今日はちょっぴりまじめに本のお話。(昨日の続き。)
この本は”The giving tree"という絵本です。(ちなみに昨日の写真のおっちゃんは作者のShel Silverstein.)
テーマは、与えることと受け取ることと愛について。深いよね。
Once there was a tree,,,のありきたりなフレーズで始まるとてもシンプルな絵本なのに、悲しく、温かく、そして衝撃的なのです。
私はもう何度読み返したかわかりません。裏切られたと激昂するとき、人を憎んで心を閉ざそうと思おうとき、愛することが怖くなるときにも、この本はやさしく語りかけてくれました。
Every day the boy would come to the tree to eat apples,swing her branches,...and tree was happy.But as the boy grew older he began to want more from the tree,and the tree gave and gave and gave.......then...
以前、この本の訳本を中級の日本語クラスで使って授業をしたことがありました。テーマは、幸せについて。オーストラリアの方が、「今日のクラスをけして忘れないわ。」と言ってくれた事を思い出します。スーさん、私もあなたの幸せ論を今も鮮明におぼえています。
幸せなこと。すばらしい本との出合い。その底にある真実を垣間見る瞬間。
この本は”The giving tree"という絵本です。(ちなみに昨日の写真のおっちゃんは作者のShel Silverstein.)
テーマは、与えることと受け取ることと愛について。深いよね。
Once there was a tree,,,のありきたりなフレーズで始まるとてもシンプルな絵本なのに、悲しく、温かく、そして衝撃的なのです。
私はもう何度読み返したかわかりません。裏切られたと激昂するとき、人を憎んで心を閉ざそうと思おうとき、愛することが怖くなるときにも、この本はやさしく語りかけてくれました。
Every day the boy would come to the tree to eat apples,swing her branches,...and tree was happy.But as the boy grew older he began to want more from the tree,and the tree gave and gave and gave.......then...
以前、この本の訳本を中級の日本語クラスで使って授業をしたことがありました。テーマは、幸せについて。オーストラリアの方が、「今日のクラスをけして忘れないわ。」と言ってくれた事を思い出します。スーさん、私もあなたの幸せ論を今も鮮明におぼえています。
幸せなこと。すばらしい本との出合い。その底にある真実を垣間見る瞬間。
私の座右の銘は「情けは人のためならず」です。
高校生くらいの頃に、自分が相手を思う気持ちの分量と、
相手が私を思う気持ちの分量は、つねに一致するわけではないと悟りました。
でもそれはきっとお互い様だね。
いつ頃からか「種まく人」になりたいなあと思うようになりました。
恋については、発芽しないことのほうが多いんだけど・・・。
いやぁ、「情けは人のためならず」ですかぁ。渋い、渋いね。しびれますな。私も座右の銘さがそうっ。
うん、うん、読んでみてね。英語でも、ものすごく簡単な英語で、きっとそのほうがリズミカルで、感じるかもです。
シルベステインかぁ。。。
すごく懐かしいです。高校生くらいの時に本屋で見つけて以来、この作者の本、大好きです。ただ、個人的に倉橋由美子さんの翻訳が好きではありません。といっても、“missing pieces” 日本語訳:「僕を探しに」しか、日本語訳は読んだことないのですが。。。
倉橋由美子さんがどんな人かはわからないけれど、Silversteinを理解していないんじゃないかなぁ、と思う。
missing piecesは、Silversteinの世界から、翻訳をする際に、すごーく幅が狭く、陳腐なったように思う。だいたい、"I"を「僕」と訳していることが、気にくわないんですよ~。多分、silversteinは、僕とあなた、という組み合わせで考えてた訳じゃないんじゃないかと。それもあり得るのかもしれないけれど、「人」と「人」と言うことを言いたかったんじゃないんじゃないかと思うんです。もっと大きな、というかもっと本質的な、「絶対」とか「出会い」とか「愛」でもあり得るし、「神」でもありうる、そういう安心できて一つになれるもの、なんじゃないかと。
でも、倉橋さんの訳で、"I"は男の子になってしまって、恋愛物語みたいになってしまったように感じます。
この話、読んだことのある方どう思われます?
ちなみに、続きで"The Missing Piece Meets the Big O"
というのがあります。こちらも良いと思います。ただ、ちょっと説教くさい、というか「答え!」という感じがして、ほんとは答えなんてないことなのに、とちょっと思います。
"missing pieces"は大学生の時、自分探しをしていた私に元気を与えてくれたお勧めの1冊です。giving treeも好きです。
長くなりました。。。
翻訳って本当に難しいと私も思います。PLaa様のいうことよくわかります。訳によって死んでしまうことも多いですよね。
そういえば、タイの映画館でタイ語訳を見ていたタイの友人が、タイ語の翻訳がめちゃくちゃすぎて、何の話か最後までわからなかったとかいってました。
ああ、、でもあのバンコクの映画館のVIP席がなつかしいよぅ。
”missing pieces”今度読んでみます。
僕もとにかくこの本が好きですよ。
本当に多くの人に愛されている話ですね。