マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

【死後の世界】出現物に関する科学的考察

2006年08月24日 00時35分00秒 | ◆スピリチュアル:出現物(幽霊)
なぜ、亡くなった人は服を着た姿で目撃されるのか。
不思議ですよね。

死後生や死後の世界を「ない」と完全否定する人は、幽霊なるものを見た人の脳
の錯覚や幻覚であると断定しています。


しかし、幽霊を「見よう」と思って目をじっと凝らして見るでしょうか。
幽霊を見た人は、突然「わっ!出たっ!」という人がほとんどでしょう。



幽霊の姿かたちを象っている姿を幽体と言いますが、学問的に表現する場合「出現
物」と呼び、オカルト的に聞こえる幽体と区別しています。ちなみに魂は「意識
体」と表現します。


その出現物を見た側の脳や視覚の錯覚・幻覚とだけで死後生を切り捨てることが
できるでしょうか。それは錯覚や幻覚という言葉だけで済ますことはできません。


京都大学のカール・ベッカー教授はこのようなことを述べられています。

出現物(いわゆる幽霊の幽体)は衣服を着ており、その服や出現物は明らかに目撃
者の期待によらず、また故人の生前の愛着(好みの服装)や状況であるということ
です。



そこで・・・衣服には意識がありますか?人や動物とは違い「意識」はないでしょ
う。しかし、裸で故人が現れることはほとんどなく、何かしらのものを着ていま
す。「この服を着た亡き故人が、この場所この時間に現れ、見える」と思って目撃
できるようなことではありません。



また、目撃者は出現物(いわゆる幽霊の幽体)が出た場合はこの姿かたちだと以前
から「幽霊とはこんなものだ」と想像していたとしても、実際に目撃した場合には
違っていたりします。



目撃者側の想像・錯覚・幻覚で、いわゆる「幽霊(幽体)」がかたち作られるなら
             ↓
    ・目撃者の想像通りの姿かたちをしているはず
    ・幽霊は、目撃者の想定していない行動や発言をしないはず
    ・見えるとするならば、目撃者が幽霊が出そうだと思ったり
      考えたりした時
            


亡くなった故人の想念により「幽霊」がかたち作られるなら
             ↓
    ・故人が生前好きだった服装をしている又は故人がこうだと思っている
      姿で現れるはず   
    ・予知的な言葉や目撃者の全く知らない情報を伝えてきたりする




前者の錯覚・幻覚もまったく無いとは言えない(例えば、殺人犯が罪の意識から
被害者の姿を見るなどの幻覚は有り得る)のではないかと思います。
しかし、後者のような出現物を見た場合は、死後の世界にいる故人がかたち作った
想念の姿で、死後も生前と同じく意識があると考える余地が十分にあるのではない
でしょうか。
亡き故人が死後も意識があり、「こうだ。こういう服装が私には良い。」と思って
いる「想念」から、出現物(いわゆる幽霊の幽体)がカタチつくられているとい
うことも有り得る話だと思います。


多くの目撃証言を収集しデータ化した結果、目撃者の期待通りの出現物(服装や出
てきた幽体の態度、なかには語りかけてくる話の内容がその時分からずとも、のち
に確認すると、現れた出現物の言う通りであった等)ではないことが確認されています。


私服であったり、兵隊さんなら制服であったり、死に装束であったり・・・
故人が「死んだら死に装束だ」と思い込んでいたら、死に装束で出てくることも
十分に考えられます。


この出現物に関して、2つの種類があることをカール・ベッカー教授は述べら
れています。
それは、「意識による出現物」と「場所に属する出現物」です。



「意識による出現物」
意識による出現物とは、例えばなぜか目を覚ますと亡き母が娘の枕元に立っ
ており、「あなたの子供が危ないわよ。早く見に行きなさい。」などと現れて告
げ、娘が子供の様子を見に行ってみると息をしていなかったので慌てて救急車を呼
んだというようなことです。
これは忠告などを行っているので意識のある出現物ですね。



一方、
「場所に属する出現物」
場所に属する出現物とは、廃屋などで多くの皆が同じ姿かたちの幽霊を見たという
場合です。
どういうことかと言いいますと、その出現物は多くの人に「見た!見た!!」と
目撃され、目撃される場所が同じで、目撃証言を聞くと同じ動き(ドアから入って
きて右に曲がりそして消えた、書籍を持って歩いていた等)をしていることです。

これは、実は2006年4月に福島大学の飯田史彦教授が「ツインソウル」の著書
で述べていた「残存思念」とまったく同じ現象であり、俗っぽく表現するといわゆ
る「意識の無い幽霊」とでも言いますか、大勢で幽霊を見たという目撃証言はこの
タイプがほとんどだそうです。

生前に故人が行動していた動きが残存として残っていることが原因で、このような
意識体の無い出現物が、ある特定の場所にその亡き故人の生前の思いが残っていて
出現するものだそうです。
特に自殺の現場(名所)などで「長い髪の女の人でワンピースを着て、手にはベ
ージュのカバンを・・・」などと多くの目撃証言が出る場所も、実は亡き故人の意
識体はすでにそこにはなく思念がこびり付いた投影のようなものであることが分か
ってきています。(しかし・・・同一人物で、語りかけて来て、毎回話す内容が
違う場合には、そこに意識体も残っているでしょうけど(恐) 未浄化霊・・・)




この「場所に属する出現物」を、臨死の実体験で語られた飯田教授によると、
地上を見ると多くの光が見えたが、そのなかで意識の無い(意識を感じない)光
を見たと語られています。
その光に先生から意識を向けても全く反応がなく「これが、俗にいう多くの
人が同じ場所で『見た!見た!』という幽霊の正体」だと結論づけています。
そのような出現物は、他といえばビルの20階で見て、その後そのビルが解体され
20階の高さが無くなっても、もとあった20階の場所にあり続けるそうです。

したがって、飯田教授は浮遊霊や自縛霊などの存在や目撃は、意識体のない故人の
生前の残存思念から見られるものだと述べられています。
だから、恐いものではないということだそうです。


詳しくは、京都大学のカール・ベッカー教授の著書
「死の体験―臨死現象の探究」 法蔵館
福島大学の飯田史彦教授の著書
「生きがいの創造 新版(一部紹介しています)」
「生きがいの創造Ⅱ(一部紹介しています)」
「ツインソウル(一部紹介しています)」PHP

をお読みいただければ、「うむむっ!」とお思いになるかと思います。


なお、いわゆる「生霊」についても「死の体験―臨死現象の探究」で理論的に
考察されています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「再会」について | トップ | ワンギリ電話075-822... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

◆スピリチュアル:出現物(幽霊)」カテゴリの最新記事