「おおしたさん」のブログです

思っていることや考えていることを、気ままに書いています。

逆子の不安とちゃんと向き合う必要性

2023年08月10日 | 安産・逆子
逆子ちゃんだから気付く事ができた。

逆子治療はもちろん頭位にする事が一番の目標ですが、それ以外に「逆子を通じて子育て脳に変えましょう!」といったことも考えて治療しています。

逆子を通じて子育てにまで思いを馳せることができれば、、
逆子をネガティブなものとしてではなく「気づき」とか「違う見方の発見」といった、新たな気持ちにすることができれば、、
逆子もまんざらではない、と思えるかもしれません。

それがお腹にゆとりを生み、より頭位になりやすくなるのではないかと思うのです。


東洋医学は心のありようまでも治療に役立てます。

不安や心配は胃腸の動きを悪くする

不安、、
それだけで動けるスペースが少なくなると思うのです。

お母さん側(帝王切開、子宮環境云々、2週早く生まれることの不安等々)の目線、、
それに胎児ちゃん(赤ちゃんただただ逆子の位置が好き、元気すぎて逆子でいられる等々)の目線を加えてみる、、
そんな「目線を変えてみる」だけで、不安が少なくなる方が多々おられます。

それだけで赤ちゃんの動きが劇的に変わる方がおられるのです。


子どもだけでなく、胎児も言う事を聞かなくて当たりまえ!
胎児も子どもも親とは別個性、親の言う事を聞くわけがないです。
良い意味での開き直りも逆子を戻すためには必要な事だ思っています。

 とはいっても、そうなれないのが本当のところだと思います。

頭では分かっているんだけど、逆子を受け入れようとすればするほど、不安が広がる、、
誰だってそうです。

一人ではなかなか難しい、、

だからそこに寄り添う伴走者がいれば、、
勇気づけられる誰かがいれば、、

「逆子は大問題!」という物語を「逆子で気づけてラッキー」といった思考に書き換えるのは一人では難しいので、治療中にお話を聞くようにしています。


逆子のお子さん、どちらかというとエネルギッシュで元気な子が多いという印象です!
それもとっても(^^♪

ところで逆子の不安で多い帝王切開ですが、、

初産30代以上の帝王切開率はなんと27.3%!

東京は30代以上だけでなく、全体のその割合は30パーセントを超えているかもしれません。

東京は後年初産の方が多いですし、帝王切開率が実に45パーセント以上の病院も多く存在しますから。

特に35歳以上での初産の方(高年初産婦)は帝王切開率が高くなる傾向にあるので、高年初産婦の多い東京では帝王切開率が高くなるのは当然かと思います。

高年初産婦は帝王切開率が高くなります。
  • 10代…13.1% 
  • 20代…17.8% 
  • 30代…27.3% 
  • 40~44歳…38.3% 
  • 45歳以上…76.0% 
公益社団法人日本産婦人科医会(分娩時年齢の高年齢化現状と問題点)
http://www.jaog.or.jp/all/document/54_120509.pdf

第54回記者懇談会(2012.5.9) 2012年なので少し古いのですが、だいたい変わっていないと思います。

実際私の周りにも高年初産婦はとても多いです。
統計と同じく、帝王切開率は高いように思います。


お灸の話をあまりしませんが、逆子治療でお灸は欠かせません!

【以下ブログより】
自宅施灸でもお腹の形は変わりますよ!
他の方が書いてらっしゃるように施術中に赤ちゃんが活発に動くこともなく、正直1回目はあまり変化を感じませんでした。
でも、お家に帰って旦那さんにお灸の話をしたところ、『お腹の形が丸くなったね』と言われました。
それまで私のお腹は左右で膨らみが違っており、少しいびつな形でした。
でも、お灸をした夜は少しふっくら丸くなったと鏡を見て自分でも思いました。
それが励みになり、お家でも欠かさず先生に教えていただいた至陰と三陰交にせっせとお灸をしました。

子育てはとても上手な方が多いです。
高齢出産の方は子育て上手な方が本当に多いです

当然ですよね。

若い方の子育てだと、わけわからないまま体力に任せて育児をする場合が多いのですが、高年初産婦さんはこれまで経験した酸いも甘いもの全てを動員して子育てするので、うまくいかないわけがありません。

「子育ては若い方が楽ですよ」というのは確かです。
体力無茶苦茶必要ですから。

でも最近の三十代は体力のある方が多いですし、心理的に成長してからの子育て、そして経済的な余裕。

親子関係も良好で、上手に育ててるなぁ、って思う方がとっても多いです。
 
私は心理的に成長する前に子育てに入っているので、30代以上での初産の方の子育ての安定感、そう思うことしきりなのです。

応援しています!


  • 鍼灸治療 
    位置と熱さ、下を向きたいという気持ち作り、下向きが楽だよと教えるきっかけ作り。
  • 体操(運動) 
    危険でない方法で気持ちよく行う。側屈も良い。
  • 睡眠 
    睡眠の質を上げるために。
  • 食事 
    冷たいとか甘いとか、どうしてダメでどう付き合う?
  • 気持ち 
    不安はお腹が固くなり、空間狭くなる。
の5つをどう改善するかがポイントだと思っています 。
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