野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

白い小さな花が集まるセントウソウ (高尾シリーズ03)

2020年03月26日 09時40分19秒 | 

白い小さな花が集まるセントウソウ。うっかりすると見過ごすような小さな花だが、つぶさにみると可憐な花である。

 (2020-03 高尾山) 

 

セントウソウ

セントウソウ(仙洞草)
多年草
北海道〜九州の山野の林内や林縁などに生える。高さは10〜25cmの小型で繊細。葉は1〜3回3出羽状複葉で、紫色を帯びた長い柄があり、ほとんど根生する。小葉はさまざまな形がある。葉の間から伸びた細い花茎の先に複散形花序をだし、白色の小さな花をつける。花柄は3〜5個あり、うち1個は短い。果実は長さ3〜5mmの楕円形で、2個の分果がくっついたもの。分果の隆起線は低い。油管はない。花期は3〜5月。(野に咲く花)
学名は、Chamaele decumbens
セリ科セントウソウ属


ヘビイチゴに似た黄色い花をつけるキジムシロ(20-022)

2020年03月26日 09時21分28秒 | 

ヘビイチゴに似た黄色い花をつけるキジムシロ。大きく目立つ整った花は、春のこの時期には貴重な黄色である。「和名の由来は、花後の葉が放射状に展開し、その株の姿がキジが休むムシロに例えられたことによる」(Wiki)というがハテ。

 (2020-03 東京都 調布野草園) 

キジムシロ

キジムシロ(雉筵)
多年草
日本全土の山野の草地に生える。全体粗毛があり走出枝をださない。根出葉は3-9(通常5-7)小葉からなり、基部の小葉はしだいに小さくなる。茎葉は3小葉からなりやや小さく托葉は広卵形。花茎は長さ5-30cm、集散状に花をつける。花は黄色で直径15-20mm。萼片は鋭頭で長さ4-8mm、副萼片は同大またはやや小さい。花床に毛がある。そう果は無毛で長さ1-1.2mm。細かいしわがある。花期は4-8月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Potentilla fragarioides
バラ科キジムシロ属
走出茎をだして広がるものをツルキジムシロという。


おっとりした白の八重の椿「月の都」(椿シリーズ44)

2020年03月26日 08時29分56秒 | 

おっとりした白の八重の椿「月の都」。筒しべが少しばらける傾向があるらしい。それでもたおやかな白椿である。

(2020-03 東京都 神代植物公園) 

 

椿「月の都」

ツバキ(椿)’月の都(つきのみやこ)’ ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica cv.Tsuki-no-miyako

[産地]江戸 [花]白、八重、乱れた筒しべ、中輪 [花期]3~4月 [葉]卵状楕円、中形 [樹]立性 [来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る

 


堂々とした白バラ「ホワイト・マスターピース」(薔薇シリーズ141)

2020年03月26日 07時37分50秒 | 

「白薔薇の傑作」を自称するだけあって、堂々とした白バラ「ホワイト・マスターピース」。厚い花弁がゆったりと開く白の大輪である。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

 

バラ「ホワイト・マスターピース」

白が基調、中心がクリーム黄色になる大輪花。弁が厚くゆっくり咲きます。蕾の状態で薄く緑がかるところも魅力です。強健種で太い枝を半横張り気味によく伸ばします。花名の「マスターピース」は ” 傑作 ” を表している言葉です。

品種名 ホワイト マスターピース
ローマ字 White Masterpiece
系統 ハイブリッド ティー (HT)
Hybrid Tea
咲き方 四季咲き
香り 微香
花径 10㎝
樹高 1.5m
樹形図 1c番 半横張り
作出年 1969年
作出国 アメリカ
作出者 Eugene S. "Gene" Boerner
交配
( Revelry × Pink Masterpiece ) × 実生