今度雨が降ったらぜったい雪になると思っていたのに。
気温が上がって雨のままでした。
そのほうが安全でいいのですが、ついガッカリしてしまいます。
まだまだおこちゃまなんでしょうか。
雨に濡れた地面が冷たくて、今日のイブ散歩は2分で終了してしまいました。
ぴや~~っと走って、あっという間に玄関まで。
よっぽど冷たかったのでしょう。
枝からのしずくで体もどんどん濡れますしね。
写真を撮る暇もなかったので、数日前に撮った写真をアップします。
むーん。この日の顔は、いつもと少し違ったかもしれません。
ざっざっざっざっ。
土を掘り始めると。大きな石を発見!
ぐぐぐ、と持ち上げて。
ぽーんと落とします。
更に手でちょいちょい。
ふーん。楽しい。
これなあに?
それはてんとうむしだよ。
さわっちゃだめだよ~~~。
さくらんぼの下の土のかたまりを~~~。
くんくんペロペロ。
だめ~~~、なめちゃだめ~~~!!
枝を発見。
爪がお鼻に入ってない?
がうがうっ!
鼻の上のしわがすごいよ、イブちょ。
だんだん興奮してきたイブちょ。
どっしゃーん!
ふう。
今日はすごく楽しそうだねぇ。
じゃあこれはどう?
木の又のところに枝をひっかけてやる。
おお~~~、ガブガブガブ。
剪定したときに落ちた小枝が、いいおもちゃになりました。
あー楽しかった。
むっ、だれか来た!
むむっ! 向こうに行ったか……。
その後はひとしきりイブちょの森で自由に遊び。
最後のにゅっとなさけな~い目、この表情が可愛くて好きです。
裏もチェックですよ。
はいはい、チェックごくろう。
むーん。
ミニバラがほぼ満開になりました。
時折、サーモンピンクっぽくも見えます。
楽しいお散歩はこれでおしまい。
なかよくねんね。おやすみなさい。
今日の風景。
當麻寺奥の院の景色です。
赤の色はまぶしいほど鮮やかで、水辺の景色はなんとも癒されます。
池の右奥に、仏像が見えます。
真ん中のうっすら白い花は、秋に咲くめずらしい桜、十月桜です。
冬桜、とも呼ぶそうですね。
この日はものすごく冷え込んで、手が凍りそうだったのですが、そんな寒い中健気に花を咲かせていてえらいなぁって思いました。
さて、二上山についてのもう一つのお話をしましょう。
ご存知の方も多いかもしれません。
里中満智子さんのマンガ『天上の虹』に詳しく出てくるお話です。
登場人物が多いので、まずはその説明から。
天智天皇……中大兄皇子、乙巳の変(大化の改新)で有名な人ですね。天武天皇の兄、持統天皇と太田皇女の父。
天武天皇……持統天皇の夫、大津皇子・大伯皇女・草壁皇子の父。
持統天皇……鸕野讚良皇女(うののさららのひめみこ)、天智天皇の娘、天武天皇の妻、草壁皇子の母。
大田皇女……おおたのひめみこ、持統天皇の姉、天武天皇の妻、大伯皇女・大津皇子の母。
大伯(大来)皇女……おおくのひめみこ、大田皇女の娘、斎宮として伊勢にいる。
大津皇子……おおつのみこ、大田皇女の息子、武芸に秀で、頭も良い人だったと言われている。
草壁皇子……くさかべのみこ、持統天皇の息子、特に優れていたとも表記はないようです。少し病弱?
お話は、天智天皇はすでに亡くなっていて、壬申の乱を勝ち抜いてその後を継いだ天武天皇が、亡くなったところから始まります。
その当時、天武天皇にはたくさんの皇子、皇女がいましたが、やはり母の位が高い大津皇子と草壁皇子が跡継ぎの有力候補となります。
優秀であった大津皇子、『天上の虹』では、皆に愛される人で、天智天皇の覚えもめでたかった人として描かれています。
しかし、彼の母、大田皇女は幼い頃に亡くなっており、持統天皇(その時はまだ鸕野讚良皇女)が母がわりとなっていました。
天武天皇崩御のすぐ後に、大津皇子は謀反の疑いをかけられ、捕らえられてしまいます。
川島皇子による密告、と書かれているそうですが、その裏には鸕野讚良皇女が、自分の息子である草壁皇子を皇太子にるすための策略があったのではないかと言われています。
大津皇子は処刑され、二上山に葬られました。
罪人の姉となってしまった大伯皇女は伊勢より帰され、都へと戻ってきました。
たった一人の弟が、処刑されてしまうなんて、どんなに悲しかったことでしょう。
こっそり伊勢まで会いにきてくれたりする、とっても姉思いの弟だったようです。
大伯皇女が、二上山に葬られた弟を思い、読んだ歌が万葉集に残されています。
その中の一首です。
うつそみの人にあるわれや明日よりは 二上山を弟背(いろせ)とわが見む
(この世の人である私……明日からはもはや、二上山を弟と思って眺めるほか なくなってしまった)
弟を殺された姉の悲痛な心の声が聞こえてきますね。
ここまでして皇太子にした草壁皇子も、病気で若くして亡くなってしまいます。
たくらんでいいように動かそうと思っても、なかなか思い通りにはいかないってことですね。
二上山には、今も大津皇子の墓が残されています。
二上山は、標高517メートルで、登りやすい山です。
古来より、山の神様に豊作を祈願するため、毎年4月23日に山に登り神様をお迎えする『岳のぼり』という神事が行われてきました。
小学校のとき、私も一度登りました。奈良県の山にしては杉の植林がほとんどなく、新緑から紅葉までとても美しいところです。
小さい頃から二上山を眺めて育ったので、一番好きな山なのです。
それでは、また次回。
気温が上がって雨のままでした。
そのほうが安全でいいのですが、ついガッカリしてしまいます。
まだまだおこちゃまなんでしょうか。
雨に濡れた地面が冷たくて、今日のイブ散歩は2分で終了してしまいました。
ぴや~~っと走って、あっという間に玄関まで。
よっぽど冷たかったのでしょう。
枝からのしずくで体もどんどん濡れますしね。
写真を撮る暇もなかったので、数日前に撮った写真をアップします。
むーん。この日の顔は、いつもと少し違ったかもしれません。
ざっざっざっざっ。
土を掘り始めると。大きな石を発見!
ぐぐぐ、と持ち上げて。
ぽーんと落とします。
更に手でちょいちょい。
ふーん。楽しい。
これなあに?
それはてんとうむしだよ。
さわっちゃだめだよ~~~。
さくらんぼの下の土のかたまりを~~~。
くんくんペロペロ。
だめ~~~、なめちゃだめ~~~!!
枝を発見。
爪がお鼻に入ってない?
がうがうっ!
鼻の上のしわがすごいよ、イブちょ。
だんだん興奮してきたイブちょ。
どっしゃーん!
ふう。
今日はすごく楽しそうだねぇ。
じゃあこれはどう?
木の又のところに枝をひっかけてやる。
おお~~~、ガブガブガブ。
剪定したときに落ちた小枝が、いいおもちゃになりました。
あー楽しかった。
むっ、だれか来た!
むむっ! 向こうに行ったか……。
その後はひとしきりイブちょの森で自由に遊び。
最後のにゅっとなさけな~い目、この表情が可愛くて好きです。
裏もチェックですよ。
はいはい、チェックごくろう。
むーん。
ミニバラがほぼ満開になりました。
時折、サーモンピンクっぽくも見えます。
楽しいお散歩はこれでおしまい。
なかよくねんね。おやすみなさい。
今日の風景。
當麻寺奥の院の景色です。
赤の色はまぶしいほど鮮やかで、水辺の景色はなんとも癒されます。
池の右奥に、仏像が見えます。
真ん中のうっすら白い花は、秋に咲くめずらしい桜、十月桜です。
冬桜、とも呼ぶそうですね。
この日はものすごく冷え込んで、手が凍りそうだったのですが、そんな寒い中健気に花を咲かせていてえらいなぁって思いました。
さて、二上山についてのもう一つのお話をしましょう。
ご存知の方も多いかもしれません。
里中満智子さんのマンガ『天上の虹』に詳しく出てくるお話です。
登場人物が多いので、まずはその説明から。
天智天皇……中大兄皇子、乙巳の変(大化の改新)で有名な人ですね。天武天皇の兄、持統天皇と太田皇女の父。
天武天皇……持統天皇の夫、大津皇子・大伯皇女・草壁皇子の父。
持統天皇……鸕野讚良皇女(うののさららのひめみこ)、天智天皇の娘、天武天皇の妻、草壁皇子の母。
大田皇女……おおたのひめみこ、持統天皇の姉、天武天皇の妻、大伯皇女・大津皇子の母。
大伯(大来)皇女……おおくのひめみこ、大田皇女の娘、斎宮として伊勢にいる。
大津皇子……おおつのみこ、大田皇女の息子、武芸に秀で、頭も良い人だったと言われている。
草壁皇子……くさかべのみこ、持統天皇の息子、特に優れていたとも表記はないようです。少し病弱?
お話は、天智天皇はすでに亡くなっていて、壬申の乱を勝ち抜いてその後を継いだ天武天皇が、亡くなったところから始まります。
その当時、天武天皇にはたくさんの皇子、皇女がいましたが、やはり母の位が高い大津皇子と草壁皇子が跡継ぎの有力候補となります。
優秀であった大津皇子、『天上の虹』では、皆に愛される人で、天智天皇の覚えもめでたかった人として描かれています。
しかし、彼の母、大田皇女は幼い頃に亡くなっており、持統天皇(その時はまだ鸕野讚良皇女)が母がわりとなっていました。
天武天皇崩御のすぐ後に、大津皇子は謀反の疑いをかけられ、捕らえられてしまいます。
川島皇子による密告、と書かれているそうですが、その裏には鸕野讚良皇女が、自分の息子である草壁皇子を皇太子にるすための策略があったのではないかと言われています。
大津皇子は処刑され、二上山に葬られました。
罪人の姉となってしまった大伯皇女は伊勢より帰され、都へと戻ってきました。
たった一人の弟が、処刑されてしまうなんて、どんなに悲しかったことでしょう。
こっそり伊勢まで会いにきてくれたりする、とっても姉思いの弟だったようです。
大伯皇女が、二上山に葬られた弟を思い、読んだ歌が万葉集に残されています。
その中の一首です。
うつそみの人にあるわれや明日よりは 二上山を弟背(いろせ)とわが見む
(この世の人である私……明日からはもはや、二上山を弟と思って眺めるほか なくなってしまった)
弟を殺された姉の悲痛な心の声が聞こえてきますね。
ここまでして皇太子にした草壁皇子も、病気で若くして亡くなってしまいます。
たくらんでいいように動かそうと思っても、なかなか思い通りにはいかないってことですね。
二上山には、今も大津皇子の墓が残されています。
二上山は、標高517メートルで、登りやすい山です。
古来より、山の神様に豊作を祈願するため、毎年4月23日に山に登り神様をお迎えする『岳のぼり』という神事が行われてきました。
小学校のとき、私も一度登りました。奈良県の山にしては杉の植林がほとんどなく、新緑から紅葉までとても美しいところです。
小さい頃から二上山を眺めて育ったので、一番好きな山なのです。
それでは、また次回。
両手で 石をもったり 落としたり ゴロンゴロンしたり 枝をアンニャ アンニャしたり 見ていて微笑ましいですぅ
こんなに一生懸命遊べるイブちゃんは 遊びの名人ですね
あれだけ遊びまくるのは珍しく、たいていはぼーっと座っていることが多いのですよ。
土を掘って小石を探し、放り投げて遊ぶのは結構上手です(笑)。
色んな表情みせてくれてる」にゃ
土遊びに夢中 爪がピ~ン 獲物捕まえたにゃって満足げな顔
いいにゃぁ
しろちゅにゃん 少しずつカメラになれてきてるのかにゃ?
風景・・・黄金色にゃぁ
土遊びのあの暴れっぷり、写真撮りながらびっくりでした。
マンガのような足でしたね~。
しろちゅは、最近カメラを向けてもそう嫌がったりしません。
じーっとこちらを見るので、撮りやすいです。寝顔を撮るときはなかなか半目を閉じてくれませんが(笑)。
夕焼けの二上山、綺麗でした。
いや~ イブちょ 可愛いですね
枝でゴロリンチョ には思わず ハハハでした
毎日セツさんとお散歩で
幸せイブちょ ですね~~~
當麻寺 ステキ! ・・名庭園だけありますね
石 には心惹かれてしまって 行きたい キャイン笑
ふたかみやま 悲しい話です
跡目争いは 世界中 どこでもありますが
持統天皇に処刑されたんですよね
姉としては 悲しすぎます
歌が また涙を誘って
日本の言葉 表現って 奥深く心にしみますね
二上山 とってもステキ ・・
昼と夜の趣の違い 神秘的です
小さいころから この山を見て育ったなんて!
憧れてしまいますよ~~~
いつも 心に残るブログを
本当にありがとうございます
でも木で遊んだあとは、野性の顔ですね、きりっとしています。
戦争もイヤですが、跡目相続は人間の醜い部分が現れます。
跡目相続にまつわる話は世界中にありますね。
まあ跡目相続でなくても、忠誠心のため、息子を殺さなければ
ならなかった家康の話もありますが。
僕が生まれ育った東京は、多少高台があったとはいえ、
平地でした。まあおかげで富士山も見えたのですが。
ですからセツさんのように、奈良で育った、それも歴史のある地で
育ったのはある意味でうらやましいし、あこがれます。
二上山、いいですね、感激しました。
石や枝を見つけて興奮して遊んでるイブちょは、おもしろくてびっくりして、可愛かったです。
しあわせイブちょ、だったら嬉しいです。
しあわせワタシ、は間違いないです(笑)。
奥の院の池の石、ほんと素敵ですよね。
ゴロゴロと無造作に置いているように見えて絶妙な配置なのでしょうね。
跡目争いのこと。
持統天皇の姉大田皇女がもし生きていたら、二人の子供たちの運命は180度違っていたでしょう。
和歌というのは、今も昔の人の気持ちをストレートに伝えてくれる素晴らしいものですね。
編纂して残そうとした人の気持ちも少しわかりました。
きれいに撮れたのは何枚かあったのですが、やっぱりこれが一番インパクトがあって。
イブちょの写真をよく撮るようになって、猫の表情はこんなにもいろいろあるんだと知りました。
徳川家康のことを、織田信長は恐れていたのかもしれませんね。
少しでも力を削ぎたかったのか……。
のちに天下を獲ったのですものね。
ひどいことを命じたものです。
富士山が見えるところもとっても素敵です!
歴史好きの父が奈良に引っ越してくれたおかげで、小学校の頃から少しづつ歴史に触れることができました。
遥かに広がる田んぼや、海を望む場所にもとても憧れますが、奈良も自然やロマンに溢れていて好きです。
イブちょ、食べなかったですか?ドキドキ…
お散歩の最後の方の写真、黒目まんまるでちょっと情けない表情、かわいいですね~
ゆずも時々同じような表情を見せますが、セツさんのように写真に残せなくて…
スマホの限界に挑戦中です
でも来年はカメラ購入しようかな…
その時は相談にのって下さい
二上山、悲しい伝説があるのに今は穏やかに見えますね~それが時の流れというものなのでしょうか
少なくとも私の目の前では殺生はさせません(汗)。
よじよじと壁を登って行ってたのですが、ちょっと目を離した隙に地面に落ちていて、イブちょがクンクンちょい……としかけていたのをガシッと止めました。
もしかして、イブ落としたの~?と聞いてみたけれど、イブちょは知らんぷり。真相は闇の中です。
てんとうむしはまた、よじよじと登っていきました。この寒いのに大丈夫なのかしら。
あの情けない感じの目、ゆずちゃんもしますか~。子猫のときからあれがもう可愛くて可愛くて。たまらないですよね~。
もしカメラを買われるなら、猫ちゃんを撮影するのに向いているものがいいですね~。
ペットモードというのが最近のカメラにはあるそうです。
もしそれがない場合は、シャッターが速くきれるもの(小さいコンパクトカメラはだいたい遅いかも)、それから、連写モードがあればなおいいですね。
一眼レフタイプのカメラでも、いまは小さいサイズのものが出ていますので、女性にも扱いやすいですよ。
カメラ屋さんで、いろいろ聞いて試してみてください。
二上山は、その麓の町も含めて今はのんびりとしたところですよ~。
話を知らなければ、ほんと、ただの山です。
ただただ綺麗だなぁと眺められる、大好きな山です。