皆様、とっても良い経験が出来たようです。
本来は私もご一緒したかったのですが、
私用で伺う事が出来ずに残念でした。
しかし、皆様のご納得のお顔を拝見出来たので
一安心です。
このツアーにご参加頂くと私達がなぜ
木曽ひのきという無垢材に、ここまで
情熱を傾けるかが、ご理解頂けると
思います。
年輪が毎年毎年、僅かながらに外へ
成長し1本の柱になる訳ですが、
その過程で出来る木の模様や芳しい
薫り、元々日本人が大切にしてきたもの
を再認識出来る貴重な機会です。
木を張り合わせ、工業製品として
世に送り出す事が悪いという事では無く
カエルが水に飛び込むのを見て、
直感的に『古池や』と読む日本人の
感性と、りんごが落ちるのを見て
『万有引力』を思いつく「彼ら」との
ものの見方、考え方の違いを、木材
という材料を通じてあらためて
考えされられます。
『石は地球の造山作用の圧力によって
つくられた最も優れた自然の
圧縮材であるのに対して、太陽を求めて
空へ伸びる生命力を繊維として内包
している木材は、自然が生んだ最も
優れた引張材である。だから石で文明
を築いたヨーロッパが、圧縮の文明で
あるのに対して、木、しかも軟木を用いて
きた日本文明は引張力の文明である』
と....有名な誰かが言っておりました^^;
物に触れ、材料に即して文化を見直そう
という立場に立つとき、木のぬくもりが
、私達の国民性にどのような影響を
与えたかを考えるのは、興味深いことで
あります。
このように木の中に生きてきた民族
の歴史の中で、歴代の権力者が愛して
やまなかった木曽ひのきの魅力に触れるのが、
ツアーの醍醐味です。
宜しければご参加くださいませ。。
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