マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

2010 F1 outwit GP(R.6モナコ編)

2010年05月17日 | モータースポーツ
モナコにセナ降臨!(ただし甥っ子)

熱海の道を走ると、エスティマ・ルシーダか何かが
ノロノロと渋滞を作っているシーンがあったりしますが、
西洋の熱海と言われるモナコでのグランプリも同じ。
例年、名前に反して面白くないレースが多いのですが、
今年はモナコらしさと今シーズンらしさが
上手くミックスされて中々面白いレースでした。
ところで今回の1-2フィニッシュで
本命・レッドブルがランキングを独占。
6戦もかかってようやくという感はありますが
今回のモナコがチャンピオンシップ終了の
始まりかもしれません。

マクラーレン・メルセデス
#1バトン:4点 #2ハミルトン:6点
モナコが苦手に違いないバトンは
エンジンブローに救われて(?)
粗が出ずに済んだ様子。
現役ドライバーの中で実は最もモナコが似合う男
と私が勝手に思っているハミルトンは
彼のF1モナコ史上、最も地味なグランプリでした。

メルセデスGP
#3シューマッハ:7点 #4ロズベルグ:3点
予選Q3中のシステムダウンも
皇帝のブラックパワーに違いありません。
それにしても最後の最後で一発勝負をかけた
集中力はお見事。
※後にルール違反と判明。
ニコは反発するフリをするのが精一杯か。

レッドブル・ルノー
#5ベッテル:2点 #6ウェバー:8点
私の予想に反して連勝のウェーバー、
きっとスティッグか何かが乗っているに違いない
別人の様な走りをしていましたが、
モナコは進行上、プリンセス天功に頼まないと替え玉は無理なので
どうやらアルグエルスアリに続いてウェバーも
何かが憑依した様子です。
ベッテルも悪くない走りで2位ゲットですが、
outwit GPのルール上、低得点。

フェラーリ
#7マッサ:7点 #8アロンソ:3点
マッサは車を考えればもう少しやれた筈でしたが、
今回はアロンソが余りにお粗末でした。
彼のGJはタイヤ無交換でレースを走りきっただけで
何とも彼らしくないレースでした。

ウイリアムズ・コスワース
#9バリチェロ:6点 #10ヒュルケンベルグ:4点
モナコには定型クラッシュというのが幾つかあって、
ヒュルケンベルグのトンネル追い越し車線クラッシュ
も3年に1回くらいのペースで誰かがやらかします。
ちなみにバリチェロが無造作に放り投げて
HRTのチャンドックが破壊したステアリングですが、
あれ1個で600万円くらいするそうです。
クラッシュして相当頭に血が上っているドライバーも、
必ずステアリングを元に戻しているシーンがありますが、
あれは相当高い物なので、無くしたり壊すと
監督から相当怒られるためです。

ルノー
#11クビサ:9点 #12ペトロフ:1点
クビサは今回も曲芸的な走りでフロントローと
表彰台をゲット。
放送で森脇さんがコメントをしていた通りですが
完全にクビサ仕様になっている今年のルノーで
ペトロフはこれから、かなり厳しい戦いになると思います。
逆にそれを克服したら、大したもんだと評価されるのが
F1の世界ですから、ペトロフは踏ん張りどころです。

フォースインディア・メルセデス
#14スーティル:6点 #15リウッツィ:4点
前線同様、着実にポイントゲット。
初のダブル入賞は賞賛に値します。よくぞここまで・・・
でも、突然大活躍という彼らのキャラクターも
忘れないで欲しいところです。

トロロッソ・フェラーリ
#16ブエミ:6点 #17アルグエルスアリ:4点
ようやく実力相応なレースという感じでしょうか。
派手さはありませんでしたが、こういうレースは大事です。

ロータス・コスワース
#18トゥルーリ:5点 #19コバライネン:5点
資金力に直結しない車の性能も問われるモナコで
ロータスはそれなりに頑張っていたと思います。
トゥルーリの最後はやり過ぎだと思いますが、
チャンドックに怪我も無い様なので、まぁ、仕方ないです。

HRT・コスワース
#20チャンドック:6点 #21セナ:4点
2台完走目前でしたが、トラブル/クラッシュで完走出来ず。
HRTは資金目処さえ何とかなれば実力が結構ありそうなので
今は耐える時期かもしれません。

BMWザウバー・フェラーリ
#22デ・ラ・ロサ:4点 #23小林:6点
木曜の時点で諦めムードだったザウバー、
特に何という事なく早々に消えていきました。
(次は頑張るそうです)

ヴァージン・コスワース
#24グロック:8点 #25ディ・グラッシ:2点
アロンソに追い詰められた映像で図らずも
実力差が浮き彫りなった気がします。
しっかりとブロックラインを取って
立ち上がりも丁寧にアクセルオンと
安定した走りのグロックと
終始何処に飛んで行くか分からない
突っ散らかった走りのディ・グラッシ。
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