びっき(カエル)石
座禅石・・岩の平なところで座禅を組んだ
夫婦岩
垂直にそそり立つ屏風岩
クジラの竜骨岩・・写真の右にも岩は続く
岩谷観音・・岩壁に仏像が彫られている
岩谷観音
烏が崎展望台から見る福島盆地
福島市の街の中にポツンと聳える信夫山。山の中の道はどこも傾斜がきつい。それはこの山の成り立ちから来ているのかもしれない。海底から隆起して丘となった大地が盆地を形作る陥没が起きた際に取り残されて出来た山と言われている。そのダイナミックな変動の名残りなのだろうか山の中には岩がゴロゴロしていてその形から名前が付けられている岩も多くある。中には垂直に切り立った岩に江戸時代から仏像を彫り続けて来たと言う貴重な岩場もある。その“岩谷観音”では風化が進んでしまってはいるが今でも訪れる人は多い。 マップを見ながらこれらの岩を見つけ歩くとこの山の成り立ちを感じながらの山歩きとなる。そして突然探していた岩が目の前に現れた時の感動も楽しい。 岩が尾根となって50m程続く“クジラの竜骨”。小さな信夫山の中にあって中々の迫力である。そして僧侶が岩の上で座禅を組んだと言われている“座禅岩”。さらに どうしてこの形になったのか不思議な“びっき石”。まだまだ歩き回るとおもしろい岩を見つけることが出来る。 所々で待っている展望も楽しみながらじっくりと歩くのがこの山の楽しみ方である。