セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

春の庭の花たち その3

2013-05-13 08:30:52 | 庭の花
おはようございます。

先週末、久しぶりに雨が降って、花たちはいっそうイキイキとしています。


イブ散歩をしていると、彼はとにかくじーっとしているので退屈な時間が多いです。

しゃがんだままぼーっとしていると、足元のいろんな野草に気づくことができました。

あれ、この花今年も咲いたんだな、とか。

なにこれ、こんな花見たことない!!とか。

だんだんと、可愛い野草探しが好きになっていきました。


もともと知っていた花はこれです。




ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)です。

我が家の庭が草原だったころ(つまり雑草に埋め尽くされていた頃。笑)。

今の時期はこの花が満開になりました。

当時はまだ花を植えていなかったので、綺麗だなぁ、お花畑だなぁとうっとりと眺めていました。

恥ずかしながら、結婚するまではスポーツに仕事にととても忙しく。

実家の庭すらまともに見ていなかった私。

庭に咲いた野草の花ですごいなぁって眺めたお花はこれが最初でした。


とっても生命力が強いお花ですよね。

こんなところからや。




こんなところからも。




素敵に驚かせてくれる、愛おしいお花です。

色がいいんですよね~~~。



次は、小さいけれど素敵な空間を作ってくれる、この花です。




ピンボケで分かりにくいですが

コメツブツメクサ(米粒詰草】です。

米粒みたいにちっちゃいです。


たったひとつで見ると、どんな花?って思いますよね。

たくさんで見てみましょう。




目立たない小さなお花です。

けれど私はこのお花が大好きです。

これをバックに何か撮りたい!と思わせてくれるお花です。




黄色いお花は、なんだかとても幸せな気分にしてくれます。


今回はほんとうに身近な花たちばかりです。

「こんなん毎日見てるわ~」とおっしゃる方も多いでしょう。

すみませんがもう少しお付き合い下さいね。



さて、イブちょの森では、イブちょがいろんな草をがじっぺがじっぺしています。




左腕の前にすっくと伸びるこの草、名前は分かりませんが中にたくさんの種が入っています。

イブちょが鼻先をつんと当てると、パラパラパラ!

あたりに種が飛び散って、イブちょも私もびっくりしました。




面白くて私もちょいちょいしてみたり。

パラパラパラ!

飛び散った種はどこいった。




これかなぁ……、小さすぎて分かりません。

そんな楽しい草、イブちょががじっぺしています。

あーん。ペロペロ。かぷちゅ。




わあ、食べて大丈夫?イブちょ。

……しばらくして。

-うえっ。うえっ。

ほら~、やっぱり~。

いつもの草よりずっとごろごろしてるやんか~~~、無理やて。




あっ!!また!!

やめときて~~~!!




-いいんだも~~~ん。ゴロゴロゴロ。

まったくもう……。

しかしどえんどえん過ぎるな……、ほんとにヤバい。

ライトを食べているのになぜ……(泣)。

日に日に胡ぼんに近づいている、もちもちなイブちょです

(胡ぼんちゃんは、くるねこ大和さんのおうちの猫ちゃんです)



最後のお花は、カラスノエンドウです。






子供のころからおなじみの、笛が作れるあの草ですね。

改めてお花を見ると、すごく可愛かったんですね。

小さくて、気にも留めていませんでした。

カメラのおかげで、大きく見ることができますね。



実の部分がふくらんでくるのを、まだかなぁ、まだかなぁと待っていたものです。

子供の頃のように、イブちょと毎日待っていました。




膨らんでた!!

ほんとうは、もっとパンパンになって色が乾燥したようになってきたら作りやすいのですが。

待ちきれない私はプチン!!




ふふふ~、さぁ笛を作ろう!!

まずは、がくの部分を斜めに切って……。

ちょっと失敗。まあ一応斜めにはなってるからいいか。

パッカリと開く。




綺麗な種たちが覗いていますね~。

イブちょがじーっとしているので、ちょっと背中を借ります。


種を取り出し……、爪で種のベッドの白いフワフワをきれいにはがします。




そして少し乾燥……。

触ってさらさらになったらぱっかり閉じて、あとは斜めに切ったほうを外にして口にくわえ、ほんの少し唇で笛をはさむようにしてふ~~~っ。

鳴らないなぁ……。

ふう~~~~っ。

うーん。

ふう~~~~~っ!!

……ブーー………。

鳴った!!!

ふくらみが足りないせいか、切り口が荒かったせいか、出来はイマイチだけど。

笛の完成です!!





ふとイブちょを見ると。

目をまん丸くしてこちらを見ている。

もう一度ブ~~~~っと鳴らすと。

イブちょ、ぴゅーーーーっと森へ逃げて行った!!

あははは、ほんとに怖がりだねぇ~~。

けっこう大きな音がしますものね。

しばらくブーブー鳴らして楽しんでいました。


笛を作ったり、ぺんぺん草でかんざしを作ったり。

シロツメグサの白いお花で花かんむりを作ったり。

今の子供達は、そんな遊びを知っているのかな。

ちゃんと、お母さんや近所のお兄さんお姉さんに教えてもらっているかな。

こんな子供の遊びをするたび、考えます。

雑草がいっぱいの草原で、いろんな虫たちに出会いながら。

日が暮れるまで走り回る。

私がそんな恩恵を受けることができたように、これからの子供たちも自然で楽しんでほしいなぁと思います。



ほんとにささいなお話と写真でしたね。

次回はもう少し、見たことないなぁって言ってもらえるのもアップしようと思います。


春のお庭編、次回が最終です。

それではまた~~