神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

神様に頼り切る 其の1

2020-07-26 07:14:51 | イスラム教
この記事は2020年7月に私がメルマガに書いたものです。
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◎神に帰る生き方
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迷った時は”サラータルイスティハーラ”をすると
神様がどちらが良いかを教えてくれると前回は書いてみました。


巡礼月に入りました!
この月の初めの10日間は、一年の中でも特に一番良い日々とされていますので、
普段以上に、いろいろと良いことをしていけるといいですね。
例えば、神様のことをもっと思い出したり(ズィクル)
もっとお願いをしたり(ドゥアー)
寄付をしたり、
それから断食をしたり。
最初の9日間断食するのが預言者さん(彼の上に平安あれ)の慣行です。
身体的に問題がない人は、出来るだけ断食をすることをお勧めします!
(日が長くて大変ですが、がんばりましょう!)


さて、今週からは神様を”頼る心”について書いてみたいと思います。

「神様に完全に頼りきる」
これをアラビア語でタワックルと言います。
これがまたしても大事なイスラム教の要素の一つなので
少しづつ、何回かに渡って書いていきたいと思います。

まず、タワックル(神様に頼りきる)とはどういったことであるのか、について。

人間は不完全で誤ちを繰り返します。
良かれと思ってやった事が、とんでもない事態を引き起こしたり、
または、晴天の霹靂のように、全く予期しなかった事が起きてしまったり。
例えば、今回のコロナの件など一年前の私たちには想像もできなかった事態ですよね。
「どうしよう、どうしよう」とあたふたしてしまう事態が
生きていれば多々あります。

そんな時に、役に立ってくれるのがこのタワックル精神です。
「大丈夫、神様にお任せすればなんとかなるだろう。」とチラッと
思うだけでも随分と気楽になれるものです。
何しろ、神様は私たちと違って”完璧”ですし、なんでもできるお方。
そして、私たちにとって常にベストを望まれているのですから。
「神様が必ずこの事態を良くしてくれるだろう」と思えることは大変有り難いものです。
強いて言えば、
すぐ近くに、有能な上司がいるようなものでしょうか?(違うかあ?)


本当に、神様の許可なくして、何事も起きません。
そして、起きたことには必ず意味があるのです。
その意味は、時に私たちには全く分かりませんが、
「大丈夫、神様に任せよう」と思った瞬間、心の重荷が軽くなるはずです。
これがタワックルの良い点の一つ目。

そして、このようなタワックル精神を持っていると
神様により一層愛されるそうです。

神様もクルアーンの中で、
タワックルする人が好きとおっしゃっていますよ。
『本当にアッラーは信頼する者を愛でられる』
(クルアーン3:159)

ということで、
来週から少しづつ、神様に頼り切る生き方について書いてみたいと思います。
それでは、また来週。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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