セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

馬見丘陵公園の鳥 春2

2013-04-12 09:00:17 | 馬見丘陵公園
今回は、この春初めて出会った鳥さんたちをご紹介します。

春になって飛来した鳥、子育てを終了して出てきた鳥、いろいろです。


まずは、セグロセキレイです。

ハクセキレイとの見分けが難しいのですが、胸からあごにかけての黒さが明らかにハクセキレイのそれとは違うし、公園の資料にこの鳥の名前があるため、セグロセキレイと判断しました。

他のサイトで見るセグロセキレイは、もっとあごの上の方まで黒いんですよね~。

難しいです。












似たような写真ですみません。

ちょっとしたしぐさが可愛くって。

何か一枚混ざってますね(笑)。

野良にゃん~。



次は、アオジです。

オス。






オスは、目の前あたりが黒いです。


メス。








優しい顔をしていますね。


アオジに出会えると、どうしてだろう、幸せ気分になるのですよね。

前回出会えた場所をアオジポイントと名付けて、必ず次回も訪れます。

水場の近くの葦のような茂みでよく見かけます。

小さい、枝だらけでピントが合いにくい、警戒心が強いの三拍子。

どんなに連写しても全滅なのがほとんどです(私の腕で、ですが笑)。

チャームポイントは、やはり黄色くてぷくぷくのおなかでしょうか。



それでは次は、ムクドリにしましょう。






初めて見かけたときは、顔の黒い線が迫力あってびっくりしました。

ムクドリと、後ろはボケの花です。




家に帰って調べてみて、これがムクドリか~、これでヒヨドリとちゃんと区別できるなぁと喜んでいると(前はヒヨドリを見てムクドリって言うほど知らなかった)。




驚くほどの、群れ、群れ、群れ!

大きいしちょっと怖いかも……。

ムクドリは、虫をたくさん食べてくれるのでありがたい鳥と言われていたのですが、近年増えすぎて鳴き声やフンなどの被害がひどく、困っておられるところがあるとか。

自然との共存は、難しいものですね。


群れにはスズメなどの小鳥が混ざっています。




カラスなどから守ってもらっているのかな。

人が歩いてくると群れがザザザ~~~って一斉に動くのですが、スズメも一緒にてけてけ~と走っていますよ。


黒っぽいのがオス、薄く褐色のものがメスです。




こんな頭の白い子もいましたよ。メスだと思います。




子育てを終了すると、こうして群れになって生活するそうです。

それで私でも見つけられるようになったのですね。


どんどん行きましょう、次はカシラダカです。

小さくて、この子も警戒心がとても強いです。おなかは白い。

草原で歩いていることが多いです。

歩き方がぴょこぴょこしていて、すっごく可愛いんですよ。

こう、アニメでよく見る、横にふら、ふらと体を揺らして大股で跳ねて歩くような感じです。




これが一番カシラダカらしい、鶏冠(とさか)が立っている時です。

では立っていないときは?




ぺしゃん。

正面から見ると。




目、ちっさ!!

ちょっと気が弱そうに見えちゃう(笑)。

後ろ姿。




頭の後ろの柄がちょっと面白い。


これが最後に撮ったときの写真です。




違いが分かりますか?

頭の色だけ、黒くなっていますね。

これは、夏羽に変わったらしく、旅立ってしまう直前なのだそうです。

行っちゃうのね……、さみしい。

また冬、来てちょうだいね。

いってらっしゃい。


それでは今日はここまでにします。

次回、春の鳥編最終回です。


お見送りは、今日は二人で。

ウェットフードを入れているとき、じーっと待っているしろちゅ。




まだかなぁ、ドキドキ。

この顔で待たれたら、今すぐ入れるからね~~~!と急いじゃいます。


イブちょは?




姫子さんのところのイチちゃんの動画を見て、可愛い鳴き声をたよりに、この裏にいるのかなぁと探しています。

お顔も鳴き方も、イブちょに良く似てるね~~。


それでは、また次回です


馬見丘陵公園の鳥 春1

2013-04-10 20:52:46 | 馬見丘陵公園
馬見丘陵公園へ行くたび、鳥さんの気配を探していました。

何度も足を運んでいるうちに、鳥さんたちの様子が少しずつ変わってきたのを感じました。


まずは、早春、以前にもご紹介した鳥達からご紹介します。


公園へ行って、まず一番出会う回数が多いのがこの鳥さんです。

シジュウカラ。




ぱっと見は太く見えますが、実はものすごく小さい鳥さん。

よっぽど近くに来てくれないと、まずピントが合いません。

この写真は、珍しく警戒心のないシジュウカラさんに出会えたおかげで撮れました。

緑と薄いブルーが綺麗ですね。


次は、ガラつながりでヤマガラです。




なんと、水浴び中でした。


次は、モズにしましょう。






下のほうはメスかなぁ。

確証はありませんが、色も表情も優しいので。

モ~ズが枯れ木で鳴いている~ おいらはわーらをたたいてる




梅が咲いていたころには見かけたのですが、最近はちっとも見かけません。

北の方へ行ってしまったのかな?


また戻ってくるときが楽しみです。



華奢な印象のある、ビンズイ。






よく草原をてくてく歩いています。

細かい柄とちょっと黄色味がかった感じが可愛いです。



草原を一番てくてくしているのは、このお方!

ツグミちゃ~~~ん!!




大きめで近づけてじっとしていてくれる、三拍子そろった素敵な子です。

あまりにもばっちりピントが合ってくれたので、多くなってしまいますがアップさせてください!












何度見ても、複雑で綺麗な柄ですねぇ……。

私に絵心があれば、詳細なスケッチを描いていたと思います。

鳥さんの中で、このツグミちゃんが、私の中で元祖アイドルなんですよ~


今度は、ハクセキレイです。








草原の上をとことこ、水辺の上をパタパタ。

とっても可愛い声で鳴く、美しい鳥です。



そういえば、カワウのアップ写真が撮れたんです。

背中だけど。




キャー怖い。

羽の柄がまるでうろこのようですね~。

観察していると、けっこうカモたちと一緒に泳いでいたりして、遠目でも首の形でだいたい分かります。



そしてもちろんこの鳥さんを忘れてはいけません。

我々の一番の隣人。いや隣鳥。

スズメ。




普通のスズメ。




普通の、スズメですね。




ん?




んんん?




ちょっと待て。




太すぎないか、おまえ。

いやその前に、頭身がおかしいだろう。

なんだその頭のでかさは。

子供、なのかなぁ。

出産前のメスだろうか。

かわいすぎて吹き出しました。

スズメも、奥が深かったんだわ。



さて、最後のシメです。

いや、締めではなく。






この2枚は、早春の頃撮影したものです。

なんともかわゆいですね~。


それでは、今現在のシメです。




怖っ!!

……、何か変わっていませんか……?

もう一度見てみてくださいね~。




違い、分かりましたか?




答えは、くちばしの色です!!

以前はピンク色だったのに、今は銀色(鉛色というらしい)。

そのせいで、なんだか怖く見えていたんですね。

鉛色に変化するのは、繁殖期を迎えている証なのだそうです。

すごいなぁ。調べてみて勉強になりました。


-ボク、かわいいでしょ?




おちゃめな首振りは一緒でした。

パタパタッと飛んで、止まったのはこの枝。




たぶんイヌシデの木だと思います。

この花を美味しそうに食べていました。



シメ、体型を見ると小さそうな印象だったのですが、今回改めて見てみて意外に大きいなぁと思いました。

遠くにいてもさっと見つけられるサイズ。

シジュウカラよりずうっと大きいです。



今回の鳥さんたちは、モズを除いてみな、ずっと公園で見かけていた種類です。

次回は、ニューカマーさんたちをご紹介しますね。



今日のお見送りは、イブちょさんです。

と思ったら。






寝ちゃってました。

ごめんなさい。

私も眠くなってきました~。

おやすみなさい~。

馬見丘陵公園のお花2

2013-04-08 20:00:00 | 馬見丘陵公園
今回は、目からうろこでものすごく感動した木を紹介します。

この木です。




とっても大きな木です。

何の木かわかりますか?

もう少し近づいてみましょう。


枝の下に入ると、こんな世界が広がっています。




もうお分かりですね、モミジのお花です。

上を見上げると、まるで紅葉のように真っ赤です。





新芽の葉っぱは赤ちゃんの手のように小さくて柔らかくて、まさに生まれたばかり。








お花はとっても赤いんですね。

モミジって、やっぱり和な感じがしますね~。




黄緑色の輝く葉っぱが、川を静かに流れているようです。


いくら見ていても飽きません。




素晴らしい大木との出会いに、ほんとうに感動しました。

おひさまに透かして見ても綺麗です。




この木があった場所は、馬見丘陵公園の一番南側、巣山古墳の横のこんもりした丘の上です。

横には桜もあり、記念撮影する家族連れやカップルが絶えませんでした。




もうひとつ、アップしますね。

先ほどのモミジのすぐ近く、巣山古墳側に降りたところにあります。

ヤマブキ(山吹)です。




ちゃんとお花を見たのは初めてでした。

思ったよりお花が大きいんですね。






きれいに5枚並んだ花びらがとても可愛かったです。

山吹色のヤマブキ、本物の色を見ることができました。


そして、この茂みの中からは、ウグイスのいい~声が響いてきていました。

動画を撮ってみました。

ウグイス 鳴き声



見られない方はこちらをご覧下さい。

ここをクリック! 『ウグイス鳴き声』


桜の傍なので、ヒヨドリが大騒ぎですね(笑)。


これでとりあえず、最近に馬見丘陵公園で撮ったお花は終わりです。


最後にイブちょのハタハタ遊びをご覧下さい。




上で旦那がハタハタを動かしています。

ワクワク、ワクワク。

来た~~~!




なぜか般若目でとうとう!!




むふーん、楽し~~~




ちょっと笑って見えませんか?

イブちょは表情が分かりやすい子だなぁと思います。



それでは、また次回お会いしましょう~~

馬見丘陵公園のお花1

2013-04-07 19:54:20 | 馬見丘陵公園
馬見丘陵公園には、桜以外にもたくさんのお花が咲いています。

ちゃんとシーズンごとのお花を見せていただいて、ほんとうにありがたいです。

『公園というより植物園に近いのでは』

先日この公園をご案内した、我が家のお客様の言葉です。

確かに、と大きくうなずきました。


さて、まずご紹介したいのは、最近あちこちで咲き出したこのお花です。

ミツバツツジというそうです。




ふんわりと、大人っぽい空気を作り出しています。




キュンとする、ちょっと紫混じりのピンク色ですね。

名前の由来の三ッ葉。確かに。




ちゃんと三枚ですね~。



次はシモクレン(紫木蓮)です。






これはもう、ひとつひとつの花が芸術作品のようで、その形にうっとりしてしまいます。




大きな花にしか描けない、ゆったりとしたたゆたいを感じます。


モクレンと言えば。

私は花だけじゃなくて新芽も大好きです。

どうしてか。

それは、この形です。




なんともいえないぷくっとした形。

ピーナッツみたいです。

そして、それがパカッと割れて、柔らかな葉っぱのロールが現れます。




可愛いでしょ~~~!

ちょうどパッカリの時期に見られて良かったです。


あと、名前が分からないですが、下池のほとりに植えられているお花です。




名前は分かりませんが、他にピンクと赤色がありました。

お花って、見つけると思わず立ち止まって眺めてしまいますね。

子供の頃はさっぱり興味がなかったのに、ちょっと大人になれたのでしょうか(笑)。


最後に、いつもよく見かける雑草だけど名前を知らなかったお花たち。

ホトケノザ(仏の座)。




すごい名前ですね。

アップで見るととっても美しくてびっくりしました。


小鳥が一生懸命食べていたお花、ハコベ(繁縷、蘩蔞)。




ツユクサの4分の1ぐらいの大きさしかない、ちっちゃなお花です。

あ!ツユクサじゃなかった!!

私がツユクサだと思っていた青いお花は、オオイヌノフグリっていうらしいんです。

写真がうまく撮れなかったのですが、またアップします。


最後に、ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)。




面白い形ですね。

傘をいくつもかぶったような。

踊り子さんに見えますか?



今回はここまでにします。

次回はこの続きで、もう少しお花をアップします。

お楽しみに!!


お見送りはイブちょさんです。

イブちょ~、あれ、イブちょ~!

-もう、今忙しいんです!!




-カナヘビたんの気配がここに確かに……!!

ガサガサ……!!


……あー、カナヘビたん、ね……。

実はさっき、左の枝からダイブして逃げてったわ……。

まあまあの高さからのジャンプで、着地はあの体型だからおなかからビタンッと……。

あれは痛かったかもしんない……。

ダッシュで森へ逃げて行ったよ。

もうちょっと早く、イブちょをとめてあげるべきだったね。

ごめんよ……


-何なんですか。もう。

-ボクは寝ます。




あー、寝るのはいいんだけどさ、イブちょ。

-眠いですよ、むにゃむにゃ……。


こないだみたいに、寝ぼけて寝返りうって、また落ちないでよね。

あまりの衝撃にびっくりして、花壇の真ん中までダッシュしてたね。

-……(赤面)。

-……、過去のことは覚えていませんっ。

-猫ですからっ!


ふうううん~。


もうちょっと手を出すのが早かったらって、あれ後悔しまくりでつらいんだからね。

よろしく頼むわよ~~~。



それでは、また次回

馬見丘陵公園の桜

2013-04-06 20:52:20 | 馬見丘陵公園
長かった桜のシーズン、やっと終わりを迎えました。

今年は、ほんとうにたくさん桜を見ることができました。

朝、おひさまの光が見えて、お天気かも!?って思うと、いてもたってもいられず。

カメラ片手に飛び出して行く日々でした。

曇りとか雨とかいってたのになぁと歩いていたら、その通りだったり。

グレーの空にため息をついて、冷たい風に震えながら帰ってきたこともありました。


公園以外もいろいろまわりつつ、結局晴天の日の撮影会は3日もありました。

ぜいたくしてますね~


それではさっそく、馬見丘陵公園の桜を見て下さいね。

まずは、だんだん広場の桜です。




その横にある、睡蓮の池の桜とボケの花。




桜の撮影って、めちゃくちゃ難しい……、と、この一ヶ所めで愕然としました。

桜の木達はとっても立派で美しいのに、撮影するとどうしてこうもチープになってしまうのか……。

めげそうになりながらも、なんとか気を取りなおして、歩いて行きました。

アップだとどうかな。






愛おしいですね~。


桜の大木を上から見られるポイントにやってきました。

先日ご紹介したナガレ山古墳の目の前です。




これを満開っていうんだろうなぁ……。

こう、ぼんぼりみたいに咲きますよね、ソメイヨシノって。


これでたった一本の木なんですよ。




上の方はお空へ手を広げ、下の方は私たちと握手してくれます。

素晴らしいですよね。

最後に旦那がiPhoneのアプリで超ワイドに撮ってくれました。




雰囲気がよく分かりますね~。



それでは、下へ降りてみましょう。

さっき見ていたポイントを見上げると、立派な石垣になっています。




下のエリアは、心地よい芝生が敷かれ、平日でもみんな思い思いにシートを広げていました。




友達同士の他愛ないおしゃべり、日頃の愚痴大会の主婦たち、はしゃぎまくる子供達……。

日本の文化、お花見っていいですね。

お、お弁当の匂いが漂ってきました。

おなかすいた~~~

このエリアから離れましょう……。


と、歩き出してすぐに、池がよく見えるポイントに。






『上池』という名前の池なんですが、とても美しくて大好きなんです。


低く垂れ下がってくれている枝がとってもありがたくて、何枚もパシャパシャ。








ほんと、絵になる場所でした。




さて、いつものコースをぐるっと歩いていると、ピンク色のしだれ桜を見つけました。




6分咲きといったところでしょうか。

それでもとっても綺麗でした。



この日は、晴天という割にはお空は薄曇りで、ちょっと残念だなぁって思っていたのですが。

後日、南側の巣山古墳横のエリアで青空と桜が撮れました。

小さな八重桜です。










小さなお花がぎゅっと密集して、とっても可憐でした。

青空って、見ているだけで心がすーっとします。

吸い込まれそうなお空が大好きです。



さすがに何日も歩きづめでくたくたになり、家でダウン。

ふと気がつくと、しろちゅがじっと見ていました。




-あ、見つかっちゃった

しばらくフリーズしていたので、写真を撮っちゃいました。

どうも私の足元で寝ていたイブちょにずずいっとしてきたあとのようです。

近くで顔を見られた喜びを噛みしめつつ。


それでは、また次回。

次回は桜以外のお花をご紹介しま~す