一重の白い花を重そうに枝垂れさせる梅「満月枝垂」。野梅系で野梅性の中輪である。白々と冴えわたる満月に見立てたものだろう。ふっくらとした蕾は、なんともかわいげがある。開き始めの蕾がとくにいとおしい。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
一重の白い花を重そうに枝垂れさせる梅「満月枝垂」。野梅系で野梅性の中輪である。白々と冴えわたる満月に見立てたものだろう。ふっくらとした蕾は、なんともかわいげがある。開き始めの蕾がとくにいとおしい。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
名前のとおりに柊のような鋸歯をもつ椿「柊葉椿」。一重の筒咲きの紅椿だ。変わり葉の椿の一種。江戸時代の書籍にも記録されている古い品種らしい。
(2020-02 東京都 神代植物公園)
半剣弁高芯咲きのキュートな黒バラ「ブラックバカラ」。メイヤン家の作出になるバラで、大輪ではないが、独特の風貌がある。ビロードのような質感がみごと。
(2019-10 川崎市 生田緑地バラ苑)
品種名 ブラック・バカラ / ブラック・バッカラ
Black Baccara
系統 HT(ハイブリッド・ティー)
咲き方 四季咲き
花の色 黒赤色
花の形・大きさ 半剣弁高芯咲き 9cm
花の香り 微香
ブラック・バカラの花の特徴
ブラックバカラは黒バラと呼ばれる品種の一つです。赤黒いバラの中では花びらが日焼けしにくく、きれいな色が続きます。
9cmほどで大きな花ではありませんが、花付きも花持ちもよいバラです。
ブラック・バカラは、高さ1.5mほどで直立性の樹形です。もともと切り花として流通した品種なので、枝が細く、葉も小さめです。
ブラック・バカラの作出について
ブラック・バカラは、2000年にフランスのメイアン(Meilland)が作り出したバラの品種です。
交配親は、母品種が(Celica)、父品種が(Carte Noir)です。