野の花 庭の花

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白い花弁の緑の斑点がかわいい「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)

2023年02月06日 06時39分25秒 | 

白い花弁の緑の斑点がかわいい「ジャイアント・スノードロップ」。日本で普通スノードロップと呼ばれているのは、この種らいし。樹林のなかの木陰に生育している。春の訪れを告げる花で、これが咲き始めたと聞くとそわそわする。

(2023年春 東京)

 

「ジャイアント・スノードロップ」

スノードロップの基本情報
学名:Galanthus
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / マツユキソウ属(ガランサス属)

特徴
スノードロップは可憐な草姿に白い下向きの花を1輪咲かせ、春を告げる花として人気があります。日本で一般にスノードロップの名前で親しまれている種は、英名「ジャイアント・スノードロップ」と呼ばれるガランサス・エルウェシー(Galanthus elwesii)です。そのほか、英名「コモン・スノードロップ」として、ヨーロッパでは代表的な存在として扱われるガランサス・ニバリス(G. nivalis)をはじめ、約15種が知られています。
2月から3月に開花し、6月ごろに茎葉が枯れて休眠します。夏も土壌が乾きすぎない落葉樹の下や、ロックガーデンなどでの栽培が向いており、球根を掘り上げずに夏越しさせます。ただし、G・エルウェシーであれば、球根がほかよりも大きいので乾燥にも耐え、掘り上げて9月に植えることもできます。

基本データ
園芸分類 球根,草花
形態 多年草 原産地 東ヨーロッパ
草丈/樹高 5~30cm 開花期 2月~3月
花色 白+緑(緑は斑点) 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 普通(休眠中)


パステルピンクの花弁が豊かなラン「リンコレリオカトレア・スプリング・ドーン "トップ・ロウ"」」(2022 蘭シリーズ027)

2023年02月06日 06時32分08秒 | 

パステルピンクの花弁が豊かなラン「リンコレリオカトレア・スプリング・ドーン "トップ・ロウ"」Rlc. Spring Dawn‘Top Row’。リップの奥のオレンジ色がアクセント。

(2022年冬 神代植物公園) 

■2022年蘭シリーズ

「デンドロビウム・エイマピンク・サクラ」(2022蘭シリーズ001)
「ミルトニア・アズテック "エバーグレイズ・グリーン"」(2022蘭シリーズ002)
「デンドロビウム・ベリー」(2022 蘭シリーズ003)
「レリア・ゴールディアナ」(2022 蘭シリーズ004)
「デンドロビウム・アノスマム」(2022 蘭シリーズ005)
「デンドロビウム ゴールドシュミディアナム」(2022 蘭シリーズ006)
「オンシジウム・プラニアブレ」(2022 蘭シリーズ007)
「リカステ・チタ・インパルス」(2022 蘭シリーズ008)
「プロステケア・コクレアタ 白花」(2022 蘭シリーズ009)
「プロステケア・ガリシアナ」(2022 蘭シリーズ010)
「パフィオペディルム・バルバトゥム」(2022 蘭シリーズ011)
「パフィオペディルム・セリゲルム」(2022 蘭シリーズ012)
「パフィオペディルム・ローレンセアナム」(2022 蘭シリーズ013)
「パフィオペディルム・スピケアナム」(2022 蘭シリーズ014)
「パフィオペディルム・ウィロスム」(2022 蘭シリーズ015)
「パフィオペディルム・インシグネ "オディティ"」(2022 蘭シリーズ016)
「パフィオペディルム・リーアナム」(2022 蘭シリーズ017)
「パフィオペディルム・バトルオブエジプト・アルファ」(2022 蘭シリーズ018)
「フラグミペディウム・セデニイ」(2022 蘭シリーズ019)
「フラグミペディウム・シュリミー」(2022 蘭シリーズ020)
「ミルタシア・アズテック・エバーグレード・グリーン」(2022 蘭シリーズ021)
「カトレア・ジェンマニー」(2022 蘭シリーズ022)
「カトリアンセ・トリアナエ・コエルレア」(2022 蘭シリーズ023)
「カトリアンセ・ラブ・トラディション・ユミ」(2022 蘭シリーズ024)
「ラエリア・グルディアナ」(2022 蘭シリーズ025)
「カトリアンセ・ポーシア・カニザロ」(2022 蘭シリーズ026)

リンコレリオカトレヤ スプリング・ドーン‘トップ・ロウ’

■Rlc. Spring Dawn‘Top Row’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ スプリング・ドーン‘トップ・ロウ’
(Rlc. Malibu Gem x C. Boudoir (01/01/1981)))

■花色=濃パステルピンク系
■花径=14~16cmくらいの大輪系
■花型=極整型
■弁質=厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=通常1花茎に2輪咲き
■花期=主に晩秋~冬咲き
■株姿=花径に比して比較的コンパクトで素直
■香り=良い

旧属名表記 Blc. Spring Dawn、Rsc. Spring Dawn
・ラベンダー系の名だたる銘親品種たちの血を継承した優秀品種。
・近年、アメリカの Krull-Smith社によって品種改良に重用されているようで、下記の本種の子供たちの多くが同社による交配・登録のものです。
<個体‘Top Row’について>
・整型花を生む銘親 C. Horace の影響を強く感じさせる極整型の花型が印象的な美個体だと思います。
・円く大きく斬新な配色のリップも非常に美しくインパクトがあると思います。
・性質は強健でよく増殖し、かつては営利用の鉢物としても生産されていたようで、比較的、見かける機会も多かったです。

◎Rlc. Spring Dawn の親品種の交配
・Rlc. Malibu Gem = C. Horace x Rlc. Pamela Farrell (01/01/1973)
・C. Boudoir = C. Culminant x C. Dorothy Fried (01/01/1980)