みのり's blog

季節の中の植物たちの様子など、、、、

ツマグロヒョウモンのその後

2010-09-29 21:57:40 | 昆虫
4匹の幼虫の為にビオラの苗を6鉢購入しました。
葉を毎朝彼らの為に飼育箱に入れていましたが
食欲はあるのに なんだか元気が無い。。。。。
なので 今日はお天気も良いし 
プランターに植えた苗に1匹づつ移しました。

もう元気な事!歩きまわって 葉を食べて、、、、
やっぱり自然に帰して正解なのよね。
鳥に食べられないで、ヤスデに食べられないでネと祈るばかり。

庭で 去年 義母がくれたサクラソウの種から
新芽が沢山出て来たので
鉢に植え替えて 何気にサンショウの木を見たら
葉っぱが有りません。。。。。。
え~ マサカ? と思って良く良く見たら
  はい、2匹イマシタ。

まだ1センチくらいの幼虫ですけど
こちらはアゲハチョウの幼虫です。
今は黒と白のまだら模様ですが 脱皮して
緑色のアオムシになります。

やめて~、
山椒の葉がマルボウズになるのは当然で 
それでも 終令までに葉が足りなくなったらどうしよう?

保護しなければ 鳥や虫に食べられてしまう可能性もあるんだけど
それも仕方ないかも、、、、、、、、、、、と
この秋は 蝶にふりまわされています。

夕方5時に帰宅した4歳とママが
「幼虫が 玄関の階段のところを歩いてるんだけどぉ、、、」と

日が落ちてから 誰に踏まれるか判らないので
ビオラの苗に戻しました。
きっと蛹になるための場所を探していたんだと思うけれど。
明日起きたらすぐに見てこなくっちゃぁ、、、、、

と言う今日の日でしたが
幼虫たちは可愛いとは言えず写真は掲載できません。
(ほんとは可愛いんだけど、、、、、、、、、)

ビオラの苗に置いた幼虫たちですが
1匹は幼虫からさなぎになりつつある形です。
4歳児、いいえ、きのうから5歳になった子 が
もうダイヤモンドが付いてるね、と
ちゃんと見てましたね
蛹になると良く判る背中のキラキラが 付いて光り始めています。
も1匹は まだ葉っぱを食べています。
蛹になるための場所探しも 大変です。

アゲハの幼虫も身長が1.5センチくらい。


ショック!毎日観察していた「蛹」クン。
買い物に行く前にはいたのに 帰宅したらいない!
もう 自力では動けない状態なのに。。。。。。

庭で幼稚園児とお友達がベーゴマで遊んでいたけど
知らんふり。
しばらくして 1本向こう道の「やんちゃ3兄弟」も庭に来た、、、、
ちょうど玄関にカマキリがいて
ウチの幼稚園児が「みて~ カマキリがいるよ」
「え どこどこ?」と言った途端、素手で捕まえていた。
ウチの子は見せるだけだったのに
(怖くて近づけない、ましてや触れないウチの子は
声も出ない、びっくりして飛びあがっていたわ)
彼は捕まえて持って行った、、、、

その時 蛹が行方不明になった犯人が判ったわ。

翌日、ウチの子に
「蛹を持って行ったのは昨日の子たちなの?」
「うん、でも近くにいると思うよ(飼われていると思ってるのかな?)」
「おばぁちゃま 大事にしてたのに(自慢して見せたとたん連れ去られたのね、、、、)」


我が家では、止むなく消えていただくときには
「ありさん、ここは困るんです、ゴメンナサイ」
「蜘蛛さん ごめんね」と言う。
庭の虫たちは見るだけなのに、、、、、、、
あ、でも蚊は「これっ!」と言って叩いてしまうわね。

山歩き、、、、一番びりで歩いてきました。

2010-09-24 22:02:02 | 行ってきました

22日 「富士山の宝永火口と富士自然休養林を訪ねて」
と言う事で 行ってきました。
表富士宮口五合目から宝永火口→御殿庭→水ヶ塚駐車場まで。
お天気は晴れ。

宝永第一火口を見ながら みんなはもう少しと登って行ったけれど

↑正面が富士山 右が宝永火口第一。左は背の低い樹木たち、
私は 皆が戻ってくる場所で遊んでました。
コケモモが色づいていて 真っ赤!


採ろうとしたら 反対側はまだまだ緑色です。
でも ちょっと食べてみたら甘酸っぱくて まぁまぁ、って感じ。
オンタデは黄葉してます。
遠くの山は宝永山

さて みんなが降りて来たので次の御殿庭(ごてんにわ)へと下ります

途中昼食をはさみながら
 

ハイマツ カラマツ
ダテカンバ
ヤハズハンノキ
ハナヒリノキ
カエデ
ミズナラ


キノコは一目見て 食用!と判るの(イグチの仲間)は見つかりませんでした。
猛毒のドクツルタケはいっぱい見つけました。(苦笑)




標高がさがるにつれて樹木も変わります。
ナナカマドの実も少し色づき始め


オオカメノキの赤い実、ヤマシロギクの群生など
蝶のアサギマダラも飛んでいました。

それにしても 皆さん足が速いわ~
噴火でできた石がごろごろしていて歩きにくいのに
駿足だわ~
私が一番ビリ。年齢は そのお仲間のうちでは低いのに、、、

駐車場に出るまでの最後の30分は

森林浴しながら黙々と歩きました
10時50分出発 16時10分まで ひたすら 歩きました。


やっと生まれたわ~

2010-09-23 09:42:29 | 昆虫
ツマグロヒョウモンが 21日に羽化しました。

朝 蛹のきらきら光るところが ダイアモンドから オパールに変わっていました
あれれ、、、、もしかして今日誕生するのかしら?

11時までは ちょくちょく観察しながら庭に居ましたが
2時近くまで見ていなかったんです。
その見ていなかった間に誕生してました。
男の子だったんですね。


そして 飛んで行きました。

(4歳児が羽化して飛んでいくのを見たかったと
言いましたが幼稚園に言ってましたからね
動画に撮っておいたから ま、それを見せましたが)

まだまだ4匹幼虫がいます。
だけど採って来たタチツボスミレはもう無い、、、、、
それで2時に今度は街の中に食草を探しに行く時に
ちょっと覗いたら誕生していたわけで。

町の花屋さんにビオラ パンジーが売ってないかと
5軒目の花屋さんでじっと見ていたら
「いらっしゃいませ~」と声をかけられてしまい聞きました。
「スミレ パンジー ビオラは ありませんか?」
「10月になれば 入りますけど 今は無いですね」
「はぁ、、、、実は・・・・・云々・・・」
「匂いスミレなら有りますよ。春の売れ残りをプランターに
移植したのですが あのスミレはお高いですよ~」
「あのぉ 10枚くらいあればいいんですけど」

で 葉っぱの穴のあいたのやら 葉が黄色くなったものなど
処分するものをと言う事で無料で頂きました。

そして 4匹が蛹になってくれたら もう葉っぱは必要ないのですが
今朝 葉っぱを与えてましたら
ん! その戴いてきた葉になんと1センチのツマグロの
赤ちゃんが2匹もいるのではありませんか!!!

そうか。。。穴のあいた葉っぱはこの子たちが食べたから
穴があいていたんだわね。

遠くのスーパーのチラシに パンジーの苗が売りだされてました。
何鉢買ってくればいいのかな?

こういうのって「ドツボニハマル」ってのかなぁ


母を訪ねて三千里ってオハナシでも無いのですが

2010-09-12 20:21:02 | 昆虫

ツマグロヒョウモン蝶の幼虫が
義母からもらったスミレの鉢で 
葉っぱを食い荒らしていました。

終令近くのが1個体でまだまだ小さな個体が4個。。。

あらら 困っちゃったわ。


葉っぱが今日の食事分で無くなるわ~
この子たちの食草はスミレの仲間だけって聞いているし。
我が家も6月まではパンジー ビオラが咲いていたけど
今年はツマグロヒョウモン来なかったのね、と引きぬいて
夏のニチニチソウに植え替えてしまったし、、、、

夫が 「春に源氏山でスミレがいっぱい咲いていたじゃん」と。
食べるものが無いって可哀そうだからと
夫と スミレの葉っぱ探して歩きました。
確かこの辺にも有ったよねと
と近くの浅間山神社から探すことしました。


スミレの葉を探して三千里。。。。。。。。。
この猛暑の中、それも午後の2時に
じいさまと ばあさまは 藪をかき分けて、、、、
あの子たちの食料を探しに行ったのです。


春には沢山見たのに、、、探せない、、、、
ようやく探して これかな?と判断したのは
托葉が付いてる、種がはじけて三つに分かれている、だけ。

帰宅して
  さっそく葉っぱをあげたのだけど ちょこっとかじるけれど、
今までみたいに軸だけ残して完食と言うわけでもないし

それで 植物や蝶に詳しい友人に電話して尋ねたんだけど
採ってきたのは スミレの葉と思っていいみたいだし、
大きな芋虫(芋虫?幼虫?)はもう植木鉢の外でぶら下がったと言う事は
さなぎになる準備に入ったみたい。
まだ 2センチくらいのがいるんだけど なぜか食欲が無さそう、、、、

今年は例年に幼虫を見る6月には全く見なかったんだけど
スミレが無くなる(食草が無い)この時期に幼虫になってどうするのかしら?

さなぎになるのも見たいし 羽化するのもみたいし、、、

※幼虫は客観的にみるとグロテスクなので下のほうの続きを読む、、、、で載せます。
虫が嫌いな方はクリックしないでくださいね。

黒と赤の縦縞模様で全身にアンテナのようなトゲ、トゲが付いています。
そのトゲがとても繊細でゲイジュツテキですし
葉っぱを食べている様子は可愛いんだけどぉ、、、、、


植木鉢の中の幼虫。



鉢の外で さなぎになる準備中の1匹



蛹に変身しました。白っぽいのは実際はきらきら光る宝石のように

綺麗です。