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マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

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戒名について-曹洞宗の場合-

2007年01月07日 17時22分18秒 | □私の気ままな話
この正月に、ふと戒名って?と思い色々と考えていました。
まだまだ30代前半なんですけど。。。

亡くなったのちに付けられる呼び名。
「戒名」とか「法名」という呼び方がありますが、曹洞宗では、
「かいみょう(戒名)」といいます。

上記のように、道号→戒名→位号の順と決まっており、曹洞宗ではこの道号、戒名、
は、2文字名が原則と決まっています。

 <位号>
 居士・大姉・・・成人以上の男女で、人格・徳望衆に優れ、信仰心が厚く、社会
          や教団、菩提寺に貢献した人

 信士・信女・・・一般檀徒で、菩提寺や僧侶と親しくして信仰を深めている成人

 童子・童女・・・数え年で3歳から15歳未満の子供

 孫児・孫女・・・誕生してから、2、3歳までの乳幼児
(嬰児・嬰女)


ただ、居士・大姉の戒名料は約50万円
信士・信女の場合なら、15~30万円など、
「お値段」によるというのが現状です。

実家や親戚の位牌を見ましても、どれも居士(女性の場合は、大姉)です。



そして、私が気になったのは、「院殿号」「院号」と呼ばれるものです。

院は天皇の譲位したあとに住まわれた住まいの〇〇院(等持院など)に由来する
そうです。また院殿は天皇と武士を区別するために「殿」の字を加えたことから
由来しており、最初に院殿号がつけられたのは、足利尊氏だそうです。

しかし、今日では、教団や菩提寺に、特に貢献した信仰心の深い者に与えられる
と号だそうです。
俗に、死後、あの世で位が高くなると言われています。

たとえば、
故:川端康成氏は「文鏡院殿弧山康成大居士」と、〇〇院殿〇〇〇〇大居士
という戒名です。院殿号には、殿と大が入ります。

故:三島由紀夫氏は「彰武院文艦公威居士」と、〇〇院〇〇〇〇居士
という戒名です。

宗派は、知りませんが、大体このような感じで「院殿号」「院号」がつけられて
います。

院号で最低100万円、院殿号となると、数百万円の戒名料が暗黙の了解だそうです。

「べつに死んだ後に、そんなのいらないよ」「興味ないね」と思う人も多いでしょう。

・・・
しかし、
私は戒名料のお金云々やあの世での位のようなものには興味ありませんが
『〇〇院』と付いていることに何か惹かれるものが。。。

ちなみに、曹洞宗での道号や戒名の4文字は経典や祖録、漢詩など参考にしながら
対句で熟語とすることが多いそうです。
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