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ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第弐拾壱話

2020-04-29 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第弐拾壱話なのです、

しばらく、キシリア様からの特務は無く、司令が寛容な方である事に、私弩外道第1MS特務遊撃隊中隊長の私と、第1MS特務遊撃隊2番艦サン・ジョルジュの艦長で主に部隊の宇宙戦闘の責任を負う立場のマット・オースティン大佐の2人が、キシリア様から与えられている戦果のノルマを荒唐無稽な方法で、素早くゲットし、残りの時間を部下の育成に充てたり、あるいはリフレッシュの為に、レクレーションを企画したりと楽しく過ごしていたのですが、内外の状況がそれを許されないくらい戦闘状況が逼迫してきたようです。

例の親交のある敵軍事戦力偵察隊の隊長から流れてくる情報も緊迫度が増している。
地球連邦軍司令部は、ジオン殲滅艦隊をレビル将軍に十分な艦船と高性能なMSを配備した艦隊をジャブローから、おそらくソロモン、ア・バオア・クーもしくは、月のグラナダ基地のどれかの制圧を狙って打ち上げるのも時間の問題だろうと、という情報は聞き飽きる程、各方面から入ってくる。

そんな時に、キシリア様から秘匿通信が入りました。

マット・オーステイン大佐の乗艦サン・ジョルジュは宇宙空間での戦闘を重ねてきましたが、今回は吸収した元第6MS特務来クルーも載せて、宇宙戦闘の実戦訓練をすることが義務付けられました。
それを、監督するのは当然MS中隊長である私こと弩外道で、私の宇宙空間で使用できる予備機を全てサン・ジョルジュに搭載するようご指示を頂きました。
あわただしい、準備の後でレビル艦隊の大気圏突破時に敵が進路を変えられないのを利用して、狙撃し、大打撃を与えるように命を受けた。なあ、この艦隊戦の指揮は第2MS特務遊撃隊のハームス准将が執られるそうだ。
我々の第1MS特務遊撃隊から第5MS特務遊撃隊まで総動員されて、大気圏脱出時の敵艦狙撃をMSだけでなく、戦艦までも動員して行うまさしく総力戦ということだ。

そして、アレクサンドリアは地球の状況を把握対応するため、一時的にキャリホルニア・ベースに残留することになった。
私の心配は、この基地の主力艦が抜けた後、アレクサンドリアが連邦のターゲットになるのでは、という懸念があったからなのだ。
エンジニアであるメイ・カーウィン曹長は引っ張れたが、オペレーターは第6から来たエレン・ロシュフィレ軍曹がいるのでユウキの乗艦をアレクサンドリアからサン・ジョルジュに移す事ができなかった。
手遅れには成らないと自分自信に言い聞かせて、宇宙の戦いに飛び立った。
一応、乗機に関してはジオング、ゲルググ、鹵獲ガンキャノンの3機を私用の機体として貰った。
いくら、無理しいの私でも3機大破している状態で戦闘できるとはおもえなかったので、そういったら、女性陣からもっと自分の体の事も考えて下さいと大きなお叱りを受けてしまつた。
残った、宇宙戦闘可能MSは乗機の無い子に割り振った。と言っても、彼らは宇宙戦闘訓練どころか、宇宙に出たのが今回初めてだそうなので、サン・ジョルジュの運命は私とシャルロッテ大尉の双肩にかかっているということだ。
もう一つの不安は第2~第5MS特務遊撃隊は宇宙空間での戦闘経験が無かったはずだけれども、まさか全員宇宙戦闘経験無しなんて事になったら。。。。恐ろしくて、口にできない。


連邦主力が動く前に例のニュータイプ部隊の木馬が数隻の随伴艦を伴ってルナツーかサイド6を目砲として、軌道に乗ったのでこれはシャア大佐が指揮するザンジバルがすぐに後を追いかけた。
我々、サン・ジョルジュ隊にはMS5機とサンジバル級巡洋艦であるサン・ジョルジュ自身の火力しかないのに、担当する敵正面こそ2列縦隊だが、厚みが軽く300隻くらいいるのをどうしろというのだろうか(-_-;)
他の部隊配置も似たり寄ったりで、戦う前にあっ、全滅だ俺たちとはっきり確信した。

事ここに至ると、既に打つ手がないが、はったりは使える。
両軍に聞こえる共用バンド帯の電波を使って、一世一代の大見栄をきった。

『連邦軍の愚か者ども、聞こえているか、私の官姓名は弩外道大佐だ、君たちが【忍び寄る悪夢】と呼ぶ存在だ。貴官らは、私の命と引き換えに貴官らの命何万人が必用か、震えて数えろ!』
叫びざま、ジオングの有線ハンドビームは私の機体の横に置き、メガ粒子砲を合わせて、1回3斉射で、敵正面の3隻を爆散させて、縦列陣を崩しにかかった。
連邦の反撃は正確さに欠け、避ける必要さえほとんど無かった。
敵さんも素人集団なんだ、まさしく戦艦を七面鳥打ちできる大チャンスなのだと今更ながらに気が付いた。
ジオングのエネルギー容量はかなり多いが戦艦300隻撃沈できるほどのポテンシャルは明らかに無い。エネルギー残量が危なくなったらジオングを冷却とエネルギー補給に回して、ゲルググで出よう。もちろん、最後に鹵獲ガンキャノンで出る。本当にできるかどうかは別にして目標は300隻狩って、サン・ジョルジュを無事戦闘宙域から脱出させる。

私は、リックドムで出ているシャーリー・ラムセイ准尉とバミル・バクダミル軍曹にいきなりの宇宙戦闘は無理と判断して。
『二人は、サン・ジョルジュをなんとしても守れ。バーニアを使わずこちらの座標を一定にすれば、地球上で敵を狙撃するのとなんら変わらない。母艦は任せたぞ。』
元気の良い返事が二人分返っててきた。
『シャルロッテ大尉、本当に申し訳ないのだけれど、敵が繰り出すジムとボールを抑え込んでくれ、もし数的不利に陥って抑え込むのが無理になったら、君は後退して、マット艦長を撤退させろと俺に命じられたと伝えてくれ。』
できるだけ明るい口調で、いったのだけれど、シャルロッテ中尉が突然嗚咽をもらした。
『隊長、ご自分が死ぬ気でも部下は死なせないなんて、そんな勝手は許しません。私も隊長の傍らに盾となって必ずおともします。だからそんな情けない事言わないで下さい。あなたは、私の憧れなんですよ。300隻沈めて全員で笑ってグラナダに帰るって断言してください。』
『シャルロッテ、ごめん、これから300隻ほど沈めて君の目が確かだったって証明するよ。』

『敵艦隊を攻撃せよ。』【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~
ジオングで戦って15分余り、もう数えられなくなった60隻撃破くらいからどれくらい撃沈数ふやしただろう。もう、そろそろ100隻を上回っているんじゃないだろうか?
敵艦がハッチを開いて、ジムやボールを出そうとするときは必ず狙撃、誘爆で確実に沈めているのが功をそうしているのか、敵MS・MAの圧力が少ない。
最も、それに一番貢献しているのは、『私が隊長を必ず守ります。そうすれば私たちの勝利ですもの。』と独り言をハイテンションでマイクにひろわせてる、なんかのスイッチが入っちゃったシャルロッテ大尉の獅子奮迅の戦いぶりのお陰なのだけれども。
私は、残りエネルギー残量を計算しながら、機体交換の時は。サン・ジョルジュにここまででてきてもらう作戦を思いついた。
彼らの、碌に照準も禄にあわせられない攻撃がサン・ジョルジュに当たる確率は低いし、ザンジバル級に致命傷を与えられるのは、敵マゼラン級の主砲であるビーム粒子砲だけなのに、技術者がまだ育って無いのだろう、どの艦も主砲は沈黙したまま、次々と私に狩られて行く。』
『少し。戦闘が小康状態になった時、さっきの作戦案をマット艦長に送った所、返事は平文で『こりゃあすごいものが見られそうだ。』と返って来た。
こういうところは恰好良いんだよなあ、ちょい悪親父。
そこからは、ただ死者の魂に引きずられないよう、意思の情報を私に向けて放つ殺意のみにふりむけたので、結果的に312の戦闘艦艇をガンカメラで確認できたと、戦勝パーティで教えられた。
後、戦艦を母艦にするMSやMAの発艦前には戦艦の一部とみなされるそうで、MSとMAの今日の戦果は0でした(-_-;)








弩外道の戦果
マゼラン級戦艦    112隻撃破
サラミス級巡洋艦   210隻撃破


ほろ良い気分で、パーティを皆それぞれに楽しんでいたのだが、オペレーターのエレンの一言で皆、氷の彫像と化した。
『本日未明、キャリホルニア・ベースが連邦軍に強襲され、なんとか基地は維持したものの、第1MS特務遊撃隊1番艦、アレキサンドリアは完全破壊され、生存者は絶望的だそうです・・・』
『そんなバカな・・・』私はそうつぶやくとひざから崩れおちて、ユウキの名を繰り返し呼びながら冷たい床を素手で重いきり叩き、人目も気にせず泣きむせんだ。


『あなたの大切な人がいつまでもあなたと共にありますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第弐拾話

2020-04-29 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第弐拾話なのです。
本シリーズの攻略プレイ日記の部分には、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と【機動戦士ガンダム クライマックスUC】そして【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】及び【機動戦士ガンダム戦記】の4作品を使用しています。
前回は、宇宙に飛び上がって戦果を漁っていた弩外道とサン・ジョルジュのクルーですが、マット艦長の奇策が見事にはまり予定の半分の期間で、所定の戦果を挙げる事ができたので、予定より1週間早く。キャリホルニア・ベースに戻ってくることが出来たのです。



さっそく、第1MS特務遊撃隊、首脳部は顔付き合わせて、今後の戦略を話し合っていました。

『自分は、地球上での戦略は、前回と同じく敵支配地域の手薄な所へ奇襲を掛けて、彼我の戦力差を少しでも埋めるべきだと思うのですが。』

『我々が奪還した支配地域を維持できる友軍がいないのだから、仕方がないな。。。』

『私も、弩外道隊長と同意です。あと、うちのシャルロッテが地球環境でも使用可能なMSを手に入れましたんで。サン・ジョルジュもバックアップに回せるようになりました。』

『ところで、弩外道君はかなり作戦案を詰めているのかね?』

『一応、作戦提案書の形でまとめて、あとは閣下に見て頂くだけにしてあります。』


『また、無理してるんじゃないだろうな!?』
と、二人にハモられたw



まず、最初の作戦は、以前もおこなったベースジャバーでザクⅡを敵守備隊を飛び越えさせて、敵ビッグトレー級陸上戦艦を急襲、撃破する作戦です。
これは、前第6MS特務遊撃隊を第1MS特務遊撃隊に吸収させて、第1特務遊撃隊第3小隊とすることが、留守の間に決まっていて、私は知らない間に中隊長になっていたw
第3小隊には、現存のザクⅡが現役だし、ベースジャバーも3機揃えているとの事で、彼らの実戦訓練に丁度良い難易度になってくれた。
極めて幸運だと、いわねばならないだろう。

あと、以前より親交のある、敵実働部隊偵察部から、まだオデッサに進出した、ビッグトレー級陸上戦艦が、基地に収まらないどころか、ろくに護衛を付けていない艦が分かっているだけで、5隻もいるという。
なんとかならないだろうか?と部隊長から問われてすぐその場で、司令のご許可を頂いて私がその5隻の殲滅を請け負いました。
敵艦の座標から護衛部隊戦力まで至れり尽くせりの戦闘予想地域MAPが送られてきて、やっぱり組織は人だよなあ。と思ったのは、態度の悪い某ニュータイプ研究所と比べた訳じゃないと日記には書いておこう。。。


ともかく、ヨーロッパ方面軍からオデッサに配属替えになった部隊はいつ防衛基地が建設されないとも限らないので、さっそく座標や戦力を教えて貰ったビッグトレー級戦艦5隻それぞれに、高空もザンジバルから急襲攻撃し、奇襲を掛けた。
護衛部隊は61式戦車15両、1個大隊及びフライマンタ戦闘機2個小隊4機と連絡を受けた通りの戦力でした。
最も、61式戦車主砲でジオンのMSの装甲を破るのは不可能ですし、フライマンタの機関砲ではなおさら無理ですから、何故彼らはここにいるんだろうな?状態ですがビックトレー級陸上戦艦の主砲が直撃せれば、いくら装甲が熱いと言っても無事にはすみませんので、戦場が虐殺の場になる事はありませんでした。

私は、それぞれ距離を置いているビックトレー級陸上戦艦の1隻ごとに私に割り当てられている、MSのうち地上戦闘が可能な5機種をぶつけてみました。
何が怖いって、しばらく乗らなかった予備機に乗った際、勘が戻らないのが怖いですから、全5機使用しました。


【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】[EXヴァージョンより]~
ミッション目的、オデッサ方面に新規配備されたビッグトレー級陸上戦艦5隻を殲滅する。また、その護衛部隊に対しても損害を与える事が望ましい。

まず1隻目の敵戦艦には、リックドムを使用しました。遠方からのジャイアントバズーカの斉射で全く危険を伴わず撃沈できました。

また、旗艦破壊で壊走した61式戦車隊は全て追いかけて、撃破しました。

しかし、リックドムのジャイントバズーカは実弾射撃兵器の為、残るフライマンタの狙撃には失敗して、逃してしまいましたが、当方には一切損害は発生しませんでした。

61式戦車  宇宙世紀:UC0061に制式採用されたため、この名が作られた。当時はミノフスキー粒子下での戦闘はよそくされておらず、主砲口径が小さいためにザクには傷ひとつ入れられなかったと言われる欠陥旧式戦車。


フライマンタ 戦闘機ながら僅かに爆撃能力ももつものの、MSを主力とするジオン軍には歯が立たなかった。
なお、ジオン軍の制空戦闘機のドップより空戦性能は劣っていたと伝えられる。


ビッグトレー級陸上戦艦

移動砲台として圧倒的火力を誇っていたが、MSの登場によって活躍の場は狭められ、結果的に指揮官用艦船や基地拠点防御のための固定砲台としてしか機能しなくなっていった。




続いて、2隻目の敵戦艦には、水陸両用MSズゴックを使用しました。やはり、遠距離からのメガ粒子砲の狙撃で敵戦艦を撃沈しました。また、前出2機と同様に護衛の戦車隊は全滅させましたが。ズゴックのメガ粒子砲は高出力、高火力なのですが、発射まで数秒時間がかかるため、フライマンタを撃墜できませんでした。




3隻目の敵戦艦には、ゲルググを用いました。ゲルググはビームライフルを備えた優れたMSで、やはりあっさり敵戦艦を撃沈しました。




4番目の敵戦艦には、鹵獲した敵のガンタンクを我が軍の鹵獲機体用に塗装したMSを使用した。


ビームライフルとガンキャノン砲が強力だが、後方支援を目的とされた機体のためか、白兵戦武器が無い。


5番目の敵戦艦には、やはり鹵獲した敵MSのジムを使用しました。
やはり、数度の斉射で陸上戦艦を撃破しました。





5機全てが1隻づつ敵陸上戦艦を撃沈、15両からなる護衛戦車隊も壊滅させた。
なを、ゲルググと鹵獲ジムは、高速で戦闘エリアを逃走中のフライマンタをそれぞれ1機づつ撃墜しています。




弩外道の戦果
ビックトレー級陸上戦艦 5隻撃破
61式戦車       75両撃破
フライマンタ      2機撃墜





さて、次なる作戦は、以前ヨーロッパ戦線で使ったものだが、条件に合う敵基地が黒海東岸森林地帯に設営されており、大火力砲台として機能している敵陸上戦艦が居るのだが、なにしろその戦艦を取り巻くように30機以上のMSが守っている。
普通に攻撃すればたった3機じゃ袋叩きだ。
さて、賢明なる諸君ならどんな作戦を建てる。

私の問いかけにジノビエフ中尉が、渋々答える。

『敵の包囲は気にせず空中から陸上戦艦を叩き、何もない基地の北側に逃げるですよね。』

『正解!お見事!』

『ええええ、またあれやるんですか?ベースジャバーにザクⅡ載せて、敵MS飛び越えて、連中が集結する前にビックトレー級陸上戦艦仕留めて逃げるって作戦でしたよね。』

『その通り。でも、大丈夫。君たちは1回成功しているし、当時と比べ物にならないくらい操縦が上手くなってるから。』
『作戦は明後日だ、抜けの無いようにしてくれよ。』

『了解であります。』
なんか、ぐずぐず言ってた二人も最後にはきりっと敬礼して、艦橋を出て行った。

【ビックトレー破壊任務】【機動戦士ガンダム戦記】より~
いよいよ作戦当日。
快適に敵上空を空の旅。

ついにビッグトレー級をみつけた。ベースジャバーの推進力上げて!

ひたすら横腹にヒートホークを叩き込む。

よっしゃ!ミッションコンプリート!みんな逃げるぜ!?





弩外道の戦果
ビックトレー級陸上戦艦 1隻撃破。
61式戦車       4両撃破



ガースキ・ジノビエフ中尉の戦果
陸戦型ジム       1機撃破
ホバートラック     2両破壊



ジェイク・ガンス少尉の戦果
ガンタンク       1機撃破
61式戦車       2両撃破



さてさて、風雲急を告げるこの展開、次回も見てくださいね~♪


『あなたの努力が必ず報われますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾九話

2020-04-28 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾九話なのです。
本シリーズの攻略プレイ日記の部分には、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と【機動戦士ガンダム クライマックスUC】そして【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】及び【機動戦士ガンダム戦記】の4作品を使用しています。
前回は部下のパイロットのレベル上げのため、それぞれ相応しいミッションに参加させましたが、パイロット6名中、第6MS特務遊撃小隊の2人にはまだ指導を与えていなかったのでそこからスタートです。






ここから第拾九話

ミッションはタクマラカン砂漠における敵の進軍を妨害するというものです。

弩外道はゲルググで出ました。




シャーリー・ラムゼイ准尉はドムで出撃です。


敵護衛モビルスーツを排除しながら、61式戦車の縦列に攻撃を掛けます。





弩外道の戦果
陸戦型ジム    4機撃破
陸戦型ガンダム  1機撃破
61式戦車    12両撃破


シャーリー・ラムゼイ准尉の戦果
陸戦型ジム    2機撃破
61式戦車    6両撃破






作戦は、ベルファストに集結しつつある連邦軍の足止めをするミッションです。

弩外道はズゴックで出ました。



バミル・バクダミル軍曹はドムで出撃です。





掃討作戦は割と簡単に出来ました。
ここは、後方だと連邦の兵士や指揮官に油断があったのでしょう。



弩外道の戦果
ガンタンク   2機撃破
陸戦型ジム   2機撃破


バミル・バクダミル軍曹の戦果
ガンタンク   1機撃破
陸戦型ジム   2機撃破



地球上でのゲリラ戦の戦果も上々で、可能な範囲でパイロット育成ができた事に、幹部3人はほっとひと息を付いた。

『ドゲさん、そろそろ宇宙に上がってもいいんじゃないかい?』

『そうですね。贅沢言ったら切りがないですし、ルナツーの部隊も日にちが開いたからまたザル警戒になってるかもしれませんし。』

『私としても、しばらくは宇宙での戦果を優先させるべきだと思っている。』

『留守中の事は若干心配ではありますが、ジノビエフ中尉もガンス少尉も順調に育っているので大丈夫でしょう。』

『それじゃあ、明後日にはルナツー軌道に乗れるように、明日の晩には出航したいところだ。』

『了解です。司令閣下、不在の間ご迷惑をお掛けします。よろしくお願いします。』

『なに、留守番くらいは任せてくれ、それより、宇宙での戦果も頼んだぞ。』


『はっ!』



方針が決まったし、今回は作戦案を通常からいじるつもりもないから、ユウキに明後日には宇宙へ上がるのでしばらく会えない事を伝えに言った。

『大丈夫だって頭では分かってるんですよ。だって大佐はジオン軍切ってのエースパイロットなんですから。でも、傍にいてあげられないのが悲しいです。』

『ありがとう、ユウキ、でも僕が1度でも君の所へ帰って来なかった事なんかないからね、心配いらないよ。』
『もう(笑)』
こんなとりとめの無い話をして、二人きりの夜は過ぎてゆくのです。




いよいよルナツー軌道に向け、大気圏突破だ。
後、数時間はクルーは大変だけど、パイロットの俺にはやることがないので、連戦の疲れを少し癒そう。

そして、例に寄って、デブリ帯の中のデブリに偽装して、待つこと20分。
【敵艦隊を撃破せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~
6隻の戦闘艦からなる、小艦隊がノコノコと言う感じでルナツーのメインポートから現れた。
シャルロッテ大尉はいち早くギャンで迎撃MS専用口を押えてくれている。

これで打ち漏らしたらサン・ジョルジュのクルーに頭下げて回らなくちゃ。
ちなみに、今日は気分でゲルググで出てますw


瞬く間に、連邦の戦闘艦6隻艦隊は業火に包まれ爆散したのでした。






弩外道の戦果
マゼラン級戦艦  3隻撃破
サラミス級巡洋艦 3隻撃破


シャルロッテ大尉の戦果
ジム   3機撃破
ボール  3機撃破


シャルロッテ大尉の戦果を聞いて、正直この短期間でこれほど格闘戦技能を上げるとは予想外でした。

『すごい、すごいよ!シャルロッテ大尉、こんな短期間で格闘戦をものにするなんて。』

『大佐殿の指導が素晴らしかっただけです。』

『次は、衛星軌道かサイド6で待ち伏せするにしても、今回は僕はサポートに回るよ。元々ギャンは対艦戦闘に優れたMSだからね。』

『さすがに、それは時期尚早かと、もう少しMS同士の戦闘に慣れさせて下さい。』

『経験をもっと積んでからということだと無理強いはできないなあ。じゃあ、今回も僕のサポートに回って護衛部隊を一掃してくれる?』

『はい、お任せ下さい。』

なんか、話はこんな感じで纏まってしまいました。


『さて、次は衛星軌道で待ち伏せるか、サイド6領海外で待ち伏せるか。意見はあるかい?』

『艦長の判断に任せるよ。正直、素人の僕が口出しして良い未来が予想できないからね。』

『そうですね、私も艦長に一任させて頂きたいです。』

『おっと、いきなり責任重大になっとるw』
『おっし、今回は裏を掻いてサイド6領海外に張るのを先にしよう。』


『了解です。』





【戦艦を撃沈せよ】【サイド6宙域】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~
弩外道はリックドムで出撃です。


そして、シャルロッテ大尉はギャンで出撃です。



結局、提案しただけで役割分担はかわらずです。
シャルロッテ大尉が敵MSやMAを押さえ込んで、弩外道がその隙に敵の母艦を沈めるいつもの戦法です。




弩外道の戦果
マゼラン級戦艦1隻撃沈
ボール    2機撃破


シャルロッテ大尉の戦果
ジム     3機撃破
ボール    2機撃破


僕は艦に戻るなり、シャルロッテ大尉を大いに称賛した。

『すごいじゃないか、シャルロッテ。見事な戦果だ、この分だと対MS戦に関しては1~2年で君に抜かれそうだよ。』

『冗談は止めて下さい、隊長。ジオン軍のエースでその上ニュータイプの隊長を抜ける訳がありません。』

『なあ。ドゲさん。シャルロッテは確かに良いパiイロットだと、思う。しかし、ドゲさんは自分を低く見過ぎ。あんたはジオンを背負って立つ2人のエースの片割れだ。』
『謙遜も行き過ぎると嫌味通り越して、意味不明だ?』
『もうちっと、部下を褒める時は抑えめにね。ドゲさんがシャルロッテが自主訓練までしてたの知ってたから誉めてやりたかったんだろ?』

『それは、そうなんですが。。。』

『なあ、シャルロッテ。ドゲさんはお前の自主訓練の間モニターずっと見てたよ、その努力を認めてやりたかったから、あんな話になっただけだから。まあ、ドゲさんの自己評価の低さには、ダグラス司令も、俺もほとほとこまりはててんだ。気を直してやんな。』
『はい、隊長ってジオンの英雄で階級は23の若さで大佐ですよね、人に寄るでしょうか相手に対して優越感とか感じる人の方が多いのに、隊長は誰にでも優しすぎます。先日艦に乗った新兵のターメリー二等兵に僕もここでは新入りだから。なんて道を教えてましたけど、ターメリー二等兵、大佐がジオンの英雄弩外道大佐だと知って失礼がなかったか狼狽えてましたよ。』
『もちろん、そこは隊長の素晴らしいとこなんですが。部下を過大評価するのだけは、止めるように心がけてくださいね。』
『だ、そうだドゲさん。お前さん部下が好きで好きで止まらないだろう?じゃなきゃ作戦の度にあんな緻密な作戦案書くのドゲさんだけだと思うぜ。部下が可愛くて仕方ないから部下が絶対やられない作戦を考え、足りない部分は自分がフォロー、画してドゲさんの部下は誰も死なないんだ。立派な事だと思うが、この先もずっとそんな事が可能だと思ってるのかい?張りつめ過ぎればピアノ線だって切れる。少し肩の力を抜いた報が良い。』
マット艦長は俺に優し気な目を向けてくれていた、
さっきまで、怒っていたはずのシャルロッテも、今は気づかわしそうな目でこちらを見ている。
『うん、理解した。これからは気を付けるよ。』
私が、そう答えるとブリッジの皆が安堵の表情に変わった。僕は、みんなにそんなに心配かけてたのか・・・悪い事しちゃったなあ。。





『ところでドゲさん、連邦に奇策をかけようと思うんだがどうだ?』

マット艦長がちょい悪親父のようににやりと笑う。

『私は以前から、宇宙へ上がったら戦術はともかく戦略的な事は全て艦長にお願いしてると思うのですが』

『私も、元よりそのつもりですので、かまいません。』

『どうも、最初に計画的に敵艦隊撃滅しちまつたからな、やっこさんらの上層部では、そのパターンを予想して叩こうなんて話があるらしくてね。それならこちらがでたらめにやりたい放題やったら面白そうじゃねえかい?』

『さすが、マット艦長、これは面白い事になりそうですね。』
『でも、隊長。もし、艦長の読みが外れたら手を引いて船まで連れ帰ってください。』
『もちろん!』



『そこで、そのパターンとやらに安心してる連邦の兵士たちに俺たち第1MS特務遊撃隊の実力をきっちり見せるって事でOK?』
『了解です。』
『分かりました。』
『それと二人とも連戦になるから最低4時間はタンクベッドを使って眠って置くと良い。』



『そんな訳で、目が覚めたら既に臨戦態勢整ってたw』
マット艦長が僕が必要以上に自分を追い詰めてしまうのを、やめさせたいだいのだろう。
ありがたい事だと思う。
縁起でも無いけど、僕とシャルロッテが落とされたら、この艦のクルー二百人以上が死んでしまうから。
でも、そんな事はさせない。
いつも通り、冷静に戦えばいいだけだ。



そんな訳で万全を期すために、機体はジオングを選んだ。
サイコミュの補助があればメガビーム砲の斜線が正確になるし。連邦のニュータイプを刃を交える前に、有線ハンドビーム砲のコントロールをサイコミュで完全にできるようにしておくのは最低限必用だ。

シャルロッテ大尉は、ギャンをチョイスした。


【敵艦隊を攻撃せよ。】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~
さて、いよいよルナツーのメインポートから鴨がネギ背負ってやってくる。
まあ、連中の艦隊がでてくるまで、偽装して配置が終わってから15分しか立ってない。これじゃあおいしい紅茶を飲む暇もないw





結局、敵の小艦隊が宇宙のゴミと化すまで、3分掛かりませんでした。
ジオングのメガ粒子砲の高性能と私がサイコミュの扱いに慣れてきたからでしょう。
私の仕事が、早かったので。さすがにシャルロッテの戦果はいつもより少なかったが、私の攻撃中に護衛機を一歩も近づけなかったのだから、その働きは評価されねばならない。


弩外道の戦果
マゼラン級戦艦   3隻撃破
サラミス級巡洋艦  3隻撃破


シャルロッテ大尉の戦果
ジム        1機撃破
ボール       1機撃破







『さて、サンジョルジュ・戦略・戦術会議をはじめよう。』
マット艦長が、重々しく口を開いた。

『さすが、マット艦長、読み通りでしたね。これで予定の半分の期間で当初の戦果を挙げる事ができました。ありがとう。』

『ああ、隊長がジオングに乗ると艦隊殲滅3分切るんですね。』
『ほとんど、戦果があがりませんでした。』

『今度、シュミレーターで僕が使っている格闘戦の技を簡単で使える順に教えてあげるよ。どうかな?』

『ありがとうございます。このお礼はいつか必ず。』
『いや。そんな大層な話じゃないよw』

『だから、今夜遠征成功パ-ティやるぞ!』
『はぁ』
思わず二人のため息が重なりましたw


かくして、第1MS特務遊撃隊の2番艦サン・ジュルジュは酔っ払いながらもなつかしのキャリフォルニア・ベースに向かっていたのでした。






次回からは、地球の戦闘に戻りますが、戦況はかなり連邦軍に傾きジオン軍には、かなり厳しそうです。さて、弩外道はどんな戦術を組むのでしょう!?

次回も見てくださいね~♪

『あなたの理が常に木漏れ日とありますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾八話

2020-04-27 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾八話なのです。
本シリーズの攻略プレイ日記の部分には、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と【機動戦士ガンダム クライマックスUC】そして【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】及び【機動戦士ガンダム戦記】の4作品を使用しています。
前回一連の宇宙戦闘をこなして、やっとキャリフォルニア・ベースに辿りついた弩外道なのですが、今日はMS特務遊撃隊の首脳部が集まって会議です。



ここから、第拾八話
『キシリア様から授かった方針は、当面特務は無いので我々が自由に作戦立案し、実行せよとの事だ。報告は事後で良いということなんだが。二人は何か指針になるような作戦案はあるかい?』
ダグラス司令がマット大佐と弩外道大佐に問いかける。
『ここのところ、作戦が宇宙戦闘に偏っていたから、地上戦闘をある程度こなしてから、再び宇宙へと言う感じでどうだろう。』
『はい、私もそれに異存はありません。具体的には対潜機動艦隊とビッグトレー級陸上戦艦を複数叩くのから手始めにするのが良いと思います。ここで、ある程度戦果を稼いだら、所属パイロットの能力向上目的で敵の支配地域でのゲリラ戦で敵MSをターゲットにパイロットそれぞれの課題をクリアするよう、全体のレベルアップを図るのはいかかでしょう?』
『また、弩外道大佐頼みになってしまうが、二人ともその作戦方針でよろしいか?』
『そうですね、シャルロッテを鍛えて貰えるのなら、こちらからお願いしたいくらいだよ。』
『シャルロッテ大尉は、格闘戦に苦手意識が若干あるようですので。この機会に自信を付けてもらいましょう。』
『そいつは、ありがたい。』
こうして、ざっくり方針が決まったので、作戦実施にさっそく移行したのでした。


まずは、大西洋に展開している対潜空母機動艦隊狩りです。
機体はズゴックで弩外道大佐単独の出撃としました。
まず、ヒマラヤ級対潜空母をねらいます。

甲板上の護衛の陸戦型ジムを海中に叩き落します。

並走していた、もう1隻のヒマラヤ級対潜空母を狙撃して撃沈させました。

更に、甲板に乗っている方のヒマラヤ級対潜空母に格闘戦をしかけて撃沈します、

水中からバーニアを吹かして、護衛のイージス巡洋艦を視界に収めて。

メガ粒子砲一撃で撃沈しました。



弩外道の戦果
ヒマラヤ級対潜空母 2隻撃沈
イージス巡洋艦   1隻撃沈


更に敵機動部隊を求めて、北に移動、2つめの敵機動艦隊を捕らえました。

空母の甲板を足場に取るのはいつも通り。

まずは、並走する空母を狙撃して撃沈。

更に足場にしていた空母も格闘戦で沈めて脱出。

最後にイージス巡洋艦に止めを指して、機動艦隊撃滅完了。



弩外道の戦果
ヒマラヤ級対潜空母 2隻撃沈
イージス巡洋艦   1隻撃沈


そこから北東に移動して、新たな敵機動艦隊を発見。

空母甲板上から並走するもう1隻の空母を狙撃して撃沈。

足場にしていた空母もバーニアで飛び上がり、上から狙撃して撃沈しました。





弩外道の戦果
ヒマラヤ級対潜空母 2隻撃沈



3機動艦隊を撃破したところで、そろそろ警戒されるだろうとの判断で、大西洋から撤退。
以前、失陥したオデッサの敵陸上戦艦をターゲットに戦闘を開始します。

まずは、弩外道がゲルググで出て、ビームライフルで護衛の61式戦車を撃破。

続いて、ビックトレー級陸上戦艦もビームライフルで狙撃して撃破です。




弩外道の戦果
ビックトレー級陸上戦艦 1隻撃破
61式戦車       15両撃破


続いて、部下のパイロットのうち一番水準が高いシャルロッテ大尉に、ギャンで出て貰い戦艦を撃沈して格闘戦にも自信を持ってもらう企み。
シャルロッテ大尉は、即座にビックトレー級の甲板に飛び乗り、安全な位置から格闘攻撃を連続で決めます。

見事、単独でビックトレー級陸上戦艦を撃破したのでした。




シャルロッテ大尉の戦果
ビックトレー級陸上戦艦 1隻撃破



最後に、弩外道がドムで出撃。
護衛戦車隊を手早く葬って。

ビックトレー級陸上戦艦をジャイアントバズーカで狙撃して撃沈。




弩外道の戦果
ビックトレー級陸上戦艦 1隻撃破
61式戦車       15両撃破


ビックトレー級陸上戦艦奇襲作戦が終了した時点で、シャルロッテ大尉を対戦艦戦闘に抜擢してくれた事をわざわざお礼を言いに弩外道の所までやってきた。

『シャルロッテ大尉は、僕の部下のパイロット5人の中では、頭一つ抜けるくらい腕も戦闘経験もあるからね、そろそろ戦艦撃沈の勲章を取って貰おうと思ったんだ。』
『ご配慮ありがとうございます。』
『それに、今回ギャンの機体にも格闘戦にも慣れたでしょう。宇宙空間よりも重力がある地球上の方が格闘戦を学ぶのには適しているから。次は敵MSをターゲットに考えているんだ、その時は僕も一緒に出るから心配いらないよ。』
『はい、シュミレーターでみっちり練習しておきます。』
『よろしい。頑張ってね!』



再び、MS特務遊撃隊の幹部会議です。

『一応、地球上での戦果としては、艦船11隻撃沈は、キシリア閣下も納得して頂けると思うので、私の部下のパイロット5名に経験を積ませて、実力アップを狙って、敵支配地域にゲリラ戦を仕掛ける方向で行きたいのですが。』

『ふむ、それがよいだろうね。』
ダグラス司令が賛成してくださった。
そこで、マット大佐が

『そいつをある程度回したら。また宇宙での戦果稼ぎの方もよろしく頼むよ。なんせ、うちの隊はドゲさん頼みだからなあ。』

『いえいえ、シャルロッテ大尉は大分育ってきてますから。いずれは、宇宙戦闘でも今回のような単独戦闘も任せられるように鍛えますよ。』

『それは、楽しみだ。弩外道君、是非頼むよ。』

『お任せください。閣下。』

こうして、敵支配地域へのゲリラ戦の方針が決定したのでした。


まず、最初のターゲットは、イギリスのベルファストにしました。


自機はゲルググ

僚機はガースキ・ジノビエフ中尉のドム

次々、迎撃に現れる陸戦型ジムと陸戦型ガンダム



しかし、難なく撃破して、敵に包囲される前にさっさと脱出。
こちらは、無傷でした。


弩外道の戦果
陸戦型ジム 3機撃破
陸戦型ガンダム 1機撃破



ガースキ・ジノビエフ中尉の戦果
陸戦型ジム 2機撃破






シアトルにて敵ミディア輸送隊が移動中の報を受けて、輸送部隊壊滅を狙います。



自機はドム

僚機はジェイク・ガンス少尉の鹵獲陸戦型ジム


護衛MSを退けて

ミディア輸送機に照準

ミディア輸送機・全滅





弩外道の戦果
ミディア輸送機 4機撃墜
陸戦型ジム   3機撃破
陸戦型ガンダム 1機撃破



ジェイク・ガンス少尉の戦果
ミディア輸送機 1機撃墜
陸戦型ジム   1機撃破






シャルロッテ大尉がタクマラカン砂漠にてドムを慣熟訓練中に敵に包囲された。

至急、救出に行かねばならない。
速度優先で自機はドムにしました。

次々現れる敵MSを片っ端から撃破します。


最後の陸戦型ガンダムを仕留めて、無事シャルロッテ大尉を包囲から脱出させられました。




弩外道の戦果
陸戦型ジム    4機撃破
陸戦型ガンダム  4機撃破


シャルロッテ大尉の戦果
陸戦型ジム    1機撃破




一連の戦闘を終えてキャリフォルニア・ベースに戻ると【弩外道大佐100隻撃破・栄光の軌跡】なる、私の戦闘映像を編集して2時間半の映画上映会になりましたw
ジオンの全てのシアターで興行してるって、マジすかw

まあ、ユウキが眼をうるうるして見ててくれたから、これはこれでいいやw







第拾八話までの弩外道大佐の通算戦果を入れておきますね。

マゼラン級戦艦 36隻撃破


サラミス級巡洋艦 46隻撃破


コロンブス級空母 7隻撃破


ビックトレー級陸上戦艦 10隻撃破


ヒマラヤ級対潜空母 8隻撃破


イージス巡洋艦 6隻撃破


パプリク突撃艇 3隻撃破


Ez8     1機撃破


ガンタンク   7機撃破


陸戦型ガンダム 11機撃破


陸戦型ジム   17機撃破


ジム      23機撃破


ボール     5機撃破


ジム寒冷地仕様 1機撃破


61式戦車   99両撃破


ホバートラック 1両撃破


ミディア輸送機 7機撃破








次回は、地上でのミッションこなして、再び宇宙を目指す感じになると思います。

次回も見てくださいね~♪


『あなたの努力が全て報われますように~♪』


ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾七話

2020-04-24 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾七話なのです。
本シリーズの攻略プレイ日記の部分には、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と【機動戦士ガンダム クライマックスUC】そして【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】及び【機動戦士ガンダム戦記】の4作品を使用しています。
前回、再び宇宙へ上がり、いつもの対艦隊無双を思う存分連邦に喰らわせてやったのでした。
艦長のマット大佐と、MS隊隊長である弩外道大佐の間では、宇宙での戦果は、これで十分なので、ジャブローで大打撃を受けた地球のジオン軍が気になっていたので、早々に引き上げる予定にしていたのですが。
それが、少しだけ寄り道することになります。




ここから第拾七話。
ルナツーで再び大戦果を挙げた、弩外道たちサンジョルジュのクルーは、控えめに言ってもかなり浮かれていた。
すると、艦橋に特徴ある着信音が響いてクルーに緊張が広がる。
それは、キシリア閣下の秘匿無線、事実上、第1MS特務遊撃隊へのホットラインだからです。
キシリア閣下の第一声は、
『弩外道大佐おめでとう。』
と、笑顔で伝えるものでした。
本人の方は全く心当たりが無いらしく、茫然としてそのままの姿勢で敬礼をしたままです。
『貴官の戦闘艦撃沈数が昨日の作戦で100隻を達成したので、君にジオン十字勲章が贈られる事に決まった。』
『あっ、ありがとうございます!』
『と言っても、段取りがあるから今すぐやろうという訳にはいかないのでな、まあ、楽しみにしていると良い。』
『はっ!身に余る光栄であります!』
『勲章の授与式は2~3ケ月先になると思われるが、その代わりにちょっと変わったものを貴官にやろう。』
『お心遣いいたみ入ります。』
『実は先日のジャブロー侵攻作戦で面白いものを拾ってな。連中のニュータイプ部隊が使用しているガンキャノンと同じプロトタイプガンキャノンが整備部品ごとてにはいったのだよ。』
『これは、サンジョルジュに積み込み、弩外道大佐の予備機とするが良い。』
『それから、ゲラート・シャルロッテ大尉。既に弩外道から上申があったが、素晴らしい戦績だ。』
『そこで、貴官には次期主力MSの座をゲルググと競ったギャンをやろう。現在の乗機のリックドムは予備機に回してそのままサン・ジョルジュに積んでおいて良い。』
『活躍を期待している。』
『はい、力の限り務めさせて頂く所存です。』
『二人の新機体はサイド6にて引き渡すので、地球に降りるまえにサイド6に寄ってくれ。』
『了解致しました。』
『各員、励めよ。』
そう、機嫌良さそうにキシリア閣下がヴィジホンを切られた。



そういう訳で、サン・ジョルジュは地球降下前に中立コロニーである、サイド6へ寄り道した。
私が頂いたガンキャノンは、思った以上に高性能だが白兵戦用の武器が無いのだ。
この機体の特性上、長距離スナイパーが、任務なのだろう。



一方、シャルロッテ大尉もやはり新機体を受領して、ギャンが彼女が苦手な白兵戦用機体だと知ってがっかりしていました(-_-;)
せっかくだからと皆に半舷上陸が許可され、男たちは飲みにゆき、女性陣は連れ立って買い物に行く娘が多かったようだ。

半舷上陸の期限間際に艦に戻ると結構な騒ぎになっていた。
サイド6の領海外に1隻のマゼラン級戦艦と、15機あまりのMSとMAが包囲していました。
『艦長、私に出撃させて下さい。あれくらいなら問題なく殲滅できます。』
『それしかないだろうな、ああ、任せたぜ、インビジブル・パーサカー』


【戦艦を撃沈せよ】サイド6宙域【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】~より

リックドムがカタパルトで射出され、Gから解放されると目の前に目標のマゼラン級戦艦がいた。


リックドム。フルバーニアで白兵戦を挑む。


マゼラン級戦艦1隻撃沈!
ボール1機撃墜



続いて、MSちMAの包囲を受けているサン・ジュルジュを守りながらこの海域を脱出させねばならない。
【巡洋艦を脱出させよ。】
シャルロッテ大尉にも、リックドムで出て貰い、二人でサン・ジョルジュを守りながら突破口を開く。






弩外道大佐 ボール3機撃破

シャルロッテ大尉 ボール4期撃破

サン・ジョルジュ無事危険海域から脱出。




地球への帰り路で敵艦を待ち伏せた所見事に引っかかってくれた。
【巡洋艦を撃沈せよ】衛星軌道
リックドム、ジム撃破。




サラミス級巡洋艦撃沈。







【戦艦を撃沈せよ】衛星軌道
マゼランに肉薄、そのまま白兵戦を仕掛けるリックドム。



火焔の中に沈むマゼラン級戦艦。


弩外道大佐の戦果
マゼラン級戦艦2隻撃沈
サラミス級巡洋艦1隻撃沈
ジム5機撃破
ボール5撃破

シャルロッテ大尉の戦果
ジム3機撃破
ボール6機撃破

そして、大気圏突入して、懐かしの我が家、キャリフォルニア・ベースへと戻ったのでした。
ユウキの笑顔が眩しい💛

癒されるなあ。。







次回も見てくださいね~♪

『あなたの幸せの時がずっとずっと続きますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾六話

2020-04-24 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾六話なのです。
本シリーズの攻略プレイ日記の部分には、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と【機動戦士ガンダム クライマックスUC】そして【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】及び【機動戦士ガンダム戦記】の4作品を使用しています。
前回、ジオン地球軍の総力を掛けた、ジャブロー攻略作戦が失敗に終わり、地球上の全てのジオン軍が各戦線で劣勢を強いられるようになってしまいました。
今回は、弩外道大佐は、再び宇宙で未だ戦力化されてない、連邦の艦隊狩りを再度始めるのでした。






ここから第拾六話。
取り合えず、私たちのMS特務遊撃隊は、キシリア様から賜った特務を全て成功させたものの、味方ジオン軍が総崩れになり結果は大敗北を味わった。

戦闘終結後、第1MS特務遊撃部隊及び今回から私の指揮下に入った第6MS特務遊撃部隊は、キャリホルニア・ベースまで撤退し、物資の搬入やMSのメンテナンスを行っている所です。

ぞこへ、キシリア様からの秘匿通信が入りました。

アレクサンドリアの第1MS特務遊撃隊の幹部連、ダグラス指令、サン・ジョルジュ艦長のマット大佐、そして、現在では3個MS小隊を預かる実戦部隊長である、私弩外道大佐は皆、緊張を露わにした面持ちで、背筋を伸ばした。



『皆、ご苦労であった。しかし、ここまでお膳立てしておきながら友軍の戦線が瓦解したのは、貴官らには不運の事よな。』
ダグラス司令が代表して、作戦失敗を詫びられた。
『全く、もって今回の敗北は私の不徳の致すところ、誠に申し訳ございませんでした。』
『ダグラス、勘違いするな、私は貴官達を責める為に連絡したのではない。現に貴官らは、私の下した特命を見事全て果たしているのだからな。』
『もったいなきお言葉。』
『済んでしまったものは、もうどうしようもない。そこで弩外道大佐には悪いのだが、すぐに宇宙へ上がって未だ防衛の方向性が整っていない、連邦軍の艦隊を血祭に上げて欲しいのだ。』
『この、戦術が取れるのも、レビルがジャブローで作りこんた、新艦隊で宇宙へやってくるまでの事だからな。なんとか頑張ってもらいたい。』
『はっ!一命に変えましても、必ず達成致します。』
私は、反射的に敬礼して答えた。
『いや、この程度の事で一命を掛けられては困る。弩外道大佐はジオンの宝、この先も何かと働いて貰わねばならぬからな。』
『ありがとうございます。』
直立不動で敬礼したまま、キシリア閣下にお礼を述べた。
『急ですまぬが、明後日にはサン・ジョルジュは宇宙に上がって貰えるか?マット艦長?』
『はっ、お申しつけの通りに致します。』
『なら良い、第1MS特務遊撃隊の活躍を楽しみに待っておこう。話は以上だ。質問のあるものはいるか?』
『・・・・・・』
『よろしい、各自持ち場に戻って成すべき事をなせ!』
『ジーク・ジオン!』
皆がキシリア様に唱和して大きな声となった。
『ジーク・ジオン!!』
そして、秘匿通信はいつものようにブラックアウトした。

『弩外道大佐、貴官にはいつも負担を掛けるな。すまん。』
ダグラス司令が苦渋の表情で告げる。
『この任務は、私の能力に見合ったものです。連邦の統制の取れていない艦隊を殲滅するのは、朝飯前です。』
『しかし、シャア大佐が何度も苦杯を嘗めさせられている、木馬の最強のニュータイプ、白い悪魔にジャブロー降下作戦中に中距離で遭遇したのですが、まさしく血も凍る感じといいましょうか、お恥ずかしいはなしですが、彼のプレッシャーだけで、任務を放り出して逃げたくなりましたよ。』
『まあ、幸い彼は私ごときには気を止める事無く、ガウ攻撃空母の主力部隊の方に行ってくれたので、部下を1人も失わないで任務を達成できましたが。比喩でなく鳥肌がたちました。』
『連邦のニュータイプ部隊とは、君でも怖れるほどなのだな。』
『ええ、残念ながら格が違うって奴ですね。だから、連中のいない宇宙で戦果を荒稼ぎしておくのは悪くないと思うんです。いつかは、白い悪魔とも対峙しなきゃならない時がくるでしょう。それまでに、私のニュータイプとしての覚醒がどこまで伸ばせるのかが、カギになるでしょう。』
『大佐だけが頼りだ。無理を押してお願いする、来るべき時に備えて、白い悪魔に備えて戦闘力を更に引き上げてくれ!』
『閣下。大丈夫ですよ、今までだって無理を承知でなんとかしてきましたし、今回は飛び切りの無茶ですが、幸い準備期間は十分ですから、今度もなんとかしますよ。』
鼻の下を指でこすって、悪ガキがどんなもんだいってポーズをして、皆に笑顔が戻った。

その日の業務を片付けて、ユウキと待ち合わせて、フィアンセ同士で甘い時間を過ごしていました。
ユウキは、少し不満そうに、
『明後日には、大佐は宇宙へ一人で行ってしまわれるのですよね。』
『ああ、何せキシリア閣下からの直々のご命令だ、まさか知らぬふりは、できないよ。』
『大佐、信じていますよ。MSを操縦すれば大佐に勝てる人は居ません。』
『だから、今回も必ず帰ってこられると。』
『ああ、もちろんだ。』
彼女を優しく抱きしめて、彼女の唇に口づけをした。



翌日、サンジョルジュに乗艦すると、艦長はじめクルーが嬉しそうに迎えてくれた。
今回の、作戦もルナツーの危機管理の甘さに乗じる形で、多数の戦闘艦を撃沈する皮算用です。

まず、ルナツーの低空哨戒軌道を取っているサラミス級巡洋艦は、敵小艦隊に仕掛ける前に狩っておくことが、必用です。
自機はリックドムにした。同じくシャルロッテ大尉もリックドムに乗せ、敵護衛機の牽制をお願いした。

【巡洋艦を撃沈せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】~より
まず、自機の邪魔になる、ジムとボールをそれぞれジャイアントバズーカの一撃で仕留めた。

そこで、すかさず偵察サラミス級巡洋艦の甲板に飛び乗る。

さらに、敵から死角となる側面上方へ移動、一方的に白兵戦を仕掛けて撃沈した。


【敵艦隊を撃沈せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~

一旦サンジョルジュに戻って、機体をゲルググに変え、ルナツーから出てくるであろう小艦隊を持ち撫せた。
こいつら、なんど同じ負けしても学習しない、小艦隊はマゼラン級戦艦3隻・サラミス級巡洋艦3隻からなる6隻の艦隊だった。
そして、弩外道のゲルググが次々襲いかかり、宇宙のデブリ(ゴミ)と化してゆく。







ルナツーにおける弩外道の戦果
マゼラン級戦艦3隻撃破
サラミス級巡洋艦4隻撃破
ジム 1機撃破
ボール 1機撃破


シャルロッテ大尉の戦果
ジム 2機撃破
ボール 3機撃破

『もう、すでにシャルロッテ大尉は押しも押されぬエースパイロットだね。』
『私も、随分助けられているよ、ありがとう。』
と、感謝の言葉を述べたら。
『それは、いくらなんでも褒めすぎです。』
『でも、大佐、私の昇任審査依頼に推薦状を付けてくださったんですね。』
『それは当然の事だよ、実際対艦戦闘するにもMSやMAに取付かれると、参ってしまうからね。』
『次の任務は衛星軌道上で待ち伏せか、今度は敵さんも骨があるかも知れないから、またよろしくお願いします。』
『はい、閣下の機体には指1本触れさせません。』
『ありがとう、いつも通り頼りにしているよ。』


『隊長、実はMS操縦の事で躓いていることがあるんですが、よろしければ、アドバイスして頂けませんか?』
『OK,他でもないシャルロッテ大尉の相談事だ、夕食が終わったらカフェでいいかな?』
『はい、ありがとうございます。』



約束の時間より前に、彼女は来ていた。
『ごめん、待たせちゃった?』
『いえ、大丈夫です。』
『早速、本題に入っていいかな?』
『はい、お願いします。』
『で、どんな事で行き詰まっているんだい?』
『私、実は格闘戦が苦手なんです。敵と至近距離になっても、つい射撃戦で片づけてしまうんです。』
『だったら、待ち伏せ移動の安全な時に、僕がシュミレーターで訓練してあげるよ。』
『一応、インビジブル・パーサカーに格闘で勝てれば自信になるだろ?』
『そんな、大佐殿に勝つなんて不可能です。』
『まあ、勝てなくても負けなければ十分じゃない?近接距離でなければ君の得意の射撃で落とせばいいじゃないか。』
『短所を直すより、長所を伸ばすようにするのは、僕的には常勝の秘訣かな。』
『なるほど。大佐殿はすごいですね。』
『いや、大したことないよ、今こうして生きて戦っているのも白い悪魔と戦わなかったらだしね。』
『まあ、いつまでも負けてるつもりは無いけどね。だから、今回はMSとMAの戦闘も経験して、自分のポテンシャルを根本的に上げるつもりなんだ。』




2日後、衛星軌道の目的座標に到達した。
しかし、待てど暮らせど、敵艦は現れなかった。
マット大佐の情報が間違ったのは、今回が始めてだ。
『これは、これまでの待ち伏せのパターンが読まれていると考えた方が良い』
『それでは、サイド6の領海外での待ち伏せも通用しない?』
『いや、弩外道大佐、逆にルナツーの小艦隊を狙いに行こう。』
『往復4日、危機感が薄れるには丁度良い時間だと思わないか?』
『わかりました、どのみち 僕は宇宙へ出たらマット中佐を無条件で信じる事に決めているんです。』
『よっしゃあ、もう1回ルナツー艦隊強襲だぜ!』



更に2日後、前回ルナツーを強襲して4日後。
果たして、どのくらいの護衛がいるのだろうか?
よし、今回はジオングで出る。
サイコミュを使いこなして、白い悪魔に対抗しなければ。



【敵艦隊を撃破せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~
結論から言えば、今回もルナツーでは。小艦隊(しかも、護衛無し)が、ノコノコという感じで、ジオングのサイコミュの拡張能力、有線ハンドビームを使いまでもなかったのだけれど、練習の為に実戦でためしてみました。
それは、一方的な闘いでした。







弩外道大佐の戦果
マゼラン級戦艦 2隻撃破
サラミス級巡洋艦 4隻撃破


シャルロッテ大尉の戦果
ジム 1機撃破
ボール 3機撃破





予想外の戦果を挙げた弩外道は、次回は地球に降下します。
こうご期待。

次回も見てくださいね~♪

『あなたが予想外のプレゼントで喜ばされますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾五話

2020-04-23 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾五話なのです。
本シリーズの攻略プレイ日記の部分には、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と【機動戦士ガンダム クライマックスUC】そして【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】及び【機動戦士ガンダム戦記】の4作品を使用しています。
いよいよ、前回よりジオン軍のジャブロー攻略作戦が始まりました。
これから、激化する両軍の戦いにご注目下さい。




ここから第拾五話
第6MS特務遊撃隊隊長代理として、ジャブロー攻略戦の下準備を行い、なんとか成功を収めました。

弩外道大佐は、第1MS特務遊撃隊のザンジバル級アレクサンドリアに回収してもらい、次は第1MS特務遊撃隊の特務を果たさなければなりません。
【MISSION06:ジャブロー迎撃戦】【機動戦士ガンダム戦記】(PS2ヴァージョン)より~
ジャブロー地下施設への侵入を図るべく、シャア大佐が発見した、地下施設の入り口を破壊、制圧するのが今回の特務です。


ここの所、定番になりつつあるアローフォーメーションで
1番機は、弩外道大佐のケンプファー 中央で前方に突出して敵を蹴散らし活路を開く。


2番機は、ガースキ・ジノビエフ中尉の陸戦型ゲルググ 右翼後方で弩外道が穿った敵陣の孔をこじ開ける。


3番機は、ジェイク・ガンス少尉の陸戦型ゲルググ。 左翼後方で同じく弩外道が穿った敵陣の孔を更に押し広げる。


アレクサンドリアからは、母艦の安全のため目標の地下基地侵入口からは、離れた位置なので北西の河の支流を目指す。


そして、予定通りこの河を遡上すれば、シャア大佐が発見した、地下侵入路に到達できる。


ともかく、バーニア全開で河の中央へ進出したところ、ガンタンクらしき機影を発見したので、ジャイアントバズーカで狙撃する。


敵パイロットは、驚いてバーニアを吹かして、空中に逃げようとしたが。


当然、ジャイアントバズーカの良い標的となって、撃破の運命。


そして、目標地点近傍で陸上に上がって、偵察したところ、目標の地下侵入路を発見。


目標の隔壁をひたすらビームサーベルで切りまくる。


さすがの、堅固さを誇るシェルター入り口も破壊できた。


後続の部隊を誘導突入させて、更に特務隊権限で一般のMS大隊に所属する1個中隊に侵入路を守備させた。
我々は、ジャブロー第3次作戦のため、一旦アレクサンドリアに戻って補給を受けた。

弩外道大佐の戦果
ガンタンク 1機撃破
敵地下侵入路 破壊







補給と修理を20分で済ませ、第二次作戦と同じ布陣で、ジャブロー地下施設に突入する。
【MISSION08:ジャブロー内部破壊工作任務】【機動戦士ガンダム戦記】(PS2ヴァージョン)より~

目標は、宇宙戦艦ドッグの入り口を閉ざしている、装甲ハッチを破壊することだ。


幸い我々のMS小隊は、損害がほとんど無かったので、3機とも前回に引き続き同じ機体で同じフォーメーションが組めました。




陸戦型ジムに直撃弾!

更に追い詰める。

陸戦型ジムに白兵戦で決着をつける。


今度はガンダンクに肉薄ビームサーベルを振るうケンプファー。


ガンダンク撃破後、E22ハッチを目指す弩外道。


遂にE22ハッチを発見。


隔壁に向けて、がむしゃらにビームサーベルを振るってついに破壊に成功。

キシリア様から頂いた特務は、ここまでですので、小隊機を集めて交代、地上でアレクサンドリアと合流してミッションコンプリートです。

弩外道の戦果
陸戦型ジム 1機撃破。
ガンタンク 1機撃破
61式戦車 3両撃破

結局、シャア大佐の潜入部隊が木馬撃破に失敗したため、地下に潜った戦力は、連邦に蹂躙されて、ジヤブロー攻略戦はジオン軍の敗北のうちに終わった。
ジオン軍の残る地球上の最重要拠点であるカリフォルニア・ベースの戦力の多くを失い、自衛さえ危うい状況になった。



今日は、作戦2つともサクッと終われせてしまったので、書く事が余りありませんでした。

せっかく、読んで頂いたのだからここまでの弩外道少尉~大佐への変遷の概ねゲーム内時間で半年の戦果を集計しますね。
一応、戦艦キラーの設定ですので、まず、戦闘艦の戦果からご報告です。


マゼラン級戦艦 31隻撃破


サラミス級巡洋艦 38隻撃破


コロンブス級航空母艦 7隻撃破


ヒマラヤ級隊潜空母 2隻撃沈


イージス巡洋艦(このキャプチャーがうまく取れなかったので、現行艦艇で似てる子のキャプチャーですw)4隻撃沈


ビッグトレー級陸上戦艦 8隻撃破


パプリク突撃艇 3隻撃波


これは、艦船じゃないけど他のカテゴリーにも入らないので、おまけしておきます。
ミディア輸送機 3機撃破







ここからはMS(モビルスーツ)の戦果です。

Ez8: 1機撃墜

ちなみに、このEz8隠し設定なので弩外道も知る由もないのですが、MS08小隊のアマダ・シロー少尉だったりします。(死んで無いよね?)

ガンタンク 7機撃破


陸戦型ガンダム 6機撃破


陸戦型ジム 12機撃破


ジム寒冷地仕様 1機撃破


ジム 22機撃破


ここからMA(モビルアーマー)

ボール 4機撃破



ここから、その他の兵器

61式戦車 69両撃破


ホバートラック 1両撃破


大型対空砲台 10基撃破
ごめんなさい、キャプチャーありません。


次回は、弩外道久しぶりに宇宙に上がって活躍の予定です。

次回も見てくださいね~♪

『あなたの成果が積み重なって大きな事を動かせますように~♪』



ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾四話

2020-04-22 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾四話なのです。
いよいよ、ジオンのジャブロー攻略戦が始まるわけでして、前半の一年戦争の方は「いよいよ佳興に入って行くわけです。」
今回攻略プレイ日記の部分に使用したのは、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】と今回初登場【機動戦士ガンダム クライマックスUC】の2本のソフトです。
まあ、現在の所この2作に加えて【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】と【機動戦士ガンダム戦記】の4作を使用しています。
もちろん、もっと多くの作品を取り入れる事も可能なのですが、これ以上別のソフトを取り入れると、なんとか辻褄あわせしている中の人の物語での世界観がこわれそうなので、ご容赦下さい・・・・




ここから第拾四話
さて、ジャブロー攻略戦は、もちろん重要なんですが、ここの所。頭打ちになっていた、【第1MS特務遊撃隊】のパイロット達の昇進をダグラス閣下に相談した所。
『三人の昇任に、また君の推薦状を書いてもらえるかい?』
『それくらい、なんでも無いですよ。』
『それから、マット中佐なのですが、独立偵察鑑の時からずっとサン・ジョルジュの艦長を努めているので、そろそろ大佐に昇任をお考え頂けませんか。』
『うむ、それは私も心に引っかかっているのだが、高級将校の昇任は中々難しくて、今まで手がつかなかたったんだ、ともかく上奏してみるとしようか。』
『ありがとうございます。』
マット中佐の昇任が認められるのは、正直半々と言った所だけれど、挑む価値はあると僕も思う。

しかし。それは弩外道の取り越し苦労で1週間後、ダグラス閣下が昇進を推薦した4人には昇任の辞令が降りたのでした。
マット中佐は、マット大佐に昇任し、シャルロッテ中尉は大尉に昇進し、ジノビエフ少尉は中尉に、ガンス准尉は少尉にそれぞれ昇進を果たすことができました。
キシリア様の有り難い思し召しは、まだあって、ジノビエフ中尉とガンス少尉の為に陸戦型ゲルググを2機配備して下さるとのことだ。
これで、第1特務MS小隊も、大きな戦力アップ図れるだろう。

と、言うことで昇進パーティの建前の元、再び大規模飲み会が模樣された。
2隻の鑑のクルーもすっかり、意気投合して大いに楽しんでいるようだ。
私はユウキを連れて、まあいい時間にデッキへといざなった。
『ユウキ、次のジャブロー攻略戦は大変厳しいものとなるのが、見込まれるけれど、心配は要らないよ。僕は其のための準備も怠るつもりは無いからね。』
『はい、信じてますから。でも、準備に熱中しすぎてまた倒れたら、もう許しませんからね!』
『分かっているよ、先日はつきっきりで看病してくれてありがとう。感謝してます。』
『いえ、でも何よりあなたが元通りに回復してくれたから、それが一番うれしかったかな?』
雰囲気に流されて彼女にそろそろと顔を近づけて、優しく唇を奪った。


『第1MS特務遊撃隊』の作戦が会議が始まった。
ダフラス閣下が、『この作戦は地球上におけるジオン軍の命運を担うものだ。皆立場や階級に遠慮すること無く思う所を述べてくれ。
『先日、ルッグンで偵察してジャブローの北側にビッグトレー用の基地建設が始まっていましたが、それについてどなたか対策を立てている方はいませんか』サン・ジョルジュの先行偵察任務を任されている、少尉が発言した。
『それについては、もう対応を考えていて、基地が完成してしまえばおいそれと撃破するのは難しいですが、未だ着工したばかりなら、ビッグトレー級地上戦艦が20両やそこらの61式戦車に護衛されてているなんて、MSの鴨以外のものではありませんから、本日夕方に私がゲルルグで奇襲を掛けて殲滅いたしますので、どうかご安心下さい。』
それを受けて、ダグラス司令は、穏やかな口調で、話された。
『それでは、弩外道大佐の戦果を持って、今後の作戦案を考えよう。なに、まだまだ日にちがあるので、不確定要素を前提に議論しても意味は無いからな。』


【敵陸上戦艦待ち伏せ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より~
自機は、ゲルググをチョイス。
まずは、護衛の61式戦車隊から片付ける。

小高い丘に上がって、ビッグトレー級陸上戦艦を装甲の薄い側面から狙い撃ち。

ついにビッグトレー陸上戦艦は、轟沈!


護衛の戦車隊からかたづけるのは、この場のセオリー

ビックトレー2隻目に超遠距離狙撃で戦闘不能に。

2隻目のビッグトレーも爆砕



基本やっぱり、戦車から。

3隻目には、積極策で死角の甲板に降りて白兵で決着

結局、3隻のビッグトレーは、全て弩外道に引導渡されました。

最近は少し忙しいので、戦闘経過報告書などは指令閣下に手伝って頂いている。

やはり、作戦当日ジャブロー攻略作戦にどう貢献するのか迷うのだ。

弩外道大佐の戦果
ビッグトレー級陸上戦艦 3隻撃沈
61式戦車 43両撃破


いよいよジャブロー降下作戦当日となった。
弩外道は新設第6MS特務遊撃隊の指揮官を一時的に兼任して、主力部隊降下前に敵大型対空砲座と襲撃地域に陣取るビッグトレー級陸上戦艦を仕留める事が第一の任務となった。
【機動戦士ガンダム クライマックスUC】(PS2版)【ジャブロー攻略作戦】より~
まず、第6MS特務遊撃隊のメンバーとの顔合わせが始まった。
この娘は、この隊のオペレーターで、エレン・ロシュフィル軍曹。美人は美人だけど、やっぱり僕のユウキには、ちょっと負けてるかも(^_^;)

そして、部下になる2人のパイロット。
本当は来年度卒業予定だった士官学校を特例で繰り上げ卒業、軍務に徴収された、シャーリー・ラムゼイ准尉

そして、一般パイロット候補生学校繰り上げ卒業のバミル・バグダミル軍曹

後は、私を加えた3名が本部隊のMSパイロットとなる。
第6MS特務遊撃隊は、今回のジャブロー侵攻戦のために急遽招集された部隊らしく、MSは3機ともドムで、他の特務遊撃隊とは異なり、ザンジバルを母艦として提供されずガウでの降下となった。
そして、戦闘が始まった。
部下二人の練度不足から、ともかく私から離れないように支持を出した。
任務は先述の通り主力に先立ってシャア大佐が発見した。ジャブロー侵入口の周辺の大型対空砲台10機の破壊と、この地域の火力を担うビッグトレー級戦艦を撃破すること。
さて、戦闘の火蓋は切って落とされた。



所定の10機の大型対空砲座を駆逐し終わって、後はこの地区のビッグトレー級陸上戦艦だけとなった所で、緊急警報が鳴り響き、何事かと思ったらエレン軍曹より木馬のニュータイプの中でも、最も強いとされシャア大佐でさえ何度も苦杯を舐めさせられているという、ガンダムがまだ距離的には離れているものの空中のガウから観測されたという事だ。

士官学校時代とうとうシャアを上回れなかった私が今では格上みたいな扱いになっているのは、シャア大佐のように強敵を倒す事にこだわらず、むしろ練度や装備の劣る敵と優先して戦ったため、彼をはるかにしのぐ戦果を挙げただけなのは私自身が一番良く知っている。
ともかく、ガンダムがこちらに来る前にビッグトレー級陸上戦艦を撃沈して、部隊もろとも回収してもらうしか無いと素早く皮算用して、ひたすらビッグトレーを攻撃した。


その甲斐あって、ガンダムに補足される前にビッグトレー級戦艦の撃破に成功し、私は第1MS特務遊撃隊のザンジバル級アレキサンドリアに、回収してもらい。
部下の二人は第6MS特務遊撃隊のガウに回収させて、戦域を離れさせて事なきを得ました。


弩外道大佐の戦果
ジム 3機撃破。
大型対空砲台 10基破壊
ビッグトレー級陸上戦艦 1隻撃破

さて、アレキサンドリアに回収された私は、第一MS特務遊撃隊としての任務に乗り継ぐ訳ですが。
今日の進捗はここまでにしますが。次回使用するソフトとミッションは、サービスで今日公開しておきますね。
【機動戦士ガンダム戦記】(PS2ヴァージョン)【MISSION06 ジャブロー降下作戦】



次回も見て下さいねー。

『あなたの大切な人たちが、あなたの想いで救われますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾参話

2020-04-20 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾参話なのです。
今回の攻略プレイ日記の部分に使ったソフトは【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】及び【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】です。



ここから第拾参話
弩外道はニュータイプとして覚醒しつつあった為に、共感覚により死にゆく人々の負の精神をまともに浴びて、精神を蝕まれて倒れた事を自覚していた。
そこで、前回の特務では共感覚にフィルターをかけて、自分に対する殺意のみ拾うように心がけ、概ねそれに成功した。
そういう、やり方がニュータイプとして正しいとは思っていないけれども、そうしないと軍人としての責務が果たせない以上他の選択肢は無いように思われた。
そして、真実は他の誰にも言わずにあくまで前回倒れたのは、戦闘の緊張状態が長引いたためというハオ軍医の診断の通り話をあわせることにした。

弩外道大佐は、再びキシリア閣下に命じられている、連邦の戦艦狩りに向かうためサン・ジョルジュに再び乗り込み、最初にマット中佐、シャルロッテ中尉に迷惑を掛けた事を謝罪した。
二人共、なによりいつもの弩外道に戻っていることをよろこび、安堵したようだ。
そこで、三人で戦艦狩りの作戦打ち合わせを行った。
前回のように、無理して戦果を欲張らない事をお互い確認し、しかし、MSやMAの配備が遅れているルナツーの駐留艦隊をまず狙うことで合意した。
そして、今回は頻繁にメインポートから出撃する6~7隻の小艦隊をターゲットとする事と、弩外道の希望でまだ使用していないニュータイプ専用MSジオングを使用する事などの方針が決定し。前回同様大気圏脱出後ルナツーの軌道に侵入するルートを選択した。

【敵艦隊を撃破せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】~
いつものように、デブリに擬態し、弩外道大佐のジオングはメインポートを出港する小艦隊を狙い、シャルロッテ中尉のリックドムで迎撃MS発進口を押さえて貰う従来通りの布陣で、30分程待った所で、狙う6隻の小艦隊がメインポートから二列縦列陣で出撃していた。
やはり、護衛のジムやボールは帯同していなかったので、ルナツーに生き残った連邦艦隊への戦力増強は後回しになっているようだった。

【第1MS特務遊撃隊宇宙戦力】

ジオング:弩外道大佐機


リックドム:シャルロッテ中尉機


ザンジバル級巡洋艦:サン・ジョルジュ(母艦)


【襲撃対象連邦軍小艦隊】

マゼラン級戦艦✕2隻


サラミス級巡洋艦✕4隻


そして、戦いの火蓋は切って落とされた。

まず、敵艦隊旗艦の1番鑑マゼラン級戦艦に襲いかかる。

縦列陣が乱れた所を狙い撃ち、2番艦サラミス級巡洋艦が爆散

続いて、3番艦サラミス級巡洋艦も餌食に。。。

4番艦のマゼラン級戦艦に狙いを定めて。

矢継ぎ早に、5番鑑サラミス級巡洋艦も忽ち照準に捉えて。

最後尾、6番艦サラミス級巡洋艦の断末魔。


こうして、小艦隊は弩外道に殲滅された。
また、迎撃MS発進口からあらわれたのは、宇宙戦闘機セイバーフィッシュ3機があらわれたが、シャルロッテ中尉のリックドムに全て撃墜された。

弩外道大佐の戦果
マゼラン級戦艦 2隻撃沈
サラミス級巡洋艦 4隻撃沈

シャルロッテ中尉の戦果
セイバーフィッシュ 3機撃墜

【駆逐戦】【機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙】~

続いて、サイド6領海外宙域の戦闘艦を狙った。
3隻の戦闘鑑からなる偵察艦隊は護衛としてパプリカ突撃艇を従えていた。
今回はゲルググで出る。

カタパルト・セット

弩外道大佐・ゲルググ出る!

1隻めのサラミス級巡洋艦・ロックオン

ビームライフル連射で撃沈!

2隻め

2隻目サラミス級巡洋艦も轟沈!

そして、最後の3隻め

これで偵察艦隊殲滅。


弩外道大佐の戦果
サラミス級巡洋艦3隻撃沈

シャルロッテ中尉の戦果
パプリカ突撃艇 5隻撃沈

引き続きサイド6入港戦艦の領海外撃沈をねらう。
【敵戦艦を撃沈せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】~
自機:リックドム
シャルロッテ中尉機:リックドム

今回はリックドムで出ます。

弩外道大佐リックドム出る!

マゼランにジャイアントバズーカ斉射。

そして、格闘戦を仕掛けます。

邪魔なジムはさっさと撃破。

いよいよ白兵戦も大詰め!

ついにマゼラン級戦艦撃沈です。


弩外道大佐の戦果
マゼラン級戦艦1隻撃沈
ジム 1機撃破
ボール 2機撃破

シャルロッテ中尉の戦果
ジム 1機撃破
ボール 1機撃破



とりあえず、今回の宇宙での戦艦ハントは終わりにして、キャリフォルニア・ベースに戻らないと。
いよいよ、ジャブロー攻略戦が準備段階に入りますから。


次回も見てくださいね~♪

『あなたの計画が予定通り進捗しますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾弐話

2020-04-20 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾弐話なのです。
第拾弐話の攻略プレイ日記の部分に使用したソフトは【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】【機動戦士ガンダム戦記】(PS2ヴァージョン)です。



ここから第拾弐話
【ガウ通過支援作戦】が成功した翌々日に、グラナダのキシリア様から秘匿通信が入ったが、いつもと違って艦内コンソール等を使って全員に配信するようにと指示された。



今回は、【第1MS特務遊撃隊】の大幅な改組を伝える。
司令官は今まで通りダグラス・ローデン准将だ、従来通りザンジバル級アレクサンドリアとそのクルーは今まで通り【第1MS特務遊撃隊】所属となる。
改変が行われるのは、ここからだマット・オースティン中佐が艦長を務めるザンジバル級サン・ジョルジュは従来独立偵察艦として行動していたが、今回の改組で【第1MS特務遊撃隊】に編入されダグラス・ローデン准将の指揮下へ入る。
まず、アレクサンドリアの母港はキャリフォルニア・ベースに変更となり、基本そちらに駐留することになる。
また、新規に編入されたサン・ジョルジュも地球での母港は、キャリフォルニア・ベースとなるが、こちらの艦は、【第1MS特務遊撃隊】の宇宙空間での作戦を担う事となる。
ダグラス准将は、既に理解したと思うが、弩外道大佐を地球上だけに縛り付けておくのは、惜しい。
今は、宇宙空間での特務は考えていないがせっかくの戦艦キラーだ、弩外道大佐には、連邦の戦艦を日常的に狩って貰って物量の差を埋めるのと、この作戦を前回同様全世界のメディアに乗せて国威高揚と連邦の民に不安を与える材料とする。
まさしく、これはプロパガンダだが、客寄せパンダになることは、前回面会した時に弩外道大佐も納得済みだ。
どうだ、弩外道大佐、シャア大佐と入れ替わりで、連邦のニュータイプ部隊を相手にする方が客寄せパンダより良いか?二人とも貴重な人材だが双方がお互いに取って代わる事が可能という稀有な例だ、2人に3人分の仕事をさせるのは出来ない以上、私としては二人の役割が逆になってもいっこうに差し支えないが。』
『閣下、発言をすることを許していただけましょうか?』私は、やむをえず、口をはさんだ。
『許す、話せ。』
『小官は殊の外現在の任務を気に入っておりますので、かなうれば現在の役割分担でお願い致します。』
『ダグラス准将は、何か事前に知りたい事はあるか?』
『いえ、ありません。閣下。』
『それでは、皆そいうことで、いっそうジオンの為励んで欲しい。』
『ジーク・ジオン!』
『ジーク・ジオン!』
キシリア閣下の声に、全員が唱和した。
そして、秘匿通信はブラックアウトして、回線が切れた。
艦橋に居るメインメンバーの中にも緊張しすぎていたため、大きなため息を吐く者も少なくはなかった。
その日の内に、雑事を済ませアレキサンドリアは、キャリホルニア・ベースを目指して、巡航速度で航行していた。

2日後、アレキサンドリアは、キャリホルニア・ベースのポートに着艦した。
それから2時間と待たずに、マット・オースティン中佐のサンジョルジュもアレクサンドリアが駐機している隣に着艦した。
まず、艦を代表する形で部門責任者やパイロットと言った主要メンバーが挨拶もそこそこに、大会議室に召集されて、まずはお互いの情報の擦り合わせを行う事になったが、そこに呼ばれなかった気楽な立場の者たちは、思い思いに交換会!?をそこここで繰り広げていた。
思いのほか、顔合わせはなごやかに進んでいたようだ。
まず、司令官としてダグラス閣下が代表としての基本的な考えを伝える事から会議は始まった。
キシリア様から頂く特務は最優先で行うが、今まで地球で普通に受けていた他部署からふられた任務は基本断る方針で、自部署で発生する案件は、ジノビエフ少尉とガンス准尉に可能な限り、担当させて私を必用以上に地球での任務に縛り付けないように、配慮するとマット中佐達サンジョルジュ組に伝えた。
連絡事項の最後に付け加えて、
『ともかく、この男はバカがつくほどの真面目人間だから、放っておくと死ぬほど頑張りかねないのは、貴官達も良くご存じだろう、その時に一番困るのは、マット中佐と私だからね。』
と軽くジョークで締めたのだけれど、満座で爆笑ってどういうこと!?俺って自己管理も満足にできない奴みたいな認識なの?ってとなりにいたユウキ軍曹に尋ねたら、
『大佐、自覚無かったんですね。私なんか、いつかあなたが頑張りすぎて倒れてしまうんじゃないかっていつも心配してるんですよ。』
『まあ、その辺はこれからユウキ軍曹がきっちり管理してくれるだろうから、逆に心配いらないかもな。』
と、聞き耳を立てていたダグラス閣下が突っ込むと、マット艦長まで。
『おお、君が噂の大佐の想い人か、確かに美人でしっかりしていそうだ。』
と、悪乗りする始末で私と彼女は突然始まってしまった、私たちに関する情報交換会がおわるまで恥ずかしくて顔をあげられなくなりました。
それが、やっとの事で収まると、再び話はシリアスに、今度はマット中佐が、発言した。
『そういや、大佐。キシリア閣下なんだけど、本気なのか冗談だったのか、俺にゃあわかんなかったんだが、「弩外道が宇宙に居る間は1日当たり、少なくとも連邦の戦艦3隻は減るだろうな。」って、独り言おっしゃって、少し嬉しそうだったぞ。』
『マジすか?』
『ああ、マジだ。』
しばらくの間、誰も一言もしゃべらない、気まずい沈黙の後。
『まあ、やるだけやってそれでもダメなら仕方が無いですね。それこそ、シャア大佐に替えて下さいって奏上しますよ。』
場の雰囲気が重かったので、多少意識して冗談ぽく言ったのだけれど。
なんか、みんな眩しそうに僕の事見てない?ああ、こいつならたぶんなんとかしちゃうんだろうとか思ってない?最近何処へ行っても過大評価されるようになっちゃったんで、ギャグがギャグとして通用しないっ!?
そんな、わたしだけおきざりな感じで情報や方針の擦り合わせが、進んでゆくのでしたw
しかし、悪い話ばかりでは無く、マット艦長のサン・ジョルジュには、私用にリック・ドムの次期主力MSでビームライフルが標準装備のゲルググのプロトタイプの試作1号機が配備されているのと、足が完成していないものの、その部分にはバーニアがあるから宇宙戦闘に関しては、問題無いそうだけれど、サイコミュの能力を100%発揮できるニュータイプ専用MSジオングも私用に配備されたという事と、シャルロッテ中尉のためにやっとリックドムが配備になったそうだ。
前はザクⅡで対MS戦もこなしてたもんね。。。
あれはいくらなんでも無いわ(-_-;)

夕方になると夕食も兼ねて、サンジョルジュのクルーの歓迎会と言う名の飲み会が始まったw

翌日の短期作戦日程会議では、少なくとも1週間は地球における、特務は発令しない旨、キシリア様からマット中佐が言質を取ってくれていたので、当面は戦艦撃沈に専念できそうです。
取り合えず、マット中佐、シャルロッテ中尉と相談して、大気圏脱出軌道をルナツーに向けて、母艦は前回と同様デブリに偽装して、ルナツーのメインポートを狙える宙域にシャルロッテ中尉のリックドムと私のプロトタイプ試作1号機ゲルググが少し離れて、やはりデブリに擬態してひたすら中規模艦隊を待つことにしました。
6隻~7隻程度の小艦隊は、よくMSの護衛も付けずに縦列陣形でメインポートから頻繁に出てくるので奇襲されると微塵も思って無いようだった。
しかし、ここで小艦隊を狩ってしまえば、確実に警戒が厳重になってしまうし、緊急用の迎撃MS発進口をシャルロッテ中尉に押さえて貰うのも大変になってしまうので、2日でも、3日でも中艦隊16隻から20隻程度の規模の奴を一気に根こそぎ沈めてしまいましょうと言う事で、今次作戦がスタートしたのです。
作戦開始から38時間、そろそろ集中力を維持するのが難しく成りつつあった時、メインポートから1機のジムもボールも戦闘機さえ随伴していない、18隻編成の注文通りの中規模艦隊がメインポートから一列で並んで出てくる興奮で、あっさり眠気などは吹っ飛んでしまいました。

気分は獰猛な猛禽類で、ゲルググをフルバーニアで吹かしてたちまち懐に入ればもう戦艦が回避行動を取るには遅すぎる!
舌なめずりしながら、ビームライフルを4発撃ちこむだけでマゼラン級戦艦は轟沈した、サラミス級巡洋艦は僅か3発で沈んでしまいました。
昂揚して、マゼラン級戦艦9隻撃破+サラミス級巡洋艦9隻撃破 合計大型戦闘艦18隻撃破するのに必要なタイムは僅か5分弱でした。






戦いが終わって愕然とした。
一体、私はいつから人殺しを楽しむような、人間に成り下がってしまったのだろう。
たまたま、運よく作戦が決まって、大きな戦果を挙げて、英雄に祭り上げられて、苦々しく思っていたのはついこの前の事だったのに。
何を、思いあがってる弩外道大佐!!
大切な人達を守るために戦うのはまだしも、ただ殺戮の為に戦うなんて、獣と同じではないか。
戦争は殺さなければ、殺される。
しかし、今の一方的な戦いにどれだけ殺される可能性があったと言うのだろう。
でも、ここで俺が殺すのを止めて、生き伸びた敵兵が私の親しい人を殺すかもしれない。
しかし、かもしれないで人殺しを正当化してもよいのだろうか?
私は、何処で道を間違えたのだろう。
何も見えない、何も分からない、ユウキ、君の声が聴きたい、君の笑顔が見たい、君に会いたい。
帰ろう、ユウキに会えなくても、せめてサン・ジョルジュに帰って、せめて笑顔に囲まれなくては、おかしくなってしまいそうだ。。。。

帰艦して、コクピットを出るとエンジニアたちが笑顔で私を囲んでくれた、少しだけ心が楽になったけど、いつも通りには笑えていないだろう。
『大佐殿、どうかなさったのですか?』
『うん、実は旋回を焦って限界を超えてしまって、でも皆の顔を見れたので大分楽になったよ。』
半分は嘘で半分は本当だ。
『大変じゃありませんか、すぐに軍医殿を呼んできます。』
『いや、ちょっと眼球に血が一瞬集まっちゃっただけだから、たぶん先生にも打つ手が無いし、一晩休めばなんとかなるから。』
『大した事無いどころの話じゃないじゃないですか。捕まって下さい、大佐殿。』
シャルロッテ中尉が、愛機から飛び出してこちらへ飛んで来て、半ば強引に肩を貸してくれた。
情けない事に、わたしの膝がガクガクして、支えて貰ってさえ重力区画に入ってからはまともに歩けていない。
『すまない。』
わたしが、やっとのことで絞り出した声はかすれてしまい老いてまともにしゃべれない老人のようだった。
『もう少しだけ、頑張って下さい。必ず、元の大佐殿に私が戻して差し上げます。』
焦慮の滲む声で、シャルロット中尉が、励まそうとしてくれていた。
彼女も、同じパイロットで、優しいだけでなく思慮も知力にも長けている。
弩外道の様変わりの原因が、耐G限界を超えてダメージを受けたからではなく、心因的なものだと感じ取ったのかも知れなかった。
弩外道がいきなり好戦的な気分になって昂揚したり、戦闘が終わって今度は逆にナイーブになってしまったのは、決してゆえない事では無かった。
彼が意識するしないに関わらず、サイコミュを使ったあの日までは、ニュータイプとしては、ただ単に勘が突出して優れているに過ぎなかった彼は、認識域の拡大、即ち共感覚を有するニュータイプとしての真の覚醒にはほど遠いところでとどまっていたので戦争でどれだけ戦果をあげても、つまり多くの人の命を奪っても、それは実感の伴った心の痛みにはならなかったから彼のパーソナリティは守られていたのだ。
しかし、あの日からニュータイプとしてほんの少しづつではあるが覚醒しつつある彼は、強い想い、多くの想い、今回であれば彼が殺してしまった数千人分の痛み、苦しみ、恨み憎しみ、慚愧の想いが、共感覚として死に伴うネガティブな人の精神活動の負荷が突然彼の心に襲い掛かったのに彼の精神が一時的にパニックに陥ったからなのだった。
シャルロッテ中尉は、ニュータイプでは無かったが、女性特有の鋭い勘によって、弩外道に何が起こったのか、推理をすっ飛ばして正解に近い結論、何が弩外道大佐を苦しめているのかにほぼ気づいていた。
自分自身も、トリガーを引いて初めて人を殺した夜は悪夢にうなされる程、感受性の強い娘だった彼女は、その体験を通して、弩外道の今が彼女のその時なのだとほぼ正解に辿りついていた。
彼女には、ただただ分かってあげられる私が傍に居なければという想いしかなかった。
それは、恋愛感情などでは無く、彼女の本質がただただ優しいからにほかならなかったからなのだけれども。

医務室に運び込まれ、ハオ軍医は異常はないから休めばすぐに元通りになると弩外道に太鼓判を押すとともに、彼の診断は戦闘に伴う極度の緊張状態によって引き起こされた一時的なパニック障害のようなものだろうと当たりを付けて、心配そうにしていたシャルロッテ中尉にハオ軍医はアドバイスとして、彼が眠ってしまうまで静かに見守ってあげるだけでも十分効果が見込めること、ほんの簡単な挨拶程度の会話でも戦争に関係の無い軽い世間話をかわすことでも患者の傷付いた心に特効薬足りうることなどを簡単に説明して、『お大事に。』の言葉と共に、二人を残して静かに退室した。
シャルロッテ中尉が弩外道大佐のことをとても尊敬しているのは、艦内で誰もが知る事実であったし、見守り役として、この艦に彼女以上の適任者がいないこともハオ軍医は良く理解していた。



ハオ軍医は、その後マット艦長に呼ばれて面談室に来ていた。
『軍医殿、弩外道大佐の様態はどうだった?』
『おそらく、人の集中力のおよそ限界を越えた長時間に及ぶ作戦行動によって心がすり減って、一時的な混乱状態になられたのだと思います。』
『しかし、彼は40時間近い潜伏の後でもいつも通り、いやむしろいつもより鬼気迫る戦いぶりだったぞ。』
『それだからこそですよ艦長、弩外道大佐はご自分が指揮した作戦で部下を失った事が無いとか。』
『それは、素晴らしい事だろうが、何が悪いんだ?』
『確かに単なる英雄であるだけでもすごいのに、部下を大切にする、人としても素晴らしい方です。』
『そんな事は軍医殿に一々教えて貰うまでも無い。』
『だからですよ、弩外道大佐は立派過ぎる、それを維持し続けるのに我々凡人には想像も付かないほど重い責任を自ら背負っておられるのだと思います。』
『限界を越えて無理し続ければ、体だけでは無く心も壊れます。幸い、今回の消耗状態は、一時的なものだと思われますが、今後もこのような無理を重ねるのは医師の立場から許可しかねます。もちろん責任感の強い方ですからこれからも無理なさろうとするのでしょうが、せめてこの艦に居る間は艦長殿が大佐殿に無理させないようにお止めすべきです。』
『うーむ。大佐はダグラス閣下もほっとくと頑張り過ぎて倒れるんじゃないかと心配されるくらいだからなあ。わかった、ジオン軍として弩外道大佐を失う訳にはいかない、俺のできる限りの事をするよ。』
『ともかく、大佐殿には最低でも1週間程度の休養が絶対に必用だと思われます。』
『わかったよ、それは、ダグラス閣下に話を通して、俺がなんとかしよう。』
『それと、大佐殿の見張り兼癒やし担当にシャルロッテ中尉を見守り役を任せてますが、それはこの鑑では彼女が最も適任だと言うだけで。より、適任と言うなら、大佐殿のフィアンセ嬢がその役目にはより適任と言えると思うのですが。』
『分かった、そりゃ当たり前だよな、其の件も含めて閣下にお願いしてみるわ。』
『ありがとうございます。』
『いやいや、礼を言うのはこっちの方だ、ハオ軍医殿。正直そこまで考えてケアして貰ってるとは、思ってなかったからな。その、今までの失礼な物言いは許してほしい。』
『いえ、それが私の仕事ですから、お気になさらないで下さい。では、そろそろ、大佐殿のバイタルの変化も確認しておきたいので、失礼します。』
『何から何まですまん。大佐のことをよろしく頼む。』
ハオ軍医は、それには会釈するにとどめ、医務室へと急いだ。


一方、弩外道の為に自分が何をなすべきか、把握したマット艦長はさっそくダグラス司令に状況を説明し、大佐には1週間程度の休養が必要なのと、その間の看病に彼のフィアンセが当たれるように調整して、ともかくもアレキサンドリアと合流を果たすべく、地球に降下してキャリフォルニア・ベースを目指した。


ハオ軍医とアレクサンドリアのガラード軍医の間でも、大佐の治療方針について、細かい打ち合わせが持たれて、これから彼を休養させ方についても、コンセンサスが持たれた。
当初の予定通り、大佐のフィアンセであるユウキ軍曹の看病をメインに彼を戦闘行為そのものから遠ざけ、医務室で半分監視の元、1週間程度安静にさせることとなった。

最初、弩外道大佐が倒れたと聞いて動揺した、当のフィアンセであるユウキ軍曹もガラード軍医から、その詳細や治療方針についての話を聞いて、自分が彼を元通りにするのだという責任感が芽生え、いたれりつくせりと言って良い、看護状況が整えられ、午前と午後に行われるバイタルチェックについても、回復傾向が顕著で4日めには、既に通常時のバイタルに戻っていたが、念の為当初の予定通り1週間は安静の方針を変えずに、弩外道は開戦以来始めてゆっくり休み、恋人と二人きりな幸せな時を過ごせたのでした。

彼が退院した後も、事務仕事やパイロット訓練などは復帰したものの、作戦行動は【第1MS特務遊撃隊】として、控える方針でダグラス司令とマット艦長の間で合意されていたので、ともかく断れないキシリア閣下からの特命が降りるまでは、 部隊として戦闘行為を控える方針であることが決められた。

そうして、おだやかな日々が続いていたのだが、弩外道が退院して4日め、ついにキシリア様から特務が命ぜられた。

【廃墟都市 敵包囲網突破作戦】(機動戦士ガンダム戦記:PS2ヴァージョン)より~
今回の特務はオデッサ陥落により、ヨーロッパ方面軍がアジア方面に脱出するために、半ば潰走する友軍を追撃する敵軍を廃墟と化した都市にて足止めして可能な限り友軍を脱出させるというものだった。




アローフォーメションを選択。
1番機の弩外道大佐のケンプファーが中央で突出して、敵の包囲網の一方向を突き破り。

2番機のジノビエフ少尉機のドム・トローペンは右翼後方から、敵包囲網の解れを広げ

3番機のガンス准尉のドム・トローペンも左翼後方から包囲網に開いた穴を押し広げる


まず、1機めの陸戦ジムに至近距離からジャイアントバズーカをお見舞いして。更に2機めの陸戦ジムの止めを指し

3機めの陸戦ジムには、格闘戦を仕掛けて包囲網の一部に穴を開ける事に成功。

敵指揮官機と思われるEz8を苦労の末撃破し、味方部隊の脱出を成功させ、戦域から離脱する。


弩外道大佐の戦果
陸戦型ジム 3機撃破
Ez.8  1機撃破

ジノビエフ少尉の戦果
陸戦型ジム 1機撃破
61式戦車 2両撃破

ガンス准尉の戦果
陸戦型ジム 2機撃破

皆、機体にダメージを受けながらも、撤退戦支援を成功させた。
多勢に寡兵で戦闘を挑んだため、戦果は少なめでした。




ちなみに、弩外道が撃破したEz.8はMS06小隊のシロー・アマダ少尉機。
物語中では、弩外道が知ることができない内容なのでスルーです。

次回も見て下さいね~♪

『あなたに、こころからのやすらぎが訪れますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾壱話

2020-04-17 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾壱話なのです。
今回のプレイ日記に使用したソフトは、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】及び【機動戦士ガンダム戦記】(PS2ヴァージョン)です。




ここから第拾壱話
どうやら、連邦の動きが急に活発になって、何か大きな作戦があるのではないかと、ジオン上層部も考えているようだ。
可能性として、一番高い攻略目標は私達が駐留しているオデッサの制圧なのは新兵だってわかることだけれども、正式な通達が無いうちに騒ぐ訳にもゆかない。


そんな、不穏な空気を吹き飛ばすように、前回の戦いで半壊してスクラップと化していた連邦の陸戦型ジムを3機くらい繋ぎ合わせて、残りの残骸から部品を集めて、整備担当主任のメイ・カーウィン曹長が鹵獲陸戦型ジムとして仕上げてしまった。
しかも、ビーム・ライフル装備も修復していた。

この娘まだ、確か16かそこらのハズだけど、すごすぎるだろう。
うちの女性エンジニアw
しかも、彼女の自慢は、機体そのモノでなく、ダークグリーンのジオン軍カラーに塗装しなおした、そのデザインだというのだから開いた口が塞がらない。
彼女は、真剣な顔して、
『感謝して下さいよ。弩外道大佐!これで、敵に間違えられて後ろから撃たれる事無くなったんだから。』

いつのまにか、ケンプファー、ズゴック、に続く3番めの乗機となっていた、鹵獲陸戦型ジムなのでしたw

でも、この快挙に沈みがちだったクルーも明るさ取り戻しつつあった。

その翌日の事でした、マ・クベ大佐からの要請という形で黒海東岸森林地域への威力偵察をうちの隊に依頼された。
ダグラス閣下は、特に何もおっしゃらないで引き受けていらしたけれども、いくら基地司令とはいえ、別系統の上官にする頼みとしてはおかしいだろう!?と内心憤っていたものの、本当に黒海東岸に戦力が集中しているなら、他人事じゃないから、結局受けざるおえないんだけどね。

【黒海東岸森林地帯に向けて威力偵察を行う】(機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX)より。

偵察と言っても威力偵察だから敵を発見したら撃破するのも込なわけで、まあ釈然としないけど連邦の戦力をそいでおくのは良いことなので、早速準備にかかった。
ここの所の稼働率の高さで、MSの方はメイ軍曹が天才的なチューニングの技能を持って完全に稼働状態になっていたのだが、ザンジバルのMS運用上の最重要装置、冷却装置が悲鳴を上げて、今回も2機しか出撃できないありさまです。

結局、私はズゴックを乗機に選び、バディには前回出番がなかったジェイク・ガンス准尉にドムを割り当てた。

いきなり偵察エリアに侵入と同時に敵MSが現れたが、中隊どころか小隊さえ編隊を組まずに、まあ、絶え間ない間わき続けられるのは、鬱陶しかったけれど、結局数滴不利を被る事無く、私とジェイク准尉は、敵MSを一方的に撃破しまくったのでした。

こんな風に格闘戦中のガンス准尉を援護したり。

なんとか、敵に一方的に損害を与えてこちらは無傷なハッピーエンドと相成りましたw

弩外道大佐の戦果
陸戦型ガンダム 5機撃破
ジム      3機撃破
陸戦型ジム   1機撃破

ジェイク・ガンス准尉の戦果
陸戦型ガンダム 2機撃破
ジム      3機撃破
陸戦型ジム   3機撃破

と、十分な戦果を上げてくれました。

それから、2日後ダグラス閣下に呼び出されて、弩外道中佐申し訳ないのだが、敵の大群がタクラマカン砂漠を横断して、こちらに向かっている。
さすがに数が数なので、殲滅は無理だろうが、なんとか敵部隊の行軍を阻止してくれ。
と、大変申し訳無さそうにおっしゃったので、ここは努めて明るく『それくらい、うちのMS小隊にかかれば、楽勝ですよ。』
『どうぞ、閣下は安心なさって、指揮官席で吉報をお待ち下さい。』

さて、閣下にこういったのもののザンジバル本体の冷却システムはどうなのだろう?さすがに無理させすぎだよねw今回は、もしかしたら単機出撃かなと悪い想像を巡らせていたけれど、スタッフがなんとか状況を改善してくれて、一応MS運用能力は上がりつつあったのだが、少なくともこの作戦も2機出撃でこなさなければならないようです。

自機は、思い切って鹵獲陸戦型ジム。
何しろ、ビームライフルが使えるのは大きなアドバンテージだ。
そして、バディは順番でガースキー・ジノビエフ少尉で機体はドムを回しておいた。
やはり、この基地が最終決戦の場になるなら、二人のドムトローペンと私のケンプファーは温存しておきたいからね。


まず、縦隊を組む61式戦車隊の戦闘の戦車を血祭りに上げる。
はっきり言っていやがらせ以上のものは無いんだけどw

膨大な戦車数に比べて護衛のMSは絶対的に不足しているようで、散発的な抵抗は受けたが、それも個々のMS単位で襲撃してくるから対処はとてもらくでした。

敵MSを排除したすきに、61式戦車隊を片端から撃破しちゃってましたw

弩外道大佐の戦果
陸戦型ガンダム 1機撃破
陸戦型ジム   4機撃破
61式戦車  11両撃破

ガースキー・ジノビエフ少尉の戦果
陸戦型ジム   4機撃破
61式戦車  16両撃破

と、彼も頑張ってくれたのでした。


しかし、一息付く暇さえ無しで、キシリア閣下から直々の特務が入りました。
我々の任務は、ヨーロッパ戦線から脱出してくる軍上層部が乗り合わせているガウ攻撃空母を峡谷の両側で手ぐすね引いている、連邦軍を排除に対象のガウを無事後方に脱出されるという、いままで最も困難なミッションでした。
【ガウ通過支援作戦】【機動戦士ガンダム戦記】(PS2ヴァージョン)より~
キシリア閣下の特務であれば、何が何でも成功させねばならない以上、鑑の保守メンテナンス担当者に頭を下げて、なんとか、今回の作戦に私のケンプファーと二人の部下のドムトローペン2機とも出撃できるようにしてほしいと懇願というより泣き落としに近かっかもしれない。
最後に
『大佐殿が私達メンテスタップの事をそんなに評価されているなんて、全く知りませんでした。ここで芋引いたら男じゃ無いですよね。お任せ下さい。必ず、作戦までに3機同時運用可能な状態にしてみせますよ。』
彼の、ただただ曇りの無い瞳を見つめて、私は深々と頭を下げた。
彼は、階級が違うことを言い立てて、頭を上げて下さいと即座に言ったのだが、私は深々とお辞儀をしながら、
『無茶なお願いを聞いれて貰ったんだから、これは人としての礼だよ。階級なんて関係無いですよ。』
『いや、ホント弩外道大佐はすごいですね、ジオンの英雄なのに全然偉ぶった所も無いし、私達にも公平に接していただけるし。本当に弩外道大佐と同じ船のクルーになれてよかったです。』
『僕も、この船のクルーには閣下を筆頭に全員に感謝してるよ。』
『たった半月だったけど、我が家に居られなかったのは、しんどかったよ。』
『ただ、向こうで母艦になった艦長とは馬があって、救われたんだけどね。【第1MS特務部隊】と、この船に乗る皆が僕の故郷くらいには思っているよ。』
ちょっと、大人が言うにして恥ずかしい内容ったけど、実際の僕はそんな人間なんだから仕方無いよ。。。。


その夜、深夜も近い時間に、私の私室のドアがノックされた。
訝しく、思いながらも『どうぞ、』と言葉を掛けて中に招き入れた。
それは、いつも笑顔のユウキ軍曹には、およそ似合わない悄然とした今にも泣き出しそうな顔だった。
『私の、我儘なのは分かってますけど、大佐は誰にも負けないと信じてますけど、それでも不安なんです。』
『。。。。。』
『大佐、どんな困難を前にしてもいつも前向きで、困難なことなんて笑って吹き飛ばしてしまえって感じじゃないですか。』
『でも、今回の任務を受領してからの大佐はいつもの大佐じゃなくて、必死で海の底でモガイているみたいで見てられないです。』
そういうと、彼女は僕が半身起こしたベッドの中に潜り込んできた。
『私、後悔したくないんです。私にできることはなんでもしてあげたいです。』
『いや、でも・・・』
情けないことに喉がひりついて声も満足にでなかった。
『抱いて下さい。大佐は約束を守る人だって私知ってます。結婚してくれるって約束した以上大佐は必ずそうしてくれるってわかってます。』
『だから、今は私の全てを私の想いを受け止めて下さい。』
『大丈夫です。大佐は明日の作戦も大戦果を上げて帰ってきます。だから・・』


次の日の朝は、二人同じベッドの上で迎えた。
なんて、清々しい朝なんだろう。
初めて、知った愛する人との素晴らしい時間。
いっその事このまま、時が止まってしまえば良いのに。
でも、僕は戦場にゆく。
自分の意思で、そして絶対に生きて帰ってくる。
彼女の想いを裏切れないから、それに今日はどんな困難なミッションも軽くこなしてしまえそうだ。

自分では、てっきり彼女が眠っていると思って、一人言のつもりのモノローグは、完全に聞かれていた。
彼女は、私の決意を聞いて裸のまま私に抱きついて来た。
私も、彼女を優しく抱きとめた。
だって、それが自然な行いなのだから。
『ブリーフィングが始まるまで、まだ3時間もある。』
『僕がやるべきことは、昨日の内に終わらせておいたから、それまで君と二人でいたいな。』
『彼女は恥じらいながらも嬉しそうに笑顔を僕に向けてくれた。』

『取り敢えず、服を着て朝食を食べに行かないか?』
『はい。』
と、彼女はやや控えめに頷いてくれた。



まず、ブリーフィングの始めに、戦況の説明がなされた。
今回、作戦地域の渓谷を通過するガウはただの空中空母ではない。

オデッサ降下作戦でも、それからのヨーロッパ侵攻に際しても、的確な戦略的・戦術的思考で麾下の部隊を勝利に導いて来た、名将達である。
それだけでなく、軍事機密に相当する新型兵器など貴重な荷物も積んでいる。

最も、ヨーロッパ戦線全体を任されていた将軍は、部下を残して自分だけ逃げるのを潔しとせず、ヨーロッパ方面軍がオデッサに撤退する殿を引き受けて、連邦軍と交戦中であるということだ。
それに対する私の作戦は、アローフォメーションを取り、一番機の弩外道が先行し、二番機、三番機の2人が両翼に後方で進軍し、私が留めを指しそこねた、敵の息の根を止めてもらいます。


彼らの陣に潜り込み、ガウと同じ速さで護衛しながら、ガウの離脱を見届けるというもので、多勢に無勢で果たしてそんな事が可能なのか、ダグラス閣下も首をひねる有様でしたので、そろそろ種明かしをと考えました。
明らかに、我々のMS小隊のみでは、達成不可能どころか全滅の危険さえあるこんな戦術とさえ呼べない単純な戦法を私が立案したのが皆の疑問なのは、私を見る目を見れば一目瞭然です。
そこで、私はとっておきの隠し玉を明らかにしました。
連邦軍は、ジオンの支配地域へ今回の作戦のため、大戦力で無理を押し通したのだから、周辺地域を担当しているMS大隊の大隊長達は、愉快であるはずもないですから、秘匿通信にて、周辺を担当する4個のMS大隊長にそれぞれ、共同作戦を持ちかけたのでした。
弩外道これを明かすと、軽蔑されそうな気がしたので何故彼らがそんなに簡単に話に乗ってきた理由については、ブリーフィングでは触れませんでした。
彼ら一人一人にもし、貴官のMS大隊が目覚ましい活躍をされたなら、その事を必ずキシリア様に上申いたしましょう。と、口約束を交わして、彼らの名誉欲と出世欲を激しく刺激したのです。
今日の作戦開始時には、ジオン軍は我々のMS小隊だけでなくMS大隊が4個ほど加わった、連邦に対する圧倒的数滴優位が確保できているよう画策したのです。
戦略の基本は、敵より多くの戦力を集めて、兵站線をしっかり維持することにあります。
言わば、勝つ条件を戦闘前に作っておくことが最も重要とされる事なのです。
それに比べれば、弩外道の奇策など、数の不利をいかに埋めるかに腐心していて、軍事学上は、邪道とされる思想なのです。
まあ、民衆は少ない戦力で大敵を打ち破った者を英雄と有難がるようですが、ワタシ的にはそれは全く誇ることのできないことなのです。
まあ、MSの性能や自身の操縦技術に依存して、最初の一撃で混乱を誘いそのままなし崩しに勝利してしまう、私やシャア大佐にそれを決められた連邦指揮官はさぞかし腹が立っているでしょうw
話をブリーフィングに戻すと、私が種を明かすと、ダグラス閣下が素晴らしい統率力だ、弩外道大佐、利害の対立する4つのMS大隊から協力を取り付けるとは、いったいどんな魔法を使ったんだいと激賞されて、まさか本当の事は言えないので、まあちょっと個人的なコネがありったりしただけです。
などとと、完全にごまかす以外になかった事が、この人格者であり尊敬する閣下を騙すのはかなり心苦しかったのです。

いよいよ作戦開始となって、最初に連邦軍に接敵したのは我々、【第1MS特務小隊】だったのですが、敵が思いの外分散していたので、いきなりジャイアントバズーカの二連撃であっさり陸戦型ジムが爆発しました。

他の隊のMSに気を取られて私の正面を無防備に晒しながらのんびり飛行しているガンタンクを発見!?

当然、次の瞬間にはあの世行きです。
さよなら。。

その後は、遠距離射撃されるとめちゃめちゃ厄介だけど、白兵能力が無いに等しいガンタンクをひたすら格闘戦で破壊してました。
ワタシ的には、MS相手に戦果を焦る事は無いのですが、一応真面目に戦ったと判断されるくらいの戦果は必要なので、必ずしも、友軍の被る損害の大きさに配慮して進んで潰して回った訳ではないのです。




もっとも、ジノビエフ少尉とガンス准尉がピンチに陥ったら何が何でもなりふり構わず助けるよ。
彼らは、私に取って初めてできた可愛い部下だからね。
そういう意味では、宇宙の戦果稼ぎにサポートパイロットとしてさんざ助けて貰い、上司のように慕ってくれたシャルロッテ中尉も同じだね。
まあ、ダグラス閣下のザンジバルやマット中佐のザンジバルがピンチだったら、何処にいても駆けつけるよ、艦長さんだけでなくあの2隻のクルーは全員家族同然と思っているからね。
結局、人って絆だから、友軍だからって理由だけで命を掛けてまで、救おうとは思わないけどね。
今回は、まあ、軍務だから仕方ないけど、そうじゃなかったらいくら立派な将軍様でも命と引き換えに助けるなんて軍人思想は僕には無い。
まあ、ちょっと外聞をはばかる内容だからどんなに親しい人にもこんな事ペラペラ話したりはしないけどね。

そんな訳で件のガウ攻撃空母は無事戦闘エリア外に脱出したし、結局連邦のMSは確かに高性能なんだけど、パイロット教育を十分やる機会が与えられなかったせいで、ジオンの既に旧式になっているザクⅠにもいいように撃破されているし、その上ここには彼らに倍する戦力が揃っているので勝負になるほずもなく文字とおり七面鳥狩り状態だったのです。

弩外道大佐の戦果
ガンタンク 3機撃破
陸戦型ジム 2機撃破

ガースキ・ジノビエフ少尉の戦果
陸戦型ジム 5機撃破

ジェイク・ガンス准尉の戦果
陸戦型ジム 3機撃破
ガンタンク 1機撃破
コアブースター 1機撃墜

コアブースター
V作戦時に機体が大破した場合でも収集データが持ち帰れるように脱出ポットを戦闘機型にしたのがコアファイターで、これの後ろにより飛行性能を高めるブースターを装填したもの。
ミディア輸送機などの援護などの用途に用いられる事が多かった機体。



二人の部下も順調に育って来ていて、対MS戦闘では、ほとんど私に遜色無い結果と技量を示し始めていることを、ダグラス閣下に申し上げると、『君は戦略・戦術に造形が深いエース・パイロットと言うだけでもすごいのに、教育者としても優れているのだな!』
って、最近ダグラス閣下の僕に対する過大評価がひどい。。。。
同じ事をキシリア様に申し上げたら、『貴官は身内に甘い傾向があるようだから。』と、前置きをされてから、
『この目で見てみるまでは、私も半身半疑と言う所だな、そもそもお前は自分を安く見すぎだ。お前のようなパイロットがジオンにごろごろしていたら、この戦争もとっくに勝っているさ。』
うーわー課題評価が止まらないっ!?
デート時にといっても艦内の二人で良くゆくラウンジで、過大評価されて困るとユウキにこぼしたら、外道さんは、ご自分の価値が分かってらっしゃりません。
あれだけの戦果を上げて階級もとうとう大佐になってしまったのに、クルーの皆にも優しくて、謙虚でとなったら、みんな好きになっちゃいますよ。』
ちょっと考え込んで
『ウーン、そのなの?』ち、返したら。
『でも、浮気は許しませんからね!』
結構ガチな雰囲気で言われてちょっとびびった、といっても浮気なんかするつもり無いけど。


次回は、いよいよオデッサ攻略作戦の準備が露骨に成されるターンくらいになりそうです。
果たして、マ・クベ大佐の鉱山基地に駐機している【第1MS特務遊撃隊】の運命やいかにって言っても、次回はたぶんそんな所までは書き進められないと思います。

『次回も見てくださいね~♪』

『あなたの愛する人に、あなたの素直な想いが届きますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾話

2020-04-16 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第拾話なのです。
今回の攻略プレイ日記の部分に使用したソフトは【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】です。
なお今回登場する連邦軍のヒマラヤ級対潜空母と今回我々の部隊に追加配備された水陸両用MSズゴックをご紹介しますね。
まず、ヒマラヤ級対潜空母です。

これは、ジオン軍が主に制海権を得るために、マッドアングラー級潜水艦やユーコン級潜水艦を使用したために、それらと対抗するために竣工した新鋭特殊空母です。
排水量こそ、40000トンと控えめですが、立派に固定翼対潜哨戒機や対潜へりを40機程度艦載可能なジオン潜水艦部隊に取っては新たな脅威です。
本来は、水中タイプのジムを3機ほど搭載する予定でしたが、こちらは間に合わずジム;ビームスプレーガンを3機搭載しています。
一方、第1MS特務遊撃隊に追加配属になった水陸両用MSズゴックです。

両腕のクローで格闘戦が可能で、右腕クローの中央部にメガ粒子砲を装備した、高性能機体です。
それも、水中行動を基本に設計されたため、水冷式の冷却システムを持つことで従来搭載不可能だったメガ粒子砲が搭載可能となったのです。
また複武装として頭部から発射される小型ミサイルを装備しています。



ここから第拾話です。
グラナダでオデッサ鉱山基地への定期シャトルに乗り込み、何事もなく我が家へと帰って来ることができました。
私の留守中にささいな変更が加えられていたのですが、中身は元通りの懐かしい私の所属部隊のままです。
【MS特務遊撃隊】は名称を【第1MS特務遊撃隊】に変えました。
キシリア様直轄部隊で人員にも移動が無かったけれど、うちの実験部隊の性格上他にも同様な部隊が4個ほど編成されたので、後発の部隊と区別するために【第1MS特務遊撃隊】と名称が変更となったのです。
他にも、水陸両用MSズゴックが2機、ドムが1機追加配備されましたが、ザンジバルの運用能力では、艦載6機中3機しか同時運用できないので、パイロットの増員はありませんでした。
久々といっても、わずか半月ちょっとの間ですが、ダグラス閣下始め部隊全員が私の無事の帰還を喜んで下さり、ちょっとした『おかえりなさいパーティー』まで開いてくれたのでした。
そして、私に課せられた大きな宿題をこなさなければならないのは百も承知だったので、ユウキナカザト軍曹を二人きりになれるようにラウンジを貸し切って、もうお付き合いとか、すっ飛ばして、グラナダの宝飾店で購入したエンゲージリングを送って、
『この戦争が終わったら私と結婚して下さい。』
と、びしっと決めたのでした。
彼女は、最初キョトンとしていたものの、徐々に私の言葉を理解して、喜びがこみ上げてきたのか破顔して。
『はい、私を弩外道さんのお嫁さんにして下さい。』
と、答えてくれたのでした。

マスターは、気を効かせて席を外してくれていたので、少しづつ慎重に彼女の顔に顔を近づけて、誓いのキスの儀式を無事こなして心の中で、ホット安堵したのでした。
わるかったなあ、23歳にしてファーストキスだったのだからそりゃあ緊張したわいねw
あ、なんか言葉が変になってるw
それから、二人で乾杯して、幸せな気持ちを噛み締めながら色々な事を話し合ったのです。
深夜近くになって、彼女を部屋まで送って、自室に戻った私はこんなに幸せで良いのだろうか?などと詮無い事を考えながらアルコールのせいか、いつの間にか眠りに落ちていました。


それから、数日間は平和な日々が続きました。
ユウキ軍曹が私が送ったエンゲージリングを左手の薬指に嵌めているのを彼女の同僚が目聡く見つけて、問い詰められたのでごまかせなかったようで、私とユウキ軍曹の婚約は部隊中というか鑑内クルーの間にまたたく間に広まったものの、皆祝福してくれて、からかう者もいなかったのには、少し意外な気もしたけれど、それからも職務の間を縫って二人の幸せな逢瀬が続いたのでした。


しかし、【第一MS特務遊撃隊】はまごうこと無く戦闘部隊で、新たな任務が早速用意されたのです。
ジオン軍の海上戦力のほとんどは、マッドアングラー級潜水艦とユーコン級潜水艦など潜水艦隊に偏っていたので、地球降下作戦いらい連邦は後手に回って苦杯を舐めていたのですが、ここに至り新型対潜空母ヒマラヤ級を竣工させて、その実戦テストとして大西洋に機動艦隊を派遣したのです。
【第1MS特務遊撃隊】の任務はその新鋭対潜空母のスペックを把握して、その機動部隊を殲滅する事でした。

【大西洋上の敵機動艦隊を殲滅せよ】【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】より。
我が隊には水陸両用MSは2機しか配備されていないので、今回は私とガースキ・ジノビエフ少尉が出撃して、ジェイク・ガンス准尉は、留守番となった。
彼には、次回は必ず作戦に参加してもらうからと慰めて、我慢して貰った。

これは、目標の機動艦隊を偵察部隊が撮影したものです。
ミノフスキー粒子散布濃度が高いせいで画像が乱れていますが、ヒマラヤ級対潜空母2隻を取り囲むようにイージス巡洋艦が4隻で護衛した輪形陣を取っていることがわかります。
本来であれば、ヒマラヤ級対潜空母は固定翼対潜哨戒機と対潜ヘリを40機、それに加えてジムの水中タイプを3機搭載する予定だったらしいのですが、こちらの方は計画が遅れて代わりにGM;ビームスプレーガン3機を搭載しているとの事です。
作戦は、上空のザンジバルより2機のズゴックが降下し、私は直接目標であるヒマラヤ級対潜空母の甲板に降りて、ジノビエフ機は、海底まで潜って敵MSを牽制してもらい、私が敵艦の上から残る対潜空母ヒマラヤ級の1隻をメガ粒子砲で狙撃撃沈、同様に艦隊の護衛イージス巡洋艦を狙撃して全滅させたのち、最後に自分が足場にしている対潜空母も撃沈して離脱、ここまでを1分以内に終わらせて、海中のジノビエフ少尉に合流、2機対MS戦闘を行い、脱出路を確保、戦闘海域から離脱してザンジバルに回収してもらうという極めてシンプルなものです。

いよいよ作戦開始です。
弩外道は予定通り、ヒマラヤ級対潜空母の甲板に降り立ち足場を確保しました。

ジノビエフ少尉機は水中に潜り、敵のジム隊を牽制してくれているはずです。
まず、隣接したもう1隻のヒマラヤ級対潜空母をメガ粒子砲で粉砕。

これと同様に、4隻の護衛イージス巡洋艦も速攻撃沈しました。

最後の仕上げに、足場にしていたヒマラヤ級対戦空母も狙撃して撃沈し。

爆発に、巻き込まれないよう速攻離脱して、海中に潜りジノビエフ少尉と合流を果たしました。
ここまで、作戦開始から56秒、まあなんとか許容範囲です。

予想に反して敵MSは3機しかおらず、6機で2回のローテーション組んでいたのだと推測されましたが、敵MSの1機は既にジノビエフ少尉の餌食になっていて、私とジノビエフ少尉機で残る1機づつを相対し、それぞれ撃破して敵機動部隊を殲滅したのでした。

まあ、海上に半身出して浮いているズゴックがザンジバルに収容されるのを待っているのは、それなりに恥ずかしい姿でしたが、まあこちらは損害無しのパーフェクトゲームですから良しとしましょう。


弩外道大佐の戦果
ヒマラヤ級対潜空母 2隻撃沈
イージス巡洋艦 4隻撃沈
GM;ビームスプレーガン 1機撃破


ガースキー・ジノビエフ少尉の戦果
GM;ビームスプレーガン 2機撃破


それから、また数日は平和な日々が続いたのですが、

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第九話

2020-04-15 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第九話なのです。
第八話と本日の第九話の攻略プレイ日記の部分に使用したゲームは【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】(PS2)です。
もう気づいていらっしゃる方も多いと思いますが、ゲームオリジナルのキャラキャプチャーを原作から可能な限り使用していますが、複数の作品を繋げて辻褄合わせる関係上他作品からの移植やとうとう有名ラノベのカラーページから引っ張って来るありさまで、中の人の著作権法侵害とか心配してくださる読者さんもいらっしゃるかもしれませんが、著作権は主に商法に付随する部分が大きいので、お金儲けを目的としない本ブログにはあまり関係無いはずです。たぶん。一応。ほんとに、大丈夫かな。。。



ここから第九話です。
キシリア様に、課せられたノルマを果たしてグラナダに戻って、キシリア閣下に急ぎ作成した今回の作戦資料を手渡し、詳細な報告を行った所。その場で大佐の辞令を頂いたのには驚いた。これってあらかじめ私が、所定の戦果を上げるのは当然と考えてなきゃいくらキシリア閣下でも間に合わないはず。思わずまたしても感激させられてしまった私でした。
『さて、例の新型MAの実戦テストの詳細は、外に待たせてある二人に聞くと良い、貴官もよく知る人物だ。それから、知り合いの方がやりやすかろうから、テストの母艦もマット中佐のザンジバルに任せよう。他に何か希望はあるか?』
そこまで、気を使って貰って文句言ったらバチが当たりそうなので、
『ありません、ご配慮ありがとうございます。閣下。』
と、びしっと敬礼を決めた弩外道でした。
キシリア様の執務室を出て最初の出来事は、懐かしい人達との再開でした。
私信で結構頻繁に連絡をとりあっていたものの、内容が内容だけにヴィジホンさえ使わずだったので、本当に顔を見た事さえ3ケ月ぶりという短いようで長いあいだったので、恩人とも言える、兵器開発部門のカーン博士とミーシャ技官の二人に再び会えたのは感無量だった。
『弩外道さん、もう大佐になっちゃったんだね。初めてあった時は大尉さんで、新兵さんみたいだったけど、すっかりカッコ良くなっちゃって。見違えちゃった。』
とイタズラっ娘ぽくウィンク決めてくる。ミーシャ技官は確かに元々美少女だったけどメイクもリップをおざなり程度に引いているだけの、飾り気の全く無い数ケ月前の彼女しか知らなかったから、正直この伸びっぷりには、驚いた。

いくら、この年頃の娘がわずかの間で美しくなるのは当たり前だからって、カーン博士と一緒だからミーシャ技官と分かったようなもので、街なかで声掛けられられたら、『どこかでお会いしましたっけ?』決めかねないレベルだwいあいあツインーテールって、前回会った時は、もさいショートボブだったし、この短期間にどれだけ髪伸ばしてんだよって話だし、いくら技官に軍服無いから外では私服だからって、こんなおしゃれコーデなんてしてなかったし。。。
まあ、カーン博士は相変わらず、よれたスーツにこちらはぴしっと洗濯したあと丁寧にアイロン掛けされた文字とおり真っ白な白衣をまとった姿で、そのカッコでキシリア様に面会したの?って逆方向の心配する始末だったのが・・・
結論から言うと、私が開戦初期にミーシャが開発中だったビグロの試作1号機の性能に助けられて、戦術がぴたりはまった時に出会い、わずか3ケ月かそこらで、彼女は量産タイプの汎用型ビグロを完成させたのだったが、その機体にカーン博士やニュータイプ研究所のメンバーの協力の元、ニュータイプー専用型ビグロと呼べる単品ものの実戦テストパイロットがキシリア様の一存で私に振られた話だという事だ。
『本来、今回量産型ビグロに積み込んだサイコミュは、ニュータイプ研究所で開発されたものだから、儂らが説明するのは、おかしいんじゃが、キシリア閣下の思し召しで旧知の間がらの我々を遣わしたと言う訳じゃ。』
『その、テスト機に積まれたサイコミュと言う装置は、どんな働きをするもんですか?』
『弩外道君もジオン・ズム・ダイクンが宇宙に飛び出した人類の新たな人の革新がニュータイプであるという演説の一節は知っているだろう。』
『ええ、なんでも人の認識域が拡大されて人々は真に理解しあえる存在になれるとか。本当ならば素晴らしい事だと自分も思いますが。』
『今の所、ニュータイプとして認知されている人物は、勘が極端に優れているという側面があるという、つまり個人レベルでは考えられない戦功を上げている人物はニュータイプである可能性が高いという事になる、君やシャア・アズナブル大佐のように。』
『はあ?』
『それで、今次戦争の勝敗を決めるのはニュータイプにかかっているとキシリア様はお考えのようだ。ギレン様やドズル閣下にはまた別の思惑があるようじゃが。』
『だから、開戦当初から新兵とは考え難い活躍をした君が、キシリア様に引き抜かれたのは、ある意味当然だったのじゃ。』
『そして、君らとは別にニュータイプの素養のある者を集めて科学的にそのシステムを研究し、軍事システムにより活かせるように開発されたマンマシンインターフェイスがサイコミュなのだ。ニュータイプがサイコミュを装着するとより明確な意思が見えるようになるらしい、たとえば自分を撃とうしている殺意がその人物の空間座標まで把握できるようになるというのがニュータイプ研究所の主張でな、絶対に被弾しないスーパーパイロットの誕生という訳だ。ただ、ニュータイプ研究所に集められたニュータイプ達は未だMSやMAの操縦訓練を受ける段階では無いので、そのテストパイロットに君が選ばれた言うことだ。』
『まあ、大きな声では言えないが、そんな胡散臭いシロモノに頼らなくても、10機やそこらのMSに苦戦する君とも思えないんだが、それを君が実証してみせれば、サイコミュは有効であるというニュータイプ研究所の主張に正当性が持たせられるという茶番劇だよ。』
『まあ、私の作ったビグロに弩外道さんが乗ればそのくらいの戦果当たり前よね💛』
と、言う彼女にちょっとどきどきしたのは、ナカザト軍曹には絶対秘密にせねば・・・冷や汗をかく弩外道中佐あらため大佐だったのだ。
『では、ビグロの操作マニュアルとサイコミュに関する使い方?が記された取り扱い説明書みたいなもんらしいが、君に渡しておくよ。』
事情が全く分かっていないので黙っていたのだけれど、ついに我慢できなくてカーン博士に聞いてみる。
『もし、小官がニュータイプというのが間違いで、そのサイコミュなる装置を全く使いこなせなかったらどうなるんでしょう?』
『心配する事は無い、恥をかくのはニュータイプ研のヤツらで君じゃない。逆に私やミーシャには、君がそんなもの使えなくても、10機ほどのジムを圧倒したほうがよほど嬉しいくらいだ。』
『お二人は、ニュータイプ研の人たちにあまり良い印象を持ってらっしゃらないようですが、何か理由があるのですか?』
『まあ、まだ何も成果を上げてないうちから今次大戦の勝敗の決め手になるのは自分たちだからって主張して技術的にも全く押し付けの議論しかできないし、まあ、噂にすぎないのだけれど人体実験を人の生死に関わるレベルで頻繁におこなっているらしいなんて話もあって、それさえ連中の言動を普段から聞いていると真実なんじゃないかと思えるくらい他者への侮蔑と命の尊厳に対する敬意が欠けている姿勢を好意的に見れたら、それはお人好しすぎると言うものだ。』
『これは、まじめな忠告と思って聞いて欲しいが、奴らの用意したサイコミュなるものが、仮に戦場でとても役にたつものだとしても、彼らには近づかない方が良い。奴らの成果だけ受け取っておいて、決して連中と親しくならないように。これは嫉妬じゃないからね。君は、軍人としてお人良し過ぎるから私は心配なのだよ。分かってくれるかな。』
『もちろん、実戦テストの行き帰りの間は、お二人の傍らに居るか、既に面識ある艦長やサポートパイロットの傍にいるように心がけます。それでも、そいつらがしつこくしてきたら艦内の別の部署のクルーの所に逃げますよ。私結構その船では人気者なんでw』
『ははは、君らしいな。それなら私達も安心だ、何か技術的に不明なことや知りたいことがあったら遠慮なく私達に聞いてくれ。』
たぶん、もうすでにマット中佐に話が降りてないわけがないから、お二人にテスト期間に必要な荷物をまとめ次第、今回マット中佐の艦が入港している、ポートの近くのカフェを待ち合わせ場所に指定して、私も早速支度を始めた。といっても旅行の準備では無く先程博士から手渡された2冊のマニュアルに目を通しはじめたのでした。
まあ、手荷物は前回の戦果稼ぎにぷらすして今回のテスト分もあらかじめ用意していたので、今更買い足す必要も無いし、基本軍服なんで2着あればいつでも着回しできちゃうから、荷物は全然かさばらなかったり、こういう時は軍人てとくだなーと思う。ドレスコードのある高級店でも軍服で止められる事はないからね。ほんとに服代がかからない気楽な職業だと思うw
さて、件の待ち合わせ場所に集合したら私は二人をマット中佐のザンジバル級が駐機している桟橋まで案内したらさっき別れの挨拶をしたばかりの警備担当の軍曹が驚いた声で尋ねてきたので、まだ話は艦全体には降りていないのを確認して、キシリア閣下の温情で別任務の母艦もこの艦に決まった事を告げて、博士と技官を私の個人的恩人として紹介した。
なにせ、二人は軍属だけれども待遇はかなり高い位置にあるのだが、軍人みたいに階級章でひと目でわかるもんじゃ無いから一応顔見知りのわたしの恩人と知れば他のクルーも相応の礼を払ってくれるだろうという計算があったからなのですが。
それから、しばらくしてニュータイプ専用ビグロが搬入されて、艦の中心メンバーと二人の兵器開発担当者にニュータイプ研の研究者っぽい2人組をまじえて今回の作戦の立案意図やそれぞれの立場で皆が共有すべき内容をお互いにすりあわせて行ったのだが、からかう意図満々でニュータイプ研の二人の傍若無人振りに我慢の限界に来ていたのだろう艦長が。
『ところで、10機程度のジムを同時に相手して殲滅できたらそのサイコなんちゃらの有用性が示せるそうだが、機体じたいが最新型のリックドムより更に高性能だって話じゃねえか、こっちは弩外道大佐があっと言う間に7隻の戦艦隊を殲滅する所を特等席で見てるんで、弩外道大佐がそんなすごい機体に乗ったら、あんたらのサイコなんちゃらなんて無くてもジム10機くらいあっという間に殲滅しちまうと思うんだけど、その辺はどうよ。』
僕も艦長のこの物言いに思わず吹き出しそうになったが、なんとか堪えた。
血管が千切れるんじゃないか?ってくらい顔が真っ赤になったニュータイプ研の二人は、なんとか暴言吐くのを堪えたようだが、すごい目つきで艦長を睨んでた。
オロオロしている副長以外は、皆思い思いに笑い出しそうになっていたし、カーン博士に至ってはよく言ったとばかりにウンウン頷いていたwよほど彼らの態度が悪かったのは、想像にかたくない。えっ、俺に対しては普通だったよ。彼らも、さすがにテストパイロットの俺がヘソ曲げたら都合が悪いくらいの知恵があったんじゃないかな?結果的に求めるハードルを超えたところで彼らがいかに技術的成果を言い募っても、ぶっちゃけサイコミュ全然役に立ちませんでしたとキシリア様にテストパイロットに報告されたらやばいと想像できるくらいの知恵があったらしいw

そうして、実戦テストの場所は、前回も戦艦待ち伏せに使った衛星軌道上のポイントなのだが、座標が全く違っていてMS3個小隊からなる1個中隊を探すには、この座標以外ありえないと自信満々で艦長が言っていた。
彼の言葉は過去の実績から、確認するまでも無く正確な事は、短い付き合いでも分かっていたのだけれど、なんでそんな事まで調べてあるの!?な疑問は払拭されていなかったが、まあ艦長を含めたクルー全員が偵察プロ、敵軍事情報収集に関しては、諜報部さえ叶わいないのでは思ってしまうほどの適正と特化を成し得ているんだろう事が自分でも容易に想像できた。
何より、自分はこの艦の居心地は気に入っていた。
もちろん、地球に残してきた私本来の住処も気に入っているのだが、この艦に乗って居る限りはホームシックになることは無かった。


予定の道程は正確に消化されて、いよいよ隠れつつ条件に見合うMS中隊の哨戒部隊を待つことになった。
さすがに、そんな通常ならあり得ない編成の哨戒がそう簡単には現れないだろうと予期していた弩外道はマット中佐の能力を自分の中で更に上方修正することになった。
痕跡を隠蔽し、その宙域全体のミノフスキー粒子濃度上げて、母艦は発見されなくて、且つMAテスト機と今回も支援ザクⅡで出てくれるシャルロッテ中尉の戦闘には邪魔にならない程度で敵からのこちらの発見は確実に遅れるだろういわば職人芸的なミノフスキー散布を事も無げに完成させていた。


まあ、ここまで千載一遇の好機の舞台を用意して貰った以上、定められた条件を満たし、サイコミュなるブラックBOXの価値を自分なりに確認しなきゃならない。
まず、遭遇直後は左側面を突いて隊列を混乱させつつ、被害が及んでいない機体には、半ばパニックに陥った強襲を受けた部隊にフレンドリーファイアーを怖れているようにこちらへの射撃は、ほとんど飛んでこなかった、もちろんそれだけでなく敵右翼に牽制を掛けているシャルロッテ中尉の存在が大きかったのはいうまでも無い。
実際の所、連邦がMSを量産開始して前線に連邦のMSが数はまだまだ少ないものの、配備されたのは僅か1ケ月前の事だし、それ以前にシュミレーターが作れるとも思えない以上、士官学校出たての私みたいな若造だって、ザクⅡはシュミレーター訓練は目がかすむほどやらされたし、貴重な実機を持ちいての実機訓練も100時間やそこらはこなしていたけれど、連邦にそこまでパイロットを育てる時間的猶予があるはずもなく、まるで素人相手に虐殺している気分だったりするのだけれど・・・



結果、ジム8機3個小隊1個中隊相当を3分間で殲滅できた。
そこで、サイコミュなのだけれど、確かに敵さんが殺意を持って射撃する意思と座標は分かったというより、教えてもらったと言うのが近いかもしれないが、現在の連邦軍相手では、こちらの死角に入られる事はまずありえないし、モニターに入ってる機体がビーム・スプレーガンを向けられれば殺意云々の前に回避行動取るので、現在の私には、それこそ噂になっている連邦のニュータイプ部隊と交戦する事でもなければ、必要になることは当面ないだろうと予測できた。
まあ、一応公平を期すために、サイコミュが所期の能力を発揮した事は、正直にキシリア様に申し上げる事にして、帰路も相変わらず、ニュータイプ研の連中から逃げ回る日々が過ぎた。

グラナダで、今回のテストに携わった者全員がキシリア様の謁見室に顔を揃え、各人の担当分野で得られた情報は戦闘経過などを各部署の視点でキシリア様に奏上した。
最後に、報告することになった私は、公平にサイコミュの能力が所期の性能をみたしているけれども、少なくとも今の私にとって10機かそこらのジム隊をあいてにするのにこれほど高性能なサポートシステムは現状では宝の持ち腐れになることも、正直に申し上げた。
ただし、噂の連邦軍ニュータイプ部隊と交戦することになったりすれば、サイコミュの搭載・未搭載では生死をつかさどるほどの重要なパーツ足り得るだろうことも推測ながら付け加えた。
『皆、任務ご苦労であった。少なくともニュータイプ研究を続ける意義が判明したのは、ある意味成功だったと言える、諸君も通常任務に戻りより一層軍務に励んでほしい。』
と、解散の意を伝えると、皆揃って片手を上げて『ジーク・ジオン』を唱和したのち閣下の執務室を退去した。
キシリア閣下からその段で明日のシャトルにオデッサ基地との連絡用シャトルのチケットを抑えているから、侍従長に申し付けて受け取るように、と気を回して頂いた事にひどく申し訳ない思いがよぎった。』
明日のシャトルで帰る事を皆に伝えたら、カーン博士とミーシャ技官は必ず見送りくると言い張った。ちなみにカーン中佐のザンジバル偵察隊は明日には次の作戦行動があるので、マット中佐とシャルロッテ中尉が見送りこれないことを、自分達がわたしに対して不義理をした感じで罪悪感さえいだいてるんじゃないかって、平身低頭であやまられた。
『もう、これが最後の再会じゃ無いんですから、命さえあればまたいつか、ジオンのどこかで必ず会えますよ。』
これは、翌日のカーン博士とミーシャ技官が見送りに来てくれた時にも、あえて別れの言葉に変えた。
一応、生死を掛けて戦争しているのだから、私もいつ死ぬかわからないだろうから、別れの言葉を口にするのは、抵抗があったから、こんな当たり障りの無いチョイスで押し通してたりします。


次回は、地球に戻った弩外道達の部隊に課される緊急特務が久々に入り、またも燃える展開に戻ります。

『あなたの働きが、心のありようが正当に評価されますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第八話

2020-04-13 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第八話なのです。

宇宙に戻り、ルナツー強襲作戦で敵艦隊に大ダメージを与えたのは、キシリア様へ戦闘経緯書と、戦果報告書を提出したが。
『念のため後。あと数隻狩った方がよいな。』
『マット中佐、今しばらく弩外道中佐の狩場の世話を頼むぞ。』
『ははっ、心得てございます。次は。衛星軌道軌道上で網を張る予定であります。』
『うむ。弩外道中佐にはあと3隻ほどの戦果を上乗せしてやって欲しい。』
『弩外道中佐。お前の腕なら戦艦3隻撃沈などは、問題にならぬレベルであろう?さっさとっ片づけて、グラナダへ戻ってこい、先日も申し付けた通り貴官の仕事がまだ残っている。』

続いて。マット艦長に連れてこられたのは、衛星軌道上だ、マット艦長曰く。
『ここは結構単艦で行動する連邦軍艦船が多い』
と、いう事で待つこと僅か2時間と少し、マゼラン級戦艦が単艦でろくに護衛も伴わないで現れた。
私はリックドムで出てマゼラン級戦艦に先制のジャイアントバズーカをお見舞いした。

続いて、並走しながら2発目命中。

圧倒的推進力で今度は敵戦艦と逆走しながら砲撃、3発目もクリティカルヒット!
そして、とどめの一発が突き刺さり、マゼラン級戦艦は爆散したのでした。




マット艦長は俺が帰投すると
『MSのメンテはすぐやらせるから、もう少しここで張り込み続けよう。』
と、言った、向こうは情報収集のプロで私は素人なのだから、否やは無い。
とりあえず、タンクベッドの使用予約を6時間だけ取って、心と体を休める為に、待ち時間を有効に使うことができた。
パイロット控え室では、シャルロッテ中尉とMSの戦術論とか敵の意表の付き方を、完全に僕が考え出したものだから保証はできないよ。
と念押ししながらも、楽しい会話が続いていた。
すると、警報が鳴り敵が近づいているのがわかった。
艦橋から。マット中佐からの連絡が入り
『敵は、本艦から1時方向のほぼ真正面、護衛のMSもたいした数じゃない、まあ残念ながらサラミス級巡洋艦だが、戦艦には違いないし、さくっと片付けてけきてくれ。』
あわてて、リックドムの操縦席に収まると、早速カタパルトで射出させて、サラミス級のすぐそばまで行くとこができた。

とりあえず、ジャイントバズーカの射程内に入ったので一発直撃させる。

高速機動をいかしてサラミス級の死角の底面に潜ると、更にジャイアントバズーカの追撃弾を喰らわせる。

ヒートサーベルを1箇所に連続で叩き込み、爆発を引きこおこさせた。

そこから、爆発が艦全体に爆発が連鎖的に広がりサラミス級巡洋艦を撃沈させることができた。


そして、マット艦長は、
『この辺も2隻戦艦を連続撃沈しちまったから、連邦も警戒して何か手を打ってくるとも限らないし、いままで通り楽勝とは行かないかもしれないから、最後の戦艦を待ち伏せのショバをサイド6の領海から少し離れた地点に潜んで、サイド6に向かう、連邦戦艦にターゲットを変更しよう。
ただし、サイド6の領海に入る前に確実に仕留めてくれよ。
領海内での戦闘行為は、外交問題になっちまうからな。
まあお前さんには、余計なお世話か、まあ移動に若干時間がかかるから、タンクベッドで連戦の疲れを抜いておくといい。』

私はマット艦長のお言葉に甘えて連戦の疲れを癒やさせて貰った。




サイド6宙域外苑に到着したので、パイロットスーツを、着込んで私とシャルロッテ中尉は待機していたが、間もなくターゲットとなるマゼラン級戦艦が容易く見つかった。


まず、敵艦に先行して護衛のボールが2機いたので、片方を私が、残りをシャルロッテ中尉がしとめた。


マゼラン級に張り付きひたすらヒートサーベルを振るう。
他の護衛MSはシャルロッテ中尉が抑えてくれているのだろう。
おかげで、私は戦艦攻撃のみに集中することができた。


そして遂にフィニッシュ!


予想通り、マゼラン級戦艦はサイド6の領海内へ逃げ込もうとしたが、哀れはるか手前で爆散したのでした。

今回の一連の弩外道の戦果
マゼラン級戦艦 2隻撃沈
サラミス級巡洋艦 1隻撃沈。
ボール 1機撃破

ということで、私がキシリア様に架されたノルマをこなした事をマット・オースティン中佐がキシリア様に報告してくれた際、お褒めの言葉を賜り、1両日中に大佐の辞令がおりるであろうことを、確約してくださった。
そして、オースティン大佐以下ザンジバルのクルーに対して、的確な判断と骨折りに対して、労いと称賛のお言葉を掛けられていた。
ともかく、ノルマがこなせてよかったとほっと一息ついて、特に面倒を掛けた、オースティン中佐とシャルロッテ中尉には特に念入りのお礼を述べて、他のクルーにもぐるっと1周艦を回って、軽くお礼と少し早いが別れの挨拶を言って回った。
月のグラナダ基地に到着するのは結構時間がかかるので、私は書類作成や私信を書き上げるためデスクに向かって集中して作業に入った。


次回も見てくださいね~♪

『あなたの予定が滞りなくスムーズに実行されますように~♪』

ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第七話

2020-04-12 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第七話なのです。
第七話のプレイ日記の部分に使用したソフトは、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】です。




ここから第7話です。
キシリア様から、秘匿通信が入った。
私は、身支度を素早く整えヴィジホンのある艦橋へ走った。
『お待たせして申し訳ありません。弩外道中佐ただいま参りました。』
『うむ、楽にしてよい。』
『要件は3件ある。』
『1件目は貴官の部下2名の昇進の件だが、これは既に通った、正式な辞令は2~3日中に届くであろう。』
『ありがとうございます。』
『要件の2件目は、貴官をそろそろ大佐にしてやろうと思ってな。』
『地球にいては、せいぜい今回のように部下を昇進させるために、戦場を用意し、作戦案を通すために自らビッグトレーを撃沈するなどのような事でもなければ、戦艦撃沈の戦果をあげるのは難しかろう。』
『恐れいります。』
『たしかに、貴官は戦艦キラーとして対戦艦戦の敵性があるし、戦果も戦艦であれば当然大きく評価される。』
『そこで、貴官に宇宙へ短期間一旦戻ってもらって、思う存分連邦の戦艦狩りをしてもらおうと思ってな。』
『母艦やMSは、こちらで用意するから心配はいらない。4日後にグラナダ行きのシャトルがオデッサからあがるから、それに乗ってくると良い。』
『それと、部下は宇宙戦闘に慣れたものをこちらで用意するから、一人でくるのだ。』
『了解致しましたが、目的はいったいなんでしょう。』
『目的の一つは貴官の功績を昇格に十分なだけ積み上げてもらうことだ。』
『あと、貴官の戦闘の様子をカメラークルーに撮影させて、内向けのプロパガンダに使わせてもらおうと思ってな。』
『貴官の奮戦ぶりをメディアを通じて流せば、国民の良いガス抜きになろう、ああ言っておくが今回はインタビュー等の貴官の嫌がる仕事はいれないから安心すると良い。』
『お心遣い、感謝致します。』
『さて、最後の要件だが、新型MAの試作完成型、まあプロトタイプだな。これが結構な種類完成したので、敵MS・MA相手に実戦テストを行って性能評価を頼みたい。』
『まあ、これは2件目の要件完了後で、かまわない。私が貴官の戦果が十分と判断すれば、母艦の方に連絡をいれるので、そうしたらグラナダの私の所へ出頭せよ。』
『以上だ、何か質問や要望はあるか?』
『畏れながら申し上げます。前回の作戦について、部下を昇進させる事のみ考えておりましたので、作戦の大儀名分が立つようにとだけ考えておりました所、わざわざヨーロッパまで遠征した消費資材を補充するには、戦果が少な過ぎたようで補給担当に負担を掛けてしまっているようです、一部だけでも結構ですからキシリア様の方から兵站担当部署の方へお声がけ願えないかと、あつかましいのは、重々承知致しておりますが、これも私の企んだ事ですので、なんとかお願いできないでしょうか。』
『あい、わかった。兵站部門の方へは私が一声かけておこう。しかし、貴官は良くも悪くも本当に良い人なのだな。敵を前にしては、悪鬼羅刹のように戦う貴官からは想像もできんな。まあ、良い。私が貴官に求めるのは貴官の人間性ではない、まさしく敵を前にして悪鬼羅刹のごとく戦う貴官こそが必要なのだから。』
『他に何かあるか。』
『いえ、これで全てです。』
『そうか。』
の応えと共にヴィジホンの画面がブラックアウトした。
ふうーと大きく吐き出すと、思わず額の冷や汗をぬぐった。
『さすがに、今回はきつかったなあ。』
独り言のつもりだったのだけれど、ブリッジにいた全員が私の方を向いた。
皆もヴィジホンがつながっている間は緊張していたらしい。
艦長席に座る、ダグラス閣下が沈黙を破って、皆に聞こえるようにことさら明るい声で話しかけてくれた。
『いやあ、良かったじゃあ無いか、これでいよいよ弩外道大佐の誕生だな。まあ、普通の相手なら敵戦艦相手に連戦などと聞いたら心配になってしまうけど、貴官は艦隊相手に単機で殲滅してしまうパイロットだからなあ、むしろ1隻相手なんて物足りないんじゃあ無いか。』
『物足りないかどうかはわかりませんが、うちの部隊の看板に泥を塗るようなヘマはしないつもりですので、ご安心下さい。』
『隊長、素晴らしいです。どうか宇宙でのお仕事が終わったら、またお話し聞かせて下さいね。』
むじゃきに、ユウキ軍曹が言うと、それに釣られてブリッジに居た全員が男女関係なく。
『自分(私)にも、聞かせて下さい。』
『ああ、自分の話なんかで良ければいくらでも。今回仰せつかった仕事も、ちゃちゃっと1ケ月以内で終わられせて返ってくるから。』
『自分がいない以上、さすがに特命は入らないと思うけど、みんなも十分気を付けて。後方だからって何が起こるかわからないからね、戦争は。まあダグラス閣下がいらっしゃるんだから万に一つもそんな可能性無いけどね。ハハッ、ホント僕って心配症だね、自分でも情けなくなるよ。』
『隊長が情けないなんてとんでも無いです、いつも部下や周りの人のことを気遣って、いつでも誰にでも優しくて、でも戦場では雄々しくて強くて、彼氏にしたいくらい大好きです。』
と、ユウキ軍曹が言った。

えっ、今のもしかして、告白?こういう場合どう答えるのが正解なんだ???経験ないから全然わかんないぞ。
『えっと、ナカザト軍曹、今の話は自分が生きて帰ってきてからね、もちろん前向きに検討させて頂きます。』
たちまち、ブリッジが大変な喧噪につつまれる。
ヒューヒューと指笛が吹き鳴らされるは、ユウキ軍曹の周囲には女の子達が集まって、『良く言った。』とか『おめでとう、良かったね。』とか口々に彼女に声をかけてる。
うわっ、とりあえず返事のチョイスは正しかったぽいけど、メチャメチャ恥ずかしいぞ(-_-;)
ともかく、ダグラス閣下に
『まだデスクワークが残ってますんで、失礼します。』
とだけ断りを入れて逃げるように艦橋を後にすると、自室のデスクに向かって、今日中に処理しなきゃならないものから、片づけ始めた。


2日後ガースキ・ジノビエフ准尉とジェイク・ガンス曹長の昇進の辞令が来て、それぞれ少尉と准尉に昇任した。
相変わらず、感激屋の二人だったが、
『留守はお前たちに任せたぞ。』
と言うと。かなり悲壮感を漂わせて、隊長がお戻りになるまで、自分達が絶対この部隊を守り切ってみせますと宣誓してくれた。
『大丈夫、1ケ月なんてすぐだって。』
と、笑顔で返した。

更に二日後、宇宙に戻る日が来たので、皆に行ってくる旨挨拶に行くと、皆が花向けの言葉や、体に気を付けてなど思い思いの言葉を送ってくれた。

シャトル発射場へ行って、セキュリティーチェックが終わって、小型シャトルに乗り込むと意外と空いていたので、奥の席に陣取って、ベルトを締めたら、壁に体を預けて昼寝の体制に入って。
まあ、たまには怠けてもいいよね。自分に言い聞かせ、やがて夢の国の住人となった。

グラナダに到着してすぐに、キシリア様付の従卒に、IDカードを示し、キシリア様に呼ばれて地球から来た事を告げ、キシリア様のご都合を確認してもらった。
数分後、当の従卒が現れ。
『閣下は、すぐにお会いになるとおおせです。どうぞこちらへ、ご案内致します。』
私は、黙って頷き、彼の後を追った。
そして、キシリア様の執務室に通された。
『弩外道中佐。ただいま参りました。』
一番奥の大きな机の前で、私の敬礼に優雅に答礼されるキシリア様は。
『弩外道中佐、まずそこなる、2人を紹介したい。男性の方が、今回君の母艦の艦長を務めるマット中佐だ。』

『よろしくな、弩外道中佐。マット・オースティン中佐だ、本業は諜報活動だが、今回はインビジブル・ストーカーに戦艦撃沈スコアを思いっきり稼げるようにサポートするよう、キシリア閣下より拝命している。それで、こっちが、』
そう、隣の少女を指さすと、少女が先に一歩前に出て、自己紹介を始めた。

『はじめまして、弩外道中佐殿、ゲラート・シャルロッテ中尉であります。今回私はザクⅡにて中佐殿のアシストを務めさせて頂きます。』
『具体的には、中佐どのが戦艦攻撃なさる際に、護衛のMS・MAの足止めを引き受けさせて頂きます。』
『弩外道中佐です。こちらこそ、よろしくお願いします。マット中佐、シャルロッテ中尉。』
『よし、自己紹介が済んだようだな。到着早々さっそくで、悪いがルナ2に奇襲に出て、少し派手目な戦果をあげてくれ。具体的な段取りはマット中佐に聞きたまえ。』
『何か、質問はあるか。』
『いえ、何もありません。』
『うむ、お前は話が早くて助かる。よし、出撃せよ。』
『はっ!』
三人キレイに敬礼が揃った。
そのまま、失礼しますと退室するとポートの方へ歩きだした二人に遅れないよう、ついて行った。
『どうだい、なかなかいかしたした船だろう。』
マット中佐が、示した方向には最新型巡洋艦ザンジバル級が停泊していた。

『中佐殿には、ドムの宇宙タイプ、リックドムを用意させて頂きました。』
『当然ドムとは、操縦系が全く違いますから、マニュアルに目を通したら、艦内のシュミレーターで感覚を掴んで下さい。』
『君は、ザクⅡに乗ると言っていたね、シャルロッテ中尉。良いのかい、よそものの僕が最新型を使っても。』
『もちろんです、実は私中佐殿ファンなんです。だから今から、中佐殿の戦いが生で見られる興奮でどうにかなりそうです。』
と、言って彼女は少し恥じらう素振りを見せた。
『それじゃあ、俺が艦内を案内するより、シャルロッテの方が適任だろう。中尉、弩外道中佐の案内を頼む。』
『了解しました。中佐殿は何処を御覧になりたいですか?』
『とりあえず、艦長と一緒に艦橋に上がって、メインクルーに挨拶したいかな。』
『それから、僕が使わせて貰える部屋と、あとは、リックドムにご対面した後、シュミレーターの場所と使用許可の取り方も教えて貰えば助かる。』
『あと、艦内にカフェがあったら、そこにも案内して欲しい。前の艦では、昼食休憩の余った時間はカフェで紅茶を飲む事にしてたんだ。』
『中佐どのも、紅茶お好きなんですね。私この船では、少数派なんですけど、頼もしい同士が見つかって嬉しいです。』
『シャルロッテ中尉も?これは、配属早々仲間できて嬉しいよ。』
シャルロッテ中尉は手際良く、僕が頼んだ場所に案内してくれた上にみんなに僕を紹介してくれた。
どうやら、歓迎されているらしい事が分かって、ほっと一息ついた。

翌日、作戦会議室に集まって、ルナ2強襲作戦の詳細を聞かされた。
まず、かなり距離はあるけれど、ザンジバルはメインポートに比較的近い小惑星の裏側に隠れて、しかし、連邦のメインポートの方向へ、ミノフスキー粒子をバラまいて敵のレーダーはもとより、通信妨害も可能なレベルまで、濃度が上がるようにミノフスキー粒子の大判振る舞いで散布するそうだ。
そして、毎時0分、15分、30分、45分にサラミスがメインポートからMSを伴って、ルナ2外周の定時偵察に出るそうだ。
私とシャルロッテ中尉が仕掛けるのは、0分の外周偵察艦、これを5分以内に落とせれば、毎時10分にメインポートから出撃する戦艦6隻からなる中距離偵察の為の小艦隊が護衛を発進させずに、二列の縦列陣でノコノコ現れた所をリックドムで叩けば、元々縦列陣は、進軍には向いているかもしれないが、防御陣形の体を成していないから、側方に回り込んでしまえば、攻撃側のやりたい放題だ。
ひとつだけ、疑問に思ってマット中佐に尋ねた。
『マット中佐、でもいいのかい?こんな重要な弱点調べるには相当な苦労をしただろうに、トンビが油揚げじゃないけど、俺なんかがおいしい所を貰っちゃってさ?』
『全然かまわんさ、我々は諜報部隊だっていっただろう、一番腕の立つシャルロッテもMSはなんとかなるんだが、戦艦が出てきたら、こっちが必死で逃げる算段だからねえ。』
『せっかく、最強の戦艦キラー、インビジブル・パーサカーが俺たちの仇を取ってくれるのを、特等席で観覧できるんだぜ、派手に連邦軍の艦隊にかましてくれよ。』
『そういう事なら、遠慮なく、ご好意に甘えるよ、俺の打ち上げ花火まであと、3時間か、みんな楽しみにしていてくれな!』

などと、啖呵きっちゃったけど、大丈夫だろうなあ、俺。
リックドムの操縦席に入って、そんなこんなで不安になってきたけど、
ここまで、勝利のお膳立てして貰って、しょぼい戦果じゃマット中佐に合わせる顔が無い(-_-;)
まあ、どっちみち上手く行くときは、上手く行くし、ダメな時はダメだろう、精いっぱい後悔しないように、いつも通りやるしか無い。
ブリッジを呼び出すと、見覚えのある若い女子のオペレーターが出て、
『定刻です。弩外道中佐、シャルロッテ中尉発進してください。』
『了解、弩外道中佐、リックドム出る。』
するとカタパルトが猛烈に加速し始め、ルナ2のメインポート目掛けて発進した。
シャルロッテ中尉のザクⅡもしっかり付いてきているようだ。


まず、偵察艦の前衛のジム2機を叩き潰した。


残る、MSはシャルロッテ中尉に任せて、俺はブースターで、大ジャンプ。
やったね、偵察艦の舷側に取付けた。


敵兵器から死角になる位置に移動して、ヒートサーベルを振り回して忽ちサラミスは、ついに轟沈した。


予定通り、シャルロッテ中尉は、敵MSを危なげなく抑え込んでるようなので、私も手筈通りメインポート直線上に陣取って食べごろの小戦艦隊を待ってたら。
来たよ、来たよ、ほんとに鴨がネギしょってやって来た。
敵艦隊の規模はマゼラン級戦艦3隻サラミス級3隻合計6隻だ、マット中佐の言う通りだ、いやもうこれは予言レベルだな。

まずは、先頭のマゼラン級戦艦にジャイアントバズーカ命中。
連射で、こののちサクッと撃沈。

サラミス級巡洋艦にジャイアントバズーカの軌跡が貫く!

サラミス級巡洋艦にとどめの一撃を。

今度は、マゼラン級戦艦に留めを掛ける。

小艦隊。5隻目のターゲットはサラミス級巡洋艦だがもはや弩外道の敵では無い。

艦隊6隻目、あと1隻だけ残るマゼラン級に接近、そして戦艦撃沈!で敵はいなくなった。
私は、ルナ2地表に向けて任務完了撤退の信号弾を撃った。
シャルロッテ中尉もすぐに気づいてくれたようだ、二人で並走してザンジバルに帰投する。
渡したちが格納庫に到着したら、みんなの歓迎ぶりが凄まじかった。
第一、皆ここにきてるような気がするんですが?これって気のせい!?
マット艦長が人垣をかき分けて、私の傍らまで来ると、ぺシペシ平手で背中を叩き出した。
どうやら、これは相手に良くやったと褒めたたえるジェスチャーらしいのだけど痛いよ(´;ω;`)ウゥゥ
『さすが、インビジブル・パーサカー。失礼だけどまさかあんなに1艦隊があっさり消えちまうなんて、まるで手品見てるようだった。』
『だが、お前さんにはクルー全員が感謝してる。よくぞ、俺たちの仇を取ってくれた。礼を言うぜ。』
『いやいや、こちらこそありがとうだよ。あそこまで敵のタイムスケジュールを把握していてくれたんだんから、これでこのくらいの戦果は当然だよ。ありがとう。』
『そういえば、シャルロッテは大丈夫かい?無理をさせてしまってごめんね。』
私が彼女を気遣うと。
『いえいえ全然大丈夫です。むしろ特等席で中佐殿の戦艦殲滅ショーが見れたんですから。気分は最高です。』
『えーとですね、これから中佐殿の事師匠って呼んでいいですか?今日の戦闘の記録全部撮影してあるんです。これはキシリア閣下のご命令でもあるんですが。私これ見て、中佐殿に少しでも近づいて、単機で戦艦撃沈できるように頑張ります。』
『えと、僕なんかが師匠でいいの、シャア少佐の方が汎用性が高いけど。』
『いえ、私は中佐殿のような戦士になりたいんです。お願いします。』
『了解、シャルロッテ中尉は僕の弟子1号だね。』
それを聞きつけて、みんなが騒然となる。
『やったじゃん、弩外道中佐殿の一番弟子だって、これは頑張らなきゃまずいでしょ。』
『そうそう、責任重大だよ。』
皆、騒がしく、なんかMS特務遊撃隊と同じ感じがして癒されるなあ。
さて、頭がしゃんとしてる内に戦闘経過書、戦果報告書を作らなくちゃ。
私は、マット艦長にそう断って、自室のデスクに向かって作業を始めた。

弩外道中佐の戦果
マゼラン級戦艦3隻撃沈
サラミス級巡洋艦4隻撃沈
ジム:ビームスプレーガン2機撃破

シャルロッテ中尉の戦果
ジム:ビームスプレーガン1機
ボール:2機

いよいよ次回は宇宙復帰編第2弾です。
お楽しみに~♪

『あなたの故郷がいつでもあなたを温かく迎えてくれますように~♪』