと受容と複雑な思いが残る結末。心に残る作品でした。
新派朗読劇場「対の人形」(三越劇場)渡辺えり、波野久里子の二人芝居。ある女の一生を描いたしみじみとした作品。アフタートークで語られた十八代目中村勘三郎のエピソードもよかった。
映画「スワンソング」ゲイのヘアメイクドレッサー、ミスター・パットの老いた姿の生々しさとそこから立ち上がっていくロードムービー。昔と今のゲイシーンを描いて、今も変わらないものがしっかり伝わってくる。ラスト「アグリー・ベティ」に出演してたマイケル・ユーリー演じるゲイが語る「会ったことはないけどあなたの話は祖母からずっと聞いていた」というセリフがよかった。
ナショナルシアターライブ「プライマ・フェイシィ」ジョディ・カマー主演の一人芝居。性的暴行を訴える女性弁護士の裁判劇としてだけでなく、正しさとは何か、女性がたたかうことの大変な現実を描いてずしんと来る。一人芝居は孤独な戦いを描くのに相応しいスタイル。一人ではないというイメージが広がるラストに涙。
ETV特集「看取り犬とワンダフルライフ」特養老人ホームで老人を看取るかのような犬、文福。老人と犬たちとの関わり、看取りと死。老いと死について考えさせられた。
フライングステージの稽古が始まります。郵送のDMは週明けに発送の予定です。新作「Four Seasons 四季 2022」は老いと死に向き合うゲイたちのお話。2003年に初演した作品の続編というわけでもないのですが、十数年ぶりに会う登場人物たちはなつかしく、それでもやっぱり「若かったなあ」と思わずにはいられません。実年齢よりはずっと若々しい彼らが向き合うことになる現実をコメディとして描いていきます。ヘビーな現実だからこそのコメディとして。ご来場をお待ちしています!
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・石関 準
2ヶ月前に見に行った舞台で終演後に鉢植えを頂きました。観客先着300名という特典だったのです。その時に「毎日たっぷり水をやって、今付いてる花を摘むと、その後、沢山花が咲きます。」と舞台上から案内がありました。家に持ち帰り、アドバイスに従って花を摘み、お水もたっぷり。その後、花が咲く気配は無く、葉っぱが波打って茎が曲がってきました。慌ててネットで調べると「土が乾いてきたらすこし水」という育て方が。えー。あいかわらず緑の指にはなれそうもありません。サボテンや幸福の木も枯らしてきた経験あり。去年チャレンジした多肉植物も4連続で土に還りました。ここまでいくと才能なのかも。
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・水月アキラ
新型コロナウイルス感染症に罹患してしまいました。
お盆に、福島から東京の自宅に帰りましたが、福島に戻る日に、喉の痛みと発熱があったものの、味覚障害はなかったので、市販の風邪薬を服用しながら、社宅に戻り、翌朝、熱は少し下がったので出社しましたが、昼には、また、熱が上がり、午後は休暇を取得し、社宅に帰ってから抗原検査キットで検査したところ、陽性反応。
福島県がホームページで公表していたお盆期間中の診察を行っている複数の病院に電話しましたが、診察してもらえる病院が見つからず、翌日、早朝から複数の病院に電話して、どうにか、昼近くに、午後から診察いただける病院が見つかり、指定の時間に病院へ。
車の中に待機したまま、抗原検査キットの結果写真を提示すると、薬を処方され、指定の薬局で薬(普通の風邪薬等)を受け取り、社宅に帰りました。
診療費は支払いましたが、薬は無料でした。
発症日の翌日から10日間の自宅療養。
社宅のため、上司や同僚からの差し入れや、ストックしていた食材で、食事には困らず(病院での診察の翌日、保健所からの連絡があり、無料の食材送付の案内がありましたが、差し入れが届いていたので遠慮しました。)、仕事も同僚が届けてくれたので、自宅療養生活後半は仕事していました。
熱は38.1度まで上がりましたが、すぐに下がり、味覚障害はなかったものの、喉の痛み及び咳は、なかなか治りませんでした。
ワクチンは3回摂取し、東京に戻る際には、公共交通機関ではなく、車で移動して、お盆期間中の観劇、映画鑑賞、外食など感染予防をして行ったつもりでしたが、どこで感染したか分からず、また、仕事では迷惑をかけてしまうなど、残念な結果になってしまいました。
まだまだ、余談を許さない感染状況ですので、皆様、お気を付けください。
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・岸本啓孝
宮本輝の『錦繍』(1982年・新潮社)という本が大好きで、学生時代はこの本の舞台になった西宮は阪神香櫨園と阪急夙川駅の間に小さな部屋を見つけ、暮らしていたほどです。
秋になるたび読み返したいと思いながら、読む時間をうまくつくれないまま何年もがすぎました。
十年前に別れた男と女が人生の秋を迎えてから、偶然の再会をしてはじまる、往復書簡が紡ぐ物語。この秋こそ、また読もうと思っています。
第48回公演「Four Seasons 四季 2022」も、人生の秋に向き合うゲイたちの物語。僕自身、40代も半ばに入り、人生の秋を迎えています。
今回もフライングステージならではの作品になりそうです。なかなか身動きのとりにくい日々がつづきますが、ご無理のない範囲で、ご予約、ご来場くださると、とても幸せです。
2年ぶりの下北沢・OFFOFFシアターで、スタッフ・キャスト一同、お待ちしています!
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【不明な点・お問い合わせは】
stage@flyingstage.com
あてにメールを送ってください。ご感想も歓迎しています。
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発行 劇団フライングステージ
(関根信一 / 石関 準 / 水月アキラ / 岸本啓孝)
記事に関するお問い合わせ stage@flyingstage.com
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