善きサマリア人化計画 I wanna be Anpanman.

救命処置普及や災害救援活動、バス釣り、バイクツーリングや日々の徒然などの日記で~す。(@満州ぎょうざ)

霞水系のヌキ過ぎについて

2010年04月15日 19時30分21秒 | 釣り(バスボート・ブラックバス)
ここのところ連日放尿放水している常陸川水門ですが、ちょっとあんた、ヌキ過ぎなんじゃないですか?まるで絶倫ですねwと思い、色々調べてみました。

国交省霞ヶ浦河川事務所の情報によると、ここ数年は水位運用試験と称して、10月~翌年の3月までの期間を、基準水位+1.3メートルの水位とし、4月から順次水位を下げて行き、目標水位を基準水位+1.1mとするとありました。

つまり、本当は1.1mであるべき水位を、10月から3月までの半年間は、水位を20センチ上昇させているのです。

では、なぜ、せっかく溜まった水位を下げる必要があるのかというと、4月以降に芽吹く湖岸の植物に、波浪による浸食を防ぐためなんだそうです。

まぁお役所の言ってることなんで、どこまで実効性があるかどうかは不明ですが、とりあえずは水辺の植物に金をw 気を使っているみたいですw。

で、またイロイロ調べると、今度はアサザプロジェクトさんが国交省に噛みついていました。

なんでも、水位運用試験で水位を1.3mにされたおかげで、せっかく湖岸に増え始めたアサザが絶滅しそうなんだそうです。

↑アサザプロジェクトHP

そーいえば、昔は北浦の神宮橋周辺にもリリーパッドがありましたが、もう10数年以上前から無くなってしましたね。

水位を高くすると植物は減ってしまうし、霞水系周辺の農業や工業用水の需要も充足させねばならぬと、半年間は高めにすると…。

難しい問題ですね。

水位を増やせば、一時的に水質が改善されるだろうけど、それよりなにより、北浦に流れ込んでくる生活排水を何とかしないと、またドブみたいな死の湖になっちゃうよぉ。

オイラの地元の多摩川も、昔はひどく汚れたドブ川でした。
しかし、周辺自治体の努力で、下水道の浄化施設をあちこちに作り、今では信じられないほどきれいな川になりました。
(年に2回はクリーン多摩川キャンペーンで、川岸の大規模清掃もやってるし。もちろんオイラも参加してますが、ここ数年はホントにゴミが少なくなってます。まぁ車が河川敷に入れられないんで、不法投棄も出来ないようなんですがね。)

国や自治体の力で、汚染の元(雑排水)を何とかしないとまずいんじゃないんでしょうかね?

まぁあれだ、ぶっちゃけ、昔みたいに釣れる湖に戻ってほしいんですがねぇ。

北浦の水質が気になってしょうがないんで、来年は潮来マリーナの水質調査に「まじめに」参加しますよっ!

なっんてったってワースト2位ですからね~(ノ∀`)アチャー




追伸:
もすかして、水位運用試験開始時期と、バスの釣れなさ加減がイコールで繋がってないですかね???
コメント (2)
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