大晦日、9時過ぎに起床。朝食は近くの明洞栄養粥専門店に行き、アワビのかゆとえびのかゆを食べまし
た。あっさり味で、これまた美味でした。
アワビ(手前)とえび(奥)
ますみと二人で電車でシンチョン(新村)駅に行き、周辺散策した後に、日本で言うところのスーパーである
新村グランドマートにて買い物です。噂通りにとにかく安く、お土産の殆どは、ここで買いました。
コンビニで1,150Wで売っていた最もポピュラーな眞露が790W。コンビニで10袋入り1,500Wで売っていた韓国
海苔が1,050W。南大門などで小さい瓶で7,000~10,000Wで売っていたゆず茶が、特大ので3,700Wでした。
眞露 韓国海苔(手前左が1,050W。奥が12袋2,500W) ゆず茶
買い込んだ荷物を部屋に置いてから、両替をしに銀行に行きました。1万円が、空港では108,500W、銀行では
109,620W、ガイドブックの通りに銀行の方がレートが良かったです。
餃子とカルグッス(うどん)
昼は歩いて明洞餃子に行き、餃子とカルグッス(うどん)を注文しました。
※ますみはビールを頼んだのですが、従業員に「アルコール等は販売してないです。」と言われてました(笑)
餃子は、焼きではなく蒸し餃子になります。小龍包みたいに肉汁がたっぷりで、とてもジューシーです。美味
でしたが、にらやにんにくやネギなどがかなり効いており、フラボノガムを貰いましたが全然効果なく、1日中
臭いが消えませんでした(爆)
カルグッスは、讃岐うどんみたいなコシはなく薄味で、備え付けの辛味噌で味を調整します。キムチは辛い
ですが、酸味が無くて一番美味しかったです。地元の人も、観光客もたくさんおりました。値段は餃子もカル
グッス共に5,500Wになりました。※ここの店は前払い制になります。
食べ終えると、また別行動です。ますみは明洞でのショッピング、エボは南大門散策をしました。
昨日は殆ど素通りでしたが、一人なのでゆっくり南大門を回れました。魚屋や皮製品、衣類や菓子屋があり
更には、ブタの頭やイモムシが売られていました。まさに韓国版のアメ横ですね。
南大門 南大門市場1 南大門市場2
ガイドブックによく紹介されている韓国版定食屋のムジン屋の前も通りました。強引に誘われましたが、お腹
いっぱいなので、中に入りませんでした。
自分で言うのも何ですが、エボ達って普段は勿論力を合わせて生活していますが、基本的に何でも自分達
ででき、更には「私が私が。。。」「俺が俺が。。。」とお互いがすぐに意見を主張するタイプなので、このような
別行動を取れる時は、すぐにそうします。こうした方が、お互いストレスが溜まらないからです。旅行中ずっと
一緒にいる夫婦が理解出来ません。皆さんは、どうですか?
ウェスティンホテル内にあるO KIMSと言うアイリッシュパブにて、無料ドリンク券を使って時間を調整、16時
から「NANTA」を観に行きました。迫力とスピードに、圧倒されました。笑いあり、観客を交えてのコントあり
見せ場もあり、立派なエンターテイメントでした。終わった後は、出演者によるサイン会もあり、サービスの面
でも充実。イタリアベェネツィアのゴンドラ並みのオススメ度です。ソウルに行くなら、是非ご鑑賞して下さい。
余談になりますが、head chef役のMoon Soo Kimさんが、孔明さんに似ていたのには笑えました。※実話
18時にホテルに送ってもらい、その足で夕食に向かいました。2駅分ほどの距離を歩き、テジ(豚)カルビの店
「チェンムロテジカルビ」に着きました。明洞から離れているので、観光客はおらず、地元の人ばかりでした。
タレ付きテジカルビとブタバラ肉を、野菜に包んで食べました。個人的にタレ付きテジカルビがいいです。
テジカルビ2人前、豚バラ肉1人前、ソジュ(焼酎)1本で25,000W。ご飯もキムチなども全て食べ放題、安い
です。
タレ付きテジカルビ ブタバラ肉
21時半過ぎにホテルに戻り、日本にいる時は殆ど見ていなかった紅白歌合戦を見ました。
カウントダウンは部屋で、エボは夜景を見ながら、ますみはベッドでいびきをかきながら迎えました。※実話。
2003年も終わりました。なんかあっという間に過ぎた気がします。来年も頑張ろうっと!
早く寝たので、まだ暗い3時過ぎに目が覚めました(笑)
出納帳やら旅行記をつけたり、ゆっくりと風呂に入りました。それでもまだ4時半なので再度眠り、うとうとしな
がら7時過ぎに起床。今度はシャワーを浴びました。エボって、健康的でしょ?
8時にホテルから歩いて明洞ギルを散策し、日本でもお馴染みのマック、バーガーキング、ロッテリア等を
見付けました。
予定通りにシンソンソルロンタンで朝食。勿論牛骨スープのソルロンタン(5,500W)を食べました。味は
あっさりなので、岩塩や七味、こしょうなどで調整しました。更にエボは備え付けのカクテキやキムチも入れ
地獄のソルロンタンにしました。
カクテキはみんなから絶賛されていた程ではありませんでしたが、キムチは旨かったです。ここのキムチは
テイクアウトできるので、最終日にお土産用として、たくさん買うつもりです。大韓航空特典利用で5%のオフに
なり、二人で10,450Wでした。安いですね。
9時からオプションの歴史探訪ツアーに行きました。火曜日なのでキョンボックン(景福宮)が休みなのです
が、年末で曜日感覚が麻痺していた現地ガイドに、そのまま連れて行かれ、光化門、興礼門を見た後、側に
ある国立中央博物館を1時間の見学。
予定に入っていた昌徳宮には行かず、トクスグン(徳寿宮)に行きハングル文字を作った世宗大王像
(チュンファジョン)中和殿、(ハンニョンジョン)咸寧殿等を見て回りました。
南大門市場を回った後、韓一会館と言う店で、石焼きビビンバを食べました。ここでもコチジャンや
キムチを入れ、地獄の石焼きビビンバにしました(自爆)
混ぜる前 混ぜた後
それから東和免税店に寄った後、仁寺洞に向かい、1時間程の自由時間を利用し、韓国伝統茶をたしなみ
ました。奥まった場所にある「シンイェッチャッチプ」と言う店で、ユズ茶とオミジ茶を飲みました。
ユズ茶(左)とオミジ茶(右)
お茶には、ナルトみたいな餅と餅を油で揚げてサクサクさせたものが付いて来ます。本来1杯は5,000W
なのですが、年末価格でどれも6,000Wでした。
※ここの店だけではなく、この辺りの茶屋は、全てそうなっているそうです。
ゲームセンターもあり、中を覗くと見た事があるゲームばかりで、日本では1ゲーム100円や50円なのですが
ここでは400W=約40円でした。わざわざ4枚の硬貨を入れなくてはいけないので、かなり面倒ですね。
予定より早い14時半頃にホテルに戻り、ここから別行動です。ますみはハンジュンマク(汗蒸幕)に、エボ
はカジノに出発です。
カジノは、シェラトン・グランデ・ウォーカーヒル・ホテル内の地下にあるので、電車で向かいました。最寄
駅のウルチロイック駅に行きました。窓口もありますが、自動販売機で切符を購入。買い方は、目的地迄の
金額を押し、その金額の硬貨を投入すると切符が出て来る仕組です。日本と同じ、お金を先に投入する自動
販売機もあります。紙幣は使えませんので両替機でくずし、両替機が無ければ自動的に窓口になります。
※ソウル市内は700Wか800Wになり、殆ど700Wです。
2号線と5号線を乗り継いでクアンナル駅に到着し、模範タクシーを拾おうとしたのですが、全然来ないので
仕方無く15分ほど歩きました。パラダイス・カジノに着くと、地下なのに明るい雰囲気と広さと規模に圧倒され
ました。映画の中でしか見た事が無いルーレットやブラックジャックなどのテーブルゲームがフロア全体に
広がり、見慣れたスロットマシーンやポーカーマシンもかなりの台数ありました。パチンコで軍艦マーチが
かかっている状況以上に、興奮&高揚してしました。さすがに小市民のエボです(自爆)
ガイドブックの写真に掲載されているようなスーツを着込んだ紳士風な欧米人はおらず、成金で趣味の悪い
中国人か、地方の少し景気が良い日本の中小企業社長が、ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどの
テーブルを殆ど占拠していました。
ルーレットをメインに観察していましたが、2万円をチップに両替し、それを次の1ゲームに全て注ぎ込んでい
たり、10万円を一気に両替している日本人がいました。とにかく中国人と日本人の賭け方が粗くて、「お前ら
そんなに一度に賭けたら、当たっても元が取れないだろう。」と思えるようなものでした。この人達は勝ち負け
よりも、当てる事でディーラーより「おめでとうございます。」と言われる事が快感なのでしょう。それが証拠に
チップを持って移動する人は皆無、両替したチップをすっていました。1日で相当な額が動いているでしょう。
先日、石原都知事が企画をし、結局はNGになった東京カジノ構想は良いと思いますよ。是非、東京にも作る
べきです。※ギャンブルとしてでは無く、競馬と同じ様に財源として考えればいいです。
エボの収支は、ルーレットで負け、ダイサイで勝ち、トータルはトントンだったので、交通費3,000W=300円の
マイナスですね。その分無料のジュースたくさん飲んだから良いです。
帰りにホテルからタクシーを使いましたが、なんとタクシーが日本語が通じる模範タクシーではなく、一般
タクシーなので、言葉が全く通じませんでした(悲)
20時に無事ホテルに戻り、ハンジュンマクから帰って来たますみと、夕食に出掛けました。本当は海鮮鍋を
食べる予定だったのですが、明洞オモニチプ、明洞釜山チプ、明洞ヘムルタンの勧誘の強引さに辟易し
その隣の定食屋に入りました。商売熱心なのは分かりますが、「少しは店の外で考えさせてくれ!」って感じ
ですね。ここの店名は忘れましたが、スントゥプチゲとキムパムを食べました。美味なのですが、これでは
到底足りないので、その分は屋台でトッポッキとソーセージかまぼこ巻きで補充しました。ますみは絶賛
していましたが、エボには本場のトッポッキは、あまり口に合いませんでした。
一度訪問した事がある韓国です。前回は会社からもらった旅行なのでタダ、その上、夜の繁華街に繰り出し
大騒ぎしたり、クレー射撃をした記憶が有ります。牛カルビと冷麺は食べたけど、サムゲタンは食べなかった
なぁ。どこかの博物館にも行ったのですが、よく憶えていませんし。。。(笑)
垢すりには、ツアー参加者(男性)全員が参加しました。湯船に浸かった後、素っ裸で台の上に横にさせられ
現地の強面兄ちゃんに粗荒っぽくゴシゴシされ、塩がたくさんある洞窟のようなところで蒸されました。正直
ハンジュンマク(汗蒸幕)だけは良い思い出ではありませんので、もう二度と行きませんね。
あの時は、まさか未来にHPを立ち上げるなんて事も考えておらず、メモ取ったり、写真に残すことなどをして
いなかったので、返す返す残念です。
さぁ前置きはこれ位に、旅行記のスタートです。
朝の3時に起床。昨日の夜、実家に取りに行った車で5時に出発です。正味で2時間程しか寝てないです。
首都高と東関道を乗り継ぎ、1時間ちょっとで成田空港に到着です。途中、キムタクが主演していたドラマ
「GOOD LUCK!」の主題歌である山下達郎「Ride On Time」がラジオでかかり、気分が高揚しました。相変わ
らず飛行機乗る前に、ハイテンションプリ~ズ♪←なんじゃそら。
多分、空港へは1~2番乗りだったでしょう。あまりにも早く着き過ぎで、全ての店が閉まっていました(爆)
7時20分に集合すると混雑しており、荷物を預けて搭乗券を受け取ると、既に8時になっていました。すると
ますみが突如駆け出すではありませんか!その先に「LION」と書かれた黄色い看板があり、つまみ無しで
ビールを頼んでいました。さすがに朝早いので、「ますみのアルコール伝説はここまでか!」と思っていたら
やはり伝説は続くのであった。。。┐( -”-)┌ヤレヤレ(爆)
韓国の概要は、面倒なのでここでは書きませんので、勝手にお調べ下さいませ(笑)
今回は、大韓航空を利用。飛行時間は2時間15分ほどですが、機内食が出ました。そして、予定通り12時
仁川国際空港に到着。空港内で早速、両替しました。レートは大体10,000円=100,000W(ウォン)なのですが
円が高くなっているので、今回は10,000円=108,500Wでした。紙幣が多くなり、金持ちになったと錯覚します。
外に出ると、気温は7℃ほどで吐く息は白かったですが、日本の寒さとそんなに変わりませんでした。現地の
ガイドから、「昨日まで摂氏-8~-10℃ほどで、かなり寒かったんですよ。三寒四温なので、1/1日までは
比較的温かいでしょう。」と言われて喜んだのも束の間、「鳥インフルエンザが流行っており、政府の発表だと
問題無いのですが、私は鶏肉や卵を食べていません。」とも言われ、これで土俗村のサムゲタン(参鶏湯)と
明洞屋のタッカルビ、チンハルメウォンジョタッポングァン(元祖鶏本館)のタッハンマリ(鶏一匹)を諦めま
した。※タッカルビとは、甘辛い鶏肉と野菜を焼いたもの。
新羅免税店に寄った後、16時少し前にホテル「ウェスティン・チョースン」に到着です。ロビーに足を踏み
入れると、シックな造りに感動しました。しかし、喜びはここ迄。なんと15時からチェック・インが出来る事に
なっているのですが、16時になっていても部屋の準備が出来ておらず、ロビーに1時間近く待たされました。
それもソファーが空かず、ずっと立ちっぱなし。こんなに待たされるなら、周辺散策も十分にできていたので
最初に具体的な時間の指示が欲しかったです。
「疲れているのに、これが最高級のホテルのすることかよ!」と頭に来ました。。。
※勿論、日本に帰ってから旅行会社に、この件については報告します。
ウェスティン・チョースン 何かの塔
部屋は、デラックスルームではなく、エグゼクティブルームでした。内容的にはアップグレードされてました。
がっ、単にウェスティンホテルの特徴で、安いデラックスよりも、高いエグゼクティブの部屋が多いので、こう
なっただけです。今回の不手際の件で、アップされた訳ではないです。その証拠に、エグゼクティブ特典は
利用出来ませんでした。
小腹が空いたので、17時過ぎに近くのファミリーマートで、ビールとキムパム(のり巻き)やおにぎりを
買いました。すぐに食べましたが、結構美味しかったですよ。
夕食時間まで時間が有るので、疲れているますみを残し、一人でホテル周辺散策です。明日の朝食を取る
予定の「シンソンソルロンタン」の場所を確認後、ロッテ百貨店の食料品売場などを見て回りました。
夕食はツアーに含まれているので、18時40分にホテルロビーに集合し、バスで明洞駅近くのトゥンナムチプ
(藤の木)に行き、サムギョプサル(豚の三枚肉)を食べました。
切る前 切った後
サンチュかエゴマの葉に肉を乗せ、辛味噌を付けて、長ネギを入れて食べるのですが、とても美味でした。
オプションで飲み放題にしたので、ウーロン茶、ビール、眞露を飲みまくりました。
価格表を見ると、明洞にてサムギョプサルが7,000Wで食べれるのですから、安いと思いますよ。
ここで解散したのですが、まだ20時過ぎにも関わらず、この時間になるとかなり寒くなっており、酔っ払った
状態だったのですが、震えながら明洞散策になりました。ただし、屋台を見れたし、衣類等が安いミリオレで
買い物できたし、メガネ屋でサングラスを作ったり、楽しめました。
〆に、タコ料理の店「イカンスンチルビチプ」にて、パジョン(タコとネギが入ったお好み焼き)とナクチ
ギョウザ(タコの餃子)を食べました。これまた美味でした。
22時過ぎにホテルに戻り、明日に備えてすぐに寝ました。