On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

卒業検定

2012-02-19 23:55:55 | Driving

★1回目・・・1/22(日)

「次に電話がくるときは、と覚悟しておいて」と
上司から連絡を受けていた先輩同僚の危篤状況を心配しながらの
ドキドキ第一回目卒業検定。

教室で、3人一組の自主経路と所内試験の説明をまず受けて、
コースは先日特別項目で散々だった日産スタジアム近辺。
走ったことのある道のなかで唯一の60km道路がある。
所内は、方向転換左バック。

仮免試験のときと同じ試験官でした。
きゃんきゃん喋る感じが結構苦手な感じなんだけど、
つられず落ち着け、私。

いざ、車に乗り込む、トランクに荷物を入れようとしたとき
会社のPHS、上司からの着信。
ああ、とこみあげてくるものをぐっとこらえつつ、留守電応答。

3人中、私は2番手。
おひとり目が運転しているときも、手順とか注意して
集中してはいたつもりだけど、気付くと先輩同僚のことを
思いだしてしまっていた。というか泣いていた。

自分の番になって、道案内されての運転中、速度標識見落として
スピード違反。
60km道路に入る前、40kmのところを50kmで走行し注意を受ける。
50kmだと勘違いしてた…(ってありえないことですが)

信号のない横断歩道の手前、対向車線の車のかげに立っていた人を
見落として、ブレーキ踏まれる。

ああ、これはもうだめかー、と思いつつ、所内での方向転換は
それまで自分がやったなかで最高の出来、というくらいの
なめらかさだった…。

結果は、中止。
後日、教習原簿についていた卒業検定の採点表には、方向転換に
ハナマルがついていた。口惜しい。


★2回目・・・2/4(土)

苗場をはさんで、補修を受けて2度目のチャレンジ。
なんと、この日は高速教習で一緒だった△△と、また同じ組。
またか!と思いつつ、フレンドリーな奴も2度目の挑戦であることを知る。

この日も3人中2番目なので、1回目とコース一緒。
1番手の△△が運転している間もシミュレーション。

なんとか走りきったものの、問題は所内だった。

この日は方向転換右バック。
出られる距離が短いけどぎりぎりまで行かないと、縁石にひっかかるコース。

…行けると思ったけど、距離感うまくつかめていなかった。
切り直し4回カウントになってアウト。

△△は、相変わらず大胆かつスリリングに入れて、入った!出た!と
雄叫び&ガッツポーズ。
車内全員よかったね、と苦笑ながらも、こういう子がいるほうが、
こちらもムダに緊張しなくていいよなあと心底思う。
なんか、シャクだけど(笑)


★3回目・・・2/11(土)

いや、もう今度こそ三度目の正直でしょう、と鼻息荒く。
女性ばかりの3人組。

私が一番手に。
コースが変わるけど、ここまでくるとコースの地図をずっと眺めて
シミュレーションの回数も増えているので、比較的スムーズに
運転できていたと思う。

一度、交差点直前で信号が黄色から赤に変わったところで急ブレーキしてしまった。


所内戻ってきて、方向転換は右バック。
前回と同じコースではなく、比較的余裕のあるコース。

だからといって油断していたわけではないのだけど、
少しだけ幅寄せをして、良かった今日は入って、といざ出ようと
ウィンカーだして、曲がってほっとしていたら。

からだにトッスン、と鈍い衝撃。

ん?

んんっ?

もしかして、今縁石に乗り上げて、落ちちゃいましたかっ?!


乗りあがったことに気付かないってどういうこと!
と、時すでに遅し。

ここまで順調だったのにー!!
泣きつきたい気分ではありましたが誰の目にも明らかな失敗により、中止。

「今日は行けると思ってたんですけどねー」とは試験官談。
おいらもそう思っていたよ…
まるちゃんのバーコード&さらさら消え行く感じの帰路。



☆4回目・・・2/19(日)

最初に卒業検定受けはじめてから、ほぼ1ヶ月。
落ちたら、補修を受けないとまた検定を受けられない。
平日も通えるなら同じ回数落ちても、間髪入れずにいけたんでしょうけど
検定で時間とれるのが土日だけとなるとね。

この日は3人中3番目。

なんとなく、今までみていたなかでも自主経路コースが簡単な気がすると
思っていたのだけど、実際運転してみるとやたら細かい右左折が多い。
横浜アリーナのあたりの一方通行を細かく曲がっていく。

自主経路の最後、通行帯間違えやすいから気をつけて、といわれていた場所まで
無事戻ってきてほっとするも、車を停めた場所があまりよくなくて;;
試験官がドアを開けられない事態に。
しかし、これは採点には入らなかった模様…すみません。


所内は方向転換、右バック。
2回目のときと一緒。

所内でやっているときから、縦列駐車は最初こそ苦手で、
会社で昼ごはん食べてるときもJAFのHPで「縦列駐車のコツ」も
ずっと見ているうちにわかって、これが課題に当たってくれたらと
願っていたんだけど、結局一回も当たらなかったな。

方向転換は、補修を受けるたびに、インストラクターから何がうまくいかないのか、
どうしたらうまくいくのかアドバイスをもらうんだけど、人によって
やはりやり方が違うので、若干混乱しつつあった。

4回目の直前に受けた男性インストラクターのやり方でやってみたけど
3回目に受ける前の女性インストラクターから教えてもらった方法のほうが
私にはやりやすかったみたい。

最後、フィードバックを受けたときにも、女性インストラクターの
やり方のほうでやれば、幅寄せの必要はなかったんだろうな、と合点がいく。

ということで、やっとこさ合格!

やったー!という達成感よりは、身体中から気が抜けるほど、安堵のためいき。
もうさすがに3回落ちたときは、卒業できないんじゃないかと思ったもんね。

しかし、ここからまた他のみなさんと手順が違うとのこと。
卒業証明書は私だけ今日はもらえないと聞いて、がっかり。

翌日月曜に、卒業検定に合格した旨を教習所が県警に届け出て、
おそらくあのおっちゃんの部署がOKの印鑑を押さないと
私はまた先に進めないのだそうで。

なので、明日午後以降に書類を取りにきてください、と帰される。

なかなかさくっと終わらないなあ。
もうこれでこの駅に来るのも最後だろう、と毎回検定のたびに思いつつ
駅そばにある美味しいパン屋さんのパンを食べおさめてみたり、
チェーンなのに自宅そばよりもなぜかやたら安い薬局で買いこんでおいたり、
もうやりつくしているんだけどなあ…

また平日書類をとりにくるのはハードル高いけど仕方ない。
最悪21:30くらいまでに教習所に来てくれればいいと言われ、御礼を言って帰る。


14時すぎに集合して、17時すぎに教習所を出ると、いい夕暮れでした。

遠くに富士山と、暮れなずむパープルの空。
10月に通い始めてから、何度も何度も通った橋のうえから。




混乱することも多かったけど、わからないことはあれこれ聞いて、
失敗した分、その分練習もたくさん出来て、最後の1ヶ月があってよかった。

座学で知ったことを、現場でやれなきゃ意味がない、ということも。
失敗した経験のほうが、強烈だということも。
いろんなことが腹落ちできるようになっている運転教習って、本当によく体系化された
プログラムだよなーとつくづく思う。

仕事にリンクすることが多かったことも含め、免許をとろうと挑戦してみて
本当によかったと思います。

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