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ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第七話

2020-04-12 | ゲーム
ガンダムの1年戦争とグリプス戦役を多くのガンダムゲームを共有プレイして弩外道視点で物語たりたい。第七話なのです。
第七話のプレイ日記の部分に使用したソフトは、【機動戦士ガンダム連邦vsジオンDX】です。




ここから第7話です。
キシリア様から、秘匿通信が入った。
私は、身支度を素早く整えヴィジホンのある艦橋へ走った。
『お待たせして申し訳ありません。弩外道中佐ただいま参りました。』
『うむ、楽にしてよい。』
『要件は3件ある。』
『1件目は貴官の部下2名の昇進の件だが、これは既に通った、正式な辞令は2~3日中に届くであろう。』
『ありがとうございます。』
『要件の2件目は、貴官をそろそろ大佐にしてやろうと思ってな。』
『地球にいては、せいぜい今回のように部下を昇進させるために、戦場を用意し、作戦案を通すために自らビッグトレーを撃沈するなどのような事でもなければ、戦艦撃沈の戦果をあげるのは難しかろう。』
『恐れいります。』
『たしかに、貴官は戦艦キラーとして対戦艦戦の敵性があるし、戦果も戦艦であれば当然大きく評価される。』
『そこで、貴官に宇宙へ短期間一旦戻ってもらって、思う存分連邦の戦艦狩りをしてもらおうと思ってな。』
『母艦やMSは、こちらで用意するから心配はいらない。4日後にグラナダ行きのシャトルがオデッサからあがるから、それに乗ってくると良い。』
『それと、部下は宇宙戦闘に慣れたものをこちらで用意するから、一人でくるのだ。』
『了解致しましたが、目的はいったいなんでしょう。』
『目的の一つは貴官の功績を昇格に十分なだけ積み上げてもらうことだ。』
『あと、貴官の戦闘の様子をカメラークルーに撮影させて、内向けのプロパガンダに使わせてもらおうと思ってな。』
『貴官の奮戦ぶりをメディアを通じて流せば、国民の良いガス抜きになろう、ああ言っておくが今回はインタビュー等の貴官の嫌がる仕事はいれないから安心すると良い。』
『お心遣い、感謝致します。』
『さて、最後の要件だが、新型MAの試作完成型、まあプロトタイプだな。これが結構な種類完成したので、敵MS・MA相手に実戦テストを行って性能評価を頼みたい。』
『まあ、これは2件目の要件完了後で、かまわない。私が貴官の戦果が十分と判断すれば、母艦の方に連絡をいれるので、そうしたらグラナダの私の所へ出頭せよ。』
『以上だ、何か質問や要望はあるか?』
『畏れながら申し上げます。前回の作戦について、部下を昇進させる事のみ考えておりましたので、作戦の大儀名分が立つようにとだけ考えておりました所、わざわざヨーロッパまで遠征した消費資材を補充するには、戦果が少な過ぎたようで補給担当に負担を掛けてしまっているようです、一部だけでも結構ですからキシリア様の方から兵站担当部署の方へお声がけ願えないかと、あつかましいのは、重々承知致しておりますが、これも私の企んだ事ですので、なんとかお願いできないでしょうか。』
『あい、わかった。兵站部門の方へは私が一声かけておこう。しかし、貴官は良くも悪くも本当に良い人なのだな。敵を前にしては、悪鬼羅刹のように戦う貴官からは想像もできんな。まあ、良い。私が貴官に求めるのは貴官の人間性ではない、まさしく敵を前にして悪鬼羅刹のごとく戦う貴官こそが必要なのだから。』
『他に何かあるか。』
『いえ、これで全てです。』
『そうか。』
の応えと共にヴィジホンの画面がブラックアウトした。
ふうーと大きく吐き出すと、思わず額の冷や汗をぬぐった。
『さすがに、今回はきつかったなあ。』
独り言のつもりだったのだけれど、ブリッジにいた全員が私の方を向いた。
皆もヴィジホンがつながっている間は緊張していたらしい。
艦長席に座る、ダグラス閣下が沈黙を破って、皆に聞こえるようにことさら明るい声で話しかけてくれた。
『いやあ、良かったじゃあ無いか、これでいよいよ弩外道大佐の誕生だな。まあ、普通の相手なら敵戦艦相手に連戦などと聞いたら心配になってしまうけど、貴官は艦隊相手に単機で殲滅してしまうパイロットだからなあ、むしろ1隻相手なんて物足りないんじゃあ無いか。』
『物足りないかどうかはわかりませんが、うちの部隊の看板に泥を塗るようなヘマはしないつもりですので、ご安心下さい。』
『隊長、素晴らしいです。どうか宇宙でのお仕事が終わったら、またお話し聞かせて下さいね。』
むじゃきに、ユウキ軍曹が言うと、それに釣られてブリッジに居た全員が男女関係なく。
『自分(私)にも、聞かせて下さい。』
『ああ、自分の話なんかで良ければいくらでも。今回仰せつかった仕事も、ちゃちゃっと1ケ月以内で終わられせて返ってくるから。』
『自分がいない以上、さすがに特命は入らないと思うけど、みんなも十分気を付けて。後方だからって何が起こるかわからないからね、戦争は。まあダグラス閣下がいらっしゃるんだから万に一つもそんな可能性無いけどね。ハハッ、ホント僕って心配症だね、自分でも情けなくなるよ。』
『隊長が情けないなんてとんでも無いです、いつも部下や周りの人のことを気遣って、いつでも誰にでも優しくて、でも戦場では雄々しくて強くて、彼氏にしたいくらい大好きです。』
と、ユウキ軍曹が言った。

えっ、今のもしかして、告白?こういう場合どう答えるのが正解なんだ???経験ないから全然わかんないぞ。
『えっと、ナカザト軍曹、今の話は自分が生きて帰ってきてからね、もちろん前向きに検討させて頂きます。』
たちまち、ブリッジが大変な喧噪につつまれる。
ヒューヒューと指笛が吹き鳴らされるは、ユウキ軍曹の周囲には女の子達が集まって、『良く言った。』とか『おめでとう、良かったね。』とか口々に彼女に声をかけてる。
うわっ、とりあえず返事のチョイスは正しかったぽいけど、メチャメチャ恥ずかしいぞ(-_-;)
ともかく、ダグラス閣下に
『まだデスクワークが残ってますんで、失礼します。』
とだけ断りを入れて逃げるように艦橋を後にすると、自室のデスクに向かって、今日中に処理しなきゃならないものから、片づけ始めた。


2日後ガースキ・ジノビエフ准尉とジェイク・ガンス曹長の昇進の辞令が来て、それぞれ少尉と准尉に昇任した。
相変わらず、感激屋の二人だったが、
『留守はお前たちに任せたぞ。』
と言うと。かなり悲壮感を漂わせて、隊長がお戻りになるまで、自分達が絶対この部隊を守り切ってみせますと宣誓してくれた。
『大丈夫、1ケ月なんてすぐだって。』
と、笑顔で返した。

更に二日後、宇宙に戻る日が来たので、皆に行ってくる旨挨拶に行くと、皆が花向けの言葉や、体に気を付けてなど思い思いの言葉を送ってくれた。

シャトル発射場へ行って、セキュリティーチェックが終わって、小型シャトルに乗り込むと意外と空いていたので、奥の席に陣取って、ベルトを締めたら、壁に体を預けて昼寝の体制に入って。
まあ、たまには怠けてもいいよね。自分に言い聞かせ、やがて夢の国の住人となった。

グラナダに到着してすぐに、キシリア様付の従卒に、IDカードを示し、キシリア様に呼ばれて地球から来た事を告げ、キシリア様のご都合を確認してもらった。
数分後、当の従卒が現れ。
『閣下は、すぐにお会いになるとおおせです。どうぞこちらへ、ご案内致します。』
私は、黙って頷き、彼の後を追った。
そして、キシリア様の執務室に通された。
『弩外道中佐。ただいま参りました。』
一番奥の大きな机の前で、私の敬礼に優雅に答礼されるキシリア様は。
『弩外道中佐、まずそこなる、2人を紹介したい。男性の方が、今回君の母艦の艦長を務めるマット中佐だ。』

『よろしくな、弩外道中佐。マット・オースティン中佐だ、本業は諜報活動だが、今回はインビジブル・ストーカーに戦艦撃沈スコアを思いっきり稼げるようにサポートするよう、キシリア閣下より拝命している。それで、こっちが、』
そう、隣の少女を指さすと、少女が先に一歩前に出て、自己紹介を始めた。

『はじめまして、弩外道中佐殿、ゲラート・シャルロッテ中尉であります。今回私はザクⅡにて中佐殿のアシストを務めさせて頂きます。』
『具体的には、中佐どのが戦艦攻撃なさる際に、護衛のMS・MAの足止めを引き受けさせて頂きます。』
『弩外道中佐です。こちらこそ、よろしくお願いします。マット中佐、シャルロッテ中尉。』
『よし、自己紹介が済んだようだな。到着早々さっそくで、悪いがルナ2に奇襲に出て、少し派手目な戦果をあげてくれ。具体的な段取りはマット中佐に聞きたまえ。』
『何か、質問はあるか。』
『いえ、何もありません。』
『うむ、お前は話が早くて助かる。よし、出撃せよ。』
『はっ!』
三人キレイに敬礼が揃った。
そのまま、失礼しますと退室するとポートの方へ歩きだした二人に遅れないよう、ついて行った。
『どうだい、なかなかいかしたした船だろう。』
マット中佐が、示した方向には最新型巡洋艦ザンジバル級が停泊していた。

『中佐殿には、ドムの宇宙タイプ、リックドムを用意させて頂きました。』
『当然ドムとは、操縦系が全く違いますから、マニュアルに目を通したら、艦内のシュミレーターで感覚を掴んで下さい。』
『君は、ザクⅡに乗ると言っていたね、シャルロッテ中尉。良いのかい、よそものの僕が最新型を使っても。』
『もちろんです、実は私中佐殿ファンなんです。だから今から、中佐殿の戦いが生で見られる興奮でどうにかなりそうです。』
と、言って彼女は少し恥じらう素振りを見せた。
『それじゃあ、俺が艦内を案内するより、シャルロッテの方が適任だろう。中尉、弩外道中佐の案内を頼む。』
『了解しました。中佐殿は何処を御覧になりたいですか?』
『とりあえず、艦長と一緒に艦橋に上がって、メインクルーに挨拶したいかな。』
『それから、僕が使わせて貰える部屋と、あとは、リックドムにご対面した後、シュミレーターの場所と使用許可の取り方も教えて貰えば助かる。』
『あと、艦内にカフェがあったら、そこにも案内して欲しい。前の艦では、昼食休憩の余った時間はカフェで紅茶を飲む事にしてたんだ。』
『中佐どのも、紅茶お好きなんですね。私この船では、少数派なんですけど、頼もしい同士が見つかって嬉しいです。』
『シャルロッテ中尉も?これは、配属早々仲間できて嬉しいよ。』
シャルロッテ中尉は手際良く、僕が頼んだ場所に案内してくれた上にみんなに僕を紹介してくれた。
どうやら、歓迎されているらしい事が分かって、ほっと一息ついた。

翌日、作戦会議室に集まって、ルナ2強襲作戦の詳細を聞かされた。
まず、かなり距離はあるけれど、ザンジバルはメインポートに比較的近い小惑星の裏側に隠れて、しかし、連邦のメインポートの方向へ、ミノフスキー粒子をバラまいて敵のレーダーはもとより、通信妨害も可能なレベルまで、濃度が上がるようにミノフスキー粒子の大判振る舞いで散布するそうだ。
そして、毎時0分、15分、30分、45分にサラミスがメインポートからMSを伴って、ルナ2外周の定時偵察に出るそうだ。
私とシャルロッテ中尉が仕掛けるのは、0分の外周偵察艦、これを5分以内に落とせれば、毎時10分にメインポートから出撃する戦艦6隻からなる中距離偵察の為の小艦隊が護衛を発進させずに、二列の縦列陣でノコノコ現れた所をリックドムで叩けば、元々縦列陣は、進軍には向いているかもしれないが、防御陣形の体を成していないから、側方に回り込んでしまえば、攻撃側のやりたい放題だ。
ひとつだけ、疑問に思ってマット中佐に尋ねた。
『マット中佐、でもいいのかい?こんな重要な弱点調べるには相当な苦労をしただろうに、トンビが油揚げじゃないけど、俺なんかがおいしい所を貰っちゃってさ?』
『全然かまわんさ、我々は諜報部隊だっていっただろう、一番腕の立つシャルロッテもMSはなんとかなるんだが、戦艦が出てきたら、こっちが必死で逃げる算段だからねえ。』
『せっかく、最強の戦艦キラー、インビジブル・パーサカーが俺たちの仇を取ってくれるのを、特等席で観覧できるんだぜ、派手に連邦軍の艦隊にかましてくれよ。』
『そういう事なら、遠慮なく、ご好意に甘えるよ、俺の打ち上げ花火まであと、3時間か、みんな楽しみにしていてくれな!』

などと、啖呵きっちゃったけど、大丈夫だろうなあ、俺。
リックドムの操縦席に入って、そんなこんなで不安になってきたけど、
ここまで、勝利のお膳立てして貰って、しょぼい戦果じゃマット中佐に合わせる顔が無い(-_-;)
まあ、どっちみち上手く行くときは、上手く行くし、ダメな時はダメだろう、精いっぱい後悔しないように、いつも通りやるしか無い。
ブリッジを呼び出すと、見覚えのある若い女子のオペレーターが出て、
『定刻です。弩外道中佐、シャルロッテ中尉発進してください。』
『了解、弩外道中佐、リックドム出る。』
するとカタパルトが猛烈に加速し始め、ルナ2のメインポート目掛けて発進した。
シャルロッテ中尉のザクⅡもしっかり付いてきているようだ。


まず、偵察艦の前衛のジム2機を叩き潰した。


残る、MSはシャルロッテ中尉に任せて、俺はブースターで、大ジャンプ。
やったね、偵察艦の舷側に取付けた。


敵兵器から死角になる位置に移動して、ヒートサーベルを振り回して忽ちサラミスは、ついに轟沈した。


予定通り、シャルロッテ中尉は、敵MSを危なげなく抑え込んでるようなので、私も手筈通りメインポート直線上に陣取って食べごろの小戦艦隊を待ってたら。
来たよ、来たよ、ほんとに鴨がネギしょってやって来た。
敵艦隊の規模はマゼラン級戦艦3隻サラミス級3隻合計6隻だ、マット中佐の言う通りだ、いやもうこれは予言レベルだな。

まずは、先頭のマゼラン級戦艦にジャイアントバズーカ命中。
連射で、こののちサクッと撃沈。

サラミス級巡洋艦にジャイアントバズーカの軌跡が貫く!

サラミス級巡洋艦にとどめの一撃を。

今度は、マゼラン級戦艦に留めを掛ける。

小艦隊。5隻目のターゲットはサラミス級巡洋艦だがもはや弩外道の敵では無い。

艦隊6隻目、あと1隻だけ残るマゼラン級に接近、そして戦艦撃沈!で敵はいなくなった。
私は、ルナ2地表に向けて任務完了撤退の信号弾を撃った。
シャルロッテ中尉もすぐに気づいてくれたようだ、二人で並走してザンジバルに帰投する。
渡したちが格納庫に到着したら、みんなの歓迎ぶりが凄まじかった。
第一、皆ここにきてるような気がするんですが?これって気のせい!?
マット艦長が人垣をかき分けて、私の傍らまで来ると、ぺシペシ平手で背中を叩き出した。
どうやら、これは相手に良くやったと褒めたたえるジェスチャーらしいのだけど痛いよ(´;ω;`)ウゥゥ
『さすが、インビジブル・パーサカー。失礼だけどまさかあんなに1艦隊があっさり消えちまうなんて、まるで手品見てるようだった。』
『だが、お前さんにはクルー全員が感謝してる。よくぞ、俺たちの仇を取ってくれた。礼を言うぜ。』
『いやいや、こちらこそありがとうだよ。あそこまで敵のタイムスケジュールを把握していてくれたんだんから、これでこのくらいの戦果は当然だよ。ありがとう。』
『そういえば、シャルロッテは大丈夫かい?無理をさせてしまってごめんね。』
私が彼女を気遣うと。
『いえいえ全然大丈夫です。むしろ特等席で中佐殿の戦艦殲滅ショーが見れたんですから。気分は最高です。』
『えーとですね、これから中佐殿の事師匠って呼んでいいですか?今日の戦闘の記録全部撮影してあるんです。これはキシリア閣下のご命令でもあるんですが。私これ見て、中佐殿に少しでも近づいて、単機で戦艦撃沈できるように頑張ります。』
『えと、僕なんかが師匠でいいの、シャア少佐の方が汎用性が高いけど。』
『いえ、私は中佐殿のような戦士になりたいんです。お願いします。』
『了解、シャルロッテ中尉は僕の弟子1号だね。』
それを聞きつけて、みんなが騒然となる。
『やったじゃん、弩外道中佐殿の一番弟子だって、これは頑張らなきゃまずいでしょ。』
『そうそう、責任重大だよ。』
皆、騒がしく、なんかMS特務遊撃隊と同じ感じがして癒されるなあ。
さて、頭がしゃんとしてる内に戦闘経過書、戦果報告書を作らなくちゃ。
私は、マット艦長にそう断って、自室のデスクに向かって作業を始めた。

弩外道中佐の戦果
マゼラン級戦艦3隻撃沈
サラミス級巡洋艦4隻撃沈
ジム:ビームスプレーガン2機撃破

シャルロッテ中尉の戦果
ジム:ビームスプレーガン1機
ボール:2機

いよいよ次回は宇宙復帰編第2弾です。
お楽しみに~♪

『あなたの故郷がいつでもあなたを温かく迎えてくれますように~♪』
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