マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

カール・ベッカー教授の「死の体験」より-生霊の出現物-

2006年11月07日 21時29分59秒 | ◆スピリチュアル:出現物(幽霊)
学者による出現物の研究では、あまり取り上げているのを見かけない、いわゆる
「生霊」について、


1863年10月3日ウィルモットという人物がリバプールからニューヨーク
行きのリメリック号という客船に乗船していたときの話を、京都大学のカール・
ベッカー教授は、克明に記録されている事例としてあげています。



10月13日早朝4時頃、特等船室で彼は目を覚まし、寝まき姿の妻の出現物を
目撃した。
(妻はニューヨーク近辺のコネティカット州で彼が戻るのを待っていた。)
              ↓
出現物は、出入内付近にしばらく立って、彼の横に寝ていた同室客をじっと見て
いた。
              ↓
そして、とうとう決心したかのように、ウィルモットに近づき、前かがみになっ
て彼にキスをした。
              ↓
その際には、ウィルモットは同室客に何も告げずに寝てしまったが、後になって
その客もまったく同じ出現物を目撃していたことがわかった。

無事にコネティカットへ戻って・・・妻に事情を聞くと、彼の妻は次のように説
明した。12日に別の客船が座礁したという知らせが入ったので、夫人はウィル
モットのことが心配で眠れなかった。そして、ねまきを着たまま、海を渡って彼
の船を捜していると想像した。とうとう彼の船と客室を見つけ、部屋に入ろうと
したら、同室客に変な目つきで見られてしまったので、立ち止まった。

しかし、最後には勇気を振りしぼってウィルモットに近づき、キスをしたという。

ウィルモットの妻はリメリック号の様子や特等船室の詳細ばかりでなく、同室客
の様相も克明に覚えていた。



-出現物はなぜ現れるのか-
カール・ベッカー教授は、「投影された出現物のほとんどは、現れた際に何らか
の目的意識を示すと思われる。」として、詳細な記録の残るウィルモットの例を
取り上げています。

「例えば、目撃者を励ましたり、慰めたり、生前にやり残した仕事を片ずけたり、
もしくは目撃者に何らかの情報を伝えるという目的を果たすのである。」と述べ
ています。

シュマイドラーという人物は研究の中で出現物の90%までは目的を持っている
と述べているそうです。


生霊に関わる箇所はここだけですが、出現物(いわゆる幽霊)の科学的研究や
宗教の教えと対比しての研究に興味のある方は、カール・ベッカー 著「死の
体験 -臨死現象の探求」法蔵館
をご一読ください。なかなか読み応えがありますよ。

第一章 臨死体験 一 トンネルの体験
には、昭和60年10月21日に歌手のフランク永井氏が自殺未遂をした際に
ご本人が見た世界の話なども載っています。
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