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第三次九州遠征記…グルメ編そのいち。
☆ 三日目
博多へ移動のため、昼食はかもめ車内で長崎駅“I弁当”の「長崎 角煮繚乱弁当」。
(以下、画像参照)。
まず左上から白飯、下は地物の菜飯。
菜飯はさして“菜っ葉!”感はないものの、やはり地物というのが好ましい。
しかし(メーカーによって差はあるだろうが)最近は飯類のクオリティの上昇が
著しいのう。
真ん中はメインデッシュ。
上は角煮カツと角煮春巻…ややワルノリかとも思えたが、これが美味い!
下段のメインのものとはどうやら味付けを微妙に変えているらしく、また別カップの
ソースが非常に複雑な味わいで「別売りキボンヌ」と言いたくなるような逸品。
メインの角煮は弁当ということを踏まえて脂が白く浮ばないようあえてドライ気味。
ただしパサパサということではなく、シットリふっくらとした食感。また、意外に
味付けはこの手の角煮としてはアッサリしていてよろしい。
右上はポテトのチーズ焼きとデザートのゼリー。
チーズ焼きはやや浮いている感もあるが、他(カツとかでも)が和風なので唯一の
クリーミー系でもあるし、なにより長崎らしいトコロでもある。
右下は弁当の定番の煮物と練り物、そしてこれも地物というコンニャクの酢味噌。
煮物は薄めの味付けが好感。コンニャク酢味噌はキレのある酢味噌が角煮でコッ
テリした口をリフレッシュするには重宝。
これで¥900…相場を考えれば上々の内容。
夜は天神の屋台。
前回の店が定休日だったので、候補の中から一番宿に近いトコで。
とりあえずビール(笑)と、おでん。
地鶏の炭火焼が名物らしいけど隣の人のを見たら皿一杯(ひとりのつまみとしちゃ
多すぎ)だったので、串焼きを適当に。
付け合せのキャベツが前の店より少なかったのがチョッと残念。
ビールの残りがコップ1杯のタイミングで〆のラーメン追加。
薄いという訳ではないが、かなりアッサリ目のスープ、店の流儀か黒胡椒がダップリ。
無論、替え玉追加。
ご機嫌で宿へご帰還。
☆ 最終日
昼は“I”本店。
毎度ベタっちゃあベタだけど、コッチにある出店を利用することが多いので、味の
基準値として舌の再フォーマット(笑)。
と思ってたら、基本メニューがリニューアルだったのよ。
まあ、白は白なんでソレを1杯…うむ、濃いというか味がハッキリしている新味の
方が好みだわ♪。
ちなみに行きの飛行機で配っていた冊子状のクーポン券で替え玉無料。
ホントはコレで長崎でもカステラ屋の喫茶室のセットがタダになったんだけど、喫茶
室に行った日はクーポン忘れて、次の日リベンジしようとしたら喫茶室だけ休みだっ
たという…(涙)。
大宰府天満宮では名物“梅ケ枝餅”を喫す。
新粉餅で粒あんを包み鉄板で焼いたもので、見た目も味も飾り気の無いシンプルな
もの。持ち帰りもできるが、焼きたてをかじるが正解。
ちなみに京都の北野天満宮には粟餅と長五郎餅というのがあるが、梅ケ枝餅はむしろ
上賀茂神社の焼餅に似ているのだな。
夜は空港でまたラーメン。
「期待していないという」期待通りでございました(笑)。
☆ お土産
佐世保ではアゴ(飛魚)の焼き干と“カスポール”。
前者は駅前の露天で購入したのだが、このあと長崎市内のスーパーもあたったところ
意外なことに置いてなかったので結果的に正解。
独特かつ濃厚なダシが取れるが、首都圏ではゲラ高か、粉末のものしかないことが多い。
後者は江戸時代から伝わる平戸の銘菓。
カステラを糖蜜漬け(つーか、熱した蜜の中で揚げる感じらしい)にしたもの。
噂には聞いていたが、今まで喫したことが無かった為購入。
え~、こってり甘いです。
近似の(味の)ものとしては鶏卵素麺みたいなカスタード系の風味。日本茶よりはシア
トル系のコーヒーに合うってところは、やはり南蛮菓子。
長崎はちゃんぽんのレトルトパックとカステラ。
カステラは有名店のだけど、コッチに出店が無くてなかなか回ってこないトコの。
博多はラーメンと明太子。
これらはもうご指名買いのブランド(店)があるのでソコのを。
菓子類はチロリアンと博多の女。
多分にネタを含んでいるのだが、順当であれば私より上の世代じゃないと判らんぞ(笑)。
しかしチロリアンはサクサク食べてしまうなぁ…。
どーいうのかというと、クッキー地を薄く延ばしてクルクル巻いて焼いた中にバニラ味
だとかイチゴ味のバタークリームが入っているもの。
ちなみに博多の女は○屋○年○の「森の○」によく似てる~(笑)。
以上、グルメ編おわり。
鉄編は…はたしてあるのか??。
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3/18(火)まで不定期更新とさせていただきます。