「宇宙へ。」を観にいく

土曜日は、ぽゆさんと久しぶりに。
日食グラス（500円）を購入し、自宅から世紀の天文ショーを見るべく
会社を休んで備えていたと聞き、ならばと「宇宙へ。」へお誘いしたのでした。
500円で観られなくてごめんねー！

雰囲気に気圧されないぞ、と挑んだペニンシュラで映画前にお茶をと
思っていたけど、アフタヌーンティーは大人気のようで。
1時間半ほどお待ちいただきます、の言葉に退散。
帝国に場を移したのでした。こっちもかなり待たされちゃったけどねー。

日比谷公園を臨む、本館17階のラウンジにて。

　

クリームティのセット。
なんとスコーンがチョコチップ入り！しかも温かくない！
・・・なんでー！

と、思いはしましたが、久しぶりに食べたスコーンは美味しかった。
あったかければ、もっとね。
カモミールも良い香りでした。

そして、テーブルにおいてあった小さなバラ。
グラス共々、冷え冷えした状態で、なんとも涼やかな演出。


　そしてそして。


1986年1月のチャレンジャー号の事故。

朝から事故を伝える映像やニュースで持ちきりだったその日、
当時、私は小6で。ちょうど日直だったのです。（懐かしい）

日直は朝礼のときに、今朝気になったニュースをみんなの前で発表する
ことになっていて、この話をしたことを今でも覚えていて。
とにかくびっくりして、強烈に脳裏に焼き付けられたんだよね。
打ち上がった！と見守っていたその姿が空中で爆発するなんて、
そこに笑顔で乗船した人達の姿がこんな風に消えるなんて、想像も
していなかったことだったから。

繰り返し流れるあの衝撃的な映像を、忘れることはなく、
この映画の中で、自分が一番確認したいと思っていたことは、
それをNASAはどう記録していたのだろうか、ということだったのね。

「見ていた子供たちに伝えたい」レーガンさんの事故を悼むスピーチ。
アメリカのお国柄ですな。
あの直後に、挑戦には失敗がつきものだ、あきらめないよ的な強いメッセージを
日本ではあんなにすぐに発信しないだろう。

そしてコロンビアも。
交信が途絶えて、数値の異常を知った管制室にいる人々…胸がしめつけられた。
重々しい空気の中で発せられた「画面をそのまま保存し、データを記録しろ」
という言葉には、気持ち救われた。
グラウンドメンバーも、心身タフでないと、宇宙はそう簡単に目指せるところではないね。

ラストに流れた「宇宙へ」。
なるほどー、という感じでした。この歌もドキュメンタリーの一部だ。
エンドロールとともにこの歌まで聴き届けて、完結するのねと思えるほど
映画の内容を補ってあまりあるもの…と感じられたのは嬉しかったなぁ。

チャレンジャー事故で亡くなった、一般公募の女性。（先生だったよね）
あの女性のインタビューを見たあとで「さよならを告げるかわりに愛していると伝えて」
を聴くと、胸にせまるものがあって。
「あの宇宙へ　届くまで　両手を伸ばし続ける」にこんなにも泣きそうになる自分を
CDで聴いていただけでは想像つかなかったです。

そしてシアターサラウンドで聴く「宇宙へ」、すごく親バカ的ファンな発言ですけれども
酒井さんの声って奥行きがあるのねー！ってなことにも気づけて幸せでした。

その後は、また帝国とペニンシュラで家族へのおみやげをみて。
帝国にあったスヌーピーの顔をつくったミルクのパン、食べてみたかったなぁ。
残念ながらもう売り切れていました。

夜は、シャンテ地下の柿安三尺三寸箸へ久しぶりに。

　

ビュッフェというのは、食べても食べても目で「うわ、これ美味しそう～」と
思ってしまうのでホントにいかん。

タイムサービスです！数量限定です！と言われた海鮮おこげも
坦坦うどんも、冬瓜のスープも、日本一の納豆も、美味しかった。

写真のパスタ2種とエビチリと枝豆のポテトサラダなんて、
うわーおなかいっぱいと言ったあとの、3か4プレートめだもの。

そして私的ヒットだったヘルシーな甘み、トマトのゼリー。さっぱりでナイス！

2時間、たっぷり過ごしたので・・・
・・・朝起きても、おなかがすきませんでした・・・。


おみやげ。

「今日は豪華アフタヌーンティーの予定なのさー」と家を出てくるとき
母が「頂き物のペニンシュラのクッキーがものすごく美味しかった」と
言っていたので。

　クッキー2種☆

ダークチェリーとマカデミアナッツのロッシュと、ローズマリーサブレ、
甘いのとしょっぱいのを選んでみました。
ローズマリーサブレはめちゃ好みでした。ビールにもワインにもいける！


よく食べた午後～夜。楽しかったよ～、ありがとね。
東京駅までの道のりとアレルギーは大丈夫だったかねーお大事にー。