この世界で生きてゆくために

ありふれた毎日を繰り返し、時は過ぎていってしまう。
でも、どんな小さい事でも、優しい瞳で世界を見つめたい

上手な運転とは

2006年02月28日 22時44分18秒 | 車、ドライブ
今日も、車の話です。
現在の車は(昔もそうですが)走ることより、止まるほうが難しいです。
スピードを出すのは、高速道路やサーキットなど、広い道では
小学生でも100km/hで走ることは出来るでしょう。
ただ、アクセルを踏み込めば、いくらでも早く走れます。
車の運転で、難しいのは「止まる」事と「曲がる」ことです。
信号が赤になったり、渋滞の最後尾など、止まる際、ベテランや運転の
上手い人は、最初に強くブレーキをかけ、徐々にスピードを落とし、
止まる寸前で、ブレーキを離すくらいのつもりで緩める。
乗っている人は、非常に快適です。
逆に、下手な人の車の止め方は、ブレーキのかけ方が一定ではなく、止まる寸前で、
思いっきりブレーキを踏んでしまう。よく言う「カックンブレーキ」です。
これは同乗者は不愉快ですし、危険です。
ベテランドライバーや運転の上手な人は、どれだけブレーキを踏めば
どれだけの距離で止まるか、よく知っています。
停止する寸前で、ブレーキを緩める。車はすーと、止まる。

また、上手い下手がでるのがカーブです。
FF(前輪駆動)車は、基本的にアンダーステアが強いです。
アンダーステアとは、ハンドルを切ったよりも、フロントノーズが
カーブの内側にいかない。外へ外へ流れていく事です。
FR(後輪駆動)車は、対してオーバーステアと言われています。
ハンドルを切って、アクセルを開くと、フロントノーズがカーブの内側へ向く。
急なカーブでは、リアが流れます。
ただ、どちらにしても車の前輪がどちらへ向くかの問題で、
FRでも、基本的に車はカーブの外側へ流れていきます。
これは運動力学上、曲がる車に遠心力が加わるので、スポーツカーだろうが、
軽自動車だろうが、避けて通れない問題なのです。
カーブでは、カーブに入る手前で十分速度を落とし、カーブの終わる前に
アクセルを少しずつ開き、タイヤのグリップ力をあげる。カーブを上手に曲がる
秘訣だと言えるでしょう。
最後に、意外と難しい運転操作に高速道路の走り方があります。
まず、巡航速度。80km/hで走り続けるのは、意外と難しいです。
構想苦道路は、まっすぐに見えても緩やかなカーブや目に見えない
のぼり、くだりの坂があります。
アクセルを一定に踏んでいても、速度は運転の下手な人だとプラスマイナス
10km/hほど、あがったりさがったりします。
一定の速度で走る。意外と難しいです。
自慢ですが、私の車が高速道路を走ると、スピードメーターは、壊れていると
思えるほど、80km/hで動きません。これって、難しいんですよ。
それから、高速道路でよくあるのが、左右の揺れ。
まっすぐ走っているつもりでも、右によったり、左によったり。
基本的に、左車線を走り、左の白いラインが、サイドミラーの中央から
右にも左にも動かないのが、理想です。

車の運転の上手い下手は、スピードではない。止まる、曲がるが
いかに上手に、同乗者に安心して乗ってもらえるか?私の持論です。

雨の日のドライブ

2006年02月26日 16時42分36秒 | 車、ドライブ
私は、車を運転するのが好きです。休みの日など、天気が良いと、
どこと決めずに、ハンドルを握ります。目的地の無いドライブ。
これが、意外と楽しく、日々の疲れも、忘れることができます。

さて、今日の横浜地方は、朝から雨でした。
雨の日のドライブも、決して悪くは無いのですが、
やはり晴れた日にくらべ、運転が難しいです。

今、車のフロントガラスは「撥水」仕様が流行です。
でも、この撥水仕様は、私はあまり好きではありません。
昔ながらの、親水仕様で、油膜が張ったら「ク○ンビュー」(商標名なので伏字)
で視界をクリアにして、ワイパーを使いながら走るのに慣れてしまっているから。
撥水仕様の車のワイパーを動かすと、どうしても水滴は弾くのですが、
やはり、油膜が張ったような感じで、吹きムラが出ます。
最初から、ワイパーを動かさない手もありますが、撥水は余程高性能でないと、
低速では、水滴が飛びません。コロコロ、フロントガラスを転がります。
確かに高速走行で、ワイパーが要らない撥水は、視界がよく安全でしょう。

雨の日のドライブは、危険がつき物です。
いくら撥水仕様になっていても、親水仕様になっていても、晴れた日に比べ、
視界は落ちます。車の運転では、当たり前ですが、視覚情報が大切です。
雨の日は、街中のコントラストも落ちます。
よく、事故は夕方に起きるといいます。夕暮れ時は、視界がすべてセピア色で
物の輪郭が、見づらくなります。同じ事が雨の日にも言えるのです。

せっかくのドライブが、事故を起こしては、なんにもなりません。
ましてや、人身事故など起こしたら、大変なことになります。
雨の日の運転は、気をつけて、勿論普段からもそうですがより一層、
気をつけて運転したいですね。

街中の車の運転の上手下手は、運転技術の上手い下手とは、少し違います。
たとえば、反射神経や運動神経が良い若者で、テクニックもあり、
高速でカーブを曲がれる。ドリフトなどもFRならカウンターを当てられる。
もう自分の運転は、車を自由自在に操れる。競技レースなら速いでしょう。
でも、街中の運転は、スピードを要求はされません。

では、何を要求されるのでしょう?
それは、予知能力です。予知と言っても超能力が必要だと言うことではありません。
経験とカンで、もしかしたら、こうなるかも知れないという、よく言われる
「かもしれない」運転が、事故を未然に防ぐのです。反対の言葉に
「だろう」運転があります。いつも交通量の少ない所だから、一時停止をしない。
車はいつもどおり、走ってこない「だろう」これは非常に危険です。

事故のほとんどは交差点で起きます。そしてその理由の一番が
運転手同士の「だろう」運転と言われます。曲がらないだろう、
止まるだろう、車は来ないだろう。

あと、視覚情報が大切だと言いましたが、聴覚やその他の五感を使うのも
有効です。見通しの悪い交差点で、一時停止をしたとき、窓を開ける。
車がもし、近づいているなら、エンジン音が聞こえてきます。
これで、出会い頭の事故は、防げます。これも、万全ではないのですが。
最近はハイブリットなど、低速ではモーター音でエンジン音の無い車もあるので
視覚障害者が、横断歩道を渡る際、ハイブリッド車が近づいていることに
気が付かない。怖い思いをした、という話を聞きます。トヨタなど、メーカーは、
この点を、結構考えているようですが。

最後となりましたが、運転の上手い下手は、助手席に乗っている人、
運転手以外の人が、安心して乗っていられる。そういう運転が上手いといえます。
みなさん、安全運転で、今日も明日も楽しくドライブしましょう。


公務員は素敵な職業である

2006年02月25日 00時01分59秒 | 仕事
久米宏のニュースステーションが終わり、古館さんの報道ステーションへ
引き継がれました。Nステの最終回、久米さんは、民放が好きだと言いました。
民間放送は、スポンサーがついて番組が出来上がる。
スポンサーは、品物やサービスを買ってくれるお客様でなりたつ。
だから、民放は、みている視聴者すべての方が作っているのだと。

ずいぶん、公務員をこき下ろすブログを書きましたが、
公務員は素敵な仕事だと思います。
民間企業は、利益を目的として、お客様を大事にしますが、
基本的に、金銭の授受の関係は崩せません。
コンプライアンスや、社会責任も、最近では重要になっていますが、
なにより大切なのは、民間では「顧客」、お客様です。

対して、公務員は「一部の奉仕者ではなく、全体の奉仕者である」
のが最大原則です。納税額の多い少ないで、サービスの変更は
基本的に有りません。

私の父は、生涯現役消防士でした。
私が、公務員が使う税金は、国民、市民の財産と生命を守るためだ。
と何回も言うのも、小さい頃から、父を見てきたせいかもしれません。

残念ながら、今の公務員、特に国の本庁のキャリア公務員など
エリートになればなるほど、税金は国民のためではなく、
自分の権益を守り、権力を行使しるための「予算」になってしまいます。

しかし、直接市民と対応している、第一線で働く公務員は、みな
がんばっているとも思います。
お役所仕事も、まだまだ改善とまでは行きませんが、徐々に良くなっている。

がんばれ、公務員!。君がいるから私が安心してこの街で暮らせる。
そう言われるくらいに、がんばって欲しい。
役所は、前例踏襲型で、新しい事をするのには、大変な努力と根回し、
さまざまな障害も壁にもぶつかるでしょう。
でも、若いこれからの時代を担う公務員諸君、
日本の未来は、君にかかっているのだ。

PS明日、映画「県庁の星」が封切、上映されます。

道路特定財源

2006年02月23日 23時23分10秒 | 社会、政治、経済
昨日も書きましたが、公務員は税金を「予算」と考えています。
もし、納税者の気持ちになって、「血税」と思っていたら、
防衛施設庁の談合など、ありえるはずが無いのですから。

さて、自動車には様々な税金が課せられています。
自動車税や、重量税、ガソリン税など・・・
そして、この税率は今「暫定」の税率であることを知っている人が、
どれほどいるでしょう?
自動車に課せられる税金は、目的税です。
主に道路整備など、自動車を使う人が負担すべきとして、税が課せられています。
そして暫定税率は、30年たった今も暫定のままです。
実際の税率の倍近い税金が課せられているのです。
それでも、自動車ユーザーは、自分の車が走る道に使われるなら、と
当たり前のように、税金を納めてきました。

ところが昨今、無駄な高速道路の建設など、道路整備に使われる税が、
注目され始め、現在の政治状況もあり、いわゆる「道路族」の影響力が
無くなって来ている。そういう状態です。

そこに目をつけたのが、財務省。自動車目的税を、一般財源化する
とんでもない事を言い始めました。
勿論、国の財政は破綻寸前。なんとかしなければならないのは分かります。
しかし、自動車ユーザーを無視して「金のあるところから使おう」
そういう「血税」を「予算」としか、考えることの出来ないキャリアが、
無駄な道路建設を言い訳にして、一般財源に繰り込もうとしているのです。

国家財政の破綻を、本当に止める目的意識があるならば、
少しは考えて、ユーザーの意見を聞いてから、問題提起をする。
これが「筋」ではないでしょうか?

昔、消費税が導入されたとき国は「来るべく高齢化社会に」対応するため、
と「嘘」をついて、消費税を導入しました。
しかし、高齢者医療は無料から、定額負担、1割負担、そして今では
75歳までは2割負担に上げている。
その一方では、お役所体質の、税金の無駄遣いや、談合など、
不正の温床となる、天下りを止めず、税金を食い物にしている。

私はもう騙されません。消費税の時と同じです。
財政破綻を理由にしているだけで、財務省は「予算」が欲しいだけなのです。

自動車ユーザーは、声を上げ、血税の「予算化」を止めて、
本来の財政破綻を招いた政、官の責任を明確にし、
もし、道路建設が無駄なら、暫定税率を下げるか、
暫定税率を下げないなら、高速道路ではなく、地方の本当に困っている
予算規模の小さい、自治体の市町村道の整備に当てるなどして、
目的税を守らせるよう、要求しましょう。
日本自動車連盟、JAFでは、署名なども行っています。

公務員の給与は高くない

2006年02月22日 23時52分17秒 | 社会、政治、経済
まず、タイトルで誤解を与えないために、先にお断りしておきます。
東京大学を優秀な成績で卒業し、国Ⅰに合格したキャリアの収入と、
同じ大学クラスで、民間企業に就職し、エリートコースを出世した
会社の役員や重役クラスと比べた場合の話です。

公務員試験は国、地方問わず、競争率10倍以上の難関です。
私が、地方公務員試験の神奈川県、横浜市に合格したから自慢してる、
そんな訳ではありませんが。(事実、国家公務員試験は落ちた)

公務員の給与は、国の場合人事院、地方の場合は地方自治体の人事委員会が
民間の平均給与を算出し、その平均値と公務員給与の差を測り決まります。
よって、公務員の給与は、民間給与の平均と同額となるのです。

私は公務員時代、この平均給与に疑問を持つ職員が多くいたことを覚えています。
競争を勝ち得たエリート意識があったのでしょうか?平均を取るなら、
自治体の規模と同程度(横浜市なら市長部局で当時1万9千人)の企業。
ゆわいる、大企業の平均給与との差を用いるべきだと。

給料が安くていいという人は、まあ世の中にはいないかと思います。
公務員も例外ではなく彼らは、決して自分の給与が高いとは思っていません。

公務員には、今問題になっている「特殊勤務手当て」があり、これが
本俸に加算されます。「特殊」ですが、実態はほとんどの職種で、
数多くの「特殊」勤務手当てが、支給され、給与を押し上げていました。
特に、税務職員に支払われる「税務手当て」の高さは特筆すべき高さで、
税務関係の職場は、人気職で転勤希望先の一位でした。

公務員は、税金を税金とは思っていません。すくなくとも私の時代はそうでした。
税金ではなく「予算」なのです。でその予算の元である税金を集める税務職は
予算も多く、手当ても手厚かったのです。

反対に、不人気職場として上げられるのが、福祉事務所です。
福祉関係の職場は、税金を集める職場ではなく、義務的経費と呼ばれる
生活保護費をはじめとする、各種手当てや給付を市民、国民に支出するので
全体の予算に占める人件費の割合は、どうしても低くなります。
私が経理担当をしていた頃、税務課が備品や消耗品を買うのに裕福なのに、
福祉事務所の備品費や消耗品費はとても少なく、コピー代も節約しました。
まあ、今考えると、節約するのは当然の事なのですが(汗)

公務員はいまだに年功序列です。管理職から徐々に成績性を
取り入れるようになりましたが、まだまだです。
また、福祉事務所のように、職務と成績が比較できない職場もあります。
もし、福祉事務所で厚生労働省の指示通り働くと給与が上がるようでは、
生活保護は受理されず、保護世帯も廃止すれば、その職員の給与が上がる。
恐ろしいことになってしまいますから。。

あと、年功序列と、公務員給与には「ワタリ」という制度があります。
これは「万年ヒラ」でも、年齢により係長職の給与表が適用されるケース。
だいたい45~50歳で「ヒラ公務員」でも主任とかになり、係長給与になる。
組合は、さらに「課長給与」への「ワタリ」を求めていました。
今考えると、バカのような話です。
実際、私の知る職場では、管理職へ出世の意欲がありませんでした。
万年ヒラでも、退職間際(59歳)には、若い課長並の給料がもらえるからです。

最後に公務員の人員配置基準は民間とエラい差があります。
民間企業ではいかに少ない人員で生産性を挙げるか?が問題になりますが、
公務員の場合、一番忙しい時期を基準として、何人必要か?が問題になります。
昔は、コンピューターの導入など「組合」では、もっての他でした
合理化は人員削減、人員が削減されると、休みが取り辛い、組合員が減るなど。
ワープロ一台購入するにも、組合と協議をしたほどです。
IT機器の導入は、年齢も高く給与も高い「ヒラ」が、取り組めず、
若い給与の安い職員に、使い方を聞くなど、組合意識の強い高齢職員には
絶えられない屈辱だったのでしょう。

本当に、今考えると「バカ」な話ばかりです。
しかし、公務員という生き物はそういう体質なのです。

今週末「県庁の星」が上映されるそうですね。見に行きたいと思っています。

公務員はサービス業である

2006年02月21日 21時18分28秒 | 社会、政治、経済
国、地方自治体を問わず公務員はサービス業です。
公務員は、なんの生産性をしている仕事ではなく、製造業ではありません。
国民、市民から納税していただいた税金で、国民、市民の生命、財産を守る。
それが公務員の仕事です。

公務員の窓口対応が悪い代表に税務署と警察が真っ先にあがります。
良いほうは、福祉事務所と消防署でしょうか。

役所に電話をかけてみましょう。「はい、○○役場です」とか言いますが、
「○○役場の△△(自分の名前)です」とは、決して言いません。
民間企業は、電話を取る際、社名と名前を名乗るのが常識です。
少なくとも、サービス業では当然の事です。社名を名乗り、自分の名前を言う、
それで全社の責任を負うからです。電話ひとつで企業のイメージは変わります。

それから、民間企業の常識である、5秒以上待たせた場合の「お待たせしました」
も、役所の電話からは、聞くことが出来ません。
どんなに待たせても、知らん振りです。
実際、私が最初に就職した市役所の職場では、電話が鳴っても誰も取りません。
デスクワークを優先しているのです。電話を取るのは私たち新人か管理職でした。

最悪なのは、かけた先が、違う部署だった場合の公務員の対応です。
今日、税金の事で県税事務所に電話をかけました。すると電話に出た女性は
「それは国税です、***-****へ電話してください」の一言。
忙しいのに「間違え電話」なんかするなと言わんばかりに電話を切られました。
サービス業の民間企業では考えられないことです。
私の職場の場合、依頼が違う部署の場合は、こう答えます。
「はい、○○のご依頼ですね。ありがとうございます。
誠に恐れ入りますが、そちらの受付は△△で承っております
フリーダイヤルをご案内させていただきますので、おかけ直しいただけませんか」

公務員の電話応対は、まったく基本から駄目です。
私も公務員時代、電話応対研修を受けましたが、希望者のみでした。
電話を受ける際、問われるのが「傾聴力(けいちょうりょく)」です。
これが出来ないと、サービス業の社会人として「失格」です。
傾聴力とは、電話にをかけてきた相手が、何を求めているのか聞き出す力。
最近では、ホームヘルパーなど福祉職で、意思疎通が難しいお年寄りや
障害者の介護にも、必要とされる技能とされています。

始めから電話を取る事を、事務処理の妨げになると考えている公務員は
傾聴力など、持ち合わせては全くいないのです。困ったものです。
くりかえすようですが、公務員はサービス業なのに。

公務員は労働組合がとても強いです。倒産の危機の無い親方日の丸ですから、
私が最初に就職した市役所も、共産党系と旧社会党系の組合が、
毎日のように喧嘩をしていました。労働再編で組合が分裂した後は、
二つの組合の同じ職場の職員でも、朝登庁しても「おはようございます」を言わない。
ただ、そういう組織の中にいると、だんだん、自分もお役人になってゆく。
それは感じました。新人の時の違和感は時が経つにつれ、これがが仕来り?
というように、役所の色に染まってゆく自分がいました。
経理担当をしていた時、国の公務員が監査に来た際、当たり前のように
「前例」どおり、昼食を「市民税」を使って「官官」接待しましたし、
監査終了後、課長とその国の公務員が中華街へ出て行く経費がどこから出たか?
疑うこともしませんでした。

今、防衛庁の談合が問題になっています。防衛庁のみならず、
天下りした役人と天下り先の企業が、税金を貪る事件が絶えません。
その度、トップは記者会見で頭をさげ「二度とこのような事が無いよう・・・」
と言う言葉を、何回聞いたでしょう。
おそらく、公務員の全員解雇でもして、国鉄がJRになったように
しない限り、永遠と、不祥事は続きます。断言できます。だって、みんな
共犯で、それを知っていて、それでも前例を変える事が出来ない体質なのです。

国鉄がJRになったときは、悲劇でした。
あれが良いとは、言えません。自殺者と、組合差別で人権侵害がまかり通った。
しかし、公務員を目指す若い方が、もし私のブログを読んだなら、
色に染まらないで、初心を忘れないで欲しい。
すくなくとも、サービス業として、自覚と誇りを持って仕事して欲しい。
そして、あなたの給与は、全て税金であり、税金は、
「国民、市民の、生命、財産を守るために、みな苦労して納税している」
事を忘れないで欲しいと思います。

精神鑑定

2006年02月21日 00時00分54秒 | 社会、政治、経済
この話題はあまり取り上げたくなかったのですが、
あえて・・・
松本智津夫被告の裁判所による精神鑑定の結果がでました。
精神に多少の拘留による異常はあっても公判を続けられない状態ではない。
そういう決定を出しました。
一審で死刑判決が出た直後、弁護団を控訴しましたが、
上告書を期限の昨年8月までに提出せず、精神病による治療と、
裁判の中断を求めていました。

どうみても勝ち目の無い裁判に、残された手で「精神鑑定」を求める。
最近の弁護士が良く使う手ですが、これははっきり言って控えていただきたい。
本当に精神が蝕まれ、多重人格で無意識で犯行に及んだ加害者の
唯一の救済措置なのです。
ここまで、さまざまな裁判で弁護側が「精神鑑定」を理由に
無罪や減刑、治療を要求してきました。
本当にやめていただきたい。

このままでは精神病犯罪者の措置を、なくす世論が形成されてしまう。
これは人権蹂躙ですが、そういう方向へ流れていくでしょう。

幼女殺害の宮崎死刑囚やその他の殺人を含む重大事件で、
本当に弁護士はこの国の、人権制度を崩壊させる気なのでしょうか?

松本被告については、無罪願望が著しく強い。
それは、接見者が見ても明らかだそうです。

重大な犯罪を起こしてしまったら、精神が異常なふりをすれば無罪になる。
そんな世の中になって欲しくないですし、
かつ、重篤な多重傷害など、精神障害者の人権を弁護士たちは守る義務がある。
私は、そう考えます。

さみしい気持ち

2006年02月19日 23時35分29秒 | ひとりごと
今日も、特別何があったという日ではありませんでした。
穏やかな一日が、今終わろうとしています。
横浜の今日の天気は、曇り。まだまだ寒いです。

私は時折、理由などなく漠然と「さみしい気持ち」になります。
今も、なんだか「さみしい」です。
さみしいから恋人が欲しいなんて、思ったら、それは女性に失礼ですよね。
恋人はいなくても、とても親しい友人はいて、メールを送ったり、
電話をかければ、いくらでも話は出来ます。友達って大切ですよね。
私は職場に友達はいません。転職を繰り返しているせいもありますが、
職場以外の人間関係を、とても大事にしてきました。
それは、いまではお金で買えない財産になっています。
ホリエモンは「人の心はカネで買える」と豪語しましたが、
たしかに「人の心」は「カネ」で動くでしょうが、決して買えはしません。
そういう人間関係は、金の切れ目が縁の切れ目。

だけど、もし恋人がいたとしても、今沢山の友人がいても、私はさみしいのです。
理由は無いのです。ただ、さみしい。ペットのハムスターも可愛いけど、
眺めていても、さみしさは消えない。癒されているはずなのに。

ひとの心とは、そんなものです。
明日になれば、また忙しい週の始まり。日々の生活に流されながら、
さみしい気持ちさえ、忘れて生きて行くのでしょう。

まあ、「この世界で生きてゆくために」のブログのテーマどうり、
どうやって、生きてゆくか?それは永遠の課題で、だから明日からも、
また私のつまらないブログのネタが増えるという事でしょうか?(笑)


小田急ロマンスカーの展望席が・・・

2006年02月18日 22時21分34秒 | 社会、政治、経済
小田急ロマンスカー、事故受け前展望席の発売中止 (朝日新聞) - goo ニュース
私は小さいときから電車が好きで、いまでも鉄道ファンです。
神奈川県に住む、そんな私が好きな電車に、小田急ロマンスカーがあります。
このブログを読んでいる若い世代の方々が生まれる前から、
ロマンスカーは新宿と小田原、箱根湯本を走っていました。
この電車の特徴は、なんと言っても運転席が2階にあり、
電車の最前列から前のガラス越しに、景色が見られる点でしょう。

よく小さな子どもが、運転席の後ろのガラスに張り付くように、
運転席と、その前の景色を見ている光景が見られますが、
このロマンスカーに乗れば、そんな事をしなくても、前面が全てガラス越しに
見られるのです。こんな電車は、小田急ロマンスカーだけでしょう。

しかし、先日残念な事が起きてしまいました。
ホームから転落した人を、ロマンスカーが撥ね、転落した人は死亡。
そして、前面ガラスが割れて、9名の乗客が軽い怪我をしました。

目の前で人が跳ね飛ばされ、ガラスが散る。惨状だったと思います。
怪我をした人もしない人も、心に傷を負ったでしょう。

小田急が、安全が確認されるまで、最前席の発売を中止したようです。

鉄道ファンとして、とても残念です。

安全確保をして、またロマンスカーのよさを、乗客の皆さんに味わってもらいたい。
そう願います。

また子どもが・・・

2006年02月17日 23時44分21秒 | 社会、政治、経済
男の子、女の子。二人は、まだ5歳児・・・
送迎中に、同じ幼稚園に通う子どもの母親に刺し殺されました。

世界に目を向ければ、戦争やテロ、貧困による飢餓。
さまざまな理由で、子どもは今日も死んでいるのでしょう。

でも、少なくとも60年間戦争をしなかったこの国で生まれた子どもが・・・
なぜ・・・
どうして・・・

言葉になりません。

中国の言論規制

2006年02月16日 21時45分53秒 | 社会、政治、経済
中国のネット“検閲”、協力企業を非難…米下院公聴会 (読売新聞) - goo ニュース
大手検索サイトが、中国に進出する際、言論の規制に苦慮しています。
米下院では、公聴会で、中国の言論規制に従った大手検索サイトを非難し、
非難されたネット業者は、民間企業だけで解決できる問題ではない。
と反論しています。
当の中国は、中国に進出する企業は、中国の法に従うべきだと、
一貫して、言論の規制を正当化しています。
確かに、中国人を相手に、検索企業が進出するならば、一理ありますが、
インターネットに国境はありません。
中国は国民を含めて、インターネットの恩恵を受けているわけですから、
自分の国の主張だけを通せば済むというのは、ネット社会では限界があることを
中国政府も認めるべきだと思いますが、所詮共産党一党独裁の国。
聞く耳は持たないのでしょう。

中国や朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を非難することは、
私はあまり好きではありません。
今の日本社会は、政府からマスコミまで、中国、北朝鮮非難をし、
仮想敵として、防衛問題から経済問題まで、からめて世論を形成しようとする
意図がみえみえだからです。

資本主義社会が全ていいとは、全くいえませんが、少なくとも民主主義社会。
そして言論の自由の社会は、全世界で展開されるべきで、この点は、
特に中国には、世界に対する影響力を考えれば、中国は変わらなければならない。
私は、そう考えます。

ただ、隣の芝生は青く見えるわけで、わが国、日本も国際社会で
どのような貢献をし、影響を与えているか?反面教師として、
襟を正したいと、いつも願っています。

人の悪いところを指摘するのは、だれでも出来ることですからね。

ITを使った交通事故取締り。

2006年02月15日 23時02分48秒 | 車、ドライブ
飲酒運転は、未必の故意による殺人。または殺人未遂。
ただ、罪状を重くしても、逆にひき逃げなどを増加させる。
一理あるでしょう。

しかし、ITがここまで普及した社会。ITを使わない手はありません。
まず、運転免許証。ICカードにして、偽造を防ぐ。
そして車は、ICカードの免許証を差し込まないと、エンジンがかからない。
つぎにドライブレコーダーの導入。
一部タクシーには、すでに導入済みですが、ドライブレコーダーとは、
フロントガラス上部にカメラを取り付け、有る程度の衝撃が加わると、
その衝撃の前数秒と、衝撃の後数秒を記録できます。

交差点での死亡事故の場合、死亡した側が「加害者」になり、
生き残ったドライバーが「被害者」になるケースが多いです。
信号無視で交差点に突入して、衝突、死亡させた「犯罪者」が
目撃情報が無いことをいいことに、自分は青信号で進入したと供述。
死亡した家族は、事実を隠蔽され、加害者として泣き寝入りです。
こんなことも無くなるでしょう。

そして、最後の切り札が、携帯電話の高速通信網を利用した
GPSと同期の、事故判別システム。
車に上記のシステムを乗せ、それをGPS情報と共に、
随時、警察や、道路設備に送信する。
車に衝撃がかかった瞬間に、その映像と、GPSによる場所を
警察のコンピューターへ瞬時に送信する。
いまの技術で十分出来ることばかりです。

装置の値段も、日本を走る全ての車に搭載義務付け、
車検が通らなくすれば、一台あたりの単価は、非常に安くなるでしょう。
万一事故が起きた際の、処理の税金や保険会社の手間の費用を考えれば、
経済的に非常に安価で、またひき逃げなどの悪質な犯罪者の抑制につながり、
社会安定の基礎が築けます。
もし、自動車工場でその装置を外したら、主な国道や主要県市道に
ETCのようなゲートを設け、通過時にチェックする。
違反車両は、即時写真を撮り、違反した所有者、運転者、工場に
重い罰則を科す。
プライバシーの問題は含むかもしれませんが、現在でも
主要道路には、警察のカメラがあり、車を24時間監視しています。
集めたデータは、違反車両や事故を起こした車両以外は消すことで
プライバシーは保護されるでしょう。

なにより、ひき逃げという、悪質な犯罪をなくすには
非常に有効な手段であり、現在のIT技術で十分対応できます。

より安全で便利な車社会のために、みなさん、一緒に考えませんか?

危険運転致死罪

2006年02月15日 22時17分00秒 | 社会、政治、経済
横浜地裁で、今日ある事件の公判が開かれました。
サレジオ学園に登校する生徒に、飲酒で暴走した車が突っ込み
9人を死傷させた「事件」です(「事故」とは呼ばせない)

法廷で、学校前の監視カメラの映像が、証拠として映し出されました。
生徒の列に突っ込む車、撥ね飛ばされて宙を飛ぶ生徒、
ボンネットの上から、転がり落ちる生徒。
遺族も傍聴する中、地獄絵は映し出されたのです。

容疑者は、100km/hは出していないと、罪状を否認しています。
反省の言葉も、傍聴席の遺族に対して、頭も下げなかったそうです。
まあ、酔っ払って車運転して、制御できない程のスピードを出すような奴。
人間性のカケラも無いのでしょう。

危険運転致死傷罪は、道路交通法でも新しい罰則です。
以前までは、無免許であろうが、酔っ払っていようが、信号無視しようが、
どんなに無茶苦茶な事をしても「故意」でなければ、何人「殺しても」
業務上過失致死傷罪で(酒飲んで車運転するのが過失かよ?オイ)
懲役5年の求刑に8割判決が一般的ですから、懲役4年の判決。
刑務所で、素行がよければ、数年で仮出所してしまいます。

危険運転致死傷罪が出来たのは、飲酒運転の常習者で、
高速道路をその日も飲酒運転していたトラックの運転手が、
前の車に突っ込み、子ども二人の命を奪ったのに、
「業務上過失致死」罪が適用され、最高刑で懲役5年の判決しか出せない
その事に、世論が盛り上がり、道路交通法が改正されました。
現在では最高刑は20年。減刑せず懲役20年の判決が出たケースも有ります。

故意に人を殺せば、刑法が適用され、罪状は殺人。何人も殺せば、
間違いなく死刑か、よくても無期懲役です。

私は、飲酒運転は、未必の故意による「殺人」だという考えです。
被害者はなんの落ち度も無い。まさに通り魔による殺人で殺されたも同然。
だから、飲酒運転で人を「殺したら」すくなくても、無期懲役。
何人も跳ね飛ばして「殺した」者には「死刑」の判決が出ても良いと思います。

先に、お断りしておきますが、私はこう見えても死刑廃止論者です。
ただ、人の命を奪う犯罪に対し、抑止力として「制度」は残さずにはおけない。
そういう立場です。
あと、死刑廃止された場合、外国のように、飲酒運転事故で一人殺したら
懲役50年。二人殺したら100年。けが人一人につき10年とか合算して、
サレジオ学園のケースでは二人「殺し」7人「負傷」ですから、
懲役170年の判決が出て欲しいです。

まあ、この容疑者の場合まだ20代です。おそらく判決は20年。
良くても18年でしょう。出所したときの年齢は40歳代。
危険運転致死傷罪の適用を恐れて、弁護士と相談し、
あわよくば「業務上過失致死傷罪」にもっていき、30前に出所したい。

自分の「エゴ」で酒を飲み、その上車を無茶苦茶なスピードで運転。
そんな奴に、甘い制裁をかけても、また同じ過ち、交通事故という犯罪を
繰り返すのは、目に見えています。厳罰を望みます。


ウサギを蹴り殺した少年たち

2006年02月15日 21時32分56秒 | 社会、政治、経済
今日の夕刊に、ウサギをサッカーボールのように蹴りあい、
殺した後、川に捨てた少年たちが、動物保護条例により補導された。
少年たちは、小学校の飼育小屋から、ウサギ一匹を盗み出し、
まるでボールのように蹴りあっていたという。
うち一人は同小学校で飼育部に所属していたため、
泣いて止めに入って、彼だけは、補導を免れた。

新聞の記事に載る事件などは、文字数だけで伝えられるため、
どこまでが真実で、何が事実なのかは、私にはわかりません。
私は、自分に「影」の心を持っています。それは非常に攻撃的ですが、
自分よりはるかに力の無いウサギを蹴り殺す神経は、持ち合わせていません。

専門学校時代、経営者のご子息の生徒がいて、彼は成績優秀な私と私の友人以外、
他の生徒を見下していました。これには抵抗がありましたが、ひとつだけ、
彼の主張に同調できることがありました。
「こいつらバカだから、知的な遊びは理解できない。
脳髄を直接、刺激するような遊びでしか、わからないんだ」
人を「バカ」呼ばわりするのは、問題ですが「脳髄を直接刺激すること」
のみに反応する生徒は、確かに多かったです。
これはテレビゲームの影響を、無視できないでしょう。

テレビゲームの元は、パソコン、それも昔20年以上前のパソコン。
理系で英語が理解でき、電気知識のある人間でしか使えなかった地代。
ようするに「大人」の遊びとしての「ゲーム」だったわけです。

ところが、ファミコンが発売され、いまでは小学校行く前の幼児でさえ、
テレビゲームに夢中です。

頭の出来上がった、知的なコンピュータ利用層が、どんなゲームをしても、
心理に影響などは出ないでしょう。ま、例外はあるにしても。

ところが、言語中枢さえ、まだ未発達な幼児が、画面から発せられる情報を、
ただ鵜呑みにして、両手を使い、ゲームの世界にのめりこむ。
これは、幼児体験として、非常に成長心理に多大な影響を与えてしまいます。
最近では、ゲーム脳と呼ばれる、脳の発達障害も報告されています。

ウサギを蹴り殺した少年が、過激なゲームをしていたか?それは不明です。
しかし現在 10代の少年がゲームをまったくしないとはいえない。事実でしょう。
攻撃的なゲーム(例えば、ファイテンング、剣で斬りあう、ガンシューティング)
よりも、RPG(ドラゴンクエストやファイナルファンタジー)のようなゲームが
より子どもを攻撃的にすると、言われています。
敵を倒し、倒すと経験値とお金が手にはいる。
まったくもって「非現実的」ですが、ゲームの世界ではそれで楽しめる。

大人なら、別にいいんです。「ゲーム」の世界です。疲れた日常を離れ、
遊んでいるだけですから。
ところが、まだ未発達というより、これから発達する脳に、
RPGゲームが及ぼす、脳の危険性は、否定できないのが事実。

ゲーム好き、とくにRPG隙の私には、残念です。

もらえた~

2006年02月14日 23時53分07秒 | 友達、恋愛
今日、仕事へ行き、休憩時間にリフレッシュルームでタバコを吸っていました。
すると、職場の階の違う女性が来てひとり、ひとりに、小さなチョコを配ってる。
で、私にもくれたんです。
今の職場は7階建てで、SDさん(サービスドライバー)など、
私の2階の職場にいると、顔を会わせない人も沢山いて、その女性も
知らない人だったのですが、みんなにチョコ配っていて・・・
私にも、もらえた~~~~~
もち、義理チョコで2センチ角の小さなチョコでしたが、
小さな包み紙に小さな文字でCENTVALENTINEDAYの文字が・・・
泣けました・・・もちろんうれし泣き。って涙はでませんでしたけど
(職場で泣いたら恥ずかしいから)

う~ん、今日はいい日だった。

昨日、集荷した全国の女性が送った、バレンタインデーのチョコレート。
ちゃんと、彼氏に届いたかな~

物流。とても面白い仕事です。学生の方、就職先に加えてみては?