この世界で生きてゆくために

ありふれた毎日を繰り返し、時は過ぎていってしまう。
でも、どんな小さい事でも、優しい瞳で世界を見つめたい

公務員は素敵な職業である

2006年02月25日 00時01分59秒 | 仕事
久米宏のニュースステーションが終わり、古館さんの報道ステーションへ
引き継がれました。Nステの最終回、久米さんは、民放が好きだと言いました。
民間放送は、スポンサーがついて番組が出来上がる。
スポンサーは、品物やサービスを買ってくれるお客様でなりたつ。
だから、民放は、みている視聴者すべての方が作っているのだと。

ずいぶん、公務員をこき下ろすブログを書きましたが、
公務員は素敵な仕事だと思います。
民間企業は、利益を目的として、お客様を大事にしますが、
基本的に、金銭の授受の関係は崩せません。
コンプライアンスや、社会責任も、最近では重要になっていますが、
なにより大切なのは、民間では「顧客」、お客様です。

対して、公務員は「一部の奉仕者ではなく、全体の奉仕者である」
のが最大原則です。納税額の多い少ないで、サービスの変更は
基本的に有りません。

私の父は、生涯現役消防士でした。
私が、公務員が使う税金は、国民、市民の財産と生命を守るためだ。
と何回も言うのも、小さい頃から、父を見てきたせいかもしれません。

残念ながら、今の公務員、特に国の本庁のキャリア公務員など
エリートになればなるほど、税金は国民のためではなく、
自分の権益を守り、権力を行使しるための「予算」になってしまいます。

しかし、直接市民と対応している、第一線で働く公務員は、みな
がんばっているとも思います。
お役所仕事も、まだまだ改善とまでは行きませんが、徐々に良くなっている。

がんばれ、公務員!。君がいるから私が安心してこの街で暮らせる。
そう言われるくらいに、がんばって欲しい。
役所は、前例踏襲型で、新しい事をするのには、大変な努力と根回し、
さまざまな障害も壁にもぶつかるでしょう。
でも、若いこれからの時代を担う公務員諸君、
日本の未来は、君にかかっているのだ。

PS明日、映画「県庁の星」が封切、上映されます。