初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第81回】金利情勢

 住宅ローン金利の情勢は、基本は長期金利の推移によって決まり、現在は0.7%程に
なっています。一時は0.6%台にもなり報道でちょっと前に取り上げられました。

 住宅ローン銀行も3メガ銀行を始めとして過去最低を更新しています。さらに顧客獲得
に向けて、オリジナルのサービスを展開しております。つまり、今は借り手市場なのです。

 でも、なかなか金利の差がどれくらいの違いになるのか解らないものです。簡単な住宅ローン
の返済で計算してみましょう。35年返済で1000万円を借り、金利の差が0.3%あると、月々の
返済額の差は2,500円です。

 月々の金額にすると少なく見えても、420回払い続けることを考えれば総額の差は、50万円を
超えることになります。

この総額の差は、ちょうど今の消費税分に相当します。金利の動向は、この1年の間に消費税負担を
なくしてくれたようなものです。

 アベノミクスにより物価上昇が見込まれると金利上昇も見込まれます。そして実際に上がり兆候の
ような雰囲気が漂ってきだすと、たちまちです。

 是非、借り手市場の今を有意義に活用して下さい。住宅ローンアドバイザーからでした^^
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