「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

言葉が遅い…も大いに喜ぶ

2014年09月10日 | 子育て

 患者さんがお子さんについて…

「言葉の遅いのではないか?」というこ相談というか雑談というか…

 

周りの子どもはべらべら話をしている。

だけどうちの子は…

 

他の方も、よその子は幼児教育で成果をあげているのにうちの子は全くついていけない…とか…

まだ5歳なのに、英語塾やら学習塾に通ってる子が多くって…とか…

 

確かに知り合いの子は3歳ぐらいで足し算ができていましたが、思春期に入り普通の子になって、、

お母さんガックし!みたいな話も^^;

 

言葉は遅ければ遅いほど良いんじゃないかなぁ…というのは私の意見。

もちろん言葉が早い子も大いに喜んであげたい。

 

ただ、早く話す子、文字や数字が言える子、色んな事を覚えまくる子…

そういう子が良くて、遅い子は悪い…という風潮があるよう…

そう…そういう気持ちでいるのが親御さんの言葉の端々に垣間見られる。

 

けど、それってどうなのかなぁ…

いずれ言葉は身に付けるのだから、言葉(とくに文字・数字)を獲得していない時期にこそ感性が育まれるのではないか…というのが私の意見。


言葉を獲得した時から、特に文字を習得した時から感情を文字に変換して考えていく作業が始まります。

だから言葉を習得することで失われるものもあるかと思うわけです。

 

会話は大切だけど、早くから文字を学ぶのはどうなんでしょう?

(勝手に覚えていく子は別ですよ)

 

2歳は2歳、3歳は3歳、4歳は4歳、5歳は5歳…

その子の「今」を大切にするほうがより重要だと思いますが、特に一人目だとその子の「今」よりもその子の「その先」を心配しがち。

 

言葉ができないとか文字が読めないとか

まだ気持ちを言葉に変換できないからこそ、感じる部分が育つのではないかと。

 

そう思ってあまり急がせないようにしてもらいたいなぁ…


そうそう、国旗や車の名前や電車や九九や、

そういう事がすらすら言えても、大きくなれば追いつかれます。


「考える」とか「覚える」とかは小学生になってやること。

早くはじめても良いことないような、そんな感じがします。

 

子ども達、持って生まれたものがあるから、それを磨くだけで十分かと…

それも今しかできない「磨ける」ことがあるかと…


親御さんなら子どもの光る部分がわかると思う。

いっぱいその子に触れたらわかると思う。

 

それを感じ取ってなんでんかんでん一緒に喜ぶ。

 

「できない」を探すよりも「できる」を一緒に喜ぶ事を大切にしたいですね。

 

そんな感じ…かな…


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