野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

華麗な配色が目を引くオオミスミソウ(20-015)

2020年03月19日 09時46分56秒 | 

華麗な配色が目を引くオオミスミソウあるいは雪割草。これが自然の野草とは思えないほどである。カラーのヴァリエーションは多彩で、いくつも紹介したくなる。

(2020-03 高尾山)  

 

 

オオミスミソウ

「雪割草」は、キンポウゲ科ミスミソウ属( Hepatica )の園芸名で、北半球に9種類の分布が知られています。日本にはその中の1種類( H.nobilis )から分かれたミスミソウ・スハマソウ・オオミスミソウ・ケスハマソウが自生しています。

これら雪割草の中で最も注目される「オオミスミソウ」。自生地は新潟県を中心とする日本海側にあります。このオオミスミソウは、雪割草の中でも最も変異の幅が広く、さまざまな色や形が楽しめ、しかも性質が丈夫であるため交配に熱中する愛好家も増えています。

また、個体もさることながら色とりどりの群生の素晴らしさも言い尽くせません。早春、木立の中で愛らしい花々が咲き乱れ、互いを引き立てながら調和しあう美しさは、出会った人々にすばらしい思い出を与えてくれることでしょう。


一重の唐子咲きの椿「赤腰蓑」(椿シリーズ37)

2020年03月19日 08時45分29秒 | 

一重の唐子咲きの椿「赤腰蓑」。昨日の卜半椿とよく似ている。一重の花弁の内側で、多数の唐子弁が折り重なるように咲いている。

(2020-02 東京都 神代植物公園)  

 

椿「赤腰蓑」

ツバキ園芸品種赤腰蓑(あかこしみの)
一重唐子咲きで、花の大きさ約6.5cm、濃赤色の赤腰蓑(あかこしみの)は関西で生み出された園芸品種だそうです。冬から早春にかけて小ぶりの花が咲きます。

花。
唐子咲きのかれんな花で、唐子弁はそれそれ中折れし、何枚も重なるように整って組みたてられ、大きく盛り上がって美しいですね。外側の弁は一重です。12~3月に咲いています。

 


半八重咲きのワインレッドのバラ「ワイルド・ローバー」(薔薇シリーズ134)

2020年03月19日 07時25分54秒 | 

数日前からウグイスの鳴き声が聞こえます。もう春本番ですね。

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半八重咲きのワインレッドのバラ「ワイルド・ローバー」。ワイルドな感じで花弁が広がる。香りも強い。とても元気なバラのようである。

(2019-11 川崎市 生田緑地バラ苑) 

 

バラ「ワイルド・ローバー」


作出国:イギリス
作出年:2007年
作出者:Colin Dickson
系統:[F] フロリバンダ
交配:Spice of Life × Rhapsody in Blue
咲き方:四季咲き
花形:半八重咲き
花径:中輪(7cm・花弁数9~16枚)
香り:強香
樹形:半横張り性
樹高:180cm


葉は黄緑色で半光沢でよく茂る

スパイス系の強い芳香がある
5~7 輪の房咲きになり、花つき花もちは中程度です。
枝は頑丈で赤みがかりトゲは少ない。
樹形は放置すると180cmになりシュラブ気味になる。剪定をして整えればまとまる。
花枝が長く、真っ直ぐに伸長するので切り花にも適する。
耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。

樹形は半直立気味でまとまりがよい