雪、きれい。（中津その１）

昨日の朝、窓を開けるとさらさらと雪が降っていました。

ものすごく気温が下がっていたので、さもありなん、です。

すぐにやんでしまいましたが、それでも少しは景色も白くなり。

とりあえずカメラを持って外へ出ました。





積もる、というほどもない、すぐ消えてしまう雪。

けれど、今は確かに存在していて。




葉の上にふわりと乗った、結晶たち。






アネモネとユリの葉を、いつもと違うものにしていた。


さざんか、めいっぱい開き続ける。

暗い冬に彩りを添えるため。





頑張ったその花びらを受け止めるツワブキ。




毎日見ている庭の景色が、非日常の世界になったひとときでした。



さて、雪が消えて、おひさまが顔を出すと。

今日も、楽しいイブ散歩のお時間です。


さくらんぼの木に、またおもちゃの小枝を引っかけておいたから。

くんくんくん。




はっ！　この枝は！！




こうしてやる～～～！




かぷ～～～～～。


じゃれ噛みするときの顔、とっても可愛い。


ふふーん、大好きなツツジの下で。




寒いのに、だいぶ長い間頑張ってましたよ。

私が先に音を上げました（笑）。



さて、今日の風景写真は。


今日からしばらく、大分県中津にある耶馬渓（やばけい）の写真をアップします。

一昨年前の秋、九州までピューッと行ってきました。


耶馬渓は、山国川沿いに続く渓谷が美しい景勝地です。

まずは新幹線で小倉へ。

乗り換えで、少し駅構内を散策すると。




なんかうえにある！！

なんと、モノレールが上を走るのが見えるのです！

近未来的～。かっこいい。


さて、ここからは、特急にちりんに乗って中津へ。

電車を降りると、むわっとくるのは濃い緑の香り。

何度来ても、九州の緑は濃いな～って感じます。

中津駅からは、ローカルバスで「守実（もりざね）温泉」バス停まで。

ここから、この日のお楽しみが始まります。


実は、この山国から青の洞門というところまで、『メイプル耶馬サイクリングロード』という道がありまして。

廃線となった線路を道に変え、線路沿いの景色を見ながらサイクリングができるという、自転車好きにはドキドキものの場所なのです！

コアやまくにサイクリングターミナルで自転車を借り、さあ、出発！




一本の線路だったことがよく分かる、細くまっすぐ伸びる道。

思ったとおり、九州の豊かな自然を見ながら走れる素晴らしい道でした。

カラスアゲハでしょうか。

たくさん見かけましたよ。




少し走っただけで、深く深呼吸したくなるような景色の中に飛び込めます。





山、川、田んぼ、稲穂、そしてずっと続く廃線の道……。





もうお昼だったので、道の駅やまくにで、有名なかぶりつき定食を食べました。




美味しく揚げられたでっかい鳥肉を。

なんと、ハサミで切り分けていただきます！

おうどんの出汁も、あっさりしていて美味しかったです。

たくさん走るから、ここでエネルギー補給です。


それでは、また次回。