今日は、成人式。
比較的暖かかった昨日、長野の日帰り旅行を楽しんだS山さんより、いろは堂のおやきを頂いた。
「今日はツイているかも？」なんて思ったのですが、これから大変な事に巻き込まれるエボ家であった。
天気は悪そうなのですが、さすがにこれ以上新年挨拶が遅くなるのはマズいので、ますみ実家へ。
三茶は雪であるが、そんなに積もるほどではなさそうと向かったのであるが、これが大失敗であった。
10時前の地下鉄で上野に向かうが、10時30分をギリギリ間に合わずに11時のスーパーひたちで水戸へ。
現地での運転があるのエボを尻目に、ますみは当然のようにアルコール。
マイセンのカツサンド、相変わらず旨いな♪
途中で雪が積もっているエリアはあるが、水戸に着くと雨。
それもかなり強いので、お婆ちゃんのお墓参りは断念し、お昼へ。
久しぶりに伊勢屋に行きました。
ますみはラーメン(500円)、エボは味噌ラーメン(620円)とチャーシュー巻(210円)を注文。
限定1日25食の「酸味の効いたキーマカレー」が前から気になるが、寒いので断念。
味噌の方は新しく出来たのかな？ノーマルと比べてボリュームあるのにビックリ。
初めて食べたけど、超旨い。
店を出る頃には、雨が雪に変わって嫌な予感。←この予感があとで見事的中する。
回転寿司屋で寿司をテイクアウトし、ますみ実家へ。
ますみの宿敵である愛犬タローが1/6に死去しており、お通夜みたいであった。
何かペットをプレゼントして上げたいけど、また死ぬと悲しい思いするから止めた方がいいかな？
しばらくビールを飲んでゆっくりとくつろぎモード。
外を見るとどんどん雪の量が増える一方だか、大して気にも留めていなかった。
しかし、ふいに点けたテレビの鉄道情報に、都内の運転見合わせテロップがかなり流れており、帰りに乗車
する予定の常磐線が土浦と上野間の快速運転見合わせを見て、危険になりそうな状況に気付いた。
たまの訪問なのですが、干しいも貰い、15時半前に早々と帰る羽目になった。
しばらく待たされそうなタクシー手配は、すぐに来てくれた。
15時40分過ぎに水戸駅到着。15時52分のフレッシュひたちに間に合うので、みどりの窓口で指定席を予約
しようとすると、寸前で「運行取り止め」との無情のアナウンス。大雪で上野駅のポイント故障らしい。
仕方ないので、16時27分のスーパーひたちにしたが、「どうなるか分かりません」との事。
運行取り止めた列車の予約をしていた人が大挙押し掛けるし、これが運行しないとこの騒ぎに巻き込まれる。
何も無い事を祈るしかないな。
近くに停車していた車両。
定刻に電車は到着しなかったが、10分後には来た。
すぐに乗り込み、暖かい車内でひと息。
取りえず、これでどうにか帰れそうだと思ったのも束の間、北千住駅構内にて「架線が切れた」との一報。
その後に「出発予定時刻は、20時頃になる」とのアナウンスが流れると、このまま乗り続けて待つか？
一旦水戸で降りてホテルに宿泊するか？車内がザワつく。
今更ジタバタしても仕方ないので、「20時位なら」と待つ事にし、ますみはクッキーとミルクティーで温まる。
暖かくなると、アルコール(チューハイ、ワイン)が飲みたくなる。byますみ
暖かくなると、冷たいもの(半額シェーキ)が飲みたくなる。byエボ
車内には、代わり映えしない状況が何度もアナウンスがされたが、18時半頃、「19時には北千住駅構内の
架線復旧作業を終え、19時半には出発する予定です」との待望の内容。
車内に「待っていて良かった」との空気が流れた。
しかし、これがぬか喜びであったと後で知る事になる。
何と架線の復旧作業中が20時に変更になり、当初の予定の時間。
更には、20時半にズレ込み、もう車内は諦めムード。
イライラが頂点に達しそうなので、伊勢屋のいちご大福やクリームチーズ大福にまで手を出す羽目に（笑）
余談だけど、いちご大福まではまだ許せたけど、クリームチーズはダメだな。
そもそも生クリーム大福と勘違いして購入した段階でアウトだけどね（爆）
結局、復旧作業が終わったのは21時であり、電車が動き出したのは21時15分。
水戸駅に到着して一本運行取り止めがあったにしろ、5時間半もいた計算だ。
雪だった天気は、出る頃には止んでいた。
スーパーひたちは水戸からだと上野駅まで直行となるが、今回は友部・石岡・土浦・柏に臨時停車する事。
自由席券の人は、デッキや通常は指定席券の車両に入って通路で待つ事はできないが、OKとの事。
この非常時、みんなで乗り切る為、協力に問題なし。
この時点では、特急券の払い戻しのアナウンスもあり、「天災だし、仕方ないか」との意見が大勢であった。
しかし、ここからがひどかった。
停車する駅ごとに15～20分程度待つ上、置かれている状況が全く把握できない。
本来ならば、停まる駅ではない「ひたち野うしく」「とりで」でも停車し、更に待たされる繰り返し。
ありえない事に、特別な条項が適用されてドアも開けられた。
23時を過ぎると、全く想定していなかった「終電が無くなる」現実が近くなって青ざめる。
到着時間が分からないので、家までの経路をどうしようもできない。
帰宅できない人達が少しでも少なくなるように終電情報などを教えてくれればまだ良心的だが、全くなし。
よくニュースなどで、天災による遅延などで駅員に詰め寄る一般人を見て、「天災なんだし、熱くなるなよ」と
思っていたが、謝るだけで必要とする情報を殆どくれないJR東日本に対し、その気持ちが理解できた。
今回の常磐線の対応には、本当に呆れたね。
そんな中、23時30分頃に上野駅が目前のにっぽり駅でも更に停車。
上野駅が混み合っており、停まれる番線がないので、いつ出発できるか未定のおまけ付き。
ここでも特別な条項が適用され、ドアが開けられた。
もう三茶まで行ける電車はJRも地下鉄もない。如何に近付けるかがポイントである。
ここに至って、さすがに決断。
下車し、蒲田行きの最終の京浜東北線に飛び乗った。
当初品川駅を目指したが、一つ前の田町で下車。
ここからもう電車移動は無理でタクシーになる訳だが、品川のタクシー乗り場は混んでいるだろうから田町
で降りたのである。
現在の時間は、日付けも変わった1時半。
これが正解であり、タクシーが一台丁度いて乗車でき、自宅に向かえた。
途中の246号はかなり混雑したけど、裏道使って2時過ぎ帰宅できた。嗚呼、大変な1日であった。
タクシー代の5千円ちょいは、まさに無駄な出費であるが、無事に帰れたので良かった。
3連休でなければ、水戸で3時間待たされるとの第一報でホテルにでも泊まる決断をしていたであろうから、
今思えば非常にタイミングの悪い水戸行きだった。
去年末から何か乗り物でアクシデントが多いな。エボが後厄だからか？
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