急がば嵌まれ orz

三十過ぎても、人生に疲れ気味な日々をマッタリと綴る

(;´Д`)=3はぁ・・・

2010-02-04 23:33:48 | 日々
とある会議室に4人の人間がおりました。

1人がプロジェクトマネージャー、
1人は開発チームのまとめ役、
1人は開発チームのベテラン、
1人は開発チームの若手

4人は顧客に提供するための、
新しいサービス開発のプロジェクトメンバーです。

企画やベースになる骨格部分は、
プロジェクトマネージャーが仕様を作成していますが、
具体的な設計や作業は開発チームに任されているため、
作業前に仕様や想定に問題点はないのか、
別にいい方法があるのではないかということで、
マネージャーが作ったベース案を叩き台にして意見を出し合い、
少しでもいいサービスにするための会議です。

しかし、実際に会議が始まると、
ベテランはウトウトと居眠りをしており、
若手はほとんど発言をしません。

その結果、主に話をしているのは、
マネージャーと開発チームのまとめ役の2人になります。

まとめ役は自分なりに色々なことを考えて、
アイデアを出し、資料を作成して会議に臨んでいるため、
マネージャーの作った仕様書が叩き台ということもあって、
疑問点や矛盾点がみえてきます。

まとめ役としては実際の作業を担当する以上失敗したくないので、
気がつくたびに確認を行い、自分の意見を述べます。

結果、最終的に半分程はまとめ役の意見が採用されました。

どうもマネージャーはそれが気に入らないようで、
会議の終わりにまとめ役に対して、
「いちいち批判的だ」とクレームをつけました。

最終的に意見が採用されていることから考えても、
まとめ役は内容的に間違ったことは言っていないように思われます。

確かにまとめ役は話し方が早口で声が大きいので、
受ける側によってはキツめに聞こえることは否定できないのですが、
会議で居眠りをしている人が注意もされず、
成功させるために自分なりに考えて意見を述べ、
採用された方の人が文句を言われるというのは、
マネージャーが「プロジェクトを成功させる」ことよりも、
「単純に自分の好き嫌い」でことを考えているように思われたため、
まとめ役の人間は非常にやるせない気持ちになったようです。

                             おしまい