笑おう♪~Laugh and grow fat~

毎日が終わる前に今日幸せだったことを書こう。遅咲き院生Sonoの前向きプライベートブログ。

仮名手本忠臣蔵(後編)。

2007-02-03 23:51:01 | 芸術・サブカルチャー♪
連日連夜、放蕩的日々。万歳。

本日は昨日の続き。仮名手本忠臣蔵5段目から大団円の11段目まで。
見所は、七段目でしたね。
由良之介に私のひいき、吉右衛門
遊女となったお軽に、玉三郎
お軽の兄平右衛門に、仁左衛門
吉右衛門の由良之介は想像通りにすばらしく、今日もオーラがでまくりの玉三郎さんは、今日はとても愛らしく、コケティッシュな一面も十分に楽しませてくれました。仁左衛門の見えは、切れと勢い、心意気がほとばしり、すがすがしく、爽快な気分に。
本当に始終見所満載、笑いあり、涙ありで見飽きない4時間半でした

昨日お付き合いくださいましたT様、本日おつきあいくださいましたN様、ありがとうございました。この感激を共有していただいたことが喜びです

今日の着物:寒い夜対策。紬であったかく。羽織は絞りで、まるで半纏を着ているようにふんわりあたたかでした。それにしても、今日は気合の入った玉様ファンが多く、色気むんむんの玄人系着物美人がたくさんきてました。思わずうっとり。)

仮名手本忠臣蔵(前編)。

2007-02-02 23:10:04 | 芸術・サブカルチャー♪
今日は朝からお出かけ

本当に久々の歌舞伎座。それも、通し狂言仮名手本忠臣蔵。くううっ、たまりません。幸せをかみ締める一日でした
着物も久々に着ました。飛び柄の真っ青なちりめんの小紋と椿柄のサーモンピンクの羽織。黒一面の東京の街で、かなり目立ってたかも。。。

さて、今日は午前の部、大序~4段目まで。いわずと知れた松の間刃傷の場、そして扇ヶ谷塩冶判官切腹の場へ続きます。
もう、知りすぎるほど知っているストーリーなのに、どうしてこんなに私たちは忠臣蔵に惹かれるのだろう。
忠に生き、義に生き、また死んでいく人々。
自分勝手なこの世の中ではもう、信じられないこんな価値観に、それでも、まだ私たちは心動かされるのです。不思議なことです

しかし、通し狂言は策略ですな。こんなくやしい場面までで、物語の最後を見ないわけにいきません。
そんなわけで、明日へ続く。。。。
(明日は玉三郎さんが、、ああ、そして由良之介が吉右衛門さんですっ!きゃぁぁぁっ!

PS.ところで、本日の時蔵さんは、また一段と美しかった。腰元姿がそそられました

オール。

2007-01-28 06:15:17 | 芸術・サブカルチャー♪
夜遊び娘のご帰宅です。
さすがにちょっと疲れた。。。ねむねむ。。。。
でも、こんなことが罪悪感なくやれるって素敵。
修論完成万歳

久々のオール。3本立て。それもすべてオダギリジョー

アカルイミライ
スクラップヘブン
メゾン・ド・ヒミコ
どれもディープで面白かったけど、アカルイミライは秀逸だった。
浅野くんがまた背筋に電気が走るほどセクシーだった。

いやいや、今回はただオダギリジョーを見るためだけに行ったのだ。
大好きな甘い声を一晩中聞いていた。幸せだった。
切ないまなざし、凶暴な瞳、筋肉のがっしりついた背中、華奢な指、雄たけび、そしてささやき声。
もう、たまらない。約7時間は知らないうちに過ぎ去って、甘く切ない痺れだけが心に残る。さあ、このまま少し眠ろう。。。

新文芸座
毎週おもしろいテーマでオールナイトやっています。すごく意志をもったプログラム選びとその構成がマニアックで大好きです。難点は風俗街にあること。黒服のお兄さんと酔っ払いにご注意を。笑

歌舞伎マニア。

2006-09-21 01:57:52 | 芸術・サブカルチャー♪
世の中にはいろいろなマニアがいる。
今日はそんなマニアの一人Nさんと銀座歌舞伎座へ。
(そのため昨日から今日の午前まではすさまじい集中力を発揮したSono。
やはり私には日々「人参」が必要。)

本日のお目当ては、「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ」。
それも私のひいき、吉右衛門の次郎左衛門。
吉右衛門の歌舞伎は、何を見てもはずれがない。単なる演技のうまさやきらびやかさだけでない、人々を魅了し、人情を深く感じさせる、その場の人々を一気にその場面に引き込んでしまうすごさを感じる

見所は3幕目、花魁八ツ橋に愛想尽かしされ、しぼりだす一言
「花魁、そりゃあんまりそでなかろうぜ。」「播磨屋っ!!!」の声が飛ぶ。
ただのふられた男の繰言なのだが、胸のつまるような想いがせまってきて、思わず、じんわり涙が出そうになる

はぁぁぁぁ
二人で何かに酔ったかのように興奮して頬を上気させ、歌舞伎座をあとにした。
そのまま一杯ひっかけながら歌舞伎談義
いや、染五郎めっちゃきれいだったねぇ、あの声さえなんとかねぇ、、
三津五郎の悪役もよいよ、実は女形もいける、とか
福助の笑いかたはいかん、とか
玉三郎の二人道成寺は見逃してはいけないとか、しかし、体力的に限界、次はないかもとかなんとか。話はエンドレスに。
興味のない方にはなぜにそこまで盛り上がるか理解できないであろうかなり、かなりマニアックな話題で夜半まで

いつも一人でじんわり感激にひたっていることが多いので、よかったね~と喜びをシェアできるのは本当にうれしいことでした。
Nさん、誘ってくださり、付き合ってくださり本当にありがとうございました。
2月、文楽のお誘い楽しみにしています

中国茶とちまきのランチ。

2006-06-11 19:00:38 | 芸術・サブカルチャー♪
日比谷へランチへいく約束があったのに、体調が思わしくないため断念
手軽なお茶屋さんへでかける。
中国茶の専門店。
お店の人の無愛想さ具合、ほっとかれ具合、照明の暗さ、混沌とした雰囲気、どれをとっても私にとって居心地のいい空間。最近のお気に入りだ
若いお友達をつかまえてひとしきりおしゃべり。でも、私も彼女も同じように現場型で、将来を思い悩んでいるのは同じです。
外は、霧雨。こんな日にとても似合う日曜の遅いランチでした。

茶楽 
駅近、雰囲気もよく、人に教えたいような教えたくないようなお店。台湾茶、大陸茶、東南アジアのお茶まで、幅広く上質なお茶が楽しめます。おかゆやちまきのデザートつきランチもおいしい。

一服。

2006-05-13 21:00:02 | 芸術・サブカルチャー♪
今日は朝から雨。
寮でなだれのおきそうな本とプリントをぼちぼち片付ける。そんな一日。

で、めずらしく思い立って、お昼過ぎにお茶をたてた。
とはいえ、茶道のさの字も習ったことのない私は、完全自己流で、しゃかしゃか泡立てて、そのまま片手でかぷかぷ飲んでしまう
お茶をやっている方がきいたら、気絶してしまいそうな飲みっぷりなんでありますが、それでもま、いいかと、一人で楽しんでいる。
甘いお供もめちゃくちゃ。本当は今頃は紫陽花をかたどった上品な和菓子とともにいただくのが粋なのかもしれませんが、とりあえず食べたかったよもぎのあんかけ団子(う、、ホントに色気のない。。。)をぱくぱく食べながら。

お抹茶の香りと甘味と苦味。
そして、一服しているときのなんともいえない心の落ち着き方。
う~ん、これぞ、日本の心。(自己満足。)

この薄手の茶碗は、口当たりがよくとても気に入ってずっと使っているもの。
もっと白味が強かったのですが、使っていくうちに薄桃色の色が出てきて、とっても素敵。愛着のあるお茶碗です。
6年前タイへ行くときに人生の先輩にいただいたものです
タイまでもっていって、心の平静をとりもどしたいとき、あの灼熱の空気の中で、何度かお茶をたてました。
お茶をたてるたびに、くださった先輩の顔と、あの悲喜こもごものタイの部屋がいっしょにフラッシュバックしています。
ただの物にも様々なエピソードがあり、物にもいろんな思い入れがあるものですね。
あなたには大事な「もの」がありますか?

下町の祭り。

2006-05-06 20:27:04 | 芸術・サブカルチャー♪
PCにかじりつく日々から少しはなれ、上野で過ごす連休後半

暑い。
夏のような暑さに日差しを避けながら歩いていると、そこかしこに浴衣姿の女の子や、はっぴ姿のおじいちゃん、こどもたちが走り回っている
まだ、夏祭りにははやかろう。なんだろう。でもなにかある
ふらふらと路地裏に入ってみると、そこは早くも夏祭りの景色。
縦横無尽にすごい出店の量。
すごい人の数。
人の流れについていくと、大鳥居にでくわした。あ、この神社のお祭りだったか。
うお!立派な神輿。ああ、残念。もう少し遅くまでいられたら、神輿行列がみられたのに。
Check!下谷神社大祭り

母が葛飾の下町っ子だったせいか、祭りと聞くと、いてもたってもいられなくなる。
太鼓の音や花火の音を聞くと血が騒ぐ
私にも下町の血がながれているのかもしれない。
いいねぇ。下町。じいちゃんに肩車されたねじり鉢巻にはっぴの女の子。商店の入り口でビールにするめでさわぐおっちゃんたち。近所からサンダルででてきた家族づれ。ああ、これぞ日本だねぇ。

今年はいけるかなぁ。夏祭り、ほおずき市に花火大会

すこしだけ夏を先取りの楽しい一日でした

つじあやのwithウクレレ♪

2006-04-14 20:24:34 | 芸術・サブカルチャー♪
夕方、暗くなってから、本当に久しぶりにウクレレ仲間で集合。
ひさびさで、ウクレレの音もくるいまくり。弦の調整に一苦労
使ってあげないとだめですね。

今日の課題曲は”つじあやのさん”の”風になる”(ジブリ映画の「猫の恩返し」の主題歌になってたやつです。視聴できるよ
きゃぁ。かわいい
これはかわいい。(でも、できるかな、、、、。)

いままで、ソロを一生懸命ひいていましたが、これは、コードでひく曲。あいかわらずコードの覚えの悪い私
「あ、Sonoちゃん、指が反対、反対。。。。ちがう、ちがう、それはFm。。。
先生とメンバーに笑われながら、もたもた練習して、まあ、なんとかかんとかコードは押さえられそうな感じになりました。
でもおさえてる左手はよくても、右手のじゃん♪じゃん♪のリズムがどうにもこうにもついていけません。右手を意識すると、左手が混乱。左手を意識すると右手はお留守。。。
OH...NO....老年期ではあるまいし。

めきめき弾ける様になるAっちゃん。
さらに混乱する私。。。
はぁ。相変わらず不器用だねぇ。何をするにも人の倍の時間が必要なんですな。まぁ、ひつこいので、いつかはできるようになるでしょう。
でも、つじあやのさんの曲は、めっちゃいやされるぅ。
今の季節にもぴったりな曲、れれ先生ありがとう。
修論で追い詰められる毎日ではあっても、なんとかこんな時間をもっていたいものだ。
うふふ。素敵な歌を練習した日は、そのままうきうき気分。お部屋で鼻歌♪歌いながら練習しよ♪

風になる 作詞作曲つじあやの

忘れていた 目を閉じて 取り戻せ 恋のうた
青空に隠れている 手を伸ばして もう一度
忘れないで すぐそばに僕がいる いつの日も
星空を眺めている 一人きりの夜明けも
たった一つの心 悲しみにくれないで
君のため息なんて 春風にくれてやる
日の当たる坂道を 自転車でかけのぼる
君となくした思いで乗せていくよ
ララララ くちずさむ くちびるをそめていく
君と見つけたしあわせ 花のように

No3.タイアイドルに遭遇@siam

2006-03-12 02:19:21 | 芸術・サブカルチャー♪
サイアムエリアは、いわゆる原宿のようなところ。
最近サイアムパラゴンという銀座もまっさおな巨大ブランドモールができ、さらに人が集まってきている。
天下のチュラロンコーン大学もそのエリアにあり、今も、昔も学生服を着たお金持ちの学生たち、おしゃれなOLのお姉さんたちが闊歩している。

と、元学生たちと、そのあたりをうろうろするしているうちに、一人が、「きゃぁぁぁ~。」と目の色を変えて突進しだした。お、なんかあるらしい。
そこで、タイアイドルに遭遇(しらなかったけど。)。
うぉー、細い。かわいい~
そしてここでも最前列には日本人とおぼしきカメラ小僧がアイドルを見上げるように接写していた。。。おいおい日本人。。。

でも、とても細くてかわいかった。イベントが終わると、ガードなして公道へおりてきて、人々に写真をとられまくり、もみくちゃにされていた。サービスよすぎ。というか危険だよ。。。でも、カメラを向けた私にも完璧な笑顔でにっこり

ちなみにタイのアイドルの98%はハーフ、クオーター。とくにヨーロッパ系が売れっ子。こんなところもタイらしい。
いつか泰流がくるかもかも。かも。

<写真>「DREAMS」というユニットのアイドルグループ。
帽子の子はLydia。CDジャケより実物のほうがずーっとかわいかった
THAI-POPもChek it out!  Thailand Authority
                T-POP Style  

JAZZはライブで聴け!

2006-02-02 17:05:05 | 芸術・サブカルチャー♪
ある日の夜、めずらしくお誘いを受けてはじめてのBlue Note Tokyoへ。
表参道駅から数分の距離。
久々に肩を露出させるミドル丈のワンピースドレスを着てきたので、暖かなコートと首もとのたっぷしたファーでも、まだ肌寒い。
と、その入り口は、カフェやアトリエ、ファッションビルの立ち並ぶ先に突然現われた。開演までまだ時間があるのに1FとF1はもう人であふれはじめていた。

今日は、未知の世界。ハーモニカジャズ
Toos Thielemans(トゥーツ・シールマンス)御歳80以上である。
私は万年初心者なので、もっぱらピアノジャズやスムースジャズばかりを好んで聴いていて、こういう機会がなければ来なかったかもしれない。(でも実は、ピアノもかなり有名な人だったらしく、すばらしかった。)
結果から言えば、ものすごくよかった。ハートを揺さぶられる音楽とはこういうことだと感じた。切ないバラードにうるうるしたり、アップテンポの曲には思わず叫びそうになる。そんな熱いライブだった。80超えてると思えん。。なんじゃ、あのじいさん。。。
スタンディングオーベーションにこたえて、Louis Armstrongのものまねを交えながら、What a wonderful worldを。前列のゲストが感激で泣いてしまい、それにじいちゃんは感激してたくさんの投げキッスをしてた
これほど時間が短いと感じたライブは初めてだった。
一流の音楽を聴くってすばらしい。ビバ、じいちゃん。ビバ東京ライフ

JAZZって、よくわかんない。なんか難しそう。。。
そんなことをいっているあなた。
JAZZはライブで聴けハートで聴くのだ

ちなみに、ここ、ご飯もめちゃくちゃうまい。そこらのフレンチよりうまい。忙しいさなかにいったので、お酒はちびちびと。写真はお店のオリジナルカクテル「ミスティー」辛口の白ワインベースでベリーがいっぱい。ご馳走様でした