“あぁ~明日の朝には羽田だねぇ”なんて言いながら起床。
想定外の事態になるとはこの時は全く想像もしていないわけで…。
お昼過ぎのフライトだから午前中を使って
最後にもう一か所観光。
ネパール最大のヒンドゥー教寺院 Pashupatinath。
入場料を払って少し歩くと早速この場所。
火葬場。遠目でも分かるように煙がもくもく。
準備中。 こちらはそろそろ原形を留めないくらいまでになってるかな。
なんだか人さまが火葬されるのを写真にとるなんて不謹慎のような気もしたが、
対岸はワタシ達を含め観光客たちの撮影場みたいな状態になってるし、
火葬されている直ぐ下、目の前の河では現地の子どもたちが
元気に水浴びをしてるし、めったに見れるものじゃないからってことで
お猿さんがいっぱい。
1時間くらいかけていくつかの寺院を見ながら歩いてみた。
と言っても、寺院の中はヒンドゥー教の人のみ入れるので
ワタシ達は立ち入り禁止だけど。
最後に高台から街を眺めて終了。
この後に起こった不測の事態。
空港へは11:30到着。
13:30のTGフライトなので2時間前のチェックインをするべく
模範搭乗客のワタシ達(笑)。
ここで、カウンターが開いてないことに気が付く
乗客たちはカウンター前に並んでるものの、*System down*のサイン。
ま、それじゃ仕方ないねとワタシ達も並んで待つことに。
1時間待ち12:30にカウンターオープン。
この段階で時間通りに飛ぶの?って聞いたら飛ぶとの返答だったから
急いで搭乗階へ上がってセキュリティーに並んだら
TGは遅れてるから座って待つようにと言われ、結局3時間ボーっと。
なんで遅れてるのか聞いてみたけど、空港が閉鎖してたし、機材繰りの関係で機体がまだ着いてないし的内容だった。
空港閉鎖してたの???と不思議に思いながらも、ま、システムもダウンしてたことだしねと思いながら・・・。
その後、ラウンジへみんな行くように言われてここでランチブッフェが振る舞われ、
食べ終わった乗客からセキュリティーチェックへ。
これでやっと搭乗でき、バンコクでの乗り継ぎもダッシュすればギリギリ間に合う
とホッとしたのもつかの間、搭乗してから天候が悪化し2時間弱機内で待機
これでバンコクでの乗り継ぎは絶望的
搭乗してしまってるのでカウンターへ行くこともできず、
アテンダントに乗り継ぎ便に間に合わないなぁって言ったら
一応確認してくれて、“今はここで何もしてあげられないけど、バンコクの空港で係員が待ってるから
その人たちの指示に従ってね”って。
ワタシはお休みとってあったけど、我が家の主は羽田6:40着じゃ会社は余裕で行けるとの予定だったため
大~~~~慌て でもどうしょもないもんねぇ
バンコク着後、確かにTGの係員は何人もいて、他にも乗り継ぎできなかった乗客の手続きに追われてた。
自分から言わないと誰も気づいてくれそうもなかったので“ワタシ達もなのよ~”と不機嫌ぶりアピール。
“今晩はもう便が無いから明日のNHの成田便でどお”とのこと。
羽田に車置いてあるしだったけど、成田便のが日本に先に到着なのでそうすることに。
直ぐに宿泊ホテル移動と言われ、マレーシア人の学生3人組と、フロリダへ帰る途中のアメリカ人のおばさんと共に
バンに乗り込みFour wings hotelへ連れて行かれた。すごく立派で綺麗なホテルだったけど
みんなで“ここに泊るんじゃなくて、フライトに乗りたかったよね”と苦笑。この段階で夜10時過ぎ。
ここで、アメリカ人のおばちゃんとたわいもない事をあ~だこ~だと話してたら
“今回のフライトが遅れた1連の理由は早朝に起こった飛行機墜落事故のせいだとワタシは思うわ”と。
“飛行機墜落事故どこで”とワタシたち。“知らないの~!!!”
実はこの日の朝ヒマラヤ山脈を遊覧飛行してたフライトが戻りあと一歩でカトマンドゥ空港という所で
視界の影響で墜落事故を起こしていたとのこと。全員死亡。
後で知ったけど、日本人の男子も搭乗してたんだって。
航空会社は違えども、その路線の往復を何日か前にしてたワタシたちは全身鳥肌。
なにはともあれ、翌日5時起きでまた空港へ戻り
ANAのカウンターで無事に予約がきちんと入れ直されていること、
心配だった荷物もちゃんと新しい便で乗せられるむね確認し
成田へ出発
しばらくすると機長のアナウンスで今日は香港、フィリピン上空が台風の影響があるので
通常の経路を変更して飛行するのでいつもよりフライト時間が長くなってますだって。
ネパールからの帰路はとことんついてなかったなぁ