JAいしのまき管内で生産された新鮮で安心・安全な農畜産物を,消費者の皆さんに提供する「産直市」が去る12月21日(土)に開催されました!
当日は茂洋産子(※1)の仙台黒毛和牛(※2)や環境保全米(ササニシキ,ひとめぼれ)などがお買い得価格で販売されました!
開催前日の石巻地域では雪が降り,10センチ前後の積雪がありましたが,JAいしのまき石川代表理事組合長も「雪の影響で開催が危ぶまれたが,無事に開催でき一安心」とあいさつ
仙台黒毛和牛の販売は数量限定ということもあり,まだ積もった雪が残るなかにも関わらず,販売開始の1時間前からお客さんの行列が出来ました
お客さんのなかには,「去年も産直市で買って,とってもおいしかったから今年も買いに来たんだよ。」というリピーターの方もいらっしゃいました
限定700パックとなっていましたが,なんと開始30分ほどで完売となり,仙台黒毛和牛の人気とおいしさをうかがうことができます
※1
茂洋(しげひろ)とは,平成13年に宮城県石巻市で生まれ,平成19年度肉用牛広域後代検定成績で,脂肪交雑(霜降りの度合い)・ロース芯面積(ロースの量)が全国1位となり,さらに平成19年に宮城県の基幹種雄牛として認定された宮城県期待のブランド和牛です。
その茂洋を父に持つ子牛が「茂洋産子」となり,全国でも唯一ブランド牛肉の呼称使用が肉質等級A5・B5格付けの牛肉のみに許される「仙台牛」の認定率向上が期待されています。
※2
仙台黒毛和牛とは,認定が大変厳しい仙台牛の次にランクされ,肉質等級はA3~4・B3~4・C5格付けの牛肉をいいます。仙台牛と同じ育て方をしたもので,その美味しさは他の銘柄牛と遜色なく,お求めになりやすい価格で流通しています。
産直市では「いしのまきの和牛地産地消フェア」も同時に開催され,仙台黒毛和牛の焼肉の試食が振る舞われました
この「いしのまきの和牛地産地消フェア」は,宮城県東部地方振興事務所畜産振興部と石巻地域畜産振興協議会が企画し,石巻で生産される黒毛和牛のおいしさを消費者の皆さんにもっと知っていただきたいという想いから開催されました。
試食コーナーでは,仙台黒毛和牛について解説したパネルが設置され,仙台黒毛和牛の認知度などについてアンケートも行われました。
今回の試食で提供された牛肉は,「茂洋」の血を引く,石巻で産まれ肥育されたA4ランクという品質の高い牛肉ということもあり,試食をした方からは,
「とっても柔らかく,甘みがあっておいしい」
「買い物に来て,こんな美味しいお肉を食べられるとは思わなかった」
などの感想をいただき,皆さんその美味しさに顔がほころんでいました
みなさんのその笑顔に,地元のおいしい食材を安心して食べることができることの有り難さや嬉しさを感じることができ,改めて,震災後の関係者の努力や支援いただいている多くの方々の存在に感謝します!
「ご存じですか?宮城の和牛 いしのまきの和牛」
石巻地域で「仙台牛」「仙台黒毛和牛」を提供しているところは,こちらをご覧ください!
※画像をクリックすると,拡大できます。
牛肉のほかにも,JAいしのまき産の米(ササニシキ)を使用したお酒や新鮮な野菜の販売も行われていました!
会場にはさまざまな地元産農産物が並び,たくさんのお客さんで賑わいました。
こちらは東松島市にあるJAいしのまき直売所「菜っちゃん市場」のスタッフの皆さん
とっても素敵な笑顔で,地元産食材を使ったお総菜を販売している出展者の皆さんがいらっしゃいました
地元産の新鮮な野菜や農産加工品はもちろんのこと,海沿いに面した地域の特徴を活かし,直売所では珍しく「生牡蠣」を販売しています。
12月28日(土)には,今年最後の営業として「歳の市」が開催されます!当日は宮城県産黒毛和牛の販売(数量限定)やしめ縄など正月用品の販売などが行われます。
皆さん是非,年末年始の準備に向けて,菜っちゃん市場の「歳の市」へ行ってみてはいかがでしょうか
(haru)
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