神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

やるべきことに熱意を

2019-08-29 05:20:24 | イスラム教
人生は一度しかない。
だから
やるべき事をしながら生きていく。
ということを前回は書いてみました。



随分以前から、世の中の人々は

「自分のやりたいことをしよう。
 やりたくないことはやらないようにしよう。」

といった感じのことを言っています。

特に啓蒙書においては、そういったメッセージがとても多いし
もうはっきり言って”定番化した教え”のような感じさえします。

それでも、私はずーっと前から
「人生はやらなければいけない事をやるべき」
と思っていたんです。
ですから、自分の子供達にも
チラホラとそんなことを教えてはいたのですが、、、、
しかし、、

やはりあまりにも世間一般の考えと違うと
「大丈夫かな?」
なーんて正直思うことも、実はありました。

しかし、しかし、、、
私の気持ちを代弁してくれるような本にとうとう
巡りあえることができたので、
今日はそれを紹介したいと思います。

『成功おじさんの最優先ルール』
という本です。

これは1968年にアメリカで発売されて、200万部も売れた大ベストセラー。
50年近くも読み継がれているロングセラーだそうです。

50年以上前に発売されたものだから
昨今の啓蒙書をちょっと違うことが書いてあるのでしょうかねえ?

この本の著者であるチャーリージョーンズさんはこう仰っています。
「以下引用」

「成功おじさん」の第一ルールは、ふつうわたしたちが考えるような、せっせと働くというものではなく
(もちろん、働くことは必要になるが)自分の仕事に対し、気持ちをふいるい立たせるようにするというものだ。

こんな人がいる。

「ジョーンズ。きみや、どこかの重役がやっているような華やかな仕事なら、そりゃあ気持ちもふるい立つだろうけどね。
 ぼくがやっているようなろくでもない仕事についていたら、そんなふうに言ってられないと思うよ」

それでは、こっそりお教えしよう。

なんであれ、「仕事」というのは一種類しかない。

すなわち、こまごましていて、単調で、手間がかかり、やっかいで、退屈なもの。

これこそ、どんな職業についていようと、誰もが克服しなければならない課題なのだ。


たしかに、今自分がやっていない仕事にふるい立つのはたやすいだろう。

ところが、やらねばならないときや、みずから学び、成長し、計画を立て、最後までやり通さねばならないとき、仕事はそれほど楽しいものではなくなる。

しかし、「成功おじさん」の第一ルールは、ほかでもない自分の仕事に、気持ちをふるい立たせるようにすることだ。

いつかやろうと思っている仕事に対して、ではない。

たった今やっている「つまらない」仕事にふるい立て、と言っているのだ。

つまらない仕事に気持ちをふるい立たせ、喜びを見出せれば、その仕事はすばらしいものになる。


ある若者が、アイビーリーグの大学を二番の成績で卒業して、わたしのオフィスにやってきた。

「ジョーンズさん、あなたの噂を聞きました。あちこちの会社の面接を受けたんですが、どれもぴんと来ないんです。
 あなたなら、やりたいことを見つけるのに、力を貸してくださると思いまして」

わたしは思った。

かわいそうに!
ちょっとしたショック療法を施すとするか…。


「やりたいことを見つけるのに、力を貸してほしい?
 わたし自身のやりたいことさえ見つかっていないというのに、きみに力を貸せるはずないだろう?」

「ご自分のやっていることが、お好きじゃないんですか?」

私は声をあげた。

「大嫌いさ!好きなことをやってたら、満足に稼げやしないよ!」


わたしが何を好きか、ご存じだろうか?

リラックスするのが好きだ。

仕事に関するおしゃべりが好きだ。

休暇と、手数料と、昇給と、のんびりした昼食が好きだ。

それで何が得られるか?

頭痛と、落ち込みと、胸が張り裂けるような悲しみだ。


わたしが何を学んできたか、おわかりだろう。

やりたくないことにふるい立たなければ、「ほんとうに、ふるい立ちたいこと」を満足に得られないという教訓だ。


人生というのは、やりたいことをやるものではない。

現実の人生とは、やらねばならないことをやるもの。

やりたいことをやっている人たちは、最後になって、それがほんとうにやりたいことではなかったと気づく。


一方、やりたくはないが、やらねばならないことをやろうとする人たちは、最後になって、やりたくないと思っていたのが、実はやりたいことだったと気づく。

人生とは主に、やりたいことをやるものではなく、やらねばならないこと、やる必要のあることをやるものだ。

「以上」


と、、
こんなことを書いていらっしゃいます。
もう有難い!
そうそう、これこれ!

「やらねばならないことをやる。
 気持ちを奮い立てながら。」

スゴイことを書いていらっしゃるとは思いませんか。

特に”気持ちを奮い立てながら”っていう箇所がいいですよねえ。
これ、つまり
熱心に、
一生懸命に、やる。
ということではないでしょうか。


「やりたい事をやれ!」と言っている人たち。
彼らは、多分なーんだかんだと言っても
やらねばならない事をやっている、
のではないかと思います。

なぜなら、
私たちは、自分たちの人生において
いつだって何かしらの役割を担っているわけすから。

例えば、
(誰かの)親であるとか、、
夫であるとか、妻であるとか
親がまだ健在である人であったら、
(その親にとっての)子供であるとか
社会人であるとか
学生であるとか、
または一国のリーダーであるとか
まあ、一人で
いろいろな役割をこなしながら
毎日立派に生きているわけです。

そういった役割をこなすということは、やはり
「やらねばならない事を(なんだかんだと)やっている。」
わけであります。

しかし
「成功のおじさん」のチャーリーさんは
それに対し「気持ちを奮い立てさせて」
つまり熱意をもって
一生懸命に
やれと言っているわけです。

これは私も子供達によく言います!!
「一生懸命やれ!」と。
適当にタラタラやるなと
熱意を込めてやれと
(まあ、あの子達の耳には届かないのでありますが、、)
でも例え、今は届かなくても
いつかは届くと信じ、ずーっと言い続けていきたいですね。
「一生懸命、やるべきことをやれ!」と。
(嫌がられそうだなああ)
 
さて、
私たちは多くの役割をこなしながら
毎日の生活を送っているわけですが、
まずは
人間として、、、やるべきこと
、、やっているでしょうか?

それは
「神を崇拝することです。」

これを嫌だとか、好きだとかといった
感情ではなく
もう義務としてやっていく。
それも熱意をもって
気持ちを奮い立たせながら、、。

というのが、よろしいのではないでしょうか。

さて、来週からやっとこさ
「神様とはいったいどんなお方であるのか」について
考えていきたいと思います。

神様がどんなお方であるのかがわかれば、
奮い立つ気持ちも自然と大きくなることでしょう。


今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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